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学部 計量経済学 Masumi Kawade Site x104ugem

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Academic year: 2018

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(1)

計量経済学I 講義資料 4 – 統計学の復習 iii 1/ 3

4 統計学の復習 iii

4.1 推測統計を支える確率論

A. 推測統計は から偶然に取り出された を利用する 1. 確率論の知識を利用して発展したのが

2. 偶然の とよばれるパターンを利用

B. 標本を母集団の のように考えられる法則はないか

1. 母集団の である標本は母集団の さえ合えばよい

4.1.1 大数の法則

A. 確率変数の 面に着目

B. 確率変数は確率的に変化する変数だが、 述べられることはないか C. 実は、最も単純な に法則がある

定理4.1 (大数の法則) 期待値と分散がそれぞれ E(X) = µ, V (X) = σ2 である時、母集団X からの無作為抽出によって N 個の標本を Xi, i = 1, · · · , N とする。このときの標本平均 ¯X = 1

N

N

i=1

Xiは、標本数を無限 大にしたときに、母集団の期待値からずれる確率が0 になる。

N →∞lim P(| ¯X− µ| > ϵ) = 0

1. さえ十分大きければ算術平均値が母集団の平均値に限りなくなる 2. 真の平均値は であり、確率変数の特徴を示す

D. 算術平均の期待値は母集団の に等しい

E( ¯X) = E ( 1

N

N

i=1

Xi

)

= =

= 1 N

N

i=1

µ= µ (4.1)

Ver. 1.1 Masumi Kawade, 2008

(2)

計量経済学I 講義資料 4 – 統計学の復習 iii 2/ 3

E. 算術平均の分散は で変化する

Var( ¯X) = Var ( 1

N

N

i=1

Xi

)

(4.2)

= E ( 1

N

N

i=1

(Xi− µ) )2

= 1 N2E

( N

i=1

(Xi− µ) )2

(4.3)

, i̸= j なので

= = 1

N2

N

i=1

Var(Xi) = Var(X)

N (4.4)

1. は変化しないので、標本N が増えるほど分散が小さくなる

2. 分散が小さくなるとは こと

F. 標本がある程度大きければ推定値を に近い値と見なせる

4.1.2 中心極限定理

A. 確率変数の 面に着目

B. の分布を知ることは困難

C. しかし、 は母集団の分布にかかわらず一つの分布になる 定理4.2 (中心極限定理) 期待値と分散がそれぞれ、E(X) = µ, V (X) = σ2 として、母集団X からの無作為抽出によって N 個の標本を Xi, i = 1, · · · , N とする。このときの標本平均 ¯X = 1

N

N

i=1

Xiを正規近似したも

のの確率分布は、標本数を無限大すると、標準正規分布に近似できる。 Z = X¯ − µσ

N

−→ N (0, 1),d (N → ∞)

1. 正規近似とは Z = とすること

2. 分析では算術平均を取ることが多いので、その分布が分かるのは有益 D. 定理は算術平均という作業が分布の ことを意味する

Ver. 1.1 Masumi Kawade, 2008

(3)

計量経済学I 講義資料 4 – 統計学の復習 iii 3/ 3

E. 標本が十分大きければ正規分布と見なして に利用できる

O f(x)

O x

f(x)

x

どのような密度関数でも 平均を取れば· · ·

正規分布に 近づけられる

4-1.密度関数における中心極限定理の意味

4.2 2 つの法則の共通点

A. 大数の法則と中心極限定理の共通点がある

1. を用いている

2. 十分に を増やすと望ましい性質を持つ という

B. 背後にあるのは算術平均による

1. 分散が1/N、標準偏差が になる⇐ 動きが なる

2. 分散の低下は確率変数としての こと

3. 算術平均により変数の特性が変化し、それが になる

C. はこの性質を利用する

1. これらの性質が成り立つことを前提とした枠組みの利用 2. 標本が大きい場合には があっても有効な方法

Ver. 1.1 Masumi Kawade, 2008

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