第 74 回情報公開・個人情報保護審査会議事要旨
1 開催日時 平成 26 年9月4日(月) 午後1時 30 分~午後2時 50 分
2 開催場所 浦安市中央公民館第3会議室
3 出 席 者
(委 員) 飯田委員、小川委員、渡邉委員、大野委員、永冶委員
(事務局) 工藤総務部長、露木総務部次長、高橋総務課長、宇田川、柴田
(実施機関)消防本部警防課後藤主幹、小林主査
4 議 事
(1) 諮問第35号「個人情報の取扱いに関する制限の適用を除外する事項について」 (2) 諮問第 36 号「消防指令業務共同運用に伴う個人情報の収集及び外部提供並び
にオンライン結合について」
5 資 料
[事前に配布されたもの]
・資料1 諮問第35号(諮問書、例外に関する事項、新旧対照表)
・資料2 諮問第36号(諮問書、事業概要)
6 会議経過
○諮問第 35 号配布資料について事務局から説明
本件諮問に対する質問、回答及び意見は次のとおり。 委 員:被爆者の福祉と記載があるが、どのような事務か。 事務局:原子爆弾被爆者の方に見舞金を支給している。 委 員:犯歴等の照会について資格要件対象者とは。 事務局:公務員、弁護士、司法書士等。
委 員:個別事項欄に事務担当課に市民課と記載があるが、市民課以外で 収集することはないか。
事務局:地方検察庁や裁判所から本籍地の市町村に対し、通知されるもので、 戸籍事務を担当する市民課だけが収受することになる。
委 員:法務省訓令や最高裁通達には、市町村に関することは、どのように 記載されているのか。
事務局:犯歴事務規程には、罰金以上の刑に処する裁判が確定した時等に既決 犯罪通知書等を地方検察庁から戸籍事務を管掌する市町村長に対し通 知すると記載してある。また、最高裁判所通達では、破産者の本籍市 町村において戸籍に関する事務をつかさどる者に対し、破産手続開始 の決定が確定した旨を通知すると記載してある。
○諮問第 36 号配布資料について実施機関から説明
本件諮問に対する質問、回答及び意見は次のとおり。
委 員:消防指令センター以前では、どのように情報伝達していたのか。 実施機関:住民基本台帳データは、平成 20 年2月から平成 25 年の3月まで浦
安市単独で 119 番通報を受けており、住民基本台帳データを地図に する GIS という仕組みを使っていた。
災害時、住所を入力することによって、住民情報が閲覧できた。 委 員:なぜ、専用回線にしたのか。
実施機関:USB等の外部媒体持ち出し等を行うと紛失等の危険が大変多いた め、ネットワークシステムを専用回線で繋ぐことになった。 委 員:要援護者の緊急通報電話は、緊急時に受話器を上げると直接繋がる
ものだと思うが、人数は高齢者で 635 人、障がい者で 20 人とある が、少なくないか。
実施機関:平成 26 年7月 31 日現在で、担当課(高齢者支援課・障がい福祉課) に確認した緊急通報装置利用者人数となる。
委 員:障がい者の緊急通報装置は、高齢者と違いがあるのか。 実施機関:高齢者と同様である。
委 員:提供データの住民基本台帳データ項目で、世帯主と記載があるが世 帯主情報は必要なのか。
実施機関:現在、消防指令センターで利用しているのは、民間の住宅地図で、 住宅地の表札情報である。民間の地図情報は、リアルタイムで更新 されないため、実際の住民情報が違うことがある。世帯主を把握す ることで、表札の代わりとなる。
委 員:安全性の確保の接続方法で、ファイヤーウォールのところが分から ないので説明を。
実施機関:直接消防本部と消防指令センターと繋がっているのではなくて、中 間にOAサーバーを経由してファイヤーウォールで制御している。 委 員:接続方法でイーサーネットとは何か。
実施機関:法人向けの閉鎖型な光回線の種類ネットワーク通信網となる。 一般的に自宅のインターネットとは異なり、専用回線以外は直接通 信を不可能にするよう制限している。
委 員:今回は、浦安市消防本部と消防指令センターをオンライン結合で行 っているが、他の地方公共団体との相互間で、オンライン結合する ことはないか。
実施機関:ない。
以上