TOTO CORPORATE VIEW 2015
コ ー ポ レ ー ト メ ッ セ ー ジ
あしたを、
ちがう
「まいにち」に。
私たちTOTOグループは、
お客様・社会から必要とされる企業であり続けることを目指します。
そのために、生活価値を創造し提供していく企業として、未来へとつながる「あした」に向かい、
期待を超える、かつてない「まいにち」を提案します。
2
I N D E X
page 03
-コーポレートデータ
page 07 -事業戦略
page 12 -事業概要
page 13 -国内住設事業
page 17 -海外住設事業
page 26 -新領域事業
page 27 -ガバナンスデータ
page 36 -環境・社会データ
page 41 -財務データ
page 47
-外部評価・格付け情報
page 48 -会社概要
[ 対象期間 ]
本「TOTOグループコーポレートビュー2015」(以下「本誌」)における 年表記は、各年の3月31日に終了した事業年度または3月31日現在 を示します。
[ 報告に関する特記事項 ]
事業概要 海外住設事業
事業戦略 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
企業理念
先人の言葉
社是
創立者の思想を後世に伝えていくための言葉。TOTOグ ループの活動の根底に流れる普遍的な思想です。
初代社長大倉和親から二代目社長の百木三郎に送られた書簡の中に記され た言葉で、今日まで『先人の言葉』として大切にされています。これを含めた創 立時からの思想を、今の時代にふさわしく、さらにTOTOグループで共有でき るように制定したものが「TOTOグループ経営に関する理念体系」です。
1962(昭和37)年制定
ビジョン
ミッション
中・長期経営計画 社是
TOTOグループ 企業理念
TOTOグループ 企業行動憲章
グループ共有理念
将来にわたって 引き継いでいくもの、 つまり『心』
事業活動ビジョン
その時代における 進むべき方向性、 つまり『体の動かし方』 Heart
Body どうしても親切が第一
奉仕観念を以も っ て
而仕事をお進めくだされ度た し 良品の供給、需要家の満足が掴むべき実体です。
此こ
の実体を握り得れば利益・報酬として影が映ります。 利益という影を追う人が世の中には多いもので 一 生実体を捕えずして終わります。
理念体系 詳細ページ
コーポレートデータ
■グループ共有理念
TOTOグループにおける理念体系の特長は、「将来にわたって引き継いでいく」心の部分(グループ共有理念)と、「その時代における進むべき 方向性」つまり体の動かし方の部分(事業活動ビジョン)を明確に分けて示しているところです。
TOTOグループ企業理念
私たちTOTOグループは、社会の発展に貢献し、 世界の人々から信頼される企業を目指します。
そのために
●水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化を創造します。
●さまざまな提案を通じ、お客様の期待以上の満足を追求します。
●たゆまぬ研究開発により、質の高い商品とサービスを提供します。
●限りある資源とエネルギーを大切にし、地球環境を守ります。
●一人ひとりの個性を尊重し、いきいきとした職場を実現します。 「社是」が伝えようとしている思想を基本とし、すべてのステークホル
TOTOグループ企業行動憲章
TOTOグループは、各国・地域において公正な競争を通して付加価値を創出し、雇用を生み出すなど経済社会の発展を担うとともに、 広く社会にとって有用な存在であり続けたいと考えています。その実現のために、TOTOグループで働くすべての人々が社是・企業理念 に基づき高い倫理観をもって活動し、社会的責任を果たしていくことを目指します。
この「TOTOグループ企業行動憲章」は、ステークホルダーの皆様の満足を実現するために、TOTOグループで働くすべての人々の活 動の基本スタンスとするものです。
1.私たちは、お客様満足を追求し、地球環境に配慮した安全で誰にでも使いやすい商品やサービスを提供します。 2.私たちは、透明で公正な行動で良識ある事業活動を行い、政治・行政との健全かつ正常な関係を保ちます。
3.私たちは、社会とのコミュニケーションを行い、積極的に企業情報を開示するとともに、各種情報の保護・管理を徹底します。 4.私たちは、働くすべての人々の多様性、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現します。 5. 私たちは、地球環境問題を人類共通の課題と認識し、企業の存在と活動に必須の要件としてグローバルな観点から主体的に取り組
みます。
6.私たちは、企業市民として、地域や社会に積極的に貢献します。 7.私たちは、反社会的勢力とは断固として対決し、関係遮断を徹底します。
8. 私たちは、各国・地域の法律の遵守、人権を含む各種の国際規範の尊重はもとより、文化や慣習、ステークホルダーの関心に配慮した 経営を行い、当該国・地域の経済社会の発展に貢献します。
9. TOTOの経営トップは、自らの役割としてTOTOグループはもとより、取引先をはじめとするサプライチェーンに対して、企業倫理の 徹底を図ります。
10.TOTOの経営トップは、本憲章に反するような事態が発生したときには、自らが問題解決にあたります。
■事業活動ビジョン
ビジョン
“強く・明るく・美しい会社”を目指して
ミッション
3つのミッションを通じて“あしたを、ちがう「まいにち」に。”を実現します。 中・長期経営計画(TOTO Vプラン2017)については、P11に掲載しています。
TOTOミュージアム 2015年8月オープン
TOTOが受け継いできた創業の精神やものづくりへの想いとともに、新しい生活文化を 創造してきたその歴史と進化を紹介する施設です。
森村グループ創始者・森村市左衛門、TOTO創立者・大倉和親、五代目社長・江副孫右 衛門の功績など、TOTOに受け継がれるものづくりへの熱い想いを紹介しています。
TOTOミュージアム外観(福岡県北九州市)
事業概要 海外住設事業
事業戦略 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
日本初の
水洗式腰掛便器の製造を出発点に
私たちは、
「イノベーション」の道を
歩き続けます。
水まわりを中心としたTOTO商品は、
生活者であるお客様が「まいにち必ず使うもの。」
だからこそお客様が快適に使えるものづくりにこだわってきました。
この思いは、上下水道が整備されていない100年前、
創立者大倉和親の「国民の生活文化を向上させたい」という信念が
原点です。
そして、この思いは、これからも変わることがありません。
■売上高(単体)
■売上高(連結:1989年〜) コーポレートデータ
TOTO 100年の歩み
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
1965
1917 1921 1925 1929 1933 1937 1941 1945 1949 1953 1957 1961 1969 1973 1977 1981 1985 1989 1993 1997 2001 2005 2009
2013 2014
2015
(計画)
(単位:億円)
1958年 1963年 1980年
1914年
アクアオート (自動水栓発電タイプ)
セフィオンテクト きれい除菌水
ほっカラリ床
エアイン®シャワー
ハイドロテクト AD膜
水の流れを利用して発電した電力を蓄 電し、アクアオートが作動。手を感知す るセンサー方式で止吐水を制御します。
陶器表面の凹凸をツルツルにし、汚れ の付着力を弱めることで、理想的な自 浄力を実現しました。
水道水に含まれる塩化物イオンを電気 分解してつくられる除菌成分を含む水 です。使用後は水に戻る安心・安全な水 です。
滑りにくく乾きやすいカラリパターンに 加え、独自の構造で畳のようにやわらか い踏み心地です。
水に空気を含ませて吐水する技術で、 水の一粒一粒を大粒化し、心地よい浴 び心地を実現しました。
光触媒を利用し光や水の力で地球も 暮らしもきれいにするTOTOの環境浄 化技術であり、技術ブランドです。 エアロゾルデポジション(AD)法により、
金属、ガラス、セラミック基材上に緻密 なイットリアコーティングを実現しました。
TOTOの最新技術
魔法びん浴槽®
断熱構造で4時間後の温度低下をわ ずか2.5℃以内に抑えます。 トイレ
水栓金具
浴室
新領域
TOTOは創立者の意志を受け継ぎ、 今なお、世界に必要とされる技術・商品を
世の中に送り出し続けています。
従来便器 セフィオンテクト便器
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
1965
1917 1921 1925 1929 1933 1937 1941 1945 1949 1953 1957 1961 1969 1973 1977 1981 1985 1989 1993 1997 2001 2005 2009
2013 2014
2015
(計画)
(単位:億円)
1993年 2002年
ウォシュレット一体形便器
ネオレスト発売 トルネード洗浄
6 1989年
コーポレートデータ 事業概要 海外住設事業
国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
事業戦略
トップメッセージ
詳細ページ トップメッセージ世界で必要とされ続ける
企業であるために
代表取締役 社長執行役員
TOTOグループは、これからも世界で必要とされ続ける企業であることを 目指しています。その実現のため、2009年度より、長期経営計画「TOTO Vプラン2017」を策定し、推進しています。戦略フレームは、3つの事業 軸と、全社最適視点で横串を通す3つの全社横断革新活動です。これらの 事業活動を「TOTOグローバル環境ビジョン」を推進エンジンとして、グ ループを挙げて取り組んでいます。■ 2014年度の業績と2015年度計画
2014年度の日本経済は、消費税率の引き上げにともなう 駆け込み需要の反動などの影響がみられたものの、緩やか な回復基調が続きました。
このような事業環境の中、2014年度の業績は、連結売 上高5,445億円(前期比1.6%減)、連結営業利益374億 円(前期比20.7%減)、連結経常利益396億円(前期比 21.3%減)で、減収減益となりました。しかし、2017年 度に向けて新たに策定した中期経営計画の初年度としては 計画どおりの着地であり、2012年度比較では売上高・利 益とも伸長しています。
国内住設事業は、この駆け込み需要の反動による新設住宅 着工やリフォーム需要の減少などの影響が想定以上に長引 き、減収減益でした。その一方、海外住設事業と新領域事 業は好調に推移しました。とりわけ海外住設事業は、着 実な成長戦略を進めてきた結果、売上高の増加、生産性の 向上および為替変動の影響から営業利益が大きく伸び、海
外に展開するすべての地域で増収となりました。また、新 領域事業においては、当社のオンリーワン技術を活かした 「セラミック事業」の商品売上が大幅に伸長し増収増益と なりました。
■ 中期経営計画の進捗と2015年度の施策
2009年に策定した「TOTO Vプラン2017」のもと、 2010〜2011年度の2年間は基盤の整備に取り組み、2012 〜2014年度の中期経営計画を策定しました。続く2013 年度は、最終年度の2014年度目標を前倒しで達成し、 2014年から2017年度までの新しい中期経営計画を策定し ました。2015年度はこの中期経営計画の2年目であり、 「TOTO Vプラン2017」達成に向けた、重要な一年です。 当初の計画どおりとはいえ、厳しい事業環境の中、減収減 益となった2014年度から再び成長へと転じ、掲げた数値 目標を確実に達成するための再スタートの年です。 3事業のうち「成長のエンジン」として、とりわけ重要な 役割を果たすのが海外住設事業であり、国内・海外の垣根 を越えた連携を進めていきます。海外の主要展示会に出展 し、それぞれの国でTOTO商品の性能と技術を訴求すると いった従来の各国での活動は継続強化する一方で、2020 年訪日外国人旅行者数2,000万人を目指す日本を起点とし
た海外での需要喚起活動を推進します。増え続けている訪 日外国人の皆様が、日本のトイレ文化に触れ快適なトイレ を体験することで帰国後の需要拡大につなげるべく、日本 国内の公共施設向けの提案活動を強化していきます。 こうした連携活動のため、マーケティング、研究開発、購 買、製造、物流から販売まですべての事業領域において、 お客様満足(CS)を視点とした事業構造の変革が必要で す。その一つとして、2015年度より、4つの革新活動のう ち、「サプライチェーン革新」と「ものづくり革新」を、 お客様視点を軸とする「デマンドチェーン革新」に統合し ました。また、成長が確実な海外市場をより強固にするた めのグローバルリレーション推進室と、将来的な成長が見 込める市場を開拓するためのグローバル戦略室を設置しま した。この2つの新しい部署を中心に、海外市場を長期的 に拡大強化していきます。
※ TOTOグループは、事業の成長および収益力の向上、ならびに資産の効率的な運用の観点から、売上高営業利益率とROA(営業利益ベース)・ROE(純利益ベース) を、重要な経営指標としています。
※ROA=営業利益/総資産、ROE=純利益/自己資本 ※2015年度計画:修正計画発表10月30日
(単位:億円、未満切り捨て) ■「TOTO Vプラン2017」策定年度からの実績と2015年度業績計画、2017年度目標※
2009
年度実績
2010
年度実績
2011
年度実績
2012
年度実績
2013
年度実績
2014
年度実績
2015年度
上期実績
2015
年度計画
2017
年度目標
連結売上高 4,219 4,335 4,526 4,762 5,534 5,445 2,722 5,812 6,500
連結営業利益 65 140 187 233 471 374 200 455 610
売上高営業利益率 1.6% 3.2% 4.1% 4.9% 8.5% 6.9% 7.3% 7.8% 9.4%
ROA(営業利益ベース) 1.7% 3.7% 5.0% 6.0% 10.7% 7.5% ー 8.7% 10%以上
ROE(純利益ベース) 0.5% 2.8% 5.2% 8.8% 19.4% 10.0% ー 12.1% 10%以上
コーポレートデータ 事業概要 海外住設事業
国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
■ 株主還元
TOTOは、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つ としており、企業体質の強化と将来の事業展開を勘案した内 部留保の充実と安定的な配当を基本方針としています。 内部留保資金については、長期安定的な経営基盤の確立に 向けて、商品力の向上と生産・販売体制の整備・強化およ び新規事業や海外事業の展開などに活用していきます。配 当性向については、連結当期純利益の30%を目標とし、業 績に連動した利益還元を目指しつつ、安定的な配当水準の 維持に努めます。
配当は、今後も中間・期末の年2回を予定しています。ま
た、自己株式の取得については、機動的な資本政策等遂行 の必要性、財務体質への影響等を考慮したうえで、総合的 に判断します。
なお、2014年度の配当金は、1株につき年間26円(中間 13円、期末13円)とさせていただきました。2015年度に は、投資単位を適正な水準にすることで、株主の皆様に安 定的に株式を保有いただきたいとの思いから、また、中長 期的な株価変動等も勘案し、単元株式数の変更と株式併合 を行いました。
■ ガバナンス
TOTOは、企業価値を永続的に向上させていくにあたっ て、公平で公正な経営を執行・監督するための仕組みを構 築するとともに、その拠り所となる理念を明確にすること が重要だと考えています。
TOTOグループの企業理念には、「社会の発展に貢献し、 世界の人々から信頼される企業を目指す」という言葉があ り、これをすべての活動の核として、事業活動を推進して います。
この揺るぎない理念にのっとりながら、時代の変化に応じ て体制を進化させていくことも重要です。2014年度は、
経営の透明性・健全性のさらなる強化を目指し、社内取締 役を1名減員するとともに、指名諮問委員会の構成を見直 し、社外委員を半数以上とすることを規定しました。取締 役会などでは、社外取締役・社外監査役からさまざまな質 問や発言があり、以前にも増して活発に議論が行われるよ うになっています。
また、2015年6月から「コーポレートガバナンス・コード」 の適用が開始されましたが、TOTOはこれまでと同様に、 継続的にガバナンスの強化と改善に取り組んでいきます。
2004年
指名諮問委員会を設置 CSR委員会を設置
グループ経営に関する理念体系を整備
2005年 報酬諮問委員会を設置
リスク管理委員会を設置
2006年
社外取締役を選任 内部監査室を設置 特別委員会を設置
2007年 ストック・オプションを導入
コーポレート・ガバナンス強化の推移
2010年 独立役員基準を制定
独立役員を指定
2011年 取締役の定員を減員(20名→14名)
国連グローバルコンパクトへ参加
2012年 執行役員制度の充実(上席執行役員を新設) 2013年 ビジネス行動ガイドラインを整備
2014年 取締役を減員(13名→12名)
■ 企業価値の源泉と社会への貢献
■ ステークホルダーの皆様へ
TOTOは創立当初から、事業を通しさまざまな社会課題の 解決に取り組んできました。水洗便器の開発と普及は人々 の生活スタイルを変え、当時の「衛生」という社会課題を 解決する、重大な役割を果たしました。そして21世紀の現 在、TOTOグループは世界共通の課題である環境問題を、 事業を通し解決する課題として明確に位置づけています。 「TOTO Vプラン2017」において「真のグローバル企業」 を目指すことを掲げていますが、これは、単に売上や海外 比率が大きい企業のことではありません。各国・地域にお いて、その習慣や文化にあわせた商品をお届けし、新しい 生活文化を提供することで、その土地で暮らすお客様から 必要と認められる企業を意味します。
この実現には環境問題、とりわけ水資源への取り組みが重 要です。TOTOの商品は、「世界中のお客様」に「まいに ち」使っていただく生活に密着したものです。商品使用時 の節水・省エネの積み重ねは地球環境への影響を大きく左
右します。「世界中のお客様」に環境配慮商品を使ってい ただくことで、お客様の「まいにち」の暮らしから節水、
省エネ、CO2排出量削減といった地球環境への貢献が生ま
れます。TOTOグループの事業活動はそれ自体が、このよ うに環境貢献につながっているのです。
「TOTO Vプラン2017」では、TOTOの商品がお客様の 快適な生活を支えるとともに、より環境負荷の少ない生 活を実現し続けることを目指し、2017年までの環境貢献 目標を掲げた「TOTOグローバル環境ビジョン」に取り組 んでいます。「TOTOグローバル環境ビジョン」で取り組 むテーマの中で「水を大切に」と「温暖化を防ぐ」の2つ は、事業を通して貢献できるテーマです。水資源問題が深 刻さを増す中、創立以来「水」に大きく関わる事業を展開 してきた企業として、TOTOは環境に配慮した商品を世界 中のお客様にお届けし、「真に持続可能な社会」の実現に 貢献していきます。
TOTOグループは、お客様、社員、株主、お取引先、社 会など、ステークホルダーの皆様あってのものだと考え ています。
TOTOの商品は、お客様に20年、30年と使っていただ く商品です。事業に対する「お客様」の満足を高めるた めには、長い将来を見すえ、社会的価値ある商品を適正 な価格で提供し続けることが重要です。また、これを実 現するには、事業を担う「社員」が常に最大限の力を発 揮できる環境が必要です。TOTOグループでは年齢、性
別、国籍など、多様な人財※の個性を尊重し、自ら考え、
行動する自律した人財の育成を目指しています。そして チャレンジする意志と、そこから生まれる新しい発想を 活かした事業で、豊かで快適な生活文化を創造し、「社 会」に貢献していきます。
TOTOの事業の原点には、もともとCSRの考え方があり
ました。それは初代社長から二代目社長に送られた『先 人の言葉』や社是の中に明確に記されています。この素 晴らしい言葉を、すべてのTOTOグループ社員はDNAと して受け継いでいます。社員一人ひとりがこの信念を自 分のものとして、社会の役に立ちたい、地球環境に貢献 したいという意志をもって、目標達成へのチャレンジを 続けていきます。
創立100周年における目標「TOTO Vプラン2017」は、 その先に向けた通過点に過ぎません。この勢いを持続・ 加速させることで企業価値を向上させていきます。生活 価値を創造し提供していく企業として、未来へとつなが る「あした」に向かい、期待を超えるかつてない「まい にち」を提案します。
あしたを、ちがう「まいにち」に。
TOTOグループ一丸となって実現してまいります。
※ 人財:TOTOグループでは、TOTOで働く人々を「次世代を築く貴重な財産」と考え、人財と表記しています。
コーポレートデータ 事業概要 海外住設事業
国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
「TOTO Vプラン2017」数値目標
長期経営計画
■ TOTO Vプラン2017
売上高(億円) 営業利益(億円)
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 7,000 6,000 0 100 200 300 400 500 700 600 2009 年度
4,219
2010 年度
4,335
2011 年度
4,526
2012 年度
4,762
2013 年度
5,534
2014 年度
5,445
2015 年度目標
5,812
2016 年度目標年度目標2017
6,500 65 140 187 233 471 374 455 610
■ 売上高 ■ 営業利益
長期経営計画(Vプラン2017)・中期経営計画
詳細ページ
コーポレート・ガバナンス強化
マネジメントリソース革新 デマンドチェーン革新
マーケティング革新
2017年 真のグローバル企業 TOTO へ
新しい「まいにち」を世界中のお客様へ提供し、これからも必要とされ続けるTOTOグループへ
2017年=売上高6,500億円、営業利益610億円、ROA・ROE10%以上達成に向けて 環境貢献「TOTOグローバル環境ビジョン」の実現
Vプラン2017計画
売上:4,550億円 営業利益:370億円
DOMESTIC
国内
住設事業
利益の出せる 企業体質の強化Vプラン2017計画
売上:1,580億円 営業利益:220億円
GLOBAL
海外住設事業
新規市場を開拓し、 成長を牽引
Vプラン2017計画
売上:370億円 営業利益:30億円
NEW DOMAIN
新領域事業
グローバル 視点での事業展開
[ 3つの事業軸 ] 国内住設事業
新設住宅着工が減少し、ストック型社会への移行が進む中、強みであるリモデル※戦略をさ
らに加速させます。コスト構造改革も進め、持続的に成長し、高い利益の出せる事業体質構 築を推進します。
海外住設事業
海外住設事業は「成長のエンジン」としてTOTOが展開する世界各地域において、市況・環 境変化に耐えうる事業基盤を強化します。新規市場を開拓し、TOTOグループの成長を牽 引します。
新領域事業
衛生陶器で培ってきたオンリーワン技術を活かした「セラミック商品」や、光触媒を利用し、 光の力で環境浄化を進める技術「ハイドロテクト」をグローバル展開しています。 [ 3つの全社横断革新活動 ]
マーケティング革新
全社最適視点での商品戦略を担う「マーケティング革新」では、「お客様を笑顔にする美し いデザイン・機能の実現」に向けて、グローバルレベルで魅力ある商品を創り出す活動を積 極的に推進していきます。また、エリアの市場や特性に応じて、日本発のコアテクノロジーを グローバルでも共通基盤技術として活かしながら、商品企画・開発も強化しています。 デマンドチェーン革新
「生産体制革新」「物流革新」「購買革新」の3つの革新活動を展開し強いコスト競争力を生み 出す「サプライチェーン革新」と、既成概念を超えたものづくりを進める「ものづくり革新」を、さ らなるお客様視点へと進化させ、2015年度からは「デマンドチェーン革新」として推進します。 マネジメントリソース革新
「マネジメントリソース革新」では、模倣が不可能かつ差別化要素となり得る「人財」を、最も 重要な経営資源と位置付け、「自ら学び続ける、多様な人財の確保」と「チャレンジする企業 風土の実現」を目指し、ダイバーシティの推進や人財育成の強化を進めています。また、財 務面では成長のための積極的な投資と併行して資産の評価・整理を進め、「資産の効率的 活用による財務体質の改善・スリム化」を図っています。
※ リモデル:増改築やリフォームを一歩進め、お客様の期待以上の新しい生活スタイルの提案と実現 をお約束すること。
事業戦略
[Vの3つの意味] Vital(活気のある、イキイキとした、きわめて重要な) Victory(勝利) V字回復
コーポレートセクション 事業概要セクション
コーポレートデータ 事業概要
海外住設事業
事業戦略 国内住設事業
新領域事業
社会・環境・財務セクション
財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
事業概要
国内住設事業 海外住設事業 新領域事業
事業概要
■ 事業別売上高推移
■ 事業別売上高構成(2014年度)
■ 事業別主要商品
26%
53% 16%
3%
その他 2億円
国内住設事業 (新築)
1,409億円
国内住設事業 (リモデル)
2,930億円 海外住設事業
1,011億円 新領域事業 180億円
売上高合計
5,534億円
0 20 40 60 80 100
住宅設備事業
国内住設事業
4,000億円 海外住設事業1,248億円
新領域事業
194億円 その他2億円
衛生陶器 衛生陶器
セラミック製品
環境建材
ユニットバスルーム 洗面器
浴槽 ウォシュレット
ウォシュレット システムキッチン
水栓金具
水栓金具 洗面化粧台
売上高(億円) 営業利益(億円)
0 1,000 2,000 3,000 5,000 4,000 0 100 200 300 500 400 2010 年度
3,610
2011 年度
3,754
2012 年度
3,868
2013 年度
4,339
2014 年度 2015年度
4,000
110
172 218 361
190
■ 売上高 ■ 営業利益
売上高(億円) 営業利益(億円)
0 300 600 900 1,500 1,200 0 50 100 150 250 200 2010 年度
557
2011 年度
626
2012 年度
751
2013 年度
1,011
2014 年度
1,248
72
70 77 154
220
■ 売上高 ■ 営業利益
2015 年度
売上高(億円) 営業利益(億円)
0 100 150 250 200 -60 -30 -15 15 0 50 -45 2010 年度
165
2011 年度
144
2012 年度
141
2013 年度
180
2014 年度
194
-21
-29 -36
-15 -3
■ 売上高 ■ 営業利益
2015 年度
国内住設事業 海外住設事業 新領域事業
コーポレートデータ 事業概要 海外住設事業 事業戦略
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
国内住設事業
国内住設事業
TOTOはバブル経済崩壊後の1993年、新築需要に依存しない経営体質への転換を目指し、リモデル事業を柱に据えるべく「リモデル宣言」を 社内外に発表し、20年以上にわたり、事業を推進してきました。
現在、国内事業の売上高の約7割をリモデル事業が占めており、新築需要に依存しない経営体質を確立しました。
少子高齢化や新築着工戸数の減少でストック型社会への移行が進 む中、新築着工は減少するものの、リモデル需要は年率3%程度の
成長を見込んでいます。伸長が見込める需要を中心に、20年以上に わたり、築き上げてきた競争優位性の維持や拡大を図ります。 国内住宅着工戸数とTOTO業績推移
伸長する需要
■ 業績の推移
■ 国内事業の戦略
0 6,000
4,800
3,600
2,400
1,200 連結売上高
(億円)
バブル崩壊
新築着工依存
リモデル基盤強化
Vプラン推進
■ 連結営業利益
■連結売上高 ■ 新築着工戸数(万戸)
2012 2013
2011 -50
500
連結営業利益 (億円)
(年度)
400
300
200
100
0
2006 2005 2004
2003 2007 2008 2009 2010
1994 1993 1992
1991 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002
134 141
150 148 163
134
120 122 123 117
117 119
124 129
106 109
79
81 83 88
98 89 115
156
消費税引き上げ 改正建築基準法施行 消費税引き上げ
2015 (計画) 2014
住宅の老朽化が気になり始め、ライフスタ イルの変化を迎える世代に快適で、将来も 安心な、長く住み続けられる住空間を提案 します。
国土交通省による目指すべき住宅市場の 姿として、「循環利用されるストック型の住 宅市場」が示されており、中古住宅流通市 場も年々拡大傾向にあります。
中古住宅流通にともなうリモデル需要への 取り組みを強化します。
海外から来日する訪日外国人数は年々増加 しています。また、高齢化社会を迎えた日本 は高齢者配慮も重要です。すべての方に使 いやすい、公共トイレの提案を強化します。
■ リモデル事業
リモデルは新築と違い、1軒1軒、現場の条件が異なり、お客様の要 望もさまざまであることから、施工技術、プランニング力、お客様と のコミュニケーション能力など、多くの能力が求められます。 TOTOはリモデルに求められる技術力があり、かつ地域に密着した 工事業者様とともに、日本のリモデル市場を20年以上にわたり作り 上げてきました。
工事業者様とのネットワークもいち早く取り組み、「リモデルクラブ 店」制度を立ち上げ、リモデルの提案の場としての「ショールーム」も 全国に拡充させてきました。
TOTOはリモデル事業の成長をさらに加速させるために、2002年 に住宅に必要な商材のトップクラスのメーカーである大建工業、 YKK APとのTDYアライアンスを開始しました。
各メーカーがもつ、高品質の商品や販売網を活用すべく、TDY3社 共同運営のコラボレーションショールームの開設やお客様に喜んで いただけるリモデルフェアなどを行い、確実に成長を続けています。
■ TDYアライアンス
TDYコラボレーションショールーム
リモデル
リモデルと新築の違い:住宅の場合
国内住設事業における新築・リモデルの売上高比率
新築 リモデル
予算・時間等制限が多く、水まわり設備に注力することが難しい 特定の空間にこだわり、予算・時間も使える リモデル
詳細ページ
リモデル
新築 2000年
リモデル
新築 2014年
コーポレートデータ 事業概要 海外住設事業 事業戦略
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
■ 節水技術の普及と進化
水不足や渇水などの自然環境や社会状況の変化 を背景に、TOTOは1976年発売の節水便器「CSシ リーズ」以降、トイレを気持ち良く使用していただき ながら確実に汚物を排出・搬送できる洗浄水量の削 減を進めてきました。現在は4.8L洗浄の便器を拡充 し、節水便器の普及に努めています。また、2012年 には3.8L洗浄を実現した商品を発売するなど、節水 技術のさらなる進化を進めています。
レストルーム
■ 主要な技術
1914年、「健康で文化的な生活を提供したい」という思いから研究 を続けてきた陶器製水洗式腰掛便器の生産に成功して100年。以来、 「さらなる快適性能」「さらなる防汚性能」「さらなる節水性能」の追
求によるお客様価値の継続的創造の結果として、一貫してTOTOの
事業基盤を支えてきました。これからも引き続き、お客様への新たな 価値を創造し続けるために、さまざまな研究開発を行ってまいりま す。
渦を巻くようなトルネード水流が、少ない 水を有効に使いながらしつこい汚れも効 率よく洗浄。便器の内面をまんべんなく、 しっかりと洗います。
陶器表面の凸凹をツルツルにし、汚れの 付着を弱めることで理想的な自浄力を実 現。その効果は長時間持続します。
トイレ使用後と8時間使用しないとき、 「きれい除菌水」のミストを自動で便器
ボウル面にふきかけ、トイレのきれいを長 もちさせます。
トルネード洗浄 セフィオンテクト きれい除菌水
※最新の投入機種の1回あたりの大洗浄水量。
13L
10L 8L
6L 5.5L
4.8L 4.8L 3.8L
GREEN MAX CS
シリーズ
NEW CSシリーズ
1回あたり 洗浄水量(大)
レスティカ シリーズ
ネオレストAネオレストAH ネオレストAH・RH
ネオレストAH・RH ※床排水のみ 小洗浄
水量を 削減
20L
C150E トイレ 詳細ページ
トイレの節水へのとりくみ 詳細ページ
国内大便器 節水機能の進化 国内住設事業
浴室
■ 床構造のプラットフォーム化
2012年発売の「sazana(サザナ)」より、従来のユニットバスルーム の床構造を抜本的に変えるプラットフォーム化を行っています。機 能分割型のレイヤー構造によって開発負荷を軽減し、部品の共通化 によって生産効率をアップし、品質の均質化を実現。2013年発売の 「SYNLA(シンラ)」などの新商品にも展開し、現在約80%の浴槽
の床構造が統合されています。
■ 人間工学に基づくデザイン
全身が「ゆりかごに包まれる」ような入浴感を実現したクレイドル浴 槽。ヘッドレスト部分を高くし首当たりを気持ちよく、またぎ込み部 分は低くして入りやすさに配慮し、リム形状は腕を掛けやすくするな ど、人間工学に基づくデザイン設計です。
■ 主要商品と技術
1964年、業界で初めてユニットバスルーム※を開発・納入して以来 50年。お客様の快適を追い求めて、さまざまな業界初の技術・機能 を開発してきました。お客様がお求めになりやすい「価格」、美しい
「デザイン」、10年単位で長く使い続ける中でもずっと満足いただけ る「品質」と「機能」、これら4つの点すべてにおいてナンバーワンを達 成し、お客様に選ばれ続ける商品の提供を目指しています。
床裏からの冷気をシャットアウトし、室温 とほぼ同じあたたかさを実現。滑りにくく 畳のようにやわらかい踏み心地で、入浴 した翌朝にはカラリと乾きます。
従来のシャワーと比較して、約35%(当社 比)の節水を実現。水に空気を含ませ、一 粒一粒を大粒化することで、たっぷりの 浴び心地が体感できます。
浴槽の周囲を断熱材で覆うことで、4時 間後の温度低下を2.5℃以内に抑制。夕 方沸かせば、夜までポカポカなあたたか いお風呂を実現しました。
ほっカラリ床 エアインシャワー 魔法びん浴槽
機能分割型のレイヤー構造 クレイドル浴槽
浴室 詳細ページ
床柄カラリ
ソフト
剛性 導水性
断熱
※ ユニットバスルーム:浴槽などすべての構成部材や部品を工場で生産・加工し、現場ではこれらの部材・部品を組み立てるだけで完成させることが可能な、プレハブ化さ れた浴室のこと。
コーポレートデータ 事業戦略 事業概要 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
海外住設事業
ボトロップ(ドイツ)生
デュッセルドルフ 販 パリ営
ロンドン営 シ
シエネガ・デ・フローレス(メキシコ) 寧波 生
台湾 大連 生
サラブリ生
スレンバン(マレーシア)生
ジャカルタ生
サンパウロ 販 モロー生 販
生 販
ムンバイ
南京生 営
厦門生 営 福建生
苗栗 生 営 台中 営 高雄 営 深圳営
マニラ 営 ダナン営
ホーチミン 営 重慶 営
ハノイ生 販
販 営 販 営
シンガポール 販 営 デリー 営
ドバイ営
ニューヨーク営 シ シカゴ 営 シ
ロサンゼルス 営 シ 上海 生 営 シ
台北 販 シ 北京 生 販 シ ソウル販 シ
広州生 営 シ グジャラート生
香港 生 販 シ
シ バンコク シ
ボストン 営 シ
生産会社 販売会社 営業所
直営ショールーム※
生 販 営 シ
※直営ショールームのほか、各国・地域に 代理店ショールームを展開しています。
欧州
販売・統括会社 1社 生産会社 1社
米州
持株会社 社
生産・販売会社 社
販売会社 社
中国
販売・統括会社 1社 生産会社 8社 販売会社 1社 関連会社 3社
アジア・オセアニア
販売・統括会社 1社 生産会社 1社 生産・販売会社 4社 販売会社 1社 関連会社 1社
日本
生産会社 社
販売会社 社
サービス等 社 ショールーム カ所
中国 億円
■
海外売上高構成
( 年度)アジア・オセアニア 億円
欧州 億円
米州 億円 海外住設事業
億円
■
グループの売上高構成
( 年度)新領域事業 億円
その他 億円
国内住設事業 億円 (リモデル) 億円 (新築)
億円 総売上高
億円 総売上高億円
■ TOTOグループの事業展開
■ 海外住設事業のマーケティング戦略
1stステージ
ブランド認知
販売網の強化
著名物件へのアプローチ 接点の強化
ホテルや空港など著名物件への商品納入に よる、商品・ブランドとの接触機会創造
代理店や、代理店ショールームの整備 (代理店主導でのブランディング)
フラッグシップショールームを通じ、商品セミ ナーやプレゼンテーションなどを実施 (TOTO主導でのブランディング)
2ndステージ
市場浸透
3rdステージ
高級ブランド確立
海外住設事業
ボトロップ(ドイツ)生
デュッセルドルフ 販 パリ営
ロンドン営 シ
シエネガ・デ・フローレス(メキシコ) 寧波 生
台湾 大連 生
サラブリ生
スレンバン(マレーシア)生
ジャカルタ生
サンパウロ 販 モロー生 販
生 販
ムンバイ
南京生 営
厦門生 営 福建生
苗栗 生 営 台中 営 高雄 営 深圳営
マニラ 営 ダナン営
ホーチミン 営 重慶 営
ハノイ生 販
販 営 販 営
シンガポール 販 営 デリー 営
ドバイ営
ニューヨーク営 シ シカゴ 営 シ
ロサンゼルス 営 シ 上海 生 営 シ
台北 販 シ 北京 生 販 シ ソウル販 シ
広州生 営 シ グジャラート生
香港 生 販 シ
シ バンコク シ
ボストン 営 シ
生産会社 販売会社 営業所
直営ショールーム※
生 販 営 シ
※直営ショールームのほか、各国・地域に 代理店ショールームを展開しています。
欧州
販売・統括会社 社
生産会社 社
米州
持株会社 1社 生産・販売会社 2社 販売会社 1社
中国
販売・統括会社 社
生産会社 社
販売会社 社
関連会社 社
アジア・オセアニア
販売・統括会社 社
生産会社 社
生産・販売会社 社
販売会社 社
関連会社 社
日本
生産会社 9社 販売会社 13社 サービス等 7社 ショールーム 103カ所
21%
中国 647.2億円
■
海外売上高構成
(2014年度)52%
アジア・オセアニア 256.9億円
欧州 41.6億円
3%
米州 302.6億円
24% 4%
海外住設事業 1,248億円
■
TOTO
グループの売上高構成
(2014年度)23%
新領域事業 194億円
0%
その他 2億円
国内住設事業 4,000億円 (リモデル)
2,637億円
(新築)
1,362億円
73%
総売上高
5,445億円 総売上高1,248億円
■ 業績の推移
(億円) ■ 売上高 ■ 営業利益 (億円)
営業利益 売上高
(年度)
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
(計画)
コーポレートデータ 事業戦略 事業概要 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
中国
■ 事業展開の歴史
■ 業績推移
■ マーケティング戦略の現在地点
1979年 初の商品納入 北京国賓館釣魚台への商品納入
1994年 初の工場を建設 製造会社「北京東陶」の設立以降、各地に製造会社を設立
1995年 統括会社を設立 「東陶中国」の設立以降、ショールーム、販売網を拡充
2014年 8つ目の工場稼働 製造会社「東陶福建」の稼働
上海テクニカルセンター 広州テクニカルセンター 北京ショールーム 香港ショールーム
1stステージ
ブランド認知
販売網の強化
著名物件へのアプローチ 接点の強化
2ndステージ
市場浸透
3rdステージ
高級ブランド確立 東陶中国(中国語サイト)
詳細ページ
売上高 (単位:億人民元)
■営業利益 ■ 売上高
営業利益 (単位:億人民元)
(年度)
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
(計画)
0 10 20 30 40
TOPICS
ご採用事例
上海開発センター
各エリアで特徴的な商品
福建工場
Kempinski Hotel Yixing (イーシン ケンピンスキー ホテル)
現地ニーズにあわせたものづくりと、商品開発のスピード化の ため、2013年4月に上海開発センターを開設しました。 便器洗浄後に、便器ボウル表面に残りやすい見えない汚れを分 解して菌の繁殖を押さえる新光触媒技術「Actilight(アクティラ イト)」を搭載したウォシュレット一体形便器「NEOREST GE」 は、エレガントなスロープのついたカバーとシャープなデザイン で、トイレ空間を美しくラグジュアリーに演出します。本商品は iFプロダクトデザイン賞を受賞しました。また、デザイン性の高
中国で8カ所目となる福建工場が2014年7月から稼働しま した。
上海開発センター 福建工場
い水栓金具も人気です。「CⅠ現代(コンテンポラリー)」水栓は、 直線を基調としたシンプルなデザインが特徴で、バスルームに 調和し、空間に落ち着きを与えます。
「CⅡ古典(クラシック)」水栓は、現代的な機能美と、優雅な曲線 とゴールドカラーが特徴で、トラディショナルなバスルームやモ ダンなバスルームに彩を与えます。
NEOREST GE CⅠ現代(コンテンポラリー)シリーズ CⅡ古典(クラシック)シリーズ
コーポレートデータ 事業戦略 事業概要 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
米州
■ 事業展開の歴史
■ 業績推移
1989年 販売拠点を設置、西海岸地域での営業活動開始 販売拠点「TOTO KIKI U.S.A.」設立 1991年 米国工場の建設 製造会社「TOTO Industries」設立 1992年 「エナジーアクト法」制定の影響により“節水”に対する注目が高まる
1996年 統括会社を設立 「TOTO U.S.A., INC.(現TOTO U.S.A. Holdings, INC.)」設立 2006年 地産地消体制の強化 製造会社「TOTO MEXICO」設立
2011年 成長市場中南米エリアでの営業活動開始 販売会社「TOTO Do Brasil Distribuição e Comércio」設立
■ マーケティング戦略の現在地点
TOTO USA(英語サイト) 詳細ページ
LAショールーム(Los Angeles Gallery) シカゴショールーム(Chicago Gallery) ボストンショールーム(Boston Gallery) NYショールーム(New York Gallery) 売上高
(単位:百万ドル) (単位:百万ドル)営業利益
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
(計画)
0 150 300
-10 0 10 20
■営業利益 ■ 売上高
(年度) 海外住設事業
1stステージ
ブランド認知
販売網の強化
著名物件へのアプローチ 接点の強化
2ndステージ
市場浸透
3rdステージ
TOPICS
節水トイレ強化
環境規格への対応
Grand Hyatt Kauai Resort and Spa (ハワイ グランド ハイアット カウアイ リゾート アンド スパ)
節水トイレの洗浄(きちんと流す)と搬送(きちんと運ぶ)の性能 の高さで、TOTOは常に他社をリードしてきました。
2012年には、業界に先 駆けて重力式の1ガロン 洗浄便器を発売、2013 年には大洗浄1ガロン/ 小洗浄0.8ガロンの一体 形便器「Neorest550H」 「Neorest700H」を発売
しました。
一部の非住宅向け商品を除き、ほぼすべてのTOTO主力商品 が、米国環境保護庁(EPA)が主催するWaterSense節水規格に 対応しています。また、持続可能な建築を目指した全米グリーン ビルディング協会(USGBC)に、主要水まわりメーカー初のメン バーとして参加し、環境に配慮した建築への認証制度(LEED) 対応も推進してきました。
ご採用事例
各エリアで特徴的な商品
節水関連の規制が進む米国では、2012年に発売したDrake 1Gなど、洗浄水量を3.8L(1ガロン)に抑えた便器が好評をい ただいています。また
機能だけでなく、バス ルーム空間に調和する クラシックなデザイン のウォシュレットや水 栓金具も人気です。
Drake 1G Washlet S300
Neorest700H Vivian
コーポレートデータ 事業戦略 事業概要 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
アジア・オセアニア
■ 事業展開の歴史
■ 業績推移
1977年 TOTO初の海外生産拠点設立 インドネシアに海外で初めての製造会社(合弁会社)を設立
1987年 「台湾東陶」設立
1995年 「TOTO MALAYSIA」設立
2001年 「TOTO KOREA」設立
2002年 「TOTO VIETNAM」設立
2007年 ショールーム展開によるブランド強化
2008年 戦略立案・事業推進を統括する統括会社設立 「TOTO ASIA OCEANIA」設立
2009年 「TOTO MANUFACTURING (THAILAND)」設立
2011年 「TOTO INDIA」設立
2014年 インド工場稼働
TOTOアジア・オセアニア(英語サイト) 詳細ページ
■ マーケティング戦略の現在地点
中東・インド・新興国 ベトナム 台湾
例
売上高 (単位:百万ドル)
■ 営業利益 ■ 売上高
営業利益 (単位:百万ドル)
(年度)
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
(計画)
0 10 20 30 40 50
0 60 120 180 240 300
海外住設事業
1stステージ
ブランド認知
販売網の強化
著名物件へのアプローチ 接点の強化
2ndステージ
市場浸透
3rdステージ
TOPICS
各エリアで特徴的な商品
ご採用事例
Four Seasons Hotel Mumbai
(ムンバイ フォーシーズンズ ホテル) (アブダビ アナンタラ・イースタン・マングローブ・ホテル&スパ)Eastern Mangroves Hotel & Spa by Anantara
シンガポール テクニカルセンター
インド 衛生陶器工場
2013年5月、TACシンガポール事務所ビル内に「TOTO Asia Oceania Technical Center」を開設しました。当センターは、 代理店への商品教育として技術訴求ポイントを伝える場です。 また、技術プレゼンテーションによりTOTO商品の魅力を訴求 し、著名物件へのご採用につなげています。
インドにおいては、2011年に現地法人を設立し、販売網を構築 しています。今後の需要拡大に対応するため、グジャラート州に 衛生陶器工場を建設し、2014年に本格稼働しました。 年間を通して暖かい東南アジア諸国
では、水で洗浄ができる洗浄機能付 き便座「エコウォッシャー」が高い人 気を誇ります。電気工事が不要のた め設置も容易です。また、すっきりと したデザインのためどのようなバス ルーム空間にも調和します。
エコウォッシャー
シンガポールテクニカルセンター グジャラート州の衛生陶器工場
エコウォッシャーを設置した空間
コーポレートデータ 事業戦略 事業概要 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
欧州
■ 事業展開の歴史
TOPICS
ご採用事例
Colette Boutique, Paris
(パリ コレット ブティック) (ロンドン コンノート ホテル)The Connaught, London
各エリアで特徴的な商品
事業戦略
デザイン性が重視される市場において、TOTOは「トルネード洗 浄」をはじめとする技術で、機能性においても他社との差別化を 図っています。「SGシリーズ」
は、機能と空間でのデザイン の統一性を兼ね備えた新しい シリーズです。トイレ、洗面器、 キャビネット、シャワーなどを トータルでそろえています。
欧州市場は水まわり商品についても世界のトレンド発信地である ことから、2年に1回、ドイツで開催される、世界最大規模のバス・ トイレ・ビルディング・冷暖房・空
調・再生エネルギー国際専門見 本市「ISH2015(International Sanitary and Heating2015)」 に出展し、TOTOの技術力と新 商品の訴求に努めています。 2008年 水まわり世界最大市場の欧州に参入 ドイツに統括会社「TOTO EUROPE」設立製造会社「TOTO GERMANY」設立
2009年 世界的な展示会へ初出展によるブランド認知 ISH(International Sanitary and Heating)初出展
2010年 ショールーム開設によるブランド構築 ロンドン営業所・ショールーム開設パリ営業所開設
■ マーケティング戦略の現在地点
1stステージ
ブランド認知
販売網の強化
著名物件へのアプローチ 接点の強化
2ndステージ
市場浸透
3rdステージ
高級ブランド確立
TOTOヨーロッパ(英語サイト) 詳細ページ
SGシリーズ
コーポレートセクション 事業概要セクション
コーポレートデータ 事業概要
海外住設事業
事業戦略 国内住設事業
新領域事業
社会・環境・財務セクション
財務データ
環境・社会データ ガバナンスデータ
新領域事業
新領域事業
■ 概要
衛生陶器で培ってきたTOTOならではの オンリーワン技術を活かし、次世代に向 けた成長を推し進めています。セラミック 事業では、より高品質・高性能な商品を求 めるお客様にとっての重要部材サプライ ヤーとしての存在価値を高めます。環境建 材事業では、環境浄化技術「ハイドロテク ト」を建材や塗料などへ展開し、国内外で ハイドロテクトの普及とともに環境貢献 を進めます。
開発分野
●半導体や液晶の製造装置
に使われる構造部材、静電 チャック
● 光通信インフラを支えるレ
セプタクル 市場・強み
●スマートフォン、タブレット
型PCの普及にともなう高精 細化、データ通信増に対応
開発分野
●外装材、大型陶板、ライセン
ス事業 強み
●光触媒を利用し、光や水の
力で地球も暮らしもキレイ にする技術
●建材や建物などの材料表面
に形成すると、有機物分解 性や超親水性を発揮し、空 気浄化など地球環境に役立 つ機能を発揮します。
AD法とは
有機物分解性・超親水性とは
■ 売上高・営業利益推移
■ 事業内容
セラミック事業
環境建材事業
ハイドロセラ
技術・研究開発 詳細ページ
静電チャック
A D 法 でイットリア コーティングされた 半導体製造装置部材
①セラミック微粒子をガスに 分散させ、エアロゾルを発生
③微粒子が基材に衝突し破 砕・変形して膜が形成
④基材を揺動 させて所望 面積に製膜 ②エアロゾルを加速して
ノズルから高速噴射 サブミクロン径
セラミック微粒子
ノズル AD 膜
基材
サブミクロンレベルのセラミック微粒子を常温のガスに混ぜてエアロゾル状態にし、ノズルを通して 音速に近い秒速150〜400メートルのスピードで高速噴射して基材に衝突させることで、基材の表 面に高緻密・高密着なセラミックス膜を形成する技術です。緻密なナノ結晶構造を形成する上、基材 に食い込むアンカー部があるため、高い密着力もあります。「セラミックは焼いてつくるもの」という 常識を覆す技術として、さまざまな分野への応用が期待されています。
TOTO独自の技術
ハイドロテクトの光触媒(酸化チタン)層に光が当たることで、ちり・ホコリの付着を抑え、自動車や 工場などの排気ガスや排煙等が原因の油汚れを分解し、雨の力で汚れを洗い流します。建物をき れいに保ち、メンテナンス負荷や洗剤・洗浄水の使用も減り、環境保全に貢献します。
h+
e-O2
O2
-H2O
酸化チタン (TiO2)
H
O
-OH
H2O H2O
分解力 親水性
H
O
O Ti O Ti O
①光触媒であるTiO(酸化チタン)に光が当たると…2
②酸化チタンを構成しているTi(チタン)と、 空気中のH2O(水)が反応を起こします。
④TiとH2Oが反応した結果、酸化チタン表面に、
水となじみが非常によい-OH(親水基)ができます。 ①光触媒であるTiO(酸化チタン)に光が当たると…2
②e-(電子)とh(正孔)が生じます。+ ③空気中のO(酸素)とe-が、2
H2O(水)がh+とそれぞれ反応を起こします。
④酸化チタン表面にO2-(スーパーオキサイドイオン)、
-OH(水銀ラジカル)という活性酵素を発生させます。
売上高(億円) 営業利益(億円)
0 30 60 120 90 -30 -20 -10 10 0 2009 年度
55
2010 年度
77
2011 年度
53
2012 年度
52
2013
年度 2015年度
90 -17 -6 -13 -20 -6 2014 年度
104
4
■ 売上高 ■ 営業利益
売上高(億円) 営業利益(億円)
0 25 50 125 75 -20 -15 -10 5 -5 100 0 2009 年度
95
2010 年度
88
2011 年度
91
2012 年度
88
2013 年度 2014年度
89
-10
-15 -15 -15 -9
89
-7
■ 売上高 ■ 営業利益
2015 年度
セラミック 環境建材
コーポレートデータ 事業概要 海外住設事業
事業戦略 国内住設事業
新領域事業 財務データ
環境・社会データ
ガバナンスデータ
コーポレート・ガバナンス
TOTOグループは、「社会の発展に貢献し、世界の人々から信頼され る企業」を目指し、公正な競争を通じて利潤を追求するという経済 的主体であると同時に、広く社会にとって有用な存在であり続ける ための経営を推進しています。その実現にあたっては、公平で公正 な経営を執行・監督するための仕組みを構築するとともに、その拠 り所となる理念を明確にすることが重要であると考えています。 1. TOTOグループは、将来にわたって引き継ぐべき「心」にあたる
「グループ共有理念」と、その時代において進むべき方向性、つ まり「体の動かし方」にあたる「事業活動ビジョン」から構成される 「TOTOグループ経営に関する理念体系」を制定し、すべての事
業活動の拠り所にしています。
2. 取締役会・監査役会・会計監査人を設置し、法令および定款に適 合した業務執行の決定および職務執行を行います。取締役会に おいては、公平性・客観性・透明性を重視し、当社から独立した社
外取締役2名を招聘しており、当社の経営全般についてのさまざ まな助言・提言をいただいています。
また、取締役の職務執行を監査する監査役会は、社外監査役2名 を含む4名で構成されています。
取締役会をはじめとする主要会議への出席・取締役との定期的 な意見交換等により、監査役の監査が実効的に行われることを 確保するための体制を整備しています。
3. 監査役監査、会計監査人監査に加え、より高い内部監査システム を確立するため、業務執行部門から独立した内部監査室を設置 し、社長執行役員の指示のもと、内部監査の充実を図っています。 また、監査役、会計監査人および内部監査室各々による監査(三 様監査)を実施するとともに、監査役による各監査結果の確認や 情報連絡会など相互の緊密な連携により、監査の実効性強化・質 的向上に努めています。
コーポレート・ガバナンス体制
指名諮問委員会 報酬諮問委員会
特別委員会
CSR委員会 その他会議委員会
全社横断タスク
国内住設 海外住設 新領域 全社部門
会計監査人 監査役会
〈選任・解任〉 〈選任・解任〉
〈監査〉
〈指示〉
〈内部監査〉 【三様監査】
〈選任・委任・監督〉
〈協議〉
〈権限委譲〉
〈指示・監督〉
〈答申〉
経営会議 社長執行役員
執行役員 内部監査室
株主総会
取締役会
コーポレート・ガバナンス 詳細ページ
■ コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
■ コーポレート・ガバナンス推進体制
取締役および取締役会
取締役全員で構成する取締役会は、全社・全グループ最適視点の意 思決定を行うことはもちろんのこと、ステークホルダー最適視点の 意思決定、および取締役相互の職務執行監督を行っています。また、 自らの業務執行を実践していくために、取締役会議長および社外取 締役以外の取締役は執行役員を兼任しています(取締役兼執行役 員)。社外取締役にはTOTOグループが目指す経営を実践している 先進企業の経営経験者を招聘しています。社外取締役は経験豊富 な経営者としての高い知見に基づき、経営全般についてさまざまな 助言と提言を行っています。また、取締役の責任を明確にするため、 取締役の任期を1年としています。
監査役および監査役会
監査役全員で構成する監査役会は、取締役の職務の執行に関して、 適法性および妥当性の観点から監査を行っており、取締役会をはじ めとする主要会議に出席し、必要に応じて意見の表明を行うととも に、監査方針に則り各拠点に赴き監査を行っています。また、取締役 との定期的な意見交換など、監査役の監査が実効的に行われるこ とを確保するための体制を整備しています。