熊本画像情報システム懇談会 設立趣意書
この会は熊本市内の数施設の若手から中堅の放射線技師の仲間で、2002 年から過去 4 回 勉強会を開催してきました。メーカーからも快く講師を受けていただいて、非常に内容の濃 い勉強会でした。もっとこの会を皆さんに知ってもらい、情報を共有することが必要だと思 いました。
現在、施設の大小にかかわらす、医療情報システムが導入されている、あるいは導入され ようとしています。そこで、システムを導入してしまえばすべてがうまくいくと思われがち です。しかし、実際は、システムの構築・管理を誰かが行い、運用するのです。
たとえば、画像情報システムが構築される中で、フィルムレス化は経営・経済面から必然 的です。しかし、画像が転送されない、入力ミスで間違った患者情報が転送された、ビューア が適切でないなど様々な新しいトラブルが発生し、PACS およびビューアのメンテナンスが 大きな課題となることが予想できます。
システムを構築する際は、前もって実験して検証することは不可能で、運用が始まっても トラブルに見舞われたときに対応策に苦慮します。このとき、他施設の運用例・成功例・失 敗例を参考するのがいいと思われます。
この会に参加されて、画像情報システムに関することを勉強していただき、また、他施設 の情報を得ることで幅広く知識を深めていただきたいと希望します。
1. 名称
熊本画像情報システム懇談会(通称ROCK 研究会)
Radiological image information systems Conference in Kumamoto 2. 目的
画像情報システムに関する知識の向上と情報共有 3. 活動内容
講習会・セミナー・実機デモンストレーションの開催 4. 対象
熊本県放射線技師会会員および画像情報システムに興味のある方
平成16 年 4 月
<発起人>50 音順
熊本医療センター 有迫哲朗 熊本大学医学部附属病院 池田龍二 済生会熊本病院 坂本崇 熊本大学医学部附属病院 下之坊俊明 済生会熊本病院 田上真之介 熊本地域医療センター 栃原秀一(代表) 熊本赤十字病院 西小野昭人 熊本地域医療センター 山下裕輔