環境マネジメントシステムの継続的改善
当社は
2003
年
12
月に
LRQA
社より、
環境マネジメントシステムに関する国
際規格
ISO14001
の認証(審査登録)
を取得。
3
回の更新を経て、
2012
年
10
月に
は、海外現場を含む
2012
年度の維持
審査を終了しています。
以前の当社本社における環境改善活動は 「紙・ゴミ・電気」の削減が中心となっていたた め、本来業務に即した環境改善活動に重点を移
すことが課題になっていました。その課題解決 のために、環境側面の捉え方と目標設定の検討 手順の検討を全部門の部門長が参加して行い、 下記の共通認識に達しました。
本来業務に即した環境改善活動
環境マネジメント管理体制
オフィス活動遂行
建設工事 品質・安全・環境室
本部
本部 ワーキンググループ
設計
プロジェクト遂行
機材調達 HSE委員会
社長 会長
EMSワーキンググループ
この共通認識の下に、環境目的・目標の意義 について、具体的な検討が引き続き行われ、次の 方向で環境管理活動を進めることになりました。
● 環境目的・目標による環境マネジメント活動
は、業務と切り離した活動でなく業務そのも のである。
● 本部および部門の運営方針は、組織と業務
の実質的なパフォーマンスの向上を目指し て設定される。
● 環境目標は、品質目標と同一とすることがで
きる。
このように、当社の環境マネジメントシステム は、品質マネジメントシステムとゆるやかに結び つき、本来業務に即した環境改善活動が推進さ れています。
❶ 将来にわたり、環境上のトラブルが起こらない ように維持管理する。
❷ 環境にも配慮しながら、会社の利益を向上する よう改善を継続する。
● 本業を通じて環境問題を解決し、社会の持続
可能な発展を図るとともに、企業価値の創造 や競争力向上に結びつけることが大切である。
● 環境問題への関心が世界的に高まっている
なか、当社は従来から本業としている事業活 動を通じて直接的、間接的に環境問題の解決 に寄与している。当社が目指すサステナビリ
ティは本業の中で取り組むべき課題と認識し ている。
● 当社が継続的に発展するための留意点は以
下のとおり。
環境
~ 日揮グループの環境技術と環境保全活動32