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第56回定時株主総会(平成18年6月22日開催)|投資家情報|サトーグループ について|サトーグループ

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(1)

営業報告書

(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)

蠢.営業の概況

蒻企業集団の営業の経過及び成果

当連結会計年度の売上高は、前年度実績を大きく上回る68,964百万円(前期比111.7%)になりました。7期連続の

増収になります。

国内売上高は53,272百万円(同105.7%)になりました。国内におきましては、メディカル、流通、製造、食品加

工など、業種の違いを超えてバーコード、2次元コードなど自動認識技術を利用したDCS商談が増加、国内営業は期

を通じて実に多忙な1年でありました。例えばメディカル分野では、当社の卓上型バーコード用電子プリンタ「レス

プリシリーズ」が発売以来ご好評をいただいており、当社のヒット商品に成長いたしました。大手小売業向けマー

クダウン(値下げ管理)システム、家電、電子部品製造業、飲料・食品加工業が利用するトレーサビリティ(追跡

管理)システムなども、消費の回復を反映して商談が増加中であります。また、RFID商談のお問い合わせも増加中

で、当社本店内にRFIDショールームを開設し実用例をお見せするなど、普及活動を展開しております。さらに本年

1月、国内で初となるシール、ラベル、タグ等の製造販売を事業内容とした子会社サトープリンティング株式会社を

岩手県北上市に、2月には人材派遣や給与計算・福利厚生等事務代行を事業内容としたサトービジネスサービス株式

会社、3月には貨物輸送、電子器具検査、組立等を事業内容としたサトーロジスティクス株式会社を東京都渋谷区に

設立いたしました。

海外売上高は15,692百万円(同138.3%)になりました。販売面では北米地域が軌道に乗り始めたこと、アジア地

域の好調、平成17年2月の買収により新たにサトーグループに加わったサトーフランスの売上、そして本年1月末、

米国のCheckpoint Systems, Inc.からの事業買収により設立した販売会社の売上等が増収に寄与いたしました。事業

買収に要した費用はのれん代が約8.6百万米ドル、設備・債権の譲受費用が約30百万米ドルでありますが、欧州、北

米地域と豪亜地域に新たなラベル生産拠点を取得し、欧州、北米地域の顧客口座を譲り受けるなど「DCS&Labeling」

の世界展開へ向けて足がかりを確保した意味は大きく、今後、既存の販売拠点とのシナジー効果追求に全力を挙げ

てまいります。製造関係では平成17年7月にマレーシアに次ぐ第2のメカトロ工場として、ハンドラベラーの生産を

開始したベトナム工場への移管推進と電子プリンタの主力工場たるマレーシア工場の生産拡大、技術向上、コスト

削減を進め、海外生産効率を向上させてまいります。

利益面は、国内で前年同期に高収益をもたらした消費税総額表示関連売上が終了したことの反動、電子プリンタ

等の新製品開発に伴う原価増等の影響が第1四半期に表出しました。その後さらなる売上増、原価低減に邁進いたし

ました結果、第2四半期以降着実に利益率を改善することができました。また、海外では北米地域の損益が黒字基調

に転換いたしました。損益状況の改善を目指す欧州では一部人員合理化により特別損失の計上がありましたが、販

管費の圧縮により営業利益は若干の改善をみました。今後、事業買収した部門のシナジー効果発揮、業務効率改善

につとめ、損益状況の本格的な浮上をはかります。アジア地域の売上、利益は引き続き順調で、前期から大きく伸

長しました。

このような活動の結果、当連結会計年度における売上高は68,964百万円(同111.7%)、営業利益5,222百万円(同

101.5%)、経常利益5,400百万円(同101.7%)、当期純利益2,646百万円(同87.9%)となりました。

セグメント別の状況は以下のとおりであります。

秬 メカトロ製品事業

メカトロ製品は、売上高30,336百万円(前期比109.7%)、営業利益2,538百万円(同90.5%)となりました。

秡 サプライ製品事業

サプライ製品は、売上高38,628百万円(前期比113.3%)、営業利益2,684百万円(同114.7%)となりました。

蓚企業集団の設備投資及び資金調達の状況

盧 設備投資の状況

当連結会計年度の設備投資の総額は2,683百万円となりました。その主なものは、印刷機等製造設備、電子プ

リンタ用金型の購入及び物流センターの建設であります。その他、業務効率向上をはかるためのシステム構築

に係るものであります。

盪 資金調達の状況

当社は、平成18年3月31日現在で株式会社三菱東京UFJ銀行より3,000百万円の借入を行っております。

蓐企業集団及び当社の営業成績及び財産の状況の推移

盧 企業集団の営業成績及び財産の状況の推移

区       分 高(百万円) 当 期 純 利 益(百万円) 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 産(百万円) 産(百万円)

第 53 期

(平成15年3月期) 53,465

2,020 71円56銭 46,159 27,133

第 54 期

(平成16年3月期) 58,862

2,790 90円73銭 49,676 31,785

第 55 期

(平成17年3月期) 61,752

3,012 96円01銭 51,705 34,008

第 56 期

(平成18年3月期) 68,964

2,646 84円32銭 61,624 36,119

(注)蒻1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式数により算出しております。

蓚第54期の1株当たり当期純利益は、株式分割が期首に行われたものとして計算しております。

蓐第54期より、「商法施行規則の一部を改正する省令」(平成15年2月28日法務省令第7号)を適用し、従来の「当期利益」「1株当たり当 期利益」を「当期純利益」「1株当たり当期純利益」と表示しております。

蓁第55期より、「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」第20条第2項に定める「大会社連結特例規定」の適用を受け、 同法第19条の2第1項に定める連結計算書類を作成しております。

平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期

(百万円) 70,000 60,000 50,000

20,000 30,000 40,000

10,000

平成18年3月期

3,500 3,000

1,000 500 1,500 2,000 2,500

7.0 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0

(百万円) (%)

平成18年3月期

70,000 60,000

40,000 50,000

10,000 20,000 30,000

14.0 12.0

12.0

9.0

6.0

3.0 2.0

10.0 8.0 6.0 4.0

(百万円) (%) (%)

平成18年3月期

売上高(連結) 当期純利益/当期純利益率(連結) 総資産/総資産経常利益率(連結) 純資産/純資産当期純利益率(連結)

40,000

30,000

10,000 20,000

(百万円)

平成18年3月期

(第56回定時株主総会招集通知添付書類)

(2)

盪 当社の営業成績及び財産の状況の推移

蓁企業集団が対処すべき課題

a.「DCS&Labeling」の海外展開

当社グループは日本で成功した事業コンセプト「DCS&Labeling」を広く世界へ浸透させるため、海外におい

て以下の諸施策を推進してまいります。

・事業買収効果の早期実現

本年1月に米国Checkpoint Systems, Inc.のバーコード・ラベル事業部門を取得し、新たに5社の海外販売会

社を設立いたしました。既存の海外販売子会社との融合をはかり、営業基盤拡大につとめ、シナジー効果追

及に全力を挙げてまいります。

・海外事業の黒字定着化

既に北米は新たな販路開拓に成功し黒字化を実現いたしました。アジアは順調に利益を伸ばしております。

課題となっております欧州の損益改善につきましては、合理化進捗により損失幅縮小に向かっておりますが、

一層の改善につとめ、海外事業全体の黒字定着化を実現します。

・サプライ製品の供給体制推進と保守サービスの強化

サプライ製品の生産体制を有している海外販売子会社は、米国、英国、フランス、ポーランド、シンガポ

ール、タイ、マレーシアに、本年1月の事業買収でドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドが

加わり世界11カ国になりました。今後も世界各国でラベル、タグ、さらにRFID関連製品を含めたサプライ製

品の供給体制を構築してまいります。また世界各国のお客様に当社製品を安心して継続的にご使用いただく

ために、海外販売子会社に保守サービス体制を敷くと同時に、主要代理店に対する技術指導を行い、サービ

(注)蒻1株当たり当期純利益は、期中平均発行済株式数により算出しております。

蓚第54期の1株当たり当期純利益は、株式分割が期首に行われたものとして計算しております。

蓐第54期より、「商法施行規則の一部を改正する省令」(平成15年2月28日法務省令第7号)を適用し、従来の「当期利益」「1株当たり 当期利益」を「当期純利益」「1株当たり当期純利益」と表示しております。

区       分 高(百万円) 当 期 純 利 益(百万円) 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 産(百万円) 産(百万円)

第 53 期

(平成15年3月期) 46,314

2,474 88円21銭 47,332 30,035

第 54 期

(平成16年3月期) 51,230

3,673 119円45銭 52,147 36,136

第 55 期

(平成17年3月期) 52,893

3,660 116円66銭 54,666 38,822

第 56 期

(平成18年3月期) 55,984

3,351 106円79銭 61,412 41,302

スレベルの向上をはかってまいります。

・開発部門と製造部門の連携強化による生産効率、品質の向上

メカトロ新製品の設計、試作を担当する開発部門と、量産化を担当するマレーシア、ベトナム工場は相互

の連携を深め、生産効率の改善、コストダウン、品質向上など様々なテーマに共同で取り組んでまいります。

平成17年7月に操業を開始したベトナム工場につきましてはマレーシアからの生産移管を促進し、早期に稼動

率を引き上げるようつとめてまいります。

b. 国内マーケットにおける新規需要創造と継続的成長の実現

国内においてはユビキタスマーキング時代のニーズに柔軟に対応し、市場動向・環境の変化を的確につかん

だ積極的な営業展開を続けてまいります。メディカル分野では医療過誤防止や院内管理の用途に加え、医薬品

のバーコード管理や医療機器への銘板表示需要が見込まれており、製品製造や食品加工分野では、トレーサビ

リティシステムが部品・原料管理や安全安心のための履歴管理に一層活躍していく勢いを見せています。お問

い合わせが増えているRFID案件につきましては、本年4月、営業本部内にRFID営業部を新設し、営業拠点の指

導や新規案件の開拓に取り組むことといたしました。当社グループはこれらの分野に限らずあらゆる産業の製

造・物流現場などにおいて、「正確、省力、省資源」につながる新規用途開拓を徹底し継続的成長に繋げてまい

c. 生産・物流設備の拡充と継続的なコストダウンの推進 ります。

国内ではシール・ラベル製品の生産体制を拡充し、同時に生産性・品質の向上とコストダウン推進に取り組

んでまいります。

本年1月、奈良県大和郡山市で新たな物流センターである西日本ロジスティクスの建設に着手いたしました。

本年7月稼動開始(予定)後は、西日本地区の物流効率改善に寄与が見込まれます。

d. 新製品企画開発体制の強化

国内外で多様化するお客様のニーズをタイムリーに新製品開発に反映させるため、平成17年10月の機構改革で営業

本部内に「商品企画室」を新設いたしました。同時にサプライ製品やアプリケーションソフトの充実をはかり、世

界レベルで競争力を向上させてまいります。

e. 国内4子会社の業務運営開始

本年1月から4月にかけて当社100%出資の国内子会社4社を相次いで設立いたしました。

1月 サトープリンティング株式会社 (シール、ラベル、タグ等の製造販売)

2月 サトービジネスサービス株式会社(人材派遣、給与計算・福利厚生等事務代行)

3月 サトーロジスティクス株式会社 (貨物輸送、電子器具検査、組立等)

4月 サトーシステムサポート株式会社(電子プリンタ等の保守サービス)

これらの子会社は、シール・ラベル製品のコストダウン推進、物流及び間接部門の業務効率向上、グループ

外への保守サービス事業の拡大などに加え、中堅・若手社員に企業経営を実際に経験させることを目的として

います。次世代経営人財育成は継続的成長を目指す企業にとって必須の課題でありますが、これらの施策は中

長期的に経営基盤の強化ならびに安定に繋がるもので、ひいては株主価値に寄与するものと考えております。

早期に業務運営を軌道に乗せ、連結業績に寄与させてまいります。

f. 人的資源の活性化

「人」が生み出す付加価値を高めることが「企業の価値」を高めることととらえ、引き続き人財の育成に力

を入れてまいります。国内子会社設立だけでなく、次世代リーダーを育成するための研修プログラムや、三行

提報制度(当社グループ独自のナレッジマネジメントシステム)の活用による組織、個人の活性化を進めると

ともに、少子高齢化社会における人財確保の一環として女性、高齢者が活躍しやすい企業風土を築いてまいり

ます。平成17年4月より全社員を対象に年俸制を導入いたしましたが、今後も成果主義を目指した人事制度の改

訂に取り組み、人的生産性の向上につとめてまいります。

g. CSR(企業の社会的責任)への取り組み

「世界社会の発展に貢献すること」を使命とする経営基本方針に基づき、本業による社会貢献を第一としな

がら、コンプライアンス、リスクマネジメント、環境マネジメント、ポジティブアクションなどについて、各

ステークホルダーに積極的な情報開示を行い、双方向のコミュニケーションと信頼関係の構築に取り組んでお

ります。誠実な企業文化を継承しながらサトーらしいCSR活動を推進することで、コーポレート・ブランドの

確立を目指してまいります。

上記諸施策の実行により、経済情勢の変化に適応しつつ安定した業容の拡大が可能な企業体質を構築してまいり

ます。

平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期

(百万円) 60,000 50,000

20,000 30,000 40,000

10,000

平成18年3月期

4,000

3,000

1,000 2,000

8.0

6.0

4.0

2.0

(百万円) (%)

平成18年3月期

70,000 60,000

40,000 50,000

10,000 20,000 30,000

14.0 12.0

15.0

12.0

9.0

6.0

3.0 2.0

10.0 8.0 6.0 4.0

(百万円) (%) (%)

平成18年3月期

売上高(単体) 当期純利益/当期純利益率(単体) 総資産/総資産経常利益率(単体) 純資産/純資産当期純利益率(単体)

50,000

40,000

30,000

10,000 20,000

(百万円)

平成18年3月期

(3)

蠡.企業集団及び会社の概況(平成18年3月31日現在)

蒻企業集団の主要な事業内容

当社グループの主要な事業内容は、次の製品の製造、販売であります。

事 業 内 容 主   要   製   品   名

メカトロ製品事業 サプライ製品事業

電子プリンタ ラベリングロボット オートラベラー 一段型ハンドラベラー 多段型ハンドラベラー ソフトウェア 保守サービス

シール ラベル タグ チケット リボン ICタグ・ラベル MCカード

蓚企業集団の主要な事業所

盧 本   社 東京都渋谷区恵比寿一丁目21番3号

盪 国内事業所

地   域 名         称 (所  在  地)

中 国 ・ 四 国

札 幌 支 店(札幌市東区)

仙 台 支 店(仙台市泉区) 北 上 工 場(岩手県北上市)

東 京 支 社(東京都渋谷区) 大 宮 支 店(さいたま市見沼区) 千 葉 支 店(千葉市若葉区) 横 浜 支 店(横浜市港北区) 八 王 子 支 店(東京都八王子市)

サトー物流センター(埼玉県加須市) サトーテクノセンター(さいたま市大宮区) プロプラーザ21(東京都渋谷区)

静 岡 支 店(静岡市駿河区) 名 古 屋 支 社(名古屋市西区) 金 沢 支 店(石川県金沢市) 長 岡 事 業 所(新潟県長岡市) 名古屋事業所(名古屋市西区)

大 阪 支 社(大阪府吹田市) 京 都 支 店(京都市伏見区) 神 戸 支 店(神戸市灘区) 大 阪 事 業 所(大阪府吹田市)

広 島 支 店(広島市安佐南区)高 松 支 店(香川県高松市) 福 岡 支 店(福岡県糟屋郡) 福 岡 事 業 所(福岡県糟屋郡)

蘯 海外事業所

国    名 名         称

マ レ ー シ ア シ ン ガ ポ ー ル

SATO MALAYSIA ELECTRONICS MANUFACTURING SDN.BHD. SATO INTERNATIONAL PTE.LTD.

SATO VIETNAM CO.,LTD.

蓐株式の状況

盧 会社の発行する株式の総数 80,000,000株

盪 発行済株式の総数 32,001,169株

蘯 株主総数 8,378名

盻 新株予約権の状況

現に発行している新株予約権

平成14年9月6日開催の取締役会決議に基づき発行した新株予約権

1)新株予約権の数 4,050個

2)新株予約権の目的となる株式の種類及び数 普通株式405,000株

3)新株予約権の発行価額 無償

株    主    名 当 社 へ の 出 資 状 況 当社の当該株主への出資状況 所 有 株 式 数 出 資 比 率 所 有 株 式 数 出 資 比 率

眈 大 株 主

譛 サ ト ー 国 際 奨 学 財 団 日本マスタートラスト信託銀行譁

バンクオブニューヨークヨーロッパリミテッドルクセンブルグ131800

譁 ア

日本トラスティ・サービス信託銀行譁 ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー

サ ト ー 社 員 持 株 会

3,786,200株 2,197,700 1,978,770 1,392,500 1,354,460 1,256,400 940,000 915,030 876,970 730,132

11.8% 6.86.1 4.34.2 3.92.9 2.82.7 2.2

−株−

−−

−−

−−

−−

−%−

−−

−−

−−

−−

眇 自己株式の取得、処分等及び保有

漓取得株式

普通株式 2,304株

取得価額の総額 6百万円

滷処分株式

普通株式 34,650株

処分価額の総額 93百万円

澆決算期における保有株式数

普通株式 587,353株

3,043名 528名増

事 業 セ グ メ ン ト 前 期 末 比 増 減

蓁 企業集団及び当社の従業員の状況

盧 企業集団の従業員の状況

メ カ ト ロ 製 品 事 業 サ プ ラ イ 製 品 事 業 全       社 ( 共   通 )

1,723名 1,191名 129名

142名増 397名増 11名減

金融機関 58名(0.70%) 証券会社

27名(0.32%) その他の法人 133名(1.59%)

外国法人等 93名(1.11%)

個人その他 8,067名(96.28%)

■所有者別株主数

個人その他 11,581,345株(36.19%)

外国法人等 8,027,682株(25.08%) その他の法人

5,470,605株(17.10%) 金融機関 6,801,507株(21.25%)

証券会社 120,030株(0.38%)

■所有者別株式数

(注)日本マスタートラスト信託銀行譁及び日本トラスティ・サービス信託銀行譁の所有株式数は、すべて信託業務に係る株式であります。

前 期 末 比 増 減 平 均 勤 続 年 数

盪 当社の従業員の状況

1,396名 4名増 36.5歳 10.4年

(注)蒻従業員数は就業人員であります。子法人等への出向者及び当社から社外への出向者を含めず、社外から当社への出向者を含めて記 載しております。なお、嘱託社員、契約社員117名は含まれておりません。

蓚満60歳定年制を採用しております。

(4)

支  払  額

蒡取締役及び監査役

出資比率 主 要 な 事 業 内 容

蓆企業結合の状況

盧 重要な子法人等の状況

サトービジネスサービス株式会社 10,000,000 100 人材派遣、給与計算・福利厚生等事務 代行

SATO MALAYSIA ELECTRONICS

MANUFACTURING SDN.BHD. マレーシアリンギット44,000,000 100 電子プリンタの製造販売 SATO LABELLING MALAYSIA

ELECTRONICS SDN.BHD. マレーシアリンギット6,000,000 〔100〕100 ハンドラベラーの製造販売

SATO VIETNAM CO.,LTD. 6,500,000米ドル 100 電子プリンタ及びハンドラベラーの製 SATO INTERNATIONAL PTE. 造販売

LTD. シンガポールドル243,000,000 100 海外事業の統括

SATO AMERICA INC. 6,000,000米ドル (100)100 電子プリンタ及びハンドラベラーの販 売、サプライ製品の製造、販売 SATO LABELING SOLUTIONS

AMERICA INC. 16,475,000米ドル (100)100 電子プリンタ及びハンドラベラーの販 売、サプライ製品の製造、販売 SATO UK LTD.

英ポンド5,801,500 米ドル1

(100)100 電子プリンタ及びハンドラベラーの販 売、サプライ製品の製造、販売 SATO LABELLING SOLUTIONS

EUROPE GmbH 9,653,000ユーロ (100)100 電子プリンタ及びハンドラベラーの販 売、サプライ製品の製造、販売 SATO IBERIA S.A. 2,750,000ユーロ (100)100 電子プリンタ及びハンドラベラーの販

売、サプライ製品の製造、販売 SATO EUROPE NV. 17,500,000ユーロ (100)100 電子プリンタ、ハンドラベラー及びサ

プライ製品の販売

SATO ASIA PACIFIC PTE.LTD. シンガポールドル25,800,000 (100)100 電子プリンタ及びハンドラベラーの販 売、サプライ製品の製造、販売

(注)出資比率欄の〔 〕内は、当社の子法人SATO MALAYSIA ELECTRONICS MANUFACTURING SDN.BHD.の保有分を、( )内は、当 社の子法人SATO INTERNATIONAL PTE.LTD.の保有分をそれぞれ示しております。

盪 企業結合の経過

当連結会計年度においてCheckpoint Systems, Inc.より事業の一部譲り受けに伴いまして海外子法人SATO

LABELING SOLUTIONS AMERICA INC.、 SATO LABELLING SOLUTIONS EUROPE GmbH、 SATO IBERIA

S.A.、SATO AUSTRALIA PTY LTD.及びSATO NEW ZEALAND LTD.の5社を設立いたしました。

また、国内ではサトービジネスサービス株式会社、サトープリンティング株式会社及びサトーロジスティク

ス株式会社の3社を設立いたしました。

蘯 企業結合の成果

当社の連結子法人等は前記を含む25社であります。

当連結会計年度の連結売上高は68,964百万円(前期比111.7%)、連結当期純利益は2,646百万円(同87.9%)と

なりました。

地      位 氏      名 担 当 ま た は 主 な 職 業

西

西

執行役員会長兼最高経営責任者 執行役員社長兼最高執行責任者 執行役員副社長海外事業担当 専務執行役員CSR室長 専務執行役員海外生産担当 専務執行役員営業本部長 東京農工大学副学長・理事

株式会社バイタルネット代表取締役社長 弁護士、太洋化学工業株式会社社外監査役 ライオン株式会社社外取締役

法政大学教授

菱信データ株式会社代表取締役社長 公認会計士・税理士

(注)蒻取締役のうち小野 彦氏、鈴木 賢氏、山田秀雄氏、田中優子氏の4氏は商法第188条第2項第7号ノ2に定める社外取締役であります。 蓚監査役のうち住田 淳氏、齊藤栄太郎氏の両氏は「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」第18条第1項に定める社外

監査役であります。

蓐平成17年6月22日開催の第55回定時株主総会終結の時をもって任期満了により福間 武氏は取締役を退任いたしました。

蓁平成17年6月22日開催の第55回定時株主総会において、土橋郁夫氏が取締役に選任され、就任いたしました。また、同日付をもって、 常務執行役員から取締役専務執行役員に変更となりました。

蓆平成17年6月22日付をもって、取締役脇 敏博氏の担当が専務執行役員海外営業担当から執行役員副社長海外事業担当に、取締役 西田浩一氏の担当が常務執行役員マレーシア生産担当から専務執行役員海外生産担当に変更となりました。

蓖決算期後の平成18年4月1日付をもって、取締役西田浩一氏の担当が専務執行役員海外生産担当から専務執行役員海外生産・購買担 当に変更となりました。

蔡会計監査人に支払うべき報酬等の額

蒻当社及び子法人等が会計監査人に支払うべき報酬等の合計額

蓚蒻の合計額のうち、公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項の業務

(監査証明業務)の対価として支払うべき報酬等の合計額 蓐蓚の合計額のうち、当社が会計監査人に支払うべき報酬等の額

24百万円 24百万円 24百万円

(注)当社と会計監査人との間の監査契約において、「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」に基づく監査と証券取引法に基 づく監査の監査報酬等の額を明確に区分しておらず、実質的にも区分できませんので3.の報酬等の額にはこれらの合計額を記載して おります。

蠱.決算期後に生じた企業集団の状況に関する重要な事実

特記すべき重要な事実はありません。

本営業報告書に記載の金額は、表示単位未満を切り捨てて表示しております。

借   入   先 借   入   額 借 入 先 が 有 す る 当 社 の 株 式

持   株   数

主要な借入先

株式会社三菱東京UFJ銀行 3,000百万円 234,662株 0.73%

(5)

蒻連結の範囲等に関する事項 盧連結の範囲に関する事項 漓連結子法人等の状況

・連結子法人等の数 25社 滷非連結子法人等の名称

・主要な非連結子法人等の名称 非連結子法人等はありません。 盪持分法の適用に関する事項

持分法を適用した非連結子法人等の状況

・持分法適用の関連会社はありません。 蘯連結の範囲及び持分法の範囲の変更に関する事項

連結の範囲の変更

当連結会計年度において設立された SATO LABELING SOLUTIONS AMERICA INC.、SATO LABELLING SOLUTIONS EUROPE GmbH、 SATO IBERIA S.A.、SATO AUSTRALIA PTY LTD.、SATO NEW ZEALAND LTD.、サトープリンティング株式会社、サトービジネスサー ビス株式会社、及びサトーロジスティクス株式会社ならびに S.A.R.L.DES BOIS BLANCSを連結の範囲に含めております。

盻連結子法人等の事業年度等に関する事項

連結子法人等のうち SATO SHANGHAI CO.,LTD. の決算日は12月31日であります。連結計算書類の作成に当たって、連結決算日現在 で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。

蓚重要な会計方針等

盧有価証券の評価基準及び評価方法 その他有価証券

・時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額金は全部資本直入法により処理し、売却原価は移動 平均法により算定)

・時価のないもの 移動平均法による原価法 盪棚卸資産の評価基準及び評価方法

主として総平均法に基づく原価法によっておりますが、連結子法人等では、主として総平均法による低価法によっております。 蘯固定資産の減価償却の方法

漓有形固定資産

主として定率法によっております。

ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)は定額法によっております。 滷無形固定資産

・自社利用のソフトウェア

社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

・その他の無形固定資産 定額法によっております。 盻重要な引当金の計上基準

漓貸 倒 引 当 金 債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権 については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

滷賞 与 引 当 金 連結子法人等の従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当連結決算期に負担すべき 額を計上しております。

61,624 40,870 10,700 3,754 14,415 50 349 7,238 476 1,949 85 45 298 1 613 393 586

△88 20,753 15,181 5,191 67 2,630 32 1,302 5,658 298 3,589 1,162 490 1,847 89 1,983 250 162 38 67 94 971 358 101

△62

25,504 負 債 合 計

科      目 金      額

科    目

資 産 合 計 負債、少数株主持分及び資本合計 61,624 資 本 合 計 36,119 金  額 科    目 金  額

(資 産 の 部) 流 動 資 産

現 金 及 び 預 金

短 期 貸 付 金 繰 延 税 金 資 産

貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産

機 械 及 び 装 置 車 両 及 び 運 搬 具 工具器具及び備品

建 設 仮 勘 定 無 形 固 定 資 産 連 結 調 整 勘 定

ソ フ ト ウ ェ ア

投資その他の資産 投 資 有 価 証 券

長 期 貸 付 金 長 期 営 業 債 権 長 期 前 払 費 用 差 入 保 証 金 繰 延 税 金 資 産

貸 倒 引 当 金

(負 債 の 部) 流 動 負 債

短 期 借 入 金

未 払 法 人 税 等 未 払 消 費 税 等

賞 与 引 当 金 役 員 賞 与 引 当 金 設 備 支 払 手 形

固 定 負 債 預 り 保 証 金 退 職 給 付 引 当 金 役 員 退 職 引 当 金

(少 数 株 主 持 分) 少 数 株 主 持 分

(資 本 の 部)

資 本 金

資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 株 式 等 評 価 差 額 金 為 替 換 算 調 整 勘 定 自 己 株 式

23,442 1,369 4,161 3,465 8,994 1,677 1,354 430 1,176 103 189 54 320 145 2,062 188 1,591 245 36

6,331 5,798 24,918 26 499

△1,454

経 常 損 益 の 部 営 業 損 益 の 部

営 業 収 益

営 業 費 用

販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 損 益 の 部

営 業 外 収 益 受 取 利 息 及 び 配 当 金

そ の 他 営 業 外 収 益 営 業 外 費 用

そ の 他 営 業 外 費 用 経 常 利 益 特 別 損 益 の 部

特 別 利 益 投 資 有 価 証 券 売 却 益 固 定 資 産 売 却 益 企 業 年 金 解 約 益 特 別 損 失

固 定 資 産 除 却 損 事 業 再 編 損 失 事 業 買 収 関 連 費 用 そ の 他 特 別 損 失 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 法 人 税 等 調 整 額

当 期 純 利 益

38,371 25,371

38 276 247

102 281

1 2 41

15 251 216 62

68,964

63,742 5,222

561

383 5,400

45

546 4,898 2,275

△23

2,646

(単位:百万円) (単位:百万円)

連結貸借対照表

(平成18年3月31日現在)

連結損益計算書

(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)

(6)

独立監査人の監査報告書

平成18年5月18日 株 式 会 社 サ ト ー

取 締 役 会 御 中

中央青山監査法人

指 定 社 員 公認会計士

小 澤 元 秀 賤

業務執行社員

指 定 社 員 公認会計士

杉 岡 喜 幸 賤

業務執行社員

指 定 社 員 公認会計士

長 島 拓 也 賤

業務執行社員

当監査法人は、旧「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法 律」第19条の2第3項の規定に基づき、株式会社サトーの平成17年4月1日 から平成18年3月31日までの第56期営業年度の連結計算書類、すなわち、 連結貸借対照表及び連結損益計算書について監査を行った。この連結計 算書類の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から 連結計算書類に対する意見を表明することにある。

当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基 準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類 に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めて いる。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及 びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体 としての連結計算書類の表示を検討することを含んでいる。当監査法人 は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断して いる。なお、この監査は、当監査法人が必要と認めて実施した子会社に 対する監査手続を含んでいる。

監査の結果、当監査法人は、上記の連結計算書類が、法令及び定款に 従い株式会社サトー及びその連結子法人等から成る企業集団の財産及び 損益の状態を正しく示しているものと認める。

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定 により記載すべき利害関係はない。

以 上

連結計算書類に係る監査報告書

当監査役会は、平成17年4月1日から平成18年3月31日までの第56期営 業年度の連結計算書類(連結貸借対照表及び連結損益計算書)に関して 各監査役から監査の方法及び結果の報告を受け、協議の上、本監査報告 書を作成し、以下の通り報告いたします。

蒻監査役の監査の方法の概要

各監査役は、監査役会が定めた監査の方針、業務の分担等に従い、 連結計算書類について取締役等及び会計監査人から報告及び説明を受 け、監査いたしました。

蓚監査の結果

会計監査人である中央青山監査法人の監査の方法及び結果は相当で あると認めます。

平成18年5月22日

株式会社サトー 監査役会

常勤監査役

吉 田 勝 彦 賤

監 査 役

西 尾 吉 典 賤

監 査 役

住 田   淳 賤

監 査 役

齊 藤 栄太郎 賤

(注)監査役住田淳及び監査役齊藤栄太郎は旧「株式会社の監査等に関 する商法の特例に関する法律」第18条第1項に定める社外監査役で あります。

以 上

連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書(謄本) 連結計算書類に係る監査役会の監査報告書(謄本)

澆役員賞与引当金 役員に対する賞与の支払に備えるため、支給見込額のうち当期負担分を計上しております。 潺退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務に基づき、当連結会計年

度末において発生していると認められる額を計上しております。

なお、数理計算上の差異については、発生の翌連結会計年度より平均残存勤務期間以内の一定年数

(6年)による定額法により処理しております。

また、過去勤務債務については、発生年度より平均残存勤務期間以内の一定年数(6年)による定 額法により処理しております。

潸役員退職引当金 役員の退職慰労金支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。 眈リース取引の処理方法

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に 準じた会計処理によっております。

眇ヘッジ会計の方法 漓ヘッジ会計の方法

外貨建取引等会計処理基準に従って振当処理を行っております。 滷ヘッジ手段とヘッジ対象

外貨建金銭債権債務に対して、為替予約取引を実施しております。 澆ヘッジ方針

外貨建金銭債権債務の決済時における為替相場変動リスクを回避し、キャッシュ・フローを固定化するために、実需に伴う取引に限 定して実施しております。

眄連結子法人等の資産及び負債の評価に関する事項

連結子法人等の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。 眩連結調整勘定の償却に関する事項

連結調整勘定の償却については、5年間で償却を行っております。 眤消費税の会計処理

税抜方式によっております。 蓐会計方針の変更

連結子法人等である SATO UK LTD. は、当連結会計年度より英国の退職給付に係る新しい会計基準を適用しております。この変更は、 英国の会計基準の改正に伴うものであります。

この改正に伴い、当連結会計年度期首積立不足額899百万円を利益剰余金から直接減額しております。 蓁連結貸借対照表の注記

盧有形固定資産の減価償却累計額 13,270百万円 蓆連結損益計算書の注記

盧1株当たり当期純利益 84円32銭

(7)

(注)蒻重要な会計方針

盧有価証券の評価基準及び評価方法

子会社株式については、移動平均法による原価法によっております。

その他有価証券の時価のあるものについては期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部資本直入法により処理し、売却 原価は移動平均法により算定)によっており、時価のないものについては移動平均法による原価法によっております。

盪棚卸資産の評価基準及び評価方法

商品、製品、半製品、材料及び仕掛品については総平均法による原価法によっており、貯蔵品については最終仕入原価法による原 価法によっております。

蘯固定資産の減価償却の方法 漓有形固定資産

定率法によっております。

なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については、定額法を採用しております。 滷無形固定資産

定額法によっております。

なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。ただし、自社利用のソフトウェアについ ては、社内における利用可能期間(5年)で営業権については、5年の定額法を採用しております。

盻引当金の計上基準 漓貸倒引当金

債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性 を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

滷役員賞与引当金

役員に対する賞与の支払に備えるため、支給見込額のうち当期負担分を計上しております。 この引当金は商法施行規則第43条に規定する引当金であります。

澆退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務に基づき、当期において発生していると認められる額を計上して おります。

なお、数理計算上の差異については、発生年度の翌期より平均残存勤務期間以内の一定年数(6年)による定額法により処理し ております。

また、過去勤務債務については、発生年度より平均残存勤務期間以内の一定年数(6年)による定額法により処理しております。 潺役員退職引当金

役員の退職慰労金支給に備えて、当社内規に基づく期末要支給額を計上しております。 なお、この引当金は商法施行規則第43条に規定する引当金であります。

61,412

20,110 負 債 合 計

科      目 金      額

科    目

資 産 合 計 負債及び資本合計 61,412 資 本 合 計 41,302 金  額 科    目 金  額

(資 産 の 部) 流 動 資 産

現 金 及 び 預 金

短 期 貸 付 金 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 流 動 資 産 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産

機 械 及 び 装 置 車 両 及 び 運 搬 具 工具器具及び備品

建 設 仮 勘 定 無 形 固 定 資 産

ソ フ ト ウ ェ ア 建 設 仮 勘 定 その他無形固定資産 投資その他の資産 投 資 有 価 証 券 子 会 社 株 式 子 会 社 出 資 金

長 期 貸 付 金 長 期 営 業 債 権 長 期 前 払 費 用 差 入 保 証 金 繰 延 税 金 資 産 その他投資その他の資産 貸 倒 引 当 金

26,869 6,714 3,754 9,818 50 349 2,914 216 360 67 0 161 1,292 589 189 400

△8 34,542 11,801 3,857 64 1,552 3 451 5,616 255 1,461 34 1,372 1 53 21,279 232 18,288 696 162 776 67 53 649 316 98

△63

(負 債 の 部) 流 動 負 債

短 期 借 入 金

未 払 法 人 税 等 未 払 消 費 税 等

役 員 賞 与 引 当 金 設 備 支 払 手 形 固 定 負 債 預 り 保 証 金 退 職 給 付 引 当 金 役 員 退 職 引 当 金

(資 本 の 部)

資 本 金

資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 そ の 他 資 本 剰 余 金 自己株式処分差益 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 任 意 積 立 金 税 効 果 積 立 金 別 途 積 立 金 当 期 未 処 分 利 益 株 式 等 評 価 差 額 金 自 己 株 式

19,316 1,369 2,643 3,000 8,316 1,016 1,225 254 1,041 74 54 320 793 167 380 245

6,331 6,331 5,798 5,789 9 9 30,600 474 24,924 524 24,400 5,201 26

△1,454

経 常 損 益 の 部 営 業 損 益 の 部

営 業 収 益

営 業 費 用

販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 損 益 の 部

営 業 外 収 益 受 取 利 息 及 び 配 当 金

そ の 他 営 業 外 収 益 営 業 外 費 用

そ の 他 営 業 外 費 用 経 常 利 益 特 別 損 益 の 部

特 別 利 益 投 資 有 価 証 券 売 却 益 特 別 損 失

固 定 資 産 除 却 損 税 引 前 当 期 純 利 益 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 法 人 税 等 調 整 額

当 期 純 利 益

税 効 果 積 立 金 取 崩 額

当 期 未 処 分 利 益

31,875 19,004

89 255 149

3 78

1 12

55,984

50,880 5,104

493

81 5,517

1

12 5,506 2,140 13 3,351 2,306 13 470 5,201

(単位:百万円) (単位:百万円)

貸借対照表

(平成18年3月31日現在)

損益計算書

(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)

(8)

眈リース取引の処理方法

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方 法に準じた会計処理によっております。

眇ヘッジ会計の方法 漓ヘッジ会計の方法

外貨建取引等会計処理基準に従って振当処理を行っております。 滷ヘッジ手段とヘッジ対象

外貨建金銭債権債務に対して、為替予約取引を実施しております。 澆ヘッジ方針

外貨建金銭債権債務の決済時における為替相場変動リスクを回避し、キャッシュ・フローを固定化するために、実需に伴う取引 に限定して実施しております。

眄消費税等の会計処理の方法

消費税等の会計処理は、税抜方法によっております。

蓚子会社に対する短期金銭債権 2,481百万円

子会社に対する長期金銭債権 768百万円

子会社に対する短期金銭債務 128百万円

蓐子会社に対する売上高 2,712百万円

子会社からの仕入高 3,498百万円

子会社との営業取引以外の取引高 1,254百万円 蓁有形固定資産の減価償却累計額 9,731百万円

蓆貸借対照表に計上した固定資産のほか、備品の一部をリース契約により使用しております。

蓖保証債務 465百万円

蒡1株当たり当期純利益 106円79銭

蔡商法施行規則第124条第3号に規定する純資産の増加額 26百万円

利益処分案

摘      要 金      額

こ れ を 次 の と お り 処 分 し ま す 。

1 16

502,621,056

2,400,000,000 685,075

5,201,104,078

2,297,797,947

(注)蒻配当金は、自己株式( 587,353株)を除いて計上しております。

蓚平成17年12月7日に 470,710,275円(1株につき15円)の中間配当を実施いたしました。

(9)

独立監査人の監査報告書

平成18年5月18日 株 式 会 社 サ ト ー

取 締 役 会 御 中

中央青山監査法人

指 定 社 員 公認会計士

小 澤 元 秀 賤

業務執行社員

指 定 社 員 公認会計士

杉 岡 喜 幸 賤

業務執行社員

指 定 社 員 公認会計士

長 島 拓 也 賤

業務執行社員

当監査法人は、旧「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」第2 条第1項の規定に基づき、株式会社サトーの平成17年4月1日から平成18年3月31 日までの第56期営業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、営 業報告書(会計に関する部分に限る。)及び利益処分案並びに附属明細書(会計 に関する部分に限る。)について監査を行った。なお、営業報告書及び附属明細 書について監査の対象とした会計に関する部分は、営業報告書及び附属明細書 に記載されている事項のうち会計帳簿の記録に基づく記載部分である。この計 算書類及び附属明細書の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の 立場から計算書類及び附属明細書に対する意見を表明することにある。

当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準 拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及び附属明細書に 重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監 査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法 並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及び 附属明細書の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果と して意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。なお、この監査は、 当監査法人が必要と認めて実施した子会社に対する監査手続を含んでいる。

監査の結果、当監査法人の意見は次のとおりである。

盧 貸借対照表及び損益計算書は、法令及び定款に従い会社の財産及び損益の 状況を正しく示しているものと認める。

盪 営業報告書(会計に関する部分に限る。)は、法令及び定款に従い会社の状 況を正しく示しているものと認める。

蘯 利益処分案は、法令及び定款に適合しているものと認める。

盻 附属明細書(会計に関する部分に限る。)について、旧商法の規定により指 摘すべき事項はない。

会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により 記載すべき利害関係はない。

以 上

監 査 報 告 書

当監査役会は、平成17年4月1日から平成18年3月31日までの第56期営業年度の 取締役の職務の執行に関して各監査役から監査の方法及び結果の報告を受け、 協議の上、本監査報告書を作成し、以下の通り報告いたします。

蒻監査役の監査の方法の概要

各監査役は、監査役会が定めた監査の方針、業務の分担等に従い、取締役 会その他重要な会議に出席するほか、取締役等からその職務の執行状況を聴 取し、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び 財産の状況を調査し、必要に応じて子会社に対し営業の報告を求めました。 また、会計監査人から報告及び説明を受け、計算書類及び附属明細書につき 検討を加えました。

取締役の競業取引、取締役と会社間の利益相反取引、会社が行った無償の 利益供与、子会社又は株主との通例的でない取引並びに自己株式の取得及び 処分等に関しては、上記の監査の方法のほか、必要に応じて取締役等に対し 報告を求め、詳細に調査いたしました。

蓚監査の結果

盧 会計監査人である中央青山監査法人の監査の方法及び結果は相当である と認めます。

盪 営業報告書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているも のと認めます。

蘯 利益処分に関する議案は、会社財産の状況その他の事情に照らし指摘す べき事項は認められません。

盻 附属明細書は、記載すべき事項を正しく示しており、指摘すべき事項は 認められません。

眈 取締役の職務執行に関する不正な行為又は法令若しくは定款に違反する 重大な事実は認められません。

なお、取締役の競業取引、取締役と会社間の利益相反取引、会社が行っ た無償の利益供与、子会社又は株主との通例的でない取引並びに自己株式 の取得及び処分等についても取締役の義務違反は認められません。

平成18年5月22日

株式会社サトー 監査役会

常勤監査役

吉 田 勝 彦 賤

監 査 役

西 尾 吉 典 賤

監 査 役

住 田   淳 賤

監 査 役

齊 藤 栄太郎 賤

(注)監査役住田淳及び監査役齊藤栄太郎は旧「株式会社の監査等に関する商法 の特例に関する法律」第18条第1項に定める社外監査役であります。

以 上

会計監査人の監査報告書(謄本) 監査役会の監査報告書(謄本)

以 上

サトーグループのCSR Corporate Social Responsibility

参考資料

■ サトーグループのCSR

当社グループのCSRは「本業による社会貢献」の実践を

旨とします。

当社グループは「世界社会の発展に貢献する」ことを事

業目標としており、創業以来66年に及ぶ歴史の中で、これ

を誠実に遂行する企業文化や企業風土を築き上げてまいり

ました。こうした事業を通して培われた体質の中に、当社

の企業倫理が綿々と醸成され続けていることが、健全な発

展の支えとなっております。

企業の透明性や誠実さは、規則や規制によって実現され

るものではなく、事業のあり方や企業の文化的成熟によっ

て自然にかつ自発的に実現されるものであると当社グルー

プは考えています。社員一人一人が「本業による社会貢献」

を実践する強い意志を持つことで、お客様の不利益となる

ような行為は自然と避けるようになります。経営幹部も、

社会貢献とは関係のない保身のために、株主や社員から希

望を奪うような行為は行いません。当社グループの企業倫

理は、「本業による社会貢献」を地道に頑固に続けることで

守られております。

当社グループが理想として追求していることは、事業そ

のものが社会や環境に溶け込んで価値を創造し、その成果

を株主、社会、会社、社員の四者で等しく分かち合うこと

です。(四者還元)

当社グループにとって「企業倫理」と「社会貢献」は不

可分の企業価値の源泉であり、永年にわたって培われたこ

うした事業のあり方そのものをCSRの実践主体としており

ます。

一方、経営トップは重要な存在であるとしても、CSRの

ひとつの要素にしかすぎません。そのため、経営トップが

経営方針を様々に変更しても、あるいは経営トップが交代

しても、CSRは変わることがありません。

当社グループは、「本業による社会貢献」の実践を通した

CSR活動を今後も地道に推進してまいります。

■ サトーの経営がめざすもの

●本業による社会貢献

当社グループは、事業コンセプトであるDCS & Labeling

に基づいて、「正確、省力、省資源」による社会貢献を目指

しております。「サトーは社会貢献を実感できない事業は、

たとえ儲かってもやる気はありません。」(社内啓蒙書『サ

トーのこころ』より)

●三行提報の実践

当社グループでは経営トップあてに社員全員が直接、毎

出勤日に三行(127文字)の提案や報告をすることが義務で

あり権利となっています。内容は、気づき、思い、意見、

提案、不満など何でもよく、これによりトップはいち早く

社内外の環境を把握し、必要な施策を講じることができま

す。経営トップは社員の立場と目線でものを考え、社員は

トップの目線で意見を言うことになり、労働組合不要の全

員参加による経営を実践しております。

●四者還元の実行

当社グループでは株主、社会、会社、社員の四者を等し

く重要なステークホルダーと考え、価値創造による成果物

をこの四者に分け隔てなく還元したいと考えております。

そのためには、株主を第一義と考えることが重要になりま

す。思いを致すべき対象が株主だけでないことは承知して

いますが、株主価値を第一義と考えれば、社会への貢献は

もとより、会社にも利潤が還元され、社員の福利にもつな

がります。四者還元のための、株主第一義のコーポレート

ガバナンスを実践してまいります。(サトーでは「社会」の

中に、環境や取引先などのステークホルダーも含めて考え

ております。)

●社会・環境支援活動

健全な企業市民として、本業による社会貢献活動を地道

に続けることで、そこから自然発生的に派生する社会・環

境支援活動を実行しています。

詳細についてはP22、23をご参照ください。

参照

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