屋大学大学院医学系研究科 研究科長 橋雅英 消化器内科学 伊藤隆
徳 い うた 大学院生 石上雅敏 いし し 講師 後藤秀実
う 教授 顎顔面外科学／咀嚼 害制御学 日比英晴
教授 研究チ 徳島大学大学院医歯薬学研究部 腔組織学分野 成 「9.4.1 組織再生制御学 称変更予定 山本朗仁 や あ
教授 共 研究 乳歯歯髄幹細胞 培養上清 見出した抗炎
症 再生効果 主成分 あ 単球走化性促進因子 MCP-1 分泌型 酸 識 クチン sSiglec-9 劇症肝炎 ッ モ い 優 た治療効果 す
明 し した
劇症肝炎 短期間 頻度 死 至 難治性疾患 あ す そ 病態 複雑 あ 病状 悪化した場合 肝移植以外 効 治療法 い 現状 す 研究チ 近 報告 い 抗炎症 再生機能 持 M2 型 ク フ
着目し そ 誘導因子 あ MCP-1 sSiglec-9 D- ク サ ン D-Gal 誘発劇症肝炎 ッ モ 単回静脈内投 す 肝 害 劇的 改 善し 寛解 至 見出し した 更 MCP-1 sSiglec-9 MCP-1 セプタ あ CCR2 介し 相乗的 治療効果 示し した
本研究 MCP-1 / sSiglec-9投 ２「 型 ク フ 誘導効果 劇症肝炎 対し 新た 治療戦略 可能性 示唆 した
本研究成果 英国雑 Scientific Reports 英国時間 「017 ８日付け
電子版 掲載 した
ヒト乳歯歯髄幹細胞が分泌する新規 M2 マクロファージ誘導
因子を用いた難治性肝疾患治療法の開発
成 「9 ８日
ヒト乳歯歯髄幹細胞が分泌する新規 M2 クロファージ誘導因子を用いた
難治性肝疾患治療法の開発
イント
○ 間葉系幹細胞 あ 乳歯歯髄幹細胞 細胞培養上清 見出した抗炎 症 再生効果 主成分 あ 単球走化性促進因子 MCP-1 可溶性 酸 識蛋 白 sSiglec-9 D- ク サ ン誘発 ッ 劇症肝炎モ 発症後 単回投 す 肝 害 著しく改善し した
○ MCP-1 sSiglec-9 相乗的 作用し 肝内 ク フ ン 炎症性M1型
抗炎症性M2型へ フ せ 細胞死 抑制し
損傷した肝臓 再生し した
○ MCP-1 / sSiglec-9 活性化したM2型骨髄 ク フ 初代培養肝細胞 抑制し 増殖 促し した
○ 本研究 MCP-1 / sSiglec-9 難治性劇症肝炎 望 治療薬 可能性 示唆 した
． 背景
劇症肝炎 肝炎ウイ 薬物 自己免疫肝炎 原因 短期間 肝臓 広範 壊死 起 肝 全 他臓器 全 死 至 極 予後 良 疾患 す 劇 症肝炎 対し 原因 検索 治療 血液浄化療法 含 対症療法 行い す 病態 進行した場合 肝移植以外 治療法 い 現状 す し し 肝移植
足 問題 あ 劇症肝炎 対す 代替治療法 開発 急務 あ 考え す 近 幹細胞やiPS細胞等 用いた再生医学 劇症肝炎 治療 期待 い す 倫理的 問題や移植細胞 安定性 拒絶 危険性 諸問題 存在し す
本研究チ 2015 劇症肝炎 ッ モ 対し 乳歯歯髄幹細胞 培養上清
投 す 抗炎症作用 再生促進作用 細胞移植 す く予後
回復す 報告し い す し し 上清内 含 多数 液性因子群 うち
因子 治療効果 寄 し い 明 した 研究チ 歯髄幹細胞
見出した治療効果 中心 MCP-1 / sSiglec-9 蛋白投 劇症肝炎治療 法 開発 目指し した
． 研究成果
本研究チ 国 的 汎用 い D-Gal誘導劇症肝炎 ッ モ 用い し た 本モ D-Gal腹腔内投 後4日目 多く ッ 肝 全 た 死 至
そ 生存率 30％程度 す D-Gal投 後 24時間 肝内 著明 炎症 確 した ち 歯髄幹細胞培養上清 治療効果 中心成分 あ MCP-1 / sSiglec-9 単回静脈内投
し した す 肝 害 著しく改善し 生存率 90％ 改善し した タイ PCR 蛍光免疫染色 用いた検討 MCP-1 / sSiglec-9治療 肝内 ク フ
炎症性M1型 抗炎症性 M2型 ク フ へ フ せ 肝細胞
抑制し肝再生 促進した 考え した 更 in vitro い MCP-1 /
sSiglec-9 誘導したM2型骨髄 ク フ 培養上清 初代培養肝細胞
細胞死 抑制し 増殖 促進し した 効果 典的 M2 型 ク フ 誘導因子 あ インタ イ ン-4 誘導したM 型 ク フ 培養上清
せ した
生体 自己組織再生能力 引 出す新しいM2型 ク フ 誘導因子 あ MCP-1 sSiglec-9 劇症肝炎 望 治療薬 得 可能性 示唆 した
． 今後の展開
乳歯歯髄幹細胞 細胞培養液 MCP-1 / sSiglec-9 製剤化 目指し開発研 究 し す 様々 消化器疾患へ 治療効果 検証し す
． 用語説明
ク フ ；大食細胞 貪食細胞 呼 免疫担当細胞 一種 主 機能 し 生体内 侵入した異物 捉え 捕食し そ 免疫情報 ン 球 伝え
炎症性物質 産生 炎症反応 惹起す 近 炎症促進型 ク フ M1型 加え 抗炎症性 組織修復 ク フ M2型 生理機能や疾患 け 多彩 機 能 注目 い
MCP-1；monocyte chemoattractant protein-1 炎症組織へ ク フ 誘導す ケ モ イン 一種
Siglec-9；Sialic acid-binding immunoglobulin-type lectins-9 様々 免疫系細胞表面 発 現し い 膜型受容体 一
．発表雑誌：
Takanori Ito, Masatoshi Ishigami, Yoshihiro Matsushita, Marina Hirata, Kohki
Matsubara, Tetsuya Ishikawa, Hideharu Hibi, Minoru Ueda, Yoshiki Hirooka, Hidemi Goto, Akihito Yamamoto. Secreted Ectodomain of SIGLEC-9 and MCP-1
Synergistically Improve Acute Liver Failure in Rats by Altering Macrophage Polarity. Scientific Reports (英国時間2017 ８日付け 電子版 掲載)
English ver.
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/english01/dbps_data/_material_/nu_medical_en/_res/ResearchTopics/2016/ccr2_20170308en.pdf
