CSRの目標
「女性共感企業ワコール」の検証
1. 「販売員」ではなく、なぜ「ビューティーアドバイザー」なのか
2. すべては店頭からはじまる
3. 人の手が支える“ワコール品質”
北陸ワコール縫製㈱
4. 女性の一生に寄り添う多彩な商品開発
5. 〈検証と今後の課題〉
1. ワコール ブレストケア活動
2. 社会貢献活動
3. ブラ・リサイクル
4. 〈検証と今後の課題〉
1. 女性が働く「職場としてのワコール」
2. 私たち若手がワコールを変革する
3. 〈検証と今後の課題〉
社外監査役インタビュー
社会の変化に対応できる、「品の良い」会社であり続けてほしい
トップインタビュー
「女性共感企業」宣言から10年をふり返って
会社概要/編集後記
《社会とともに》
《従業員とともに》
《お客様とともに》2
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の
経
営
理
念
世の女性に
美しくなって貰う事によって
広く社会に寄与する事こそ
わが社の理想であり
目標であります
わが社は相互信頼を基調とした
格調の高い社風を確立し
一丸となって
世界のワコールを目指し
不断の前進を続けよう
1.愛される商品を作ります
2.時代の要求する新製品を開発します 3.大いなる将来を考え正々堂々と営業
します
4.より良きワコールは
より良き社員によって造られます 5.失敗を恐れず成功を自惚れません
ワコールは創業以来、常に女性の価値観や美意識を見つめ、時代を超えて 「美」の本質を追求してきました。
そして、わたしたちの事業活動は、一人ひとりのお客様の声に耳を傾け、 謙虚に自らを変革し、人と人とが「互いに信頼しあう関係」を積み重ねること で成り立っています。
こうした「相互信頼」の考え方こそがワコールの原点であり、創業以来の経 営理念でもあります。
ワコールの経営理念
標
「社会との相互信頼づくり」
経営理念の「相互信頼」は、会社とお客様との関係だけではありません。会社と取引先企業様、 会社と株主様、会社と従業員、会社と地域社会、会社と行政、会社とさまざまな市民団体、そし て広く、会社と社会全体を含めた、「関係のあるべき姿」についての考え方でもあります。
社会から信頼され、私たちもまた社会の要請と期待に応えて信頼していただく…、そうした関 係があって初めて、健全な企業活動は遂行され、永続できると考えています。
利益追求のために「市場」だけを見るのではなく、そこに、社会に配慮する視線を加えて「社会 からも信頼される企業になっていく」、すなわち「社会との相互信頼づくり」、これがワコールの CSR (Corporate Social Responsibility)の大きな目標です。
感
企
業
ワ
コ
ー
ル
」
の
検
証
こと、「女性の“美しくありたい”という願いの実現に役立つ」ことを事業の目的として努力してきま した。60年にわたる事業活動を通じて、世の女性たちが自信を持ち、胸を張って活躍することに 貢献してきたとの自負があります。「女性と共にある」ことは、今やワコールの存在価値そのものと 言っていいでしょう。
そして2001年1月、ワコールは「女性共感企業」を宣言しました。それは、女性の気持ちや感性 を大切にし、すべてのビジネスプロセスにおいて女性に共感し、共感される企業でありたいとい う意思と、それに向けた行動宣言でもあります。
お客様としての女性、従業員としての女性、社会全体の女性、すなわち世のすべての女性との、 相互信頼にもとづいた固い絆を結んでいきたいという願いを込めたものでもありました。
それから10年。「女性共感企業」の理念はどれだけ実現されてきたのか…。
今年度のコミュニケーションレポートは、それを検証するものとして制作しました。
中心となる編集メニューは、「お客様とともに」「社会とともに」「従業員とともに」の3つから構成 されています。それは、顧客満足(CS=カスタマー・サティスファクション)、社会の満足(SS= ソーシャル・サティスファクション、)従業員満足(ES=エンプロイー・サティスファクション)とい う「3つのS」の実現は、CSR課題そのものであると考えるからに他なりません。
それぞれの分野での取り組みを、「できていること」だけでなく、「できていないこと」についても 率直に述べたつもりですが、今後の課題として、私たちが取り組んでいかなければならない点が 多々あるのは言うまでもありません。
コミュニケーションレポート2010「女性共感企業ワコール」の検証。
さまざまな点で不十分なところは多々あろうかと存じますが、ご一読いただき、皆様から叱咤 激励をいただければ幸いです。
「女性共感企業ワコール」の検証
と
と
も
に
》
「女性共感企業ワコール」の検証
お客様とともに
「販売員」ではなく、
なぜ「ビューティーアドバイザー」なのか
ワコールでは1999年より、販売員の呼称を、そ
れまでのセールスレディからビューティーアドバイザ
ーに改めた。その意図するところは文字通り、お客様
が店頭で商品をお選びになる際、なによりも的確な助
言者としてお役に立ちたい…というものである。
商品を売る前に、まずお客様のご要望に耳を傾け
る。そうしてこそ初めて、お客様のニーズやウォンツ
にふさわしい商品のご提案ができる、と考えるからに
他ならない。
このことにこそ、
「女性共感企業ワコール」の姿勢が
象徴されている。
と
と
も
に
と
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お客様の行動や表情、しぐさ、さらに服 装、持ち物などから、好みや潜在的なご要望 を感じ取る“からだサインキャッチ”、さら に、お客様の何気ない言葉や、ちょっとした つぶやきからお気持ちを感じ取る “ことばサ インキャッチ”が大切、と斎藤は言う。 「たとえば商品をお見せしたとき、“これで もいい”と言われたとします。“これもいい” “これがいい”“これでもいい”では、それぞ をお客様に提案するのがBAなのです」
しかし、それはけっして簡単なことではな い。お客様がご自分の要望やお気持ちをすべ てお話ししてくださるとは限らない。いや、 そんな方はむしろ少数派だ。
「そこで大切になってくるのが、来店され たお客様のちょっとしたしぐさや言葉を、 しっかりとキャッチする力を身につけるこ とです」
「お客様に美しくなっていただく」
お手伝いをする
「ワコールの社会的使命は、お客様に美し くなっていただくこと。言ってみれば、商 品はそのための手段です。だから、“まず販 売ありき”ではけっしてない。商品を通し て、お客様に美しく輝いていただきたい。 それが私たちの願いであり、お手伝いをす るのがビューティーアドバイザー(以下BA) の役割です」
こう語るのは斎藤史。1979年の入社以来 BAとして活躍。いったん結婚退社するが、 3年で復職し、現在はBA教育課課長として 後輩の指導にあたっている。
「たとえば朝、髪型が決まらないまま外出 すると、女性って一日が憂鬱になります。下 着も同様で、お気に入りの下着を身につけて 外出すれば、からだがシャキッとするだけで なく心もウキウキする。ボディを美しくとと のえたり、お気に入りの下着を身につけるこ とで満足感や自信にもつながる、そんな下着
と
と
も
に
》
のBA個人のファンになってくださり、店頭 でご指名もしてくださいます。アドバイザー 冥利に尽きるわけですが、そこには、人間と 人間の信頼関係が築かれています。そんなお 客様との関係はワコールの財産であり、誇り です」と斎藤。
お客様と心と心を通わせ、お客様に喜んで いただく…、それができたとき「BAたちが 自分の仕事のやりがいを感じ、誇りを持つ瞬 間でもあるんです」
ワコールとお客様とをつなぐのは、セール ストークではなく、まさに心と心のコミュニ ケーション。それを、売場という最前線で担 っているBAたち。「女性共感企業ワコール」 は、そうした数多くのBAたちによって支え られている。
く当日は雨のようなんです』とおっしゃった そうです。そこで応対したBAは、その場で “てるてる坊主”をつくり、商品と一緒に「ど うぞ、お幸せになってください」という気持 ちを込め、お渡ししたそうです。そうした ら、結婚式の当日はきれいな青空。お客様か ら心のこもったお礼状をいただきました」 手近にあった紙で“てるてる坊主”をつく る。ほんのちょっとした心遣いなのだが、そ こには「お客様を思う気持ち」が表れている。 ◆
「顧客は個客」と言われて久しい。求められ ているのは、お客様一人ひとりにきちんと向 き合う “パーソナルな接客”であり、オリジ ナルなメッセージの発信だ。そうしてこそ、 お客様の満足と共感が実現する。
そんな姿勢を大切にするBAが、お客様か らお礼状をいただくことは珍しくない。“悩 みを聞いてくれて嬉しかった”、“自分が求め ていた商品を選んでくれてありがとう”…と 内容はさまざまだが、「こうしたお客様は、そ れニュアンスが違いますよね。こうした、
ちょっとした言葉づかいにお客様の気持ち が表れています。それらを聞き逃さない姿 勢があってこそ、最終的に“これがいい”と 言っていただける商品のご案内ができるの だと思うのです」
お客様と心が通じ合う
コミュニケーション
これら2つのサインキャッチがあって、そ こに初めてコミュニケーションが生まれる。 それも、心と心が通じ合う本当のコミュニケ ーション。それが相互信頼につながり、女性 共感を実現させていく。
基本的な接客方法や豊富な商品知識はも ちろんのこと、そこに「お客様に喜んでいた だきたいという強い思いが必要なのです」と 斎藤。
「こんなことがありました。週末に結婚式 を控えたお客様がご来店されたとき、『あいに
と
と
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》
に、全国のビューティーアドバイザーの声を 聞いて回る専任部隊があってもいいと思って いるほどです」とも。
お客様と直に接することができるのがビ ューティーアドバイザー。彼女たちに寄せ られるお客様の声は、高い接客品質ととも にワコールの財産だ。山形は言う。「不況下 の今、危機感を持って、それに真摯に耳を 傾けることが私たちに求められていると思 うのです」と。
活用しきれていない面がある」と山形は指摘 する。
たとえば、新商品の開発。基本コンセプト が決まって、サンプルがいくつかでき上がっ た段階で、『どれがいいのか?』とBAに意見 を求められる場合が多く、「そうではなく、最 初のコンセプトづくりからBAも参加するこ とがあっていい。加えて、色やデザインの展 開プランを立案する際にも、BAの意見をも っともっと反映させていい」と言う。
◆
「日々お客様と接している彼女たちこそ、 お客様の好みや求めておられることを熟知し ています。このことを深く掘り下げる必要が あると私は思うのです。会社はどうしても数 字で物事を判断しがちです。しかし数字に現 われない、現場に寄せられるさまざまなお客 様のご要望やご批判を、BAは日々受け止め ています。お褒めの言葉も、お叱りの言葉も 含めて。ですから、“ビューティーアドバイザ ーの声”は“お客様の声”だと言ってもいいか もしれません。そんな意味からも、私は社内
「ビューティーアドバイザーの声」は、
「お客様の声」かもしれない
東京の伊勢丹 新宿店のワコール売場。伊 勢丹様とのさまざまな折衝を担当するのが首 都圏(百貨店担当)店 販売三課の山形大次郎 である。
「伊勢丹様ではお客様の声をもとに大胆な お買い場(売場)改革に取り組み、お客様か らの支持を集めています。ワコールもこれ まで以上に、BAに寄せられるお客様の声を 商品づくりに反映させる必要があると感じ ています」
日々、お客様と接しているBAの意見を、 商品企画などに取り入れる制度はもちろん構 築されている。その一つが“スカッシュ”。こ れは、毎日、BAから上がってくる情報を全 社的に共有する社内システムで、全国の店舗 から寄せられる数は膨大。その他にも新商品 開発に関するBA検討会や各種のアンケート 調査などが行われている。
ただ、「これらのシステムをまだまだ十分に
東日本販売統括部
と
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と
と
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けているのが「お客様の相談相手になりたい」 という思いだ。「みなさん美しくなりたいと思 って来店されるわけですから、そのお手伝い ができればと思っています。お客様がインナ ーを身につけて、満足そうな笑顔を見せてく ださると、私まで嬉しくなってしまいます」 このように、「お客様の良き相談相手になり たい」という姿勢が、BAたちを日々成長さ せる。彼女たちがお客様から教えられること は数多い。会社の教育トレーナーだけでな く、お客様もまた、ワコールのBAを育てて くださっている。
そもそも長谷川がBAという仕事を選んだ のには、あるきっかけがあった。
「実は中学生のとき、バストの大きさにコ ンプレックスがあって親にも相談できず悩ん でいました。そんなときブラジャーを買いに 行ったお店の販売員さんが『これでいいのよ、 なにも恥ずかしいことなんかないのだから』 と、やさしく言ってくれました。その言葉に どれだけ慰められたことか…。そのときに思 ったんです。こんなすばらしい仕事はない。 将来は下着の販売職に就こう!と」
そんな経験のある長谷川だけに、常に心が
お客様の良き相談相手に
山形が担当する伊勢丹 新宿店のワコール のBAは24人。長谷川雪路もその一人で、こ こに異動になってから12年になる。
「伊勢丹様では、お客様が求められる接客 水準もハイレベル。でもそれが私たちBAの 励みになり、レベルアップにもつながってい ます」
若い後輩たちを指導する役割も担う長谷 川。お客様の応対が適切にできていたのかな ど、毎日のように閉店後にBAが集まって反 省会を開いて話し合っている。
「インナーウェアは人には聞きにくいデリ ケートな部分が多く、お客様の深層心理まで 汲み取らないとご要望がわからないこともあ るんです。そこで、必ずご試着いただいてか ら、どのような希望がおありなのかを伺うよ うに指導しています。若いときにはことばサ インやからだサインが読めないこともありま すから」
と
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も
に
》
す
べ
て
は
店
頭
か
ら
は
じ
ま
る
毎日、数多くのお客様にご来店いただいているワコールの店頭。
と
と
も
に
》
い…言葉にすればありきたりかも知れない が、ワコールのBAたちが大切にしている仕 事姿勢である。
だから、もし商品がお客様のご要望やおか らだにあっていなければ、そのことを申し上 げることに奥村たちは躊ちゅうちょ躇しない。仮にその 場ではお買上げいただいても、それはお客様 の本当の満足、ワコールとの本当の信頼関 係、それにもとづく息の長いお付き合い…に つながらないからだ。
そのように考えるから、奥村はお客様への DMも一つひとつを手書きで送っている。文 面も、一人ひとりのお客様の顔を浮かべなが ら書いている。印刷された文面の、ぬくもり のないDMはお送りしたくない。それは奥村 が、お客様をけっして画一的に見ていないか らだ。
このお客様は、どんな食べ物がお好きか、 趣味は、ご家族は…を思い浮かべながら文章 を綴る。そんな努力があって、お客様も心を 開いてくださる。
「ご試着のとき、BAはお客様のおからだ
お客様には、お一人おひとりの
“物語”がある
「売る側の視点ではなく、大切なのはあく までもお客様の視点。ですから売場の店長を していたときには、毎朝、出勤するとまず売 場の周りを一周回って、遠めに自店を見るこ とを日課としてきました。お客様にとって、 入りやすくて楽しい売場づくりができている かを点検するためです」
こう語るのは、百貨店西日本BA教育課の 寺田善美。最近まで、大丸神戸店の売場店長 を務めてきた。
「そうなんです。寺田店長からは“常にお 客様の立場と視線に立つ”ことの大切さを教 えられてきました。そして、一人ひとりの お客様との息の長いお付き合いの大切さも」 と奥村実生。大丸神戸店の売場で寺田の部 下として勤務し、いまは姫路にある山陽百 貨店で、BAのサブリーダーとして若い仲間 の指導にもあたっている。
一人ひとりのお客様との息の長いお付き合
西日本販売統括部 西日本販売企画部 百貨店西日本BA教育課 寺田 善美
と
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お客様の声を「聴く力」、
それを会社に「伝える力」
お客様のなかには、ご自分の娘や孫のよう に若いBAに接してくださる方も少なくない。 寺田には、新人BAのときに出会って以 来、15年のお付き合いが続いているお客様 がいる。70歳を過ぎたその方は、寺田が教 育課に異動となったとき、わがことのように 泣いて喜んでくださったと言う。「“出世した のも、あなたがここまで頑張ったからよ”と 励ましの言葉をいただきました。出世かどう かはともかくとして、ここまでの人間関係を 築けていたのだと思うと、私も嬉しくて涙が 出てきました」と寺田。
こうした、お客様との信頼関係を築きなが ら、しかしBAには、もうひとつの大きな役 割がある。それは、その信頼関係をさらに強 固なものにしていくためにも、「お客様の声を ものづくりに反映させる」という役割だ。 ワコールでは、十数年前より「BA検討会」 をスタートさせ、店頭に集まるお客様のさま 来店されるお客様には、お一人おひとりの
“物語”がある。「なぜ」、「何を求めて」ワコー ルにご来店くださったのか。それを理解し、 それに寄り添ってこそ、お客様の気持ちにお 応えすることができる。そして息の長いお付 き合いも可能になる。
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があってはいけないということである。しか しマニュアル化すればそれが解決できるわけ ではない。マニュアル化された一律的な接客 や一方的な接客ではなく、そこに“そのお客 様”へのオリジナルなプラスαを加えること である。そうしてこそ、「販売員ではなくアド バイザー」と言うことができる。
お客様の声を「聴く力」、それを会社に「伝 える力」。BAは日々、その力を磨いている。 そう、「すべては店頭からはじまる」のである。 会社に伝える。BAにはそんな役割も求めら
れている。
さらに「伝える力とは、会社に、だけでは なく、売場の仲間にも、です」と寺田。BA がお客様からご指名をいただくのは嬉しいこ とだが、そのBAが異動になればお客様のご 来店が途絶えてしまうことも、中にはある。 「ですからチームワークも大切。“このお客 様に信頼されている私”を一人から二人に、 二人から三人にして行かねばなりません」 それは、BAによって接客の質にバラツキ ざまなご意見を開発担当者とBAが一緒に検
討し、商品開発に反映させている。
奥村も3年間BA検討会に出席し、多くの 「お客様の声」を代弁し、自分の意見も主張 してきた。「そこでも言っていたことですが、 お客様は、“誰にでも似合うもの”ではなく“私 に似合うもの”を求めておられるのです。そ う、こんなのが欲しかったのよ!と心から喜 ばれるような、お客様の理想をカタチにした 商品がもっと増えて欲しい。商品のコンセプ トをより明確にした、ターゲットを絞った商 品開発をしていかなければ」と奥村は言う。 単にアイテムを増やせばいいということで はなく、より個性的な商品の開発と提供だ。 そのヒントは売場にある。それをものづく りに反映させるためにスカッシュやBA検討 会があるわけだが、こうした制度を有効に機 能させていくためにも、「BAの聴く力、伝え る力が大切です」と寺田。
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人の手が支える“ワコール品質”
北陸ワコール縫製㈱
「ワコール ディア」
「トレフル」など、主にランジェリーを製造する
北陸ワコール縫製㈱の新工場が2010年5月、福井県に完成した。
どのようにして高品質の製品を生み出しているか、
と
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手から手へ。
と
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も
に
》
熟練した縫製技術を身につけた職人技と言え る。そこには お客様から信頼いただいてい る“ワコール品質”を支える技術と心意気が感 じられる。
メカニックと二人三脚で、
ベストを尽くす
池田と話す中で、ちょっと意外な言葉が出 てきた。
「私たち縫製の仕事は、メカニックとの協 力なしには成り立ちません」
メカニック?
何かと思えば、ミシンの保守管理・調整を 製標準秒数まで記載されていた。
ワコールの縫製要領は隅々まで細かく決め られている。ひとつの製品を縫うにあたって は、品番ごとに事前検討を重ね、試作を踏ま えて、製品設計通りの仕上がりになるよう、 細心の注意を払って手順が定められる。それ が“ワコール品質”とも言うべき、着ごこちの 良さや耐久性、美しさなどを生むからだ。 だが、本当の「技」はさらに深いところに ある。
池田が率いる縫製班が現在担当しているの は、スリップやキャミソールなどのランジェ リー。透けるほど薄い生地や、繊細なレー ス、光沢のあるサテンなど、デリケートな素 材ばかりだ。「ランジェリーは曲線のやわら かさが命」と話す池田。美しいシルエットを 実現するためには、縫製指令書の数字を満た すだけでは表現できないことがある。そんな とき、最後にものを言うのは、ほんのわずか な手の技。ねらい通りの美しいラインを出す ため、身頃の左右で手加減を微妙に変えるこ とさえある。生地や糸の性質を知り尽くし、
厳しく詳細な基準の数々。
これが“ワコール品質”の秘密
「これに従って、縫っていくんです」 縫製1課 職長の池田喜美代は、そう言っ て、1枚の用紙を見せてくれた。
【縫製指令書】とある。
そこには、使用する糸、針、縫い代や重ね 代の幅はもちろんのこと、針目の大きさや縫
と
と
も
に
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とりの仕事ぶりも見ながら、一枚一枚の細部 への目配り気配りをする。言わば「鳥の目と 虫の目」が必要とされる。
ものづくりの現場で最後にものを言うの は、やはり人の手。だからこそ「技術と志の 継承が大切」と池田。
「お客様に喜ばれるものづくり。それこそ がワコールのCSRではないでしょうか。そ して、そのために私たち製造現場がするべき ことは、やはり技術でそれに応えること。そ の技術を、より高めながら、ワコールの志と ともに次の世代へと継承していくことだと考 えています」
ミシンの向こうにまだ見ぬお客様の顔を思 いながら、池田たちはワコールのものづくり を支えている。
ものづくり主義の
新工場が5月に完成
北陸ワコール縫製㈱は敷地面積8,860㎡。 甲子園球場の約3分の2に相当する広さで、 専門に行うマシンのプロのことだった。
多少でもミシンを使った経験があればわ かることだが、ミシンはとてもデリケート だ。糸調子の強弱、押さえ圧の強さ、送り 歯の高さなど、ほんの少しの加減で、仕上 がりに雲泥の差が出てしまう。製造現場は、 秒単位のスピードと精度が求められるシビ アな世界。ちょうどF1のレーサーがそうで あるように、マシンと一心同体、メカニッ クとは二人三脚。ここにも、品質をかげで 支える職人がいる。
お客様に喜ばれるものづくり。
それこそがワコールのCSR
職長として班を束ねる池田の仕事は、班全 体の工程管理とスタッフの技術教育である。 ラインで担当する製品は日々変わってい く。素材やデザインが違えば、工程や求めら れる縫製技術も異なる。同じ素材でも色が違 うだけで、微調整が必要になることさえあ る。常に全体を把握し、縫製スタッフ一人ひ
北陸ワコール縫製㈱ 代表取締役社長 矢野 秀幸
総務経理課・品質管理課 課長 山田 英俊
と
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の措置に関する指針」に照らして適切なもの であると、認定を受けている。
カイゼン提案数、年間300~400。
「もっともっと」の気持ちを、常に
“ワコール品質”のための工夫やしくみは、 枚挙にいとまがない。
たとえば生地の「放ほ う た ん反」。巻いたり折りた たんだ状態で搬入されてくる生地を一反ず つ振り落として限りなく生地本来の丈や巾 に近づけ、目を正してからでなければ、裁 断に進まない。また、生地は反ごとに区別 配されることになった。とにかく生産現場第
一。そんな思いがよくわかる。
品質を高めるための環境づくりにも、気を 配っている。加湿装置を設け、湿度は常時 65%に保たれている。生地は生き物。デリ ケートな繊維は、空気が乾燥していると生地 荒れを起こし、糸も切れやすくなるからだ。 「それでは品質を維持できませんから」 そう話すのは、総務経理課・品質管理課課 長の山田英俊だ。温度管理もしているのは言 うまでもない。
この工場の快適職場推進計画は、厚生労働 大臣が定めた「快適な職場環境の形成のため 鉄骨2階建て、延べ床面積4,929㎡の2010
年5月から稼働した新工場である。
工場は1階のすべてを量産部門のスペース とし、生産効率の向上を最重視。資材の荷受 けから裁断、縫製、検査、包装、出荷にいた る全工程が、同じフロアに集約されているた め、ものづくりの流れがとてもスムーズであ る。縫製部門のスペースも大きく確保。生産 中のラインの傍らで、次品番のミシンの待機 や調整がしやすくなるなど、「作業環境が飛躍 的に向上した」と代表取締役社長・矢野秀幸は 言う。
その結果、受付や事務室・社長室は2階に
と
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る。品質レベルを満たしているか、次工程に 手わたされる前に、早めにチェックをし、相 互確認をするためだ。毎日、2回行われてい るチェックタイム。もちろん明日もあさって も…。
一針、一針、心を込めて。一人ひとりの手 と志が、ワコールの品質を支えていた。
信頼される企業で
あり続けるために
こうした数々の工夫とこだわりで “品質の ワコール”を背負って立つ北陸ワコール縫製 だが、「維持、継承だけであってはならない」 と、生産管理課・縫製課・技術課課長の冨田紹 夫は話す。
「北陸ワコールでは、『ワコール ディア』の ような、技術の粋を尽くした匠の技による、 芸術品とも言うべき製品も生産しています。 そのため、単なる強度や耐久性といった物性 面による検査だけでは表現できない、美観を 重視した感性軸の検査も大切にしていきたい と思っています」
常に高品質の製品を生み出すリーディング カンパニーであり続けるために、新しい価値 も創り出していかなければならないと、冨田 は考えている。
午後4時、縫製部門に音楽が流れ出した。 チェックタイムを知らせる合図の曲だ。全個 班がミシンを一斉に止めて、皆が立ち上が し、全パーツを同じ反から取る。これは、
微妙な染め加減の違いが、洗濯を繰り返す うちに、色の差異となってくる可能性まで 考えてのこだわりだ。
また、仕上がった製品は、一点一点手にと っての全数検査を行っている。袖付きのラン ジェリーなら、ワキの下の縫い目を手で伸ば して強度を確認する…というように、製品ご との特性に応じた厳格な検品基準に基づいて いる。検査員の厳しい目視検査に合格したも のだけが、人の手でていねいに袋詰めされて いく。
従業員の「カイゼン提案」から生まれた工 夫も数多い。その一つがすべてのミシンに 取り付けられた「折れ針飛散防止ガード」だ。 万一、針折れが発生したときは、すべての断 片が揃うまで拾い集め、完全なかたちに復元 しているのだが、飛散した針を探すのはとき に大変な時間がかかる。そこで飛散防止のた めに開発されたものだ。この「折れ針飛散防 止ガード」は、今ではワコールの他工場にも
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西日本(百貨店担当)店 販売四課 松坂屋名古屋店 キャリアブランドリーダー
宮口 和美
う意味を、実際に見ることで納得できた気が しました」。さらにブラジャーを一枚一枚、 手に取って縫い目やレース、ホックの状態な どを細かくチェックしていく検品工程や人の 手で行われる袋詰め作業など、「こんなにてい ねいに扱われて売場に届くんだと、ちょっと 感動してしまって…。今まで以上に商品に愛 着を感じるようになりました」
それ以来、工場で見聞きしたことをできる だけお客様にお伝えするようにしていると言 う宮口。すると、お客様からは「ワコールは 高いと思っていたけれど、やっぱりそれだけ のことはあるのね。一度、身につけたら手放 せなくなるのもうなずけるわ」という言葉を 返してくださることもあると喜ぶ。
ビューティーアドバイザーとして、ものづ くりの現場の姿をお客様にお伝えすることの 大切さを宮口は日々、感じている。
さまざまなワコール・ブランドが並ぶ松坂 屋名古屋本店。その中でビューティーアドバ イザーの宮口和美は、2年前からヨーロッパ の繊細なレースなどを使ったランジェリーの ブランドである「トレフル」を担当している。 「すっきりとしたシルエットやデザインレー
スの美しさから、30~60歳代の幅広い年齢 層のお客様に好まれています」と話す。 そんな宮口は、インナーウェアの主力工場 である九州ワコール製造㈱・長崎工場を2009 年12月に見学。その体験から多くのことを 学んだと言う。
40以上のパーツを組み合わせながら1枚 のブラジャーに仕上げていく縫製工程では、 ミシンに向かう従業員たちの真剣なまなざし が忘れられない。「一針一針、丹精込めて縫 われていくのを見ているうちに、頭ではわか っていたつもりだった“品質のワコール”とい
品質の確かさを実感した工場見学。
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「お客様の満足」を実現するのは、優れた接客品質だけではない。
商品そのものが高い品質と優れた機能を持ち、
お客様から支持され、共感されることが不可欠だ。
ワコールでは、
“ゆりかごからゆりいす”まで、
さまざまな年代の女性に対応した商品を開発。
年代によって下着に求められる機能も異なるため、
女性のからだを科学的に研究し、
ライフステージに応じたインナーウェアを世に送り出している。
と
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女性の一生のなかで最も心身の変化が大き い妊娠から出産期。体型変化とともに生理や 感覚も変わるため、からだのリズムに合わせ て、 “産前は快適に” “産後はもっと美しく” なってもらえる商品開発を心がけている。
骨盤研究所
2009年、産前・産後の骨盤まわりをサポ ートする新機能ボトム「骨盤研究所」が発売さ れた。妊娠しておなかが大きくなると、姿勢 のバランスをとるために上半身が反り身にな り、腰への負担が大きくなる。そこで骨盤を 安定させることで少しでも反り身になるのを 防ぎ、ラクにおなかを支え、腰への負担も軽
よくばり産後ブラ
授乳期から卒乳期は、バストのボリューム 変化が大きく、サイズに合うようブラジャー を替えていく必要がある。2009年に発売さ れた、「よくばり産後ブラ」は、そんな不便さ を解消し、1枚のブラジャーで授乳期から卒 乳期まで使えるように工夫した製品だ。伸縮 性のあるウレタン素材をカップに使用し、授 乳期のボリューム増加に対応。また卒乳期に 近づくころは取りはずし可能な新開発のパッ ドを使用することで、バストラインを美しく ととのえることができる。さらに、ストラッ プをはずさなくても、伸縮性のあるカップを めくるだけで簡単に授乳ができるように工夫 されている。
減するように開発されたのが「骨盤研究所」 だ。ガードルが苦手な女性でも着用しやすい 素材が使われている。
産後用は、“たて・よこ・ななめ”に伸びる素 材を用いて、サポート感がありながら、から だの動きをさまたげず、骨盤が安定するよう に工夫されている。産後のボディラインを美 しく保ちたいというママの願いに応える製品 の一つだ。
妊娠前 妊娠5ヵ月 妊娠10ヵ月 産後3ヵ月 産後1年
母体保護と健やかな赤ちゃんの誕生を願って
ワコールマタニティ
編み立てによるパワー 切り替えで骨盤まわり
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活動的で成長著しい3~9歳のキッズ世 代。インナーウェア・パジャマを中心に、の びのびと動けて、からだをやさしく包みこむ 製品づくりを心がけている。良質な素材を用 いたていねいな縫製による高品質な製品づく りに努めているが、品質を落とすことなくコ スト削減を図ることが目下の課題である。
「スゴ衣」ニットトップ
薄くて軽くてあたたかい画期的な「スゴ衣」。 子どもたちが寒い冬ものびのび元気に動ける ようにと開発されたインナーウェアだ。アウ ターとしても着られる綿混の「スゴ衣」もある が、いずれも子どもの成長過程における体型 変化などのデータをもとに設計されたパター
のびのびと動けて、やさしく包みこむ製品設計
キッズワコール
ウェブでからだの成長や下着の選び方を楽しく解説
ワコールジュニア
ジュニア世代(10~15歳)は少女から大人 の女性へと成長する過渡期。自分のからだの 変化に不安を感じることも多いことから、正 しい知識が楽しく学べるように、ウェブサイ ト上で、「ガールズばでなびマガジン」を発行。 また、保護者向けに「ガールズ白書」も発行す るなど、ジュニア世代の気持ちに寄り添った サポートを行っている。
ふわプチブラ
からだの成長に合わせたインナーウェアを 身につけることが大切な時期なので、3ステ 「ガールズばでなびマガジン」
http://www.wacoal.jp/junior/bodynavi 「ガールズ白書」
http://www.wacoal.jp/junior/mother
「ガールズばでなびマガジン」
ップのインナーウェアを開発。バストがどん どん大きくなっていく、「ステップ2」のジュ ニア向けに、バストが1カップ成長した場合 でも着用できるように工夫されている。カッ プやアンダー部分には伸縮性のある素材を採 用した、無理なくフィットするノンワイヤー ブラで、バストをやさしく支えるテープ(特 許出願中)が使われている。
ンを採用。また、汗に強く、吸汗速乾性にす ぐれた夏用インナーウェアも開発されている。
「スゴ衣」
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シルバー向け総合ライフスタイルブランド の「らくラクパートナー」。インナーウェアの 製品設計とサイズ設定のため、60~80代の 年代ごとの平均値・標準偏差の調査計測を実 施。それに基づいて独自のサイズ規格“コン フォート(ゆったり)”サイズを採用している。 インナーウェア、サポートウェア、カジュ アルウェアを中心に、健康な高齢者はもちろ んのこと、介護する側・される側、双方が使い やすい“らくラク親切設計”。人生の先輩であ る高齢の方々への尊敬の念をもって、いつま でも健康で長生きしていただけるよう、身に つける衣類で貢献することを目指している。 加齢による、肌のかゆみや筋力低下などの 身体状況に対応した製品をさらに充実させる とともに、いくつになっても美しく装いたい という女性の願いに応える、よりファッショ ナブルなデザイン開発を行っていくことが課 題だ。
開発され、いずれも肌への刺激の少ないフラ ット仕上げによる縫製が採用されている。
カルソン(ストレートパンツ)
年齢を重ねた女性特有のふっくら体型をカ バーする立体設計で、美しいシルエットを実 現するパンツ。深めのはきこみ丈、総ゴムで ラクなウエスト、ひざまで開
閉できる裾ファスナーを付け るなど、機能性にこだわり、 しかもおしゃれなカジュアル ウェアだ。
あんしんウォーカー
転倒時の衝撃をやわらげるパッド入りガー ドル。大腿骨頂部をカバーする三層構造と厚 みの変化によるパッドを採用
し、後ろ斜め方向への転倒時 の防御を考えて開発されたも の。さらに腹筋をサポートす る当て布構造で、立ち上がり 時や歩行時の足運びを安定さ せるよう工夫されている。
パジャマ
着替えがしやすいように身体状況に応じた ボタンを開発。くぼみがついて使いやすい 「エッグボタン」、指先に力が入りにくい方で も留めやすい「パッチンボタン」、介護する人 もご本人もラクに着脱できる「マジックテー プⓇボタン」の3種類から選べる。寝たまま、 座ったままで着替えられる「全開パジャマ」も
高齢者の身体状況に着目し、着ごこちの良さを追求
らくラクパートナー
衝撃吸収パッド内蔵
ひざまで開けられ るファスナー付き
上下に開閉 できるファスナー
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2009年度は約60,000件の
お問い合わせをいただきました
2009年度、お客様センターにお寄せいただいたお問い合わ せの総件数は60 ,453件でした。そのうち53%は、商品の在 庫、取り扱い店舗、商品特長などについてのお問い合わせです。 12.1%が「お申し出」で、商品、販売員、宣伝販促活動などへの 苦情が寄せられました。
担当部署と連携を図りながら誠意をもって対応いたしました が、こうした「お申し出」には、改善のためのさまざまなヒントが 詰まっています。それだけに、それを“うまく処理”するのではな く、“いかにヒントに気づくか”が大切。こうした視点と姿勢で、 各部門・部署においてなお一層の努力を続けてまいります。
「お申し出」の内訳としては、大半(94%)が商品と売場へのご 不満のご意見で、販売員(BA)へのそれは3%でした。
一方でBAにはお褒めの言葉も多くいただいていますが、BAへ のご不満のご意見は極力、これをゼロに近づける努力が必要であ るのは言うまでもありません。商品と売場への「お申し出」を減ら すことを含め、各店舗でさらに研鑽に励み、お客様満足の実現、 お客様から一層の共感をいただけるよう努力してまいります。
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2009年度、HDI(ヘルプデスク協会)が発表した、国際基準に よる企業の問い合わせ窓口の格付け結果において、ワコールは最 高の「三ツ星★★★」を獲得しました。
今後、こうした高い評価に慢心することなく、お客様センター のさらなる充実を進めていきます。
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ワコールホールディングス CSR 2010
●お問い合わせ内容の内訳(2009年度)
総件数 60,453件
商品・店舗についての お問い合わせ 32,277件(53.4%) 商品・販売員などへの
お礼
830件(1.4%)
ご意見・ご要望
資料・パンフレット請求 1,415件(2.3%) 特別対応
1,440件(2.4%) その他
5,092件(8.4%)
●お問い合わせ内容の内訳(2009年度)
総件数 60,453件
商品・店舗についての お問い合わせ 32,277件(53.4%)
商品・販売員などへの お申し出(苦情) 7,344件(12.1%) 商品・販売員などへの
お礼
830件(1.4%)
ご意見・ご要望 1,070件(1.8%) 資料・パンフレット請求 1,415件(2.3%) 特別対応
1,440件(2.4%) その他
5,092件(8.4%)
修理依頼
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店頭からの声にクイックレスポンス
2004年から始まったスカッシュ(SQUASH)。店頭に寄せら れるお客様の声と、それに対するBAの意見を週単位でまとめて 本社に送り、商品開発などの本社担当部署が素早く善後策を講じ て店頭に返すという、スピーディーな「情報伝達」「情報共有」と「お 客様対応」のシステムです。
SPEED(速さ)、QUESTION(質問)、ANSWER(回答)、 SHIFT(仕組み)の頭文字をとったものですが、毎週、ほぼ全ての BAから店頭情報が寄せられています。
それらに、販売店担当が、商品部が、物流が素早く反応し、お 客様のご意見を反映した製品の開発・改良、店頭での接客品質向 上に取り組んでいます。
今後は、レスポンス(対応)を、よりスピーディーにしていくこ とが課題。併せて、BAの意見を商品企画に反映させる「BA検討 会」の一層の充実、商品部などの本社スタッフが意識的に店頭に 出向いて「現場をより深く知る」ことも重要だと考えています。
~ワコール人間科学研究所~
1964年の発足以来、ワコール人間科学研究所(以下、人科研) では毎年、4歳から69歳の日本人女性1 ,000人の人体測定を続 け、45年を経た現在、その計測人数は延べ40,000人を超えるに 至っています。
豊富なデータと研究成果から数々のヒット商品を開発してきま したが、22ページ~25ページで紹介している“お客様のライフス テージにあわせた多彩な商品”も、人科研の研究成果が開発を縁の 下で支えています。
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「女性共感企業ワコール」の検証
お客様とともに
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すべての女性が美しく、
そして「乳がんに、負けない」社会を実現することは、
「女性共感企業ワコール」の使命―――。
そんな思いから、
乳がんで悲しむ女性をなくすことを目指して、
3つの分野にわたる
「ワコール ブレストケア活動」を
展開している。
ワコール ブレストケア活動
美しいボディラインの 再生支援
「リマンマ事業」
ワコール
ブレストケア活動
Wacoal Breast Care Act.
乳がんの早期発見・ 早期診断・早期治療支援
「ピンクリボン活動」
乳がんの 早期発見支援
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「ピンクリボン・スマイルウォーク
仙台2009」に参加
2009年10月31日、仙台では3回目とな る「ピンクリボン・スマイルウォーク」が開催 された。テーマは『街と街を人と人でつない でいく。ひとりひとりがメッセンジャー』。 約2600人が10キロと5キロの2コースに分 かれて仙台市内を歩き、道行く人々に、乳が んの早期発見の大切さを訴えた。
ピンクリボン活動
スマイルウォークにブース出展
AIO(アイオ)を展示 スマイルウォークは朝日新聞社などが主催
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乳がんへの関心を高める
「ピンクリボン・フィッティング・
キャンペーン」
乳がんへの関心を高めて、「検診へのアクシ ョン」を呼びかけるワコールのピンクリボン 活動。活動の一環として2009年10月1日 ~31日までの期間、全国各地にあるワコー ルの売場で「ピンクリボン・フィッティング・ キャンペーン」に取り組んだ。これはお客様 にご自分のからだや乳がんへの関心を高めて いただくために、ブラジャーを1枚ご試着い
ただくごとに「10円」を、お客様に代わって ワコールから㈶日本対がん協会の「乳がんを なくす ほほえみ基金」に寄付をする活動だ。 期間中、全国で113,910人にご協力いただ いて、284,076枚のご試着があったことか ら、ワコールより2,840,760円の寄付を行 った。さらに、ウェブサイトでも乳がんの正 しい知識がクイズ形式で学べる「ピンクリボ ン検定」を実施。受検1回につき5円をワコ ールから同基金に寄付する取り組みが行わ れ、1,685,170円の寄付につながった。
「ワコールに協力することで、
私たちも啓発される」
「お客様にフィッティングキャンペーンの 趣旨をご説明すると、“それなら協力します” “協力させてください”とおっしゃる方が少な
くありません。大内屋様のご理解とご協力 で、期間中は建物外壁に大きな垂れ幕を掛け てキャンペーンをPRできたおかげで、予想 以上のお客様にご試着いただきました」 こう話すのは、大内屋 本店のビューティ ーアドバイザー斉藤みゆきだ。ワコールでは
ピンクリボン・フィッティング・キャンペ ーンにご協力いただいた方に配布した 「My Bust Book」とオリジナルチャーム
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仙台地区の11店舗でこのキャンペーンを実 施したが、期間中、活動をご支援くださった のが、大内屋 本店2Fフロアマネージャーの 山家麻美様である。
「大内屋は仙台を中心に6店舗を展開して いて、すべての店でワコールさんに協力させ ていただきました。私たちも乳がんになる危 険性がありますから、協力することで自分自
身の勉強にもなり、多くのことを啓発されま した。もちろん “お客様への啓発”は大賛成 です。こんな素敵な社会貢献活動に取り組ま れているワコールさんを、なかば羨ましくも 思っていたんです」
期間中、BAはキャンペーン主旨の説明や ご試着などで、普段よりもお客様に応対する 時間が長くなる。そうしたとき、山家様をは じめ大内屋のスタッフの皆さんが、ワコール のBAに代わって接客してくださることが少 なくなかった。
東日本(専門店担当)店 販売二課 大内屋 本店 リーダー 斉藤 みゆき
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「それは、フィッティングキャンペーンは ワコールさんだけのキャンペーンではない、 という意識が私たちにあったからだと思いま す。斉藤さんたちワコールのBAさんも、大 内屋のスタッフも、同じように大内屋で働 く、言わば仲間です。全員でキャンペーンを 盛り上げたいという気持ちになりました」 POPのディスプレイをはじめ、山家様と 斉藤が打ち合わせすることも少なくなかった が、そんな光景は、大内屋様のすべての店舗 でくり広げられていた。このように「ピンク リボン・フィッティング・キャンペーン」は、 多くの百貨店や専門店のご協力を得ながら、 全国各地で展開されたのである。
ワコールの乳がん検診の
社内受診率は約77%
ワコールがピンクリボン活動に取り組むよ うになったのは2002年9月から。今ではア メリカやアジアを中心に11カ国の海外グル ープ会社に活動が広がっているが、従業員の 大半が女性で占められていることから、ま ず、社内での意識啓発を重視した活動からス タートさせた。
乳がん検診の社内受診率を高めようと、啓 発活動を行うと同時に、ワコール健康保険組 合加入の全社員(20歳以上)と被保険者の配 偶者を対象に、受診費用をワコールと健康 保険組合が出し合って1人あたり1万円を負 担。大半の女性は費用負担をすることなく検 診が受けられるようにした。その結果、社内 受診率は現在約77%に。2012年には100 %を目指して活動を行っていく。
斉藤自身も、毎年、マンモグラフィーと超 音波の両方で乳がん検診を受けている一人 だ。
「自分が受診していないと、お客様にもお 勧めしにくいですからね。会社に支援制度が あるのでとても助かっています。これからも “ピンクリボンといえばワコール”と言ってい ただけるように、さまざまなところで会社の 姿勢をPRしていきたいと思います」
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乳がん検診サポート事業
医療機関と協力し、
乳がん検診車「AIO(アイオ)」に
よる検診サポート事業をスタート
日本の乳がん検診の受診率は約20%しか なく、欧米の70~80%台と比べるとずいぶ ん低い。ワコールでは少しでも検診の機会を 増やすことで早期発見につなげたいと考え、 2009年10月から「乳がん検診サポート事 業」をスタートさせた。デジタルマンモなど 最新の検診機器を搭載した乳がん検診車を購 入し、検診事業を行っている医療機関を支援 する取り組みである。
実際の検診は医療法人社団プラタナス「イ ーク丸の内」(東京都)に検診車を賃貸する形 で行い、より多くの女性に“愛を”届けるため にという思いを込めて、「AIO(アイオ)」と命 名した。
この事業は僻地医療や病院の再生などに取
り組む医療コンサルタントの大石佳能子氏 (株式会社メディヴァ代表取締役)の姿に感銘 を受けた塚本社長が、「ワコールにできること はないか」と、大石氏に連絡を取ったのがき っかけだった。
「当時、ワコールさんがピンクリボン活動
マンモグラフィ ワコールオリジナル移動式検診車両「AIO(アイオ)」
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をされていることは知っていました。しかし 30年以上も前から、術後のケアをするリマ ンマ事業に取り組んでこられたことは知らな かったのですが、ワコールさんにしかできな い社会に貢献する貴重な事業だと思いまし た。下着メーカーの使命として乳がんと真剣 に向き合おうとされていましたから、いろい ろ検討した結果、検診車の導入を提案したの です。検診車があれば、職場やショッピング センターなど、どこでも気軽に検診が受けら れるようになり、早期発見につながる素晴ら しい事業になると考えたからです」
各地域の病院との連携をすすめ、
安心して受診できる体制づくりを
目指す
この事業に協力する「イーク丸の内」は、「女 性による女性のための統合ヘルスクリニッ ク」として、女性特有の疾患の健康診断と治 療を行っている。大石氏は同クリニックの運 営にも参加し、女性が安心して受診できる環
境づくりをすすめている。
乳がん検診サポート事業では、AIOで検診 を受けて、万一、乳がんが発見された場合に 備えて、同クリニックで治療を受けたり、聖 路加国際病院や東京大学病院など、提携先の 医療機関を紹介できる体制が整えられた。今 後は各地域の病院との連携をすすめ、安心し て受診できる体制づくりを目指している。 「AIOによる乳がん検診事業をすすめるた めに、現在、健康保険組合や企業などに検診 を積極的に働きかけているところです。でも ワコールさんのように社内の受診率が約77 %と高い企業はほとんどありませんから、多 くの企業に見習ってもらいたいものです」 と同時に、「ワコールさんも受診率を高める ためにどのような努力をされてきたのか、そ の結果、どんな医療的な効果があったのかと いった点などを、積極的に公表していただけ ればと思います。そのことが受診率を高める ための貴重なデータになると考えるからで す。また、検診を受けることに抵抗感のある 女性が多いという現実がありますから、受診
された従業員のみなさんの思いや心理的な変 化などについても知ることができれば、説 得力のあるデータになるでしょう。これもま た、社会貢献の一つではないでしょうか」と 大石氏は指摘する。
乳がん検診サポート事業はまだ始まったば かり。いろいろな街角でAIOによる検診を受 けられる日が来ることを期待したい。
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美しいボディラインの再生支援に
取り組み、術後のケアをサポート
ブレストケア活動の3つ目の柱となるの が、「リマンマ事業」である。乳がん検診サポ ート事業やピンクリボン活動が、乳がんの早 期発見を支援するための活動であるのに対し て、リマンマ事業は「美しいボディラインの 再生支援」に取り組み、術後のケアをサポー トする事業だ。
乳がんを経験された方に、美しいボディラ インと素敵な笑顔を取り戻していただきたい との思いから1974年より取り組んでいるリ マンマ事業。手術やリハビリの専門家の意見 とワコールの長年の研究をもとに、からだへ の負担を軽減するパッドやインナーウェア、 水着などの製品を開発。バストの状態に応じ たさまざまな機能を備えたブラジャーや、自 然な感覚でお使いいただけるパッドなどが揃
っている。
これらのリマンマ製品は2010年3月にオ ープンした「リマンマルーム大阪」を含め、全 国6カ所の「リマンマルーム」で個別にご相談 を受けながら販売しており、同時に通信販売 も行っている。
さらに毎年、各地で「採寸・試着などの無 料相談会」を開催。実際の製品を手に取って ご覧いただいている。2009年度は山口を はじめ、8会場で相談会を実施。約800人 にご来場いただいた。1993年から続くこ
の相談会は、これまで133会場で行われ、 18 ,000人を超える方々にお越しいただい たことになる。
数多くの女性のアフターケアを行ってき たリマンマ事業。インナーウェアメーカー としての社会的責任を自覚した事業であり、 「女性共感企業」ワコールならではの取り組
みである。
◆ 『乳がんに、負けない』
ワコールのブレストケア活動は、これから も女性たちの健康を願いつつ、多彩な取り組 みを続けていく。
リマンマ事業
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「女性共感企業」を目指すワコールでは、
女性の健やかな毎日を願って多様な社会貢献活動に取り組んでいる。
女性たちに寄り添い、応援をする活動のいくつかをレポートしよう。
社会貢献活動
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小・中学生(小4~中2)とその保護者に、 下着やからだについての基礎知識を学んでも らおうと、各地で開催している「ツボミスク ール」。思春期の子どもたちは、自分の身体 的な変化に戸惑いや不安を感じることも多い ため、きちんとした知識を身につけ、健康で 美しい女性に成長してほしいという願いを込 めて始まった活動だ。
2 0 0 1 年 の ス タ ー ト か ら こ れ ま で に 20,000人余りが参加。2009年度の参加者 は5 ,014人にのぼり、各地の子ども会や学 校、ガールスカウトなどで309回の教室が
開かれた。
ツボミスクールの講師(ワコールの従業員) がワコール人間科学研究所の研究データなど をもとに、体型の変化や大人と子どものから だの違いなどをわかりやすく説明。さらに成 長に合わせたブラジャーの選び方、バストサ イズの正しい測り方についてゲームなどを交 えながら楽しく学んでいく。
最近は学校の授業として行われるケースも 多く、また、養護教諭の研修会、学校保健委 員会、PTAの研修会など、教育現場での開 催が増えてきている。参加した子どもたちか らは、「スクールが楽しかった」「恥ずかしがら ずに自分のからだを理解するのは大切だと 思った」など、たくさんの感想が寄せられて いる。教室が開かれた学校では、次年度以降 も継続して開催を希望される場合がほとんど で、高い評価を得ていると言えるだろう。 ただ、講師が3人と限られているため、よ
り多くの養護教諭が児童・生徒に指導できる よう、希望される学校には、ツボミスクール の内容を抜粋した教材の無料配布や下着サン プルの貸し出しを実施。2009年度は全国約 300校に配布したが、2010年度も継続し て配布を進める予定だ。
学校に無料配布されている小学4 ~6年生向けの冊子。保健指導や 保健体育の副教材として活用され ている。
貸し出し用の下着サンプル
ツボミスクール
小・中学生とその保護者向けに「下着教室」を開催
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女性のシンボルと呼ばれる「乳房」。乳房に ついては医学、生物学、文化人類学、心理学 など、それぞれの専門領域で多くの研究がさ れている。しかし、それらを横断的につなぐ 組織がなかったことから、その役割をワコー ルが担おうと1996年、研究が深まることに 期待して、研究会を立ち上げた。
これまで、女性の「こころ」と「からだ」を取 り巻く興味ある研究テーマで、各方面からの
民間の育児関連企業十数社、助産師ととも に、妊婦や子育て家族がここちよく暮らせる 社会づくりの推進を目的として設立された CFFC。ワコールはCFFCに参画し、妊娠、 出産、子育て、家庭づくりに関する勉強会、 シンポジウムなどの開催を通じて、「育児が楽 しいものである」という社会的認知の促進、
てきた。さらに多くの人に興味を持ってもら えるテーマを設定し、議論を深めていくこと が求められている。
より良い家庭づくり、子どもを産み育てやす い社会の実現を目指している。
これまでにマタニティマークの普及活動、 助産師による「祝い帯の巻き方講習会」や「悩 み相談」などを開催。育児の楽しさや家族の 大切さを伝えていく活動は個人や一企業では 成し遂げにくいものだが、加盟企業が一体と
なれば、大きな成果もあげ られるのではないかと期待 している。
●2009年度に行われた定例研究会
2009年8月8日
「現代親子のおかれる環境と子育て支援 ~子育てから 子育ち・親育ちへ~」
柏木 惠子 東京女子大学名誉教授
田代 明美 コーディネーター
2009年10月24日
「罹患体験から語る〈乳癌〉の意味」
鈴木 淳子 アーティスト/女子美術大学講師
北山 晴一 コーディネーター 2010年1月23日
「人体の美しさを考えよう ~芸術学から・動物学から~」
高階 絵里加 京都大学人文科学研究所准教授
蔵 琢也 早稲田大学意志決定研究所 客員研究員
平田 多津子 コーディネーター
「乳房」について多角的な議論を展開
CFFC
(NPO法人チャイルド&ファミリー・フレンドリー・コンソーシアム)
幸せな妊娠・出産・育児応援
http://www.wacoal.jp/company/nyubou-bunka 2010年1月23日の定例研究会
http://www.cfc.jp マタニティマークを付けた