応用計量経済学 講義資料– ソフトウェアとプログラミングの流れ 1/ 3
5 基本統計量の計算
5.1 データの作成
A. データはデータベースやインターネットから集める
B. 集められたデータはそのままではソフトウェアに呼び込むことはできないの で、表計算ソフトにデータを保存して、それを読み出す
C. TSP では Microsoft Excel に保存しする際に、通常保存と異なり、Microsoft Excel 4.0 ワークシート形式の保存をしなければいけない
1. 複数のワークシートで作成したファイルも 1 枚ずつ別個に保存 2. 単一ファイルに保存した方が作業としては簡単
3. ワークシート上で計算をした場合等も一旦数値データにしたうえで保存 D. データファイルは TSP プログラムソースファイルと同じ場所に置く
5.2 データの読み込み
A. 先ほど作成したデータをプログラムに読み込ませる
B. 読み込ませる場合にはパスも必要なので、ファイルのある場所を知っておく 1. パスとはファイルの場所を示すもので、C ドライブの”keiryo”というフォ
ルダに”sample.xls”というファイルがあるならば以下のように記する パスの表記
✓ ✏
C:YkeiryoYsample.xls
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2. TSP などではフォルダ名及びファイル名は半角のアルファベットまたは数 字でかつスペースを用いず、8 文字以内にとどめるようにする
C. データを読み込む際のコマンドは以下の通り データの読み込み
✓ ✏
READ(file=’C:YkeiryoYsample.xls’);
✒ ✑
5.3 データの表示
A. 後に行うようなデータの計算や読込データの単位等を確認したい場合 B. TSP 上で計算を行うと数値を確認するためにファイルに打ち出すのは不便 C. 以下のようなprintコマンドが有効
D. printコマンドはprint 変数名;のように入力 データの表示
✓ ✏
print x;
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5.4 データの加工
A. データを読み込んだあとは、それらをプログラム上で加工
B. 計算は新たな変数 (例えば、Z) を準備し、計算された値を代入する形
5.4.1 四則演算
A. 四則演算は以下の通り
✓関数演算 ✏
Z=X+Y; 和 Z=X-Y; 差 Z=X*Y; 積 Z=X/Y; 商
Z=XˆY; 累乗
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B. 異時点データの操作には、何期前後するかを考えて、それに合わせて計算 C. 例えば、1 期前のデータと当期のデータを引くには括弧を用いて
異なる期間の演算— 過去期の演算
✓ ✏
Z=X-X(-1);
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D. このときX(-1)はXの一期前のデータを表す
E. 逆に、一期先のデータを計算するにはX(+1)として以下のように計算 異なる期間の演算— 将来期の演算
✓ ✏
Z=X(+1)-X;
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F. 時間を通じて同じであるパラメータの計算はSETコマンドを用いる パラメータの計算
✓ ✏
SET Z=A+B;
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5.4.2 対数の利用
A. 対数や絶対値などは以下のような関数
✓関数演算 ✏
Z=ABS(X); 絶対値 Z=SQR(X); 平方根
Z=EXP(X); ネイピア数の累乗
Z=LOG(X); ネイピア数の底とする対数
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B. プログラム上でもそのまま使えることもあるができるだけ変数として保存
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5.5 基本統計量の計算
A. 平均や分散といった基本的な統計量はコマンドで一括して計算 分散行列と相関行列を含む基本統計
✓ ✏
MSD SHINCHO TAIJU SEIBETSU; 基本統計量の計算 COVA SHINCHO TAIJU; 分散行列
CORR SHINCHO TAIJU; 相関行列
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B. なお、オプションコマンドを使う形で、一括の命令をすることも可能 C. オプションコマンドは通常括弧を用いて追加
D. 利用可能なオプションはコマンドごとに異なるのでヘルプファイル等を参照 E. 基本統計量の場合は分散行列や共分散行列を表記するのは下記の方法
分散行列と相関行列を含む基本統計
✓ ✏
MSD(COVA,CORR) SHINCHO TAIJU SEIBETSU;
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5.6 ヘルプおよびマニュアルの利用
A. 各コマンドの詳細を知りたい場合には、HELPコマンド
B. 各コマンドのヘルプを利用する際には、例えばMSDの詳細は次の通り ヘルプコマンド
✓ ✏
HELP MSD;
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と入力すれば英語で解説が示されます。
C. 日本語での解説書がホームページで利用可能 (学内のみアクセス可能) 日本語ヘルプ
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http://ecows.econ.niigata-u.ac.jp/security/tspref.html
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D. 特に頻繁に利用するコマンドについてはダウンロードして保存しておく
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