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平成15年度第1回議事録(平成15年4月16日) 文化財審議会 議事録|浦安市公式サイト

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(1)

平成15年度 第1回浦安市文化財審議会開催結果報告

1 開催日時   平成15年4月16日(水) 10:00∼13:30

2 開催場所   浦安市郷土博物館 集会室

3 出 席 者

 (委 員)泉澤委員長,相馬副委員長,西脇委員,吉野委員,丸山委員, 岩下委員,宇田川委員( 午後は退席)

 (事務局)村井教育長,佐久間生涯学習部長,山田生涯学習次長(挨拶のみで退席), 河野館長,高梨主査,林主任学芸員(記)

(傍聴人)1名

4 内  容

1.委員長あいさつ 2.教育委員会あいさつ 3.議事

( 1) 報告事項

①平成14年度事業報告および平成15年度事業計画について

②平成15年度郷土博物館年間計画について

( 2) 協議事項

<史跡表示板の原稿確認>     ①大松

    ②蒸気河岸   ③猫実の庚申様   ④浄行堂

    ⑤宝篋印塔

( 3) 企画展「30年前の漁師町浦安−写真家小泉定弘の記録−」の見学

(2)

5 会議経過

会議に先立ち、4月の人事異動に伴い、博物館の全職員の紹介が館長により行われた。 その後、泉澤委員長,村井教育長の挨拶が行われ、議事に入った。

( 1 ) 報告事項

 ①平成14年度事業報告および平成15年度事業計画について

   河野館長より、文化財審議会の昨年度の事業報告と、今年度の事業計画についての 説明が行われた。

  ( 質疑応答)

   委 員 :  今年度の文化財審議会会議日程についてであるが、いつどのような 形で委員に周知されたのか?

水曜日の午後2時からは、他の仕事が入っており、この予定で開催 されるとなると、第3,5,6回の会議には参加することができなく なるが、これは決定ということなのか?

   事務局 :  これは、今回初めて提出したもので、あくまで「予定」ということ で、再提案する。

   委員長 :  時間については、今後その都度各委員の都合を聞きながら,調整し ていく。

②平成15年度郷土博物館年間計画について

河野館長より、平成15年度博物館カレンダーにて、今年度の行事予定が説明された。  また、あわせて14年度の博物館の利用統計についての報告が行われた(資料 ②)。

( 2 ) 協議事項  <史跡表示板の原稿確認>

はじめに、担当の林より、史跡表示板製作についての全体的な説明を行った。 ( 説明内容)

・ 今年度製作する史跡表示板について

現在、市内に47カ所設置されているが、そのうち撤去されてしまったものや 老朽化により作り直す必要があるもの、また新規に製作するものについて、14 箇所があがっており、今年度中に製作する。

・ 製作時期について

全14カ所を一時期に設置するのではなく、半数( 7カ所) ずつ2回にわけて、 工事を発注する予定。

文化財審議会の会議において、すべての原稿確認を行った後に発注となると、 年度末の工事になってしまうため、2回に分けての契約にする予定である。 原稿確認いただいた初めの7ケ所については、8∼9月ごろに設置工事が完了す る予定で、今後進めていく。

(3)

( 質疑応答)

   委 員 : 今年度製作するリストにあげられている「まちあわせのぼんぎ」につ いては、平成 2 年度に製作した新しいものであるが、老朽化が進んでい るというのは、何か特別な原因があるのか?

事務局 : 前任者からの引継ぎできいているだけなので、詳しい原因はわからな い。今回製作する契約を結ぶ際に、現在の表示板の状態をみてもらい, 老朽化の原因や耐久年数などについての専門的な情報を提供してもらい ながら、どのようなものを製作するのか、仕様を煮詰めていきたいと考 えている。

委 員 : 市内のどこに史跡表示板があるのか、全体を示すような手段を講じる 必要があるのではないか?現在の文化財マップで表示されているのは、 26ケ所のみとなっている。

例えば、新浦安駅前の浦安の地図でも、宇田川家住宅や大塚家住宅は 地図上に記載されているが、清瀧神社やフラワー通りは記されていない という半端なものになっているようだ。市役所の担当部署の違いからく るのであろうが、連携を深めて、市全体で文化財を紹介していくような 努力をしてほしい。

事務局 : 今後、課題として検討していきたい。

①大松

○ 13 行目の表現「痛み」について

事務局 : 13行目「痛めつけられ」いう言い回しを「いたみが進み」という言 い方に変更したい。「痛む」という漢字は、人間など感情をもったもの 表現であって、木のいたみということであれば「傷み」という字を使う のが正しい。ただし、「傷み」という字を使ってルビをふるよりは、「い たみ」と平仮名で表記したい。

   委 員 :  「痛めつけられ」という表現だと、「住民が痛めつけた」という印象 なので、「いたみが進み」の表記の方が適切である。

         

  ○ 地図上のマークについて

委 員 : 前回の審議会ででていたが、地図のなかのマークを「寺は卍」「神社 は鳥居」のマークにする。

   委員全員了承  ⇒  原稿確定

(4)

②蒸気河岸

○ 写真の差し替えについて

事務局 :  昭和初期の蒸気河岸が写っている写真がでてきたので、こちらに 差し替えたい。もとは、絵葉書になっていたものを複写したもので あるが、オリジナルの葉書は博物館では所蔵しておらず、不明であ る。しかし、すでに50年以上経過しているものであるため、著作 権法で問題が生じる可能性もおそらく無いので、この写真を使用し たい。

前回、提案していた写真は、蒸気河岸周辺の写真ではあるが、写 っているのは通船ではなく番船なので、誤解されていまう恐れがある。    委 員 :  写真に「釣船宿 東京通船浦安発着所」という文字がかろうじて読

めるので、キャプションにその説明を加えたい。

   事務局 :  「東京通船浦安発着所に停泊する通船 昭和初期」というキャプシ ョンをいれる。

→ 委員全員了承

○ 3行目 「年」の重複

事務局 :  明治十年(一八七七)年 と「年」が二つ重なっているので、後の

「年」はとる。

○ 7行目 年号の表記について

委 員 : 東京通船株式会社(昭和三年に東京通運株式会社と改称)の部分。()      の中ではあるが、西暦を入れること。

○ 8行目 句読点の位置の変更

委 員 : 「(昭和三年に東京通運株式会社と改称)の定期船、が深川高橋から 浦安を経由し、行徳までを航行した。」

→ 訂正

「(昭和三年に東京通運株式会社と改称)の定期船が、深川高橋から

浦安を経由し(、をトル)行徳までを航行した。

(5)

→ 委員全員了承

○ 17行目 「定期船」

委 員 : 「この定期船が利用されていました」という文章の前に、浦安の人が 通称「通船」とよんでいた、という説明があるので、ここの表現も「定

期船」ではなく、「通船」にした方がよいのではないか。

   委 員 :  一般的な言い方としての「定期船」と、浦安の人の通称の「通船」 とを、文章上はっきり区別したほうがよいので、ここはこのまま「定 期船」としたほうが適切ではないか。

委 員 :  了承。

→ 「定期船」のままで、委員全員了承

○ 最後の行 「通船」

 委 員 : さきほどと同じ考え方で、最後の「通船」という言い方は「定期船」 に変えたほうがよい。

 → 「通船」を「定期船」に変更することで、委員全員了承

 ③猫実の庚申塔

○ 指定文化財についての表記

事務局  : 市や県の指定文化財になっているものについては、そのことをタイ トル脇に表記したいと考えている。

→ 委員全員了承

○ 15行目 「夜を寝ずに」

丸山委員 : 「夜を寝ずに」という表現を「夜通し」に変えたほうが良いので はないか。

 → 委員全員了承

○ 17行目 「庚申の祭礼」

事務局  : 「毎月二十五日に庚申の祭礼を行い」という表現だと、25日が 庚申の日と理解されてしまう恐れがある。もともと、庚申の日に行って

いた祭礼が次第に25日に定着していったということなので、誤解が

生じないように「庚申の祭礼が毎月二十五日に行われており」と書き換えたい。

→ 委員全員了承

○ 19行目 「宝城院や花蔵院にも...」

委 員 : 宝城院や花蔵院では、祭礼なども行っておらず、信仰の程度がぜん ぜん違う。ここに記載すると、誤解を招いてしまうのではないだろ うか。

事務局 : 宝城院の庚申塔は、県の指定文化財になっているので、そちらも

(6)

みて欲しい、また富士塚などにも代表されるように、当代島・猫実・ 堀江それぞれに文化財が残っているので、それらを少しでも理解して もらいたいという気持ちがあり、ここに入れたかった。

         しかし、確かに前の文章との続きで読むと、それぞれの庚申塔で祭 礼が行われているように取られかねない。

やはり、ここは削除して、前回提案していた文章「この塔がある境 内は常に清められており....」に戻したほうがよいだろうか?

 ただ、信仰対象のものが綺麗に手入れされ、清掃されているのは当 たり前のことなので、あえてここで説明する必要があるのかどうかも、 疑問に思う。

  委 員 :   この塔を管理して、清掃して下さっている方々の励みにもなると思 う。ここは、地元の方々の意見をお聞きしたいがいかがか?

  委 員 :   「猫実の庚申様」といえばここ、というように地名として使われる         ほど地域に密着しているので、「現在も猫実の庚申様として親しまれ

ている」という文章は、そのまま生かした方がいいのではないか。  委 員 :  しかし、事務局側の他所も紹介したいという気持ちもわかるので、も

しスペース的に余裕があれば、本文とは違う表記の方法で、宝城院と花 蔵院の紹介も掲載するのがよい。また、宝城院の庚申塔が県指定文化財 なのであれば、そのことも明記したほうがよいだろう。

  → このことについては、業者に文面のレイアウトをしてもらい、スペース的に可 能であれば、入れる。無理ならば、削除する、ということで、委員全員了承し た。

④浄行堂

○ ()内の句読点の表記について

事務局 :  ()内の句読点の表記について、「、」がつく文章には最後に必ず「。」 をいれなければならない、という原則が国語教諭の意見としてでたので、 そのように改めたい。また、四菩薩については、菩薩の名前の並列なの で、「、」を「・」に換えたい。

委 員 :  それについては、新聞などをみたが、()内に「。」がついているよう なこともないようなので、必要ないのではないか。

委 員 :  ()内に「。」がつくと、うるさいので、つけずにいくのがいいだろう

(7)

○ 12行目 「四菩薩の一つで」

  教育長 :  仏様を数えるのに、「一つ」というのはおかしい。「一菩薩」と訂正す べきであろう。

  委 員 : 「四菩薩のうちの一菩薩で」という言い方に変更する。    → 委員全員了承

○ 14行目 「霊験」

教育長  : ルビが「れいけん」になっているが、「れいげん」の間違いである。  → 委員全員了承

○ 最後の行 「修復されたものである」

委 員 :  お堂は、修復されたのか。あるいは、建て替えられたのか。

       その前の文章に「本堂と賛同の修復」とあり、「修復」という語句が 二重になっているので、もし部分的な手直しということであれば、「改築」 という言葉もあし、建て替えならば「建て替えられたものです」と直し たほうがよい。

 → 正福寺に確認して、事務局で文章を直すということで、委員全員了承

○ 写真について

事務局 :  改築前の写真について、正福寺に問い合わせてもないとのことで、       現在のところ見つかっていない。どのようにしたらよいか。

委 員 :  お堂の写真がないのであれば、日心上人の肖像画や像の写真を入れて はどうか。

 委員長 :  そのようなものはなかったと思う。

 委 員 :  写真がないものについては、無理に入れなくてもよいのではないか。  委 員 :  現在のお堂の写真を入れる意味はないので、写真がないタイプの表示

板があっても、それはそれでよいであろう。

委員長 : もう一度、住職などに写真がないか問い合わせてみて、どうして もない場合については、写真のないものを製作する。          → 委員全員了承

⑤ 宝篋印塔

○ 写真の差し替えについて

 事務局 : 「宝篋印塔」という名称の由来は、「宝篋印陀羅尼」経をおさめること からきているので、その特徴をあらわすためにも、宝篋印陀羅尼経が刻 まれている銅版の写真にしたい。また、それに伴い文章を一部手直しし ていることを説明。

  → 委員全員了承

(8)

○ 5行目 塔が建てられた年についての訂正

事務局 : 「宝暦二年」と前案ではあったが、間違え。「宝暦六年」が正しいので 訂正する。

○ 3行目

委 員 : 「善福寺の創建、明暦二年」という言い方は、「善福寺が創建された明 暦」に書き換えたほうがよい。

  → 委員全員了承

○ 12行目

教育長 : 「平成元年(一九八九)に」の「に」はとる。    → 委員全員了承

教育長 : 「宝篋印陀羅尼が刻まれた銅版」とあるが、この銅版は経文を刷るため に作られたものではないのか。それなら、「刷るための」という言葉に 換えた方がよいのでははないか。

 委 員 : 刷るための銅版ならば、文字が反転して刻まれているはずなので、写真 で確認する。

   ∼写真確認∼

 事務局 : 写真で確認したところ、文字は反転していないので、刷るためのもので はないようだ。文章は直さず、「刻まれた銅版」のままでいく。

 → 委員全員了承

○ 13行目

  委 員 : 前案では、「宝篋塔多宝塔建立勧化帳」の年代が宝暦五年と入っていた のに、新案では抜けているのはなぜか?

  事務局 : 塔をつくる直前に、勧化帳が作成されるのは当然のことなので、あえて 記載する必要がない、と判断した。

  委 員 : 一般市民としては、やはり年号を入れた方が親切なのではないか。    → 年号を入れることで委員了承。ただし、西暦はうるさくなるのでここでは省略

する。  

○ 最後の行 関連史跡の紹介

  委 員 : 「猫実の庚申塔」と同じ扱いで、関連史跡については、本文とは違う        表記にして入れたい。

(9)

○ 最後の製作年月日の表記について

  委 員 : 「平成十五年四月」と「浦安市教育委員会」は、一つの行にしたほう がよい。

→ 委員全員了承

○ 改行の際の文字について

 教育長 : 改行による字の送り方に注意する必要がある。

→ 業者にレイアウトしてもらった際に確認することで、委員全員了承。

昼食のあと、企画展「30年前の漁師町浦安−写真家小泉定弘の記録」を1時間ほど見学 し、会議は終了した。

次回の会議(6/18)までの課題

・ 浄行堂について、写真を探す。また、お堂の建て替えについて、改築なのか、 建て替えなのか、確認する。

→ 4/ 1 7  電話にて住職に問い合わせたところ、浄行堂は、屋根は昔のまま で柱のみ取り替えたとのこと。

・今回審議していただいた原稿について、修正したものを提出する。

・次回の協議事項として、史跡表示板原稿(船圦緑道跡・おっぱらみ・おびんず る・まちあわせのぼんぎ・境川)については、会議開催1週間前に委員の手元 に届くように送付する。

参照

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