青森県健康経営認定制度実施要綱
(目的)
第1条 従業員の健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践する「健康経営 ®」に取り組 む県内事業所を、青森県健康経営事業所として認定することにより、事業所全体の主体的 な健康づくりを推進することを目的とする。
(「健康経営 ®」は特定非営利活動法人健康経営研究会の登録商標である。)
(定義)
第2条 この要綱において、「事業所」とは、常時雇用する労働者を有する法人、個人、団体(国及 び地方公共団体を除く。)その他知事が適当と認める者で、申請日から過去3年間について 次に掲げる前提要件を全て満たすものをいう。
(1)県内に事業の拠点があり、県税の滞納がないこと。
(2)労働基準法、労働安全衛生法、健康増進法等の関係法令に重大悪質な違反をしていないこ と。
(3)暴力団等の反社会的勢力に所属せず、これらのものと関係を有していないこと。
(認定要件)
第3条 青森県健康経営事業所の認定の対象となるのは、別表1に掲げる必須要件を全て満た し、かつ、同表に掲げる選択要件を4以上満たす事業所とする。
(認定の申請)
第4条 青森県健康経営事業所の認定を受けようとする事業所は、「青森県健康経営事業所認 定申請書(新規)」(様式1)及び「青森県健康経営事業所認定申請調書(新規)」(様式2) に次に掲げる書類を添えて、知事に提出するものとする。
(1)定款、寄付行為又はこれらに準ずる規約 (2)組織図及び役員名簿又は会員名簿
(3)その他認定に関し必要な書類で知事が指示するもの
(認定)
第5条 知事は、前条の申請があった場合において、提出された書類等により審査を行い、第2 条及び第3条に掲げる要件を満たしていることを確認した上で、これを認定し、「青森県健康 経営事業所認定証」(様式3。以下「認定証」という。)を交付するものとする。
2 知事は、前項の規定による認定をしないときは、文書により、その旨を申請者に通知するもの とする。
3 第1項の規定による認定の有効期間(以下「有効期間」という。)は、認定の日から2年間とす る。
(調査・報告)
(変更の届出)
第7条 認定事業所は、名称、代表者職氏名、所在地に変更があった場合は、当該変更が生じた 日から30日以内に、「青森県健康経営事業所変更届出書」(様式4)により、知事に届け出 なければならない。
(認定の取消し及び再申請の制限)
第8条 知事は、認定事業所が次の各号に該当する場合は、認定を取り消すことができる。 (1)偽りその他不正の手段により認定を受けたとき
(2)第2条及び第3条に掲げる要件を満たさなくなったとき
2 前項の規定により認定を取り消した場合は、その旨を当該認定事業所に対して通知するもの とする。
3 前項の規定により県が認定の取消しを通知した事業所は、速やかに認定証を知事に返還す るものとする。
4 第2項の規定により県が認定の取消しを通知した事業所は、その通知した日から2年間は再 申請することができない。
(認定の更新)
第9条 有効期間を経過した後において、引き続き認定を受けようとする認定事業所は、「青森県 健康経営事業所認定申請書(更新)」(様式1)及び「青森県健康経営事業所認定申請調書 (更新)」(様式2)に第4条各号に定める書類を添付し、有効期間が満了する日の30日前ま でに知事に申請しなければならない。
2 第5条から第8条までの規定は、前項の規定による更新の認定について準用する。
(認定事業所の公表)
第10条 知事は、第5条第1項(前条第2項において準用する場合を含む。)の規定による認定、 又は第8条第1項(前条第2項において準用する場合を含む。)の規定による認定の取消しを したときは、当該認定事業所を青森県のホームページで公表するものとする。
(個人情報の保護)
第11条 知事は、認定の事務に関し入手した個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止その他個 人情報の適切な管理に努めるものとする。
(その他)
第12条 この要綱に定めるもののほか、本制度の運営に関し必要な事項は別に定める。
附 則
この要綱は、平成29年4月1日から施行する。 附 則