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・第2期矢板市地域福祉計画及び矢板市地域福祉活動計画

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(1)

第 2 期

矢 板 市 地 域 福 祉 計 画

矢 板 市 地 域 福 祉 活 動 計 画

ともに認めあい、支えあい いきいきと暮らせる 安心・安全なまちづ

平成30年3月

社会福祉法人

(2)

は じ め に

近年、少子高齢化や核家族化が急速に進行し、価 値観や生活スタイルの多様化に伴う個人主義の広 がりにより、地域での住民相互の社会的なつなが りが希薄化し、介護や子育てへの不安、高齢者の 孤立、児童虐待への対応や障がい者の自立支援な ど求められる福祉ニーズも複雑・多様化してきて います。

このような中、誰もが住みなれた地域で安心し て暮らしつづけられるよう、行政や福祉関係の事 業者・団体、ボランティアなど地域に関わるすべ ての人や団体が連携して、支援が必要な人を支え るしくみをつくる「地域福祉」の重要性がより一層高まっています。

こうした背景のもと、本市では、平成24年度に、地域住民の皆様とともに、 関係機関が協働で支えあうしくみづくりの指針となる「地域福祉計画」(平成 25年度から平成29年度の5カ年計画)と、地域福祉推進の中心となる矢板 市社会福祉協議会が定める「地域福祉活動計画」を一体的に策定し、地域住民 が地域福祉活動に主体的にかかわる「支えあい」のしくみづくりを力強く推進 し、より実効性のある計画として、地域福祉を推進してまいりました。

このたび、第1期計画の計画期間が終了することから、地域福祉の取り組み をさらに推し進めるべく、第2期計画を策定いたしました。

本計画は、平成30年度から平成34年度までの5カ年を計画期間とし、第 1期計画の基本理念「ともに認めあい いきいきと暮らせる 安心・安全なま

ちづくり」を踏襲し、「認めあい、支えあいの地域をつくる」、「困っている人を

見逃さない体制をつくる」、「地域の誰もが社会参加できる環境をつくる」、「地

域福祉を推進するしくみをつくる」の4つを基本目標に設定しています。 すべての人が支えあいながら、安心した地域生活を送ることができるよう、 計画に沿った取り組みを積極的に推進してまいりますので、市民のみなさまの、 より一層のご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

最後になりましたが、本計画の策定にあたり、多大なご尽力をいただきまし た策定委員の皆さまをはじめ、地域福祉に関する市民アンケートに、ご協力い ただきました皆さまに心から感謝申し上げます。

平成30年3月

(3)

は じ め に

少子高齢化が急速に進み、生活様式や価値観の 多様化など、様々な問題・課題を抱えながら地域 社会が大きく変容し、それと同時に地域における 住民相互の社会的なつながりも希薄化してきて おります。

こうした状況を踏まえ、誰もが住み慣れた地域 で安心して暮らしていける社会の実現に向け、地 域における社会福祉協議会の役割は、益々重要に なってきております。

地域福祉活動計画は、全ての地域住民が安心し て自立した日常生活を送ることができる環境づ くりをめざす計画で、市の地域福祉計画と一体的に策定し、地域課題を行政とと もに共通理解を図りながら、それぞれの立場から「住んで良かった」と言えるま ちづくりをめざすものです。

つまり、私たちが「地域社会において互いに助け合い」、「地域を大切にする」

意識を育み、「郷土に愛着を持ち、本当に住んで良かったと言えるまち」を作り だすため、失われつつある地域の「連帯意識」や「絆」の再構築をめざそうとす るものです。また、計画を推進するためには、行政はもとより、市民や自冶会、 そして、民生委員・児童委員及び社会福祉関係団体等が主体的に取り組んでいく 必要があります。

当協議会としましても、「きずな館」を地域福祉の活動拠点としての利用を促

進し、地域福祉活動を活発にすることにより、よりよい地域福祉の向上に努め、 地域の特性や特色を生かした福祉のまちづくりを展開し、この計画の推進に全力 をあげて取り組んでまいりますので、皆さまのご支援・ご協力を心からお願い申 し上げます。

本計画の策定にあたりまして、熱心にご審議いただきました策定委員会の皆さ ま、アンケートにご協力を頂きました市民の皆さま、関係機関の皆さまに衷心よ り厚くお礼を申し上げます。

平成30年3月

(4)

目 次

第1章 計画の概要 ... 1

1 計画策定の背景 ... 2

2 地域福祉・地域福祉計画・地域福祉活動計画とは ... 3

3 計画の位置づけ ... 6

4 計画の策定体制 ... 8

5 計画の期間 ... 9

第2章 矢板市の現状と課題 ... 10

1 統計から見る矢板市の現状 ... 11

2 アンケート調査結果に見る市民意識 ... 25

3 第1期計画の進捗状況 ... 36

4 矢板市の主な地域課題 ... 37

第3章 計画の理念と目標 ... 41

1 基本理念 ... 42

2 基本目標 ... 43

第4章 基本目標の展開 ... 44

基本目標の展開 ... 45

基本目標1 認めあい、支えあいの地域をつくる ... 46

基本目標2 困っている人を見逃さない体制をつくる ... 55

基本目標3 地域の誰もが社会参加できる環境をつくる... 60

基本目標4 地域福祉を推進するしくみをつくる ... 66

第 2 期計画における重点項目 ... 73

第5章 計画の推進と進捗管理 ... 80

1 計画の推進体制 ... 81

2 計画の進捗を管理する体制 ... 83

資料編 ... 84

1 第 2 期矢板市地域福祉計画策定委員会設置要綱 ... 85

2 第 2 期矢板市地域福祉活動計画策定委員会設置要綱 ... 87

3 第 2 期矢板市地域福祉計画及び矢板市地域福祉計画策定委員会委員名簿 ... 89

4 計画策定の経過 ... 90

(5)
(6)

1 計画策定の背景

近年、少子高齢化や核家族化などによる家族機能の低下、地域のコミュニティやつ ながりの希薄化、障がいのある人の増加などにより、地域における福祉のニーズが変 化・増大しています。

また、避難行動要支援者(*)等へのサポートの課題や、高齢者や単身者の孤立の 問題、価値観の多様化や障がいの内容の変化への対応の課題など、ニーズが個別化・ 分散化しています。

これらニーズを満たし、地域で生活するすべての人の安心と幸せを実現するには、 公的サービス(公助)だけでなく、市民の意識の啓発・地域コミュニティの支援など を通じた「自助・互助」を活発にすることが求められています。

(*) 避難行動要支援者:災害の発生や発生する恐れがある際、ひとりでは避難 が困難であり、円滑・迅速な避難のために特に支援を要する者。例えば、歩行 困難な独居高齢者や身体障がい者など。

(7)

2 地域福祉・地域福祉計画・地域福祉活動計画とは

「地域福祉」とは、社会福祉法第 1 条により、「地域における社会福祉」と定義さ

れており、誰もが住み慣れた地域で、安心して暮らし続けられるように、行政や福祉 関係の事業者・団体、ボランティアなど地域に関わるすべての人や団体が力をあわ せ、地域における生活課題の解決に取り組むしくみです。

誰でも、病気になったり、介護が必要になったり、子育てで悩んだりするなど、日 常生活の中で手助けが必要になるときがあります。このようなときに、地域の中で協 働によって、支援を必要としている人を支えていく「互助」のしくみが「地域福祉」 です。

このしくみを具体的な形にまとめたものが、市町村の策定する「地域福祉計画」で あり、社会福祉協議会が中心となってつくる「地域福祉活動計画」です。

地域福祉を推進することと地域福祉計画は、社会福祉法第 4 条「地域福祉の推進」 及び第 107 条「市町村地域福祉計画」として規定されています。

社会福祉法より抜粋 (地域福祉の推進)

第4条 地域住民、社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活

動を行う者(以下「地域住民等」という。)は、相互に協力し、福祉サービスを必

要とする地域住民が地域社会を構成する一員として日常生活を営み、社会、経済、 文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が確保されるように、地域福祉の推 進に努めなければならない。

2 地域住民等は、地域福祉の推進に当たつては、福祉サービスを必要とする地域住 民及びその世帯が抱える福祉、介護、介護予防(要介護状態若しくは要支援状態と なることの予防又は要介護状態若しくは要支援状態の軽減若しくは悪化の防止を

いう。)、保健医療、住まい、就労及び教育に関する課題、福祉サービスを必要とす

る地域住民の地域社会からの孤立その他の福祉サービスを必要とする地域住民が 日常生活を営み、あらゆる分野の活動に参加する機会が確保される上での各般の課

題(以下「地域生活課題」という。)を把握し、地域生活課題の解決に資する支援

を行う関係機関(以下「支援関係機関」という。)との連携等によりその解決を図

(8)

ここで規定されているように、地域福祉計画は市町村が定める計画ですが、その策 定や変更にあたっては、住民や福祉団体などの意見を踏まえること、その内容には、 地域福祉を推進するための基礎的な事項を含めることが求められています。

(市町村地域福祉計画)

第 107 条 市町村は、地域福祉の推進に関する事項として次に掲げる事項を一体的

に定める計画(以下「市町村地域福祉計画」という。)を策定するよう努めるもの

とする。

1 地域における高齢者の福祉、障害者の福祉、児童の福祉その他の福祉に関 し、共通して取り組むべき事項

2 地域における福祉サービスの適切な利用の推進に関する事項

3 地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達に関する事項 4 地域福祉に関する活動への住民の参加の促進に関する事項

5 前条第一項各号に掲げる事業を実施する場合には、同項各号に掲げる事業 に関する事項

2 市町村は、市町村地域福祉計画を策定し、又は変更しようとするときは、あらか じめ、地域住民等の意見を反映させるよう努めるとともに、その内容を公表するよ う努めるものとする。

(9)

また、「地域福祉活動計画」を中心的に策定する社会福祉協議会は、社会福祉法第 109 条で次のとおり規定されています。

地域福祉計画では、市町村における地域福祉に関する全体的なしくみが総合的に まとめられます。一方、地域福祉活動計画では、社会福祉協議会による地域福祉に 関する具体的な施策が個々に記述されます。地域福祉を推進する両輪として、両計 画の密接な連携が重要であることから、近年では下記に示す効果を狙い、2つの計 画を一体化した「地域福祉計画・地域福祉活動計画」として策定することが多くな っています。

○取り組みごとに、行政と社会福祉協議会の事業が併記されるため、相互の補完関 係を直接的に確認しながら、より効果的な事業策定が可能になること。

○事業評価の段階においても、実施結果の要因分析をよりきめ細やかに行える こと。

社会福祉法より抜粋

(市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会)

第 109 条 市町村社会福祉協議会は、一又は同一都道府県内の二以上の市町村の区 域内において次に掲げる事業を行うことにより地域福祉の推進を図ることを目的 とする団体であつて、その区域内における社会福祉を目的とする事業を経営する者 及び社会福祉に関する活動を行う者が参加し、かつ、指定都市にあつてはその区域 内における地区社会福祉協議会の過半数及び社会福祉事業又は更生保護事業を経 営する者の過半数が、指定都市以外の市及び町村にあつてはその区域内における社 会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとする。

1 社会福祉を目的とする事業の企画及び実施

2 社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助

3 社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成 4 前 3 号に掲げる事業のほか、社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図る

(10)

3 計画の位置づけ

(1)地域福祉計画(市が策定する行政計画)

地域福祉計画は社会福祉法に規定されており、その策定は、各地方自治体が主体的 に取り組むこととなっています。

地域福祉計画は、市民の意見を十分に反映させながら策定する計画であり、今後の 地域福祉を総合的に推進するうえで大きな柱になるものです。

また、矢板市まちづくり基本条例の「めざすまちの姿」を見据えて「21 世紀矢板 市総合計画」を上位の計画とし、これまでに策定され、実行されてきた個別分野の福 祉計画(障がい者福祉計画・障がい福祉計画、高齢者保健福祉計画、介護保険事業計 画、子ども・子育て支援事業計画、健康づくり計画など)を横断的につなげ、地域福 祉の理念やしくみをつくるものです。したがって、既存の分野の福祉計画のように対 象者が限定されるものではなく、矢板市に暮らすすべての市民を対象に、地域におけ る福祉活動を進めるための基本計画となります。

(2)地域福祉活動計画(社会福祉協議会が策定する民間計画)

地域福祉活動計画は、市民参加のもとに地域住民、ボランティアなどが自主的・自 発的な活動を行いながら、お互いに連携し地域での組織化を具体的に進めていく「互

助(住民活動)」の性格をより明確にした計画であるといえます。

なお、この地域福祉活動計画は、社会福祉協議会が中心となって策定する計画で す。社会福祉協議会は、社会福祉法第 109 条の規定に基づき、市民主体の理念の もとに運営されている団体であり、地域住民や当事者団体の参加と援助を図る組織 です。

このため社会福祉協議会は、地域福祉活動を進めるための中心的な役割を果たす と同時に、計画策定に関わる作業過程そのものが、社会福祉協議会の事業としても重 要なものとなっています。

(3)地域福祉計画と地域福祉活動計画の関係

地域福祉を進めるための理念やしくみをつくる計画が地域福祉計画であり、それ を実行するための、市民活動・行動のあり方を定める計画が地域福祉活動計画となり ます。

(11)

また、今回の計画は、経済の低迷等の社会情勢の変化や社会福祉法の改正等を背景 に、厚生労働省から発出された以下の通知も踏まえて策定されています。

■平成 26 年「生活困窮者自立支援方策について市町村地域福祉計画及び都道府 県地域福祉支援計画に盛り込む事項」

(厚生労働省社会援護局 社援発 0327 第 13 号)

■平成 27 年「生活困窮者自立支援制度と地域福祉施策との連携について」 (厚生労働省社会援護局 社援地発 0327 第 14 号)

■平成 29 年6月公布「社会福祉法 改正」(平成 30 年 4 月 1 日施行)

(12)

4 計画の策定体制

本計画の策定に先立ちアンケートを行い、地域福祉に関する市民の意識や意見な どを把握し、計画策定のための基礎資料としました。

また、公募による市民の代表、保健、福祉の関係者などの参画により、「策定委員

会」を設置し、計画内容の検討・協議を行い計画案を策定しました。

更に、「策定委員会」を補佐するため、庁内において「検討委員会」を組織し、関

係各課との連携を図り、具体的な施策について継続・見直しなどの検討調整を行いま した。

計画案に対し、広く市民の方々よりご意見をうかがうため、パブリックコメントを 実施し、計画として策定しました。

矢板市地域福祉計画

矢板市地域福祉活動計画

アンケート

•市民の意識や課題等の調査

※18歳以上の矢板市民で、住民基本台帳より 地域別、年代別に無作為抽出

検討委員会

•計画内容の検討・協議 •策定委員会を補佐 ※庁内関係課職員

策定委員会

•計画内容の検討・協議・計画書の作成

※公募による市民の方、保健・福祉の関係者の方等

パブリック コメント

(13)

5 計画の期間

この計画は、平成 30 年度から平成 34 年度までの 5 年間を計画期間とします。 この期間に社会情勢や市の状況、関係法制度などに著しい変化があった場合、必要に 応じて見直しを行うこととします。

~平成 26 年

平成 27 年

平成 28 年

平成 29 年

平成 30 年

平成 31 年

平成 32 年

平成 33 年

平成 34 年

平成 35 年~

矢板市地域福祉計画 矢板市地域福祉活動計画

第 2 期 矢板市地域福祉計画 矢板市地域福祉活動計画

第 3 期 計画 (予定)

第 2 次 21 世紀矢板市総合計画 第 3 次計画

(予定)

前期基本計画 後期基本計画

矢板市次世代育成 支援対策 行動計画

やいた子ども未来プラン 第2期計画

(予定)

第 5 期 計画

第6期矢板市

高齢者プラン

第 7 期計画(予定)

あんしん・ささえあいプラン

第 8 期計画 (予定)

第 3 次計画 第 4 次矢板市障がい者福祉計画 第 5 次計画(予定)

第 3 期

計画

矢板市障がい福祉計画

(第4期)

第 5 期計画

(予定) 第 6 期計画(予定)

あいプラン三期計画 四期計画

(予定)

五期計画

(14)
(15)

1 統計から見る矢板市の現状

(1)人口や世帯などの状況

矢板市の平成 29年4月1日の時点での総人口は 33,336 人で、平成 25 年の 34,675 人より 1,339 人、割合としては約 3.9%減少しました。年齢 3 区分別で 細かく見て行くと、14 歳までの年少人口が 496 人、15 歳から 64 歳までの生産 人口が 2,100 人、合計 2,596 人が減少しています。一方、65 歳以上の高齢者人 口は 1,257 人増加しています。

【総人口、年齢3区分別人口と高齢化率の推移】

出典:住民基本台帳(各年4月 1 日)

4,376 4,258 4,164 4,040 3,880 21,773 21,147 20,697

20,198 19,673 8,526 8,860

9,187 9,530

9,783 34,675 34,265 34,048 33,768

33,336 24.6

25.9

27.0

28.2

29.3

0% 6% 12% 18% 24% 30% 36%

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

高 齢 化 率 人

口 ( 人 )

(16)

また、年齢 3 区分別の年齢を割合で見ていくと、平成 25 年より年少人口と生産 人口の割合はゆるやかに減少する一方、高齢者の割合は年々増加し、現在はおよそ 30%となっています。

【年齢3区分別人口比の推移】

出典:住民基本台帳(各年4月 1 日)

更に、人口ピラミッドから年代の分布を見ていくと、団塊の世代と呼ばれている 65 歳~69 歳とそれ以上の年齢の方の間に大きな人口の差があることがわかります。

【矢板市 人口ピラミッド】

12.6 12.4 12.2 12.0 11.6 62.8 61.7 60.8 59.8 59.0 24.6 25.9 27.0 28.2 29.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

0~14歳以下 15~64歳 65歳以上(高齢化率)

551 691 787 827 754 844 910 1,056 1,220 1,164 967 1,153 1,266 1,561 970 813 537 339 116 16 2 525 588 738 788 728 708 775 956 1,122 1,067 997 1,089 1,282 1,582 1,002 941 816 620 347 102 19

0 500 1,000 1,500 2,000

0 500 1,000 1,500 2,000

0歳~4歳 5歳~9歳 10歳~14歳 15歳~19歳 20歳~24歳 25歳~29歳 30歳~34歳 35歳~39歳 40歳~44歳 45歳~49歳 50歳~54歳 55歳~59歳 60歳~64歳 65歳~69歳 70歳~74歳 75歳~79歳 80歳~84歳 85歳~89歳 90歳~94歳 95歳~99歳 100歳以上

(17)

(2)子どもをめぐる状況

一人の女性が一生に出産する子どもの数の指標である合計特殊出生率は、栃木県 と比較して低い傾向にあります。

【合計特殊出生率の推移】

出典:栃木県保健統計年報 第 1 章人口動態統計

1.38

1.39

1.41

1.46

1.41 1.41

1.43 1.43

1.46

1.49

1.3 1.35 1.4 1.45 1.5 1.55

平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 矢板市

(18)

平成 29 年 4 月 1 日時点の保育園、幼稚園及び認定こども園を合せた園児数は 929 人で、平成 25 年の 1,053 人よりも 124 人、割合としては約 11.8%減少し ました。

【各園と園児数の推移】

出典:矢板市子ども課(各年 4 月 1 日)

643 651 640 648 621 410 387

169 159 155 197 164

153 1053 1038

1006

971

929

8 8 8 8 8

3 3

1 1 1

2 2 2

0 2 4 6 8 10

0 300 600 900 1,200 1,500

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

園 数 ( 園 ) 園

児 数 ( 人 )

(19)

(3)高齢者の状況

高齢者を含む世帯全体の数は、近年は 5 年ごとに 10%程度ずつ増加しています。

中でも、高齢者単身世帯、高齢者夫婦世帯の増加率は高くなっています。

【形態別高齢者世帯の推移】

【矢板市の高齢者世帯の現状】

平成7年 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年

総世帯数(世帯) 10,962 11,604 11,977 12,414 12,311

高齢者単身世帯(世帯) 398 575 712 899 1,196

高齢者夫婦世帯(世帯) 400 562 714 874 1,168

その他の高齢者を含む世帯(世帯) 3,074 3,209 3,390 3,595 3,651

高齢者を含む世帯全体(世帯) 3,872 4,346 4,816 5,368 6,015

高齢者単身世帯前年度比(%) 144.5 123.8 126.3 133.0

高齢者夫婦世帯前年度比(%) 140.5 127.0 122.4 133.6

その他の高齢者を含む世帯前年度比(%) 104.4 105.6 106.0 101.6

高齢者を含む世帯全体前年度比(%) 112.2 110.8 111.5 112.1

高齢者単身世帯率(%) 3.6 5.0 5.9 7.2 9.7

高齢者夫婦世帯率(%) 3.6 4.8 6.0 7.0 9.5

その他の高齢者を含む世帯率(%) 28.0 27.7 28.3 29.0 29.7

高齢者を含む世帯全体率(%) 35.3 37.5 40.2 43.2 48.9 出典:国勢調査(各年 10 月 1 日)

398 575 712 899

1,196 400 562

714 874

1,168 3,074

3,209

3,390

3,595

3,651 3,872

4,346

4,816

5,368

6,015

0 1,500 3,000 4,500 6,000

平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年

世 帯 数 ( 世 帯 )

(20)

地区別高齢者数と高齢化率を見ると、ここ 20 年常に増加しつづけています。高 齢者人口は矢板地区が最も多いですが、高齢化率は泉地区が最も高くなっています。

【地区別高齢者人口と高齢化率の推移】

【地区ごとの総人口、高齢者人口と高齢化率】

平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年

矢 板 地 区

総人口(人) 26,397 26,196 25,717 25,885 24,337

高齢者人口(人) 3,943 4,527 5,012 5,821 6,719

高齢化率(%) 14.9 17.3 19.5 22.5 27.6

泉 地 区

総人口(人) 4,689 4,503 4,305 4,062 3,728

高齢者人口(人) 960 1,032 1,119 1,108 1,221

高齢化率(%) 20.5 22.9 26.0 27.3 32.8

片 岡 地 区

総人口(人) 8,165 8,201 8,035 7,720 7,406

高齢者人口(人) 1,239 1,472 1,682 1,831 2,114

高齢化率(%) 15.2 17.9 20.9 23.7 28.5

出典:国勢調査 小地域(各年 10 月 1 日)

3,943 4,527 5,012

5,821 6,719 960 1,032 1,119 1,108 1,221 1,239 1,472 1,682 1,831 2,114 14.9 17.3 19.5 22.5 27.6 20.5 22.9 26.0 27.3 32.8 15.2 17.9 20.9 23.7 28.5 0% 10% 20% 30% 40% 0 5,000 10,000 15,000 20,000

平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年

高 齢 化 率 人

口 ( 人 )

(21)

高齢者人口の増加に伴い、要支援・要介護認定者の総数は年々増加する傾向にあ り、平成 29 年は全体で 1,512 人と、平成 25 年から 288 人増加しました。被保 険者に占める認定率の割合(認定率)は、平成 25 年の 14.3%からゆるやかに増加 していますが、栃木県全体の認定率である 16%前後よりは低い数字となっています。

【介護認定者数と認定率の推移】

単位:人

1 号被保険 者(*)数

要支援 要介護

計 認定率

(%)

1 2 1 2 3 4 5

平成 25 年 8,530 77 141 192 279 186 190 159 1,224 14.3

平成 26 年 8,859 95 144 222 248 215 191 189 1,304 14.7

平成 27 年 9,191 98 111 261 290 248 199 188 1,395 15.2

平成 28 年 9,535 71 137 229 329 291 236 209 1,502 15.8

平成 29 年 9,795 76 133 230 332 307 241 193 1,512 15.4 出典:矢板市高齢対策課(各年 4 月 1 日) (*)1 号被保険者

65 歳以上の方。原因を問わずに要介護認定または要支援認定を受けたと きに、介護サービスを受けることができます。

77 95 98 71 76 141 144 111 137 133 192 222 261 229 230 279 248 290 329 332 186 215

248 291 307 190 191

199 236

241 159 189

188

209 193 1,224

1,304

1,395

1,502 1,512 14.3 14.7

15.2 15.8 15.4 0% 4% 8% 12% 16% 0 500 1,000 1,500 2,000

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

認 定 率 介

護 認 定 者 数 ( 人 )

(22)

(4)障がいのある人の状況

障害者手帳所持者は、平成 25 年から平成 29 年までに 276 人増加しました。ま た、障害者手帳所持者数を総人口で割った所持率は、年々上昇しています。

障害者手帳の種類別内訳を見ると、絶対数としては身体障害者手帳所持者数の増 加数が最も多いですが、種類別割合は、精神障害者保健福祉手帳所持者の割合が増え ています。

【障害者手帳の種類別推移】

出典:矢板市社会福祉課(各年 4 月 1 日)

1275 1315 1352 1421 1453 223 241 252

259 266 120 153 169 164 175 1618 1709 1773 1844 1894 4.7 5.0 5.2 5.5 5.7 0% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

障 害 者 手 帳 所 持 率 障

害 者 手 帳 所 持 者 数 ( 人 )

(23)

(5)避難行動要支援者の状況

避難行動要支援者名簿登録者数の推移を見ると、平成 26 年の 351 人をピーク に、徐々に減り続けています。また、避難行動要支援者名簿登録数を総人口で割った 登録者率も、同様のカーブを描いています。

登録者の地区別の構成比にはあまり大きな変化はありませんが、矢板地区の割合 が徐々に大きくなっています。

【避難行動要支援者名簿登録数の推移と登録者率】

【地区別に見る避難行動要支援者名簿登録者数の推移】

平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年

矢板地区

登録者数(人) 201 273 241 228 203

構成比(%) 77.9 77.8 77.7 78.9 79.0

泉地区

登録者数(人) 18 26 27 23 20

構成比(%) 7.0 7.4 8.7 8.0 7.8

片岡地区

登録者数(人) 39 52 42 38 34

構成比(%) 15.1 14.8 13.5 13.1 13.2

出典:矢板市社会福祉課(各年 4 月 1 日)

258 351 310 289 257 0.74 1.02 0.91 0.86 0.77 0% 0.25% 0.5% 0.75% 1% 1.25% 0 100 200 300 400 500

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

登 録 者 率 名

簿 登 録 者 数 ( 人 )

(24)

(6)生活保護世帯などの状況

生活保護世帯数は 230 世帯前後でしたが、ここ 2 年にかけ減少傾向にあります。 それと連動して生活保護率(*1)も低下傾向にあります。

【生活保護世帯数と生活保護率の推移】

平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年

市総人口 34,675 34,265 34,048 33,768 33,336 被保護実人数 279 280 277 263 240 生活保護率(‰) 8.05 8.17 8.14 7.79 7.20 生活保護世帯数 226 230 231 220 202

出典:矢板市社会福祉課(各年 4 月 1 日)

(*1)生活保護率

「被保護実人員(1か月平均)」÷「矢板市総人口」×1,000

(*2)‰(パーミル)

1,000 分の 1 を表す単位。

226 230 231 220

202 8.05 8.17 8.14

7.79

7.20

0‰ 2‰ 4‰ 6‰ 8‰ 10‰

0 100 200 300 400 500

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

生 活 保 護 率 世

帯 数 ( 世 帯 )

生活保護世帯数 生活保護率

(25)

(7)地域活動の状況

行政区加入世帯は、全体では各年度 1 万世帯弱ですが、年々少しずつ減少してお り、平成 25 年から平成 29 年にかけ約 3.1%の減少となっています。また、地区別 に見ると、矢板地区、泉地区でも同様の傾向があります。一方、片岡地区は年により 上下はあるものの、おおよそ 2,250 世帯を維持しています。

【地区別行政区加入世帯数の推移】

出典:矢板市総務課(各年 4 月 1 日)

6,573 6,501 6,492 6,446 6,319 1,162 1,146 1,133 1,115 1,101 2,244 2,250 2,244 2,256 2,249 9,979 9,897 9,869 9,817 9,669

0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

行 政 区 加 入 世 帯 数 ( 世 帯 )

(26)

行政区加入率も低下傾向にあります。特に矢板地区はほかの地区と比べて下落幅が 大きくなっています。

【地区別行政区加入率の推移】

出典:矢板市総務課(各年 4 月 1 日)

76.9

76.1

75.1

74.7

73.5 75.6

74.4

74.0

73.2

71.7 80.2

79.7

78.7

77.6

77.0 79.2 79.3

77.7

77.8

77.1

71% 73% 75% 77% 79% 81%

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

行 政 区 加 入 率

(27)

シニアクラブ団体数及び会員数は年々減少しており、平成 27 年には 1,000 人を 割り込んでいます。また、同様に会員数を高齢者人口で割った参加率も低下していま す。

【シニアクラブ会員数及びクラブ数の推移】

出典:矢板市社会福祉協議会(各年 4 月 1 日)

平成25 年

平成26 年

平成27 年

平成28 年

平成29 年 クラブ数 25 24 22 22 23 会員数(人) 1,029 1,032 970 953 964 参加率(%) 12.1 11.6 10.6 10.0 9.9

1,029 1,032 970

953 964 25クラブ 24クラブ

22クラブ 22クラブ 23クラブ 12.1 11.6 10.6 10.0 9.9 0% 3% 6% 9% 12% 15% 0 400 800 1,200 1,600 2,000

シ ニ ア ク ラ ブ 参 加 率 会

(28)

ボランティアの登録者数・団体数は年々増加し、平成 29 年現在、団体数は 64 団 体、会員数は 3,011 人となっています。また、会員数を総人口で割った参加率は 9% となっています。

【ボランティア会員数と参加率の推移】

出典:矢板市社会福祉協議会(各年4月1日)

NPO 法人数は、平成 28 年以降徐々に増える傾向にあります。

NPO 法人数の推移

平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 NPO 法人数 3 3 3 4 6

出典:矢板市総合政策課(各年4月1日)

2,584 2,823 2,881

2,935 3,011 47団体

56団体 58団体 60団体

64団体 7.4

8.2 8.5

8.7

9.0

0% 2% 4% 6% 8% 10%

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000

平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

参 加 率 会

員 数 ( 人 )

(29)

2 アンケート調査結果に見る市民意識

(1)調査の概要

「第2期矢板市地域福祉計画・矢板市地域福祉活動計画」(平成 30 年度~平成 34 年度)」を策定するにあたり、地域住民が置かれている現状の把握や地域におけ

る福祉的課題を抽出することを目的として、平成 23 年に実施した前回調査に続き、

18 歳以上の市民 2,000 人を対象としてアンケート調査を行いました。 調査の概要は次に示すとおりです。

項 目 内 容 調査対象地域 矢板市全域

抽出方法 住民基本台帳から要件に該当する個人を地域別、年代別に無作為抽出 調査形式 アンケート形式(郵送配布・回収)

実施時期 平成 28 年 11 月 25 日(金)~12 月 9 日(金) 回収数 895(有効回答数 895)

有効回答率 44.8%

(2)調査結果の概要

1.地域との関わりについて

近所の人との付きあいについて、「積極的に助け合いたい」と「助け合うことは

必要」をあわせると 70.6%に上ります。一方、実際の付きあいでは、「お互いの

家を行き来する」は 8.7%、「会えば立ち話をする」をあわせても 44.9%と半数

に達していません。

また、「お互いの家を行き来する」との回答の割合は、平成 23 年の調査から半

減しており、特に 50 歳代までの世代で低くなっています。

【近所の人との付き合いについての考え(単数回答 n=895)】

18.9

51.7

12.2

14.2

1.6

0.6

0.9

0% 20% 40% 60%

困りごとがあったら積極的に助け合いたい

わずらわしいこともあるが、助け合うことは必要

世間話をする程度で十分

あいさつをする程度で十分

特に必要はない

その他

無回答

(30)

【近所の人との付き合いの状況(平成 28 年:単数回答、平成 23 年:2 つまでの複数回答)】

【近所の人との付き合いの状況(年代別 単数回答 n=895)】

地域活動への参加依頼があった場合、85.4%の人は「参加する」と回答してお

8.7 36.2 49.6 1.6 2.3 0.6 1.0 19.0 56.5 76.9 4.4 4.5 0.4

0% 25% 50% 75% 100% 仲が良く、お互いの家を行き来する

会えば立ち話をする

顔を合わせればあいさつをする

顔は知っているが声をかけることはない

ほとんど顔も知らない

その他

無回答

平成28年度(n=895) 平成23年度(n=849)

4.1 6.0 3.3 6.0 11.8 18.0 6.8 17.0 23.3 41.3 51.6 41.0 78.4 62.0 71.3 47.9 33.2 36.0 4.1 6.0 1.2 1.0 6.8 7.0 1.3 2.4 1.0 1.0 0.7 2.0 1.0 1.2 1.0 3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

18~29歳

30~39歳

40~49歳

50~59歳

60~69歳

70歳以上

仲が良く、お互いの家を行き来する 会えば立ち話をする

顔を合わせればあいさつをする 顔は知っているが声をかけることはない

ほとんど顔も知らない その他

(31)

【地域活動への参加依頼があった場合の対応(単数回答)】

「将来も現在の地域で暮らしたい」と回答した人の割合は、前回調査よりも 9 ポ

イント近く減少し、「できれば暮らしたい」と思う人をあわせても、平成 23 年

調査よりもほぼ 5 ポイント減少しています。「暮らしたくない」と回答した人の

割合は、前回の 7.9%から 12.7%へ増加しています。

【将来も現在の地域での暮らしを続けることについての意向(単数回答)】

8.9 67.4 9.1 7.0 1.5 5.6 0.6 12.8 54.7 7.4 11.5 2.0 8.4 3.2

0% 20% 40% 60% 80%

積極的に参加する

内容によっては参加する

当番制なら参加する

参加しない(おそらく断る)

その他

わからない

無回答

平成28年度(n=895) 平成23年度(n=849)

48.5 21.5 8.5 4.2 2.2 14.4 0.7 57.1 17.7 5.5 2.4 16.4 0.9

0% 20% 40% 60% 80% 暮らしたい

できれば暮らしたい あまり暮らしたくない 暮らしたくない その他 わからない 無回答

(32)

2.ボランティア活動について

 ボランティア活動に取り組んだことのある人は、平成 23 年よりもやや増加し

ていますが、ボランティアに参加したきっかけは、「頼まれた」や「誘われた」

といった受動的な回答が多くなっています。

【ボランティア活動への参加経験の有無(単数回答)】

【ボランティアに参加したきっかけ(複数回答)】 39.7 58.9 1.5 37.3 60.6 2.1

0% 20% 40% 60% 80%

ある

ない

無回答 平成28年度(n=895)

平成23年度(n=849)

23.1 33.0 25.9 24.2 7.3 5.6 10.1 19.7 3.7 2.5 6.2 0.8 18.6 25.2 30.9 31.2 7.6 12.0 14.8 20.2 2.5 2.2 8.5

0% 10% 20% 30% 40%

困っている人や団体から頼まれた

人に誘われた

人の役に立ちたい

自分たちのために必要な活動

楽しそうだから・おもしろそうだから

余暇を有効に使いたい

趣味や特技を活かしたい

学校の授業などで機会があった

なんとなく

理由はない

その他

無回答

(33)

3.地域福祉の考え方について

 63.2%の人は地域生活で起こる問題に対して、住民同士の自主的な協力関係が

「必要」と考えています。

地域の人が力をあわせて、住みよい地域社会を実現する上での問題としては、平

成 23 年調査で 56.9%、平成 28 年調査では 57.7%の人が、「近所付き合いが

減っている」と回答しています。

【地域の問題に対して住民同士の自主的な協力関係が必要と思うか(単数回答 n=895)】

【地域の人が力を合わせて、住みよい地域社会を実現する上での問題(複数回答)】 思う

63.2% 思わない

6.0% わからない

26.8%

無回答 3.9%

57.7

16.5

4.8

17.5

29.7

26.3

28.0

25.8

11.4

3.5

56.9

13.3

4.4

15.5

29.7

31.6

28.2

26.5

8.4

3.1

0% 20% 40% 60% 80%

近所付き合いが減っている

行政区(町内会・自治会)の活動などに 参加しにくい雰囲気がある

ひとり親家庭、障がい者家庭への偏見がある

他人に干渉されプライバシーが守られない

日中、地域を離れている人が多い

地域に関心がない人が多い

地域活動への若い人の参加が少ない

地域での交流機会が少ない

助け合い、支え合いは必要ないと 思う人がいる

その他

(34)

4.福祉サービスについて

 日常生活で困っていることとして最も多い「経済的なこと」の割合が、平成 23

年調査から更に増加し 51.2%と過半数を超えています。

また、日常生活で困ったことが起きた場合には、「家族」と並び「行政機関(市

役所など)」が手助けすべきとの回答が多くなっています。

【日常生活で困っていること(複数回答)】

※「日常生活で困ったことがある」方の回答

34.9

23.0

16.7

11.5

51.2

11.5

8.1

0.5

37.3

29.2

17.8

11.4

47.0

10.8

12.4

0% 20% 40% 60% 病気のこと

介護のこと

家族関係のこと

近所付き合いのこと

経済的なこと

子育てのこと

その他

無回答

(35)

【日常生活で困ったことが起きた場合、誰が手助けをすべきと思うか(複数回答)】

62.6

27.5

62.3

23.8

35.8

10.6

13.5

15.9

9.5

1.8

2.3

50.5

26.5

51.0

18.5

23.6

5.5

14.4

6.6

7.5

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 支援を必要とする人の家族

地域の住民 行政機関(市役所など) 社会福祉協議会 福祉や保健のサービスを提供する

施設や事業者

ボランティア団体・NPO法人 民生委員・児童委員 行政区(町内会・自治会) わからない その他 無回答

(36)

 福祉や健康に関する情報の入手手段として、「やいた広報」が 65.8%と最も多 く、平成 23 年調査よりも 10 ポイント以上増加しています。

【福祉や健康に関する情報の入手手段(複数回答)】

65.8

20.2

14.0

0.9

4.9

37.4

19.6

35.0

40.4

14.3

27.9

25.9

1.1

8.2

1.7

54.5

25.0

17.2

2.9

8.7

24.6

27.9

49.4

48.4

18.5

30.2

16.5

1.3

6.1

0% 20% 40% 60% 80% やいた広報

市のパンフレットなど 社協だより(社会福祉協議会発行) 民生委員・児童委員 隣近所の人 回覧板 病院や施設 新聞 テレビやラジオ 書籍や雑誌 家族や友人・知人 インターネット その他 特に入手していない 無回答

(37)

5.災害への備えについて

災害時の避難や対応では、「情報を得られるか」と「避難所に必要な設備がある

か」不安に思う人の割合が多く、それぞれ 60.9%と 45.4%に上っています。

【災害時の避難や対応で不安に思うこと(複数回答)】

60.9

26.0

17.3

27.9

15.4

28.0

45.4

15.5

3.9

11.2

1.8

0% 20% 40% 60% 80% 情報を得られるか

緊急事態であることを人に知らせられるか まわりの人に助けてもらえるか 避難所まで行くことができるか 避難所で介護、看護をしてもらえるか 避難所で必要な手当を受けたり、

薬をもらえたりするか 避難所に必要な設備があるか 自分のけがや病気の状態が悪くならないか その他 特に不安はない 無回答

(38)

6.これからの福祉のあり方について

 住み慣れた地域で安心して生活していくために必要と思うことでは、「福祉や保

健に関する情報提供を充実させる」と「支援を必要とする人の多様なニーズに応 えられるよう豊富な種類のサービスを用意する」が、前回調査からそれぞれ 11.4 ポイント、7.8 ポイントと大きな増加となっています。

【住み慣れた地域で安心して生活していくために必要と思うこと(3 つまでの複数回答)】

47.6 35.1 16.1 19.4 10.3 8.8 9.4 35.1 1.1 18.4 20.3 19.1 2.3 1.9 36.2 27.3 13.4 16.6 10.7 8.7 9.4 58.9 1.4 15.4 17.1 17.3 1.8

0% 20% 40% 60% 80%

福祉や保健に関する情報提供を充実させる

支援を必要とする人の多様なニーズに応え られるよう豊富な種類のサービスを用意する

福祉や保健に関するサービスを提供する 事業者を増やす

地域における福祉や保健に関する活動の 中心となる人材を育てる

住民間の調整や住民と関係団体をつなぐ 人材を育てる

福祉や保健に関するボランティア活動を 活発にする

地域福祉活動の拠点となる場所を創出する

社会保障制度の安定を図る

地域福祉活動を支えるための 会費や寄付を募る

学校などでの福祉や保健に 関する教育を充実させる

多くの住民が福祉や保健に関する関心を 高められるような啓発を行う

道路・商店・病院・公共施設・公共交通機関 などのバリアフリー化を進める

その他

無回答

平成28年度(n=895)

(39)

(3)調査結果から見える課題

近所の人との付きあいについての考えと実際の状況の間に、かい離が見られま

す。住みよい地域社会を実現する上での課題としても、「近所付き合いが減って

いる」と 60%近くの人が回答しています。

近所付きあいは、特に 50 代以下の世代で浅くなっており、これらの世代を中心 とした働きかけが必要です。

地域活動に参加する意思はあっても、積極的に参加すると回答した人は減少して

います。ボランティア活動に参加したきっかけでも、「頼まれた」からなどの受

動的な回答が多くなっています。地域福祉の考え方の一層の浸透が必要です。

 日常生活において、経済的なことで困っている人が増えています。困ったことが

起きた場合には、「行政機関(市役所など)」が手助けをすべきと考える人が増え

て 60%を超えており、行政の福祉サービスの充実が求められます。

 災害時に情報を得られるか、避難所に必要な設備があるか、が大きな不安として

挙げられています。住み慣れた地域で安心して生活していくために必要と思うこ

とでも、「福祉や保健に関する情報提供を充実させる」との回答が多く、避難所

の設備の充実に加え、情報提供の充実が必要です。提供手段としては、「やいた

(40)

3 第1期計画の進捗状況

第 1 期の矢板市地域福祉計画・地域福祉活動計画の進捗状況

第 1 期の矢板市地域福祉計画・地域福祉活動計画の事業の進捗状況と今後の進め 方について、担当部門による評価を実施しました。その結果、全体において 90%以

上の事業が「目標以上」「目標どおり」に進捗していると評価されましたが、基本目

標4「地域福祉を推進するしくみをつくる」においては、未達成の事業が16%超あ

りました。(個別目標の進捗状況は資料編に掲載)

【進捗状況】

【今後の事業の進め方】

9.7 19.2 4.5 8.6 10.5 74.2 76.9 90.9 91.4 83.3 16.1 3.8 4.5 0.0 6.1

0% 25% 50% 75% 100%

基本目標4(事業数31) 地域福祉を推進するしくみをつくる

基本目標3(事業数26) 誰もが社会参加できる環境をつくる

基本目標2(事業数22) 困っている人を見逃さない体制をつくる

基本目標1(事業数35) 認め合い、支えあいの地域をつくる

全体 (事業数114)

目標以上に進捗している 目標どおりに進捗している 改善の余地がある、実施されていない

0.0 3.8 18.2 0.0 4.4 83.9 92.3 77.3 97.1 88.6 16.1 3.8 4.5 0.0 6.1 0.0 0.0 0.0 2.9 0.9

0% 25% 50% 75% 100%

基本目標4(事業数31) 地域福祉を推進するしくみをつくる

基本目標3(事業数26) 誰もが社会参加できる環境をつくる

基本目標2(事業数22) 困っている人を見逃さない体制をつくる

基本目標1(事業数35) 認め合い、支えあいの地域をつくる

全体 (事業数114)

(41)

4 矢板市の主な地域課題

(1)福祉意識を高める必要があります。

家族機能の低下や地域のつながりの希薄化、障がいのある人の増加などにより、福 祉ニーズの変化と増大が起こっています。

また、避難行動要支援者への支援方法の課題、高齢者や単身者の孤立問題、価値観 の多様化や障がいの内容の変化などにより、ニーズが個別化・分散化しています。 これらニーズを満たし、地域の人々の安心と幸せを実現するためには、公助による

ものだけでなく、市民の福祉意識を高め、「互助」を活発にしていく必要があります。

そのため、市民一人ひとりが日常的に助けあいの心を育むことができるような、福 祉の心をしっかり根付かせた、地域における福祉力の強化を図っていくことが重要 です。

(2)地域のコミュニティを強化する必要があります。

互助が活発に行われていくためには、市民がお互いに関心を持ちあい、地域でのふ れあいや交流を通じて日常的につきあいを深めていくことが大切です。

個人について見てみると、25~26 ページに示されているとおり、多くの市民は 近所の人たちとの助けあいの必要性を感じてはいるものの、深いつきあいはあまり されていないことがわかります。また、21~23 ページに示されているとおり、行 政区やシニアクラブなどの参加率が低下していることから、地域コミュニティも希 薄化していることがうかがえます。

よって、地域活動でのふれあいや交流機会の確保、インフラ支援や活動支援などが 必要です。また、実施にあたり、健康やいきがいづくりといった、地域の人々に共通 する関心事をテーマとした活動への支援を積極的に行うことにより、活発なコミュ ニティの育成を目指します。

(3)地域活動やボランティア活動などを活発にする必要があります。

(42)

(4)地域ぐるみの防災・防犯体制の構築が求められています。

火災や地震などの災害時において、高齢者や障がいのある人などの要支援者を支 援するためには、きめ細やかな範囲でフォローできる、地域単位での主体的な支援体 制、すなわち自主防災組織の存在が不可欠となっています。

市民アンケートの結果では、「災害時に住民が支え合う地域づくりに必要なもの」

として、「地域の高齢者などがどこに住んでいるか一目でわかる「マップ」の作成」

との回答が最も多く、次いで「自主防災組織づくり」となっています。また、33 ペ

ージ「災害時の避難や対応で不安に思うこと」については、「情報を得られるか」が

最も多くなっており、「情報」がひとつのキーワードとなっています。

よって、災害に対して安心できる地域づくりを進めるためには、自主防災組織など を育成すること、情報の伝達・流通が円滑に進むよう関係機関や団体などとの連携体 制をつくることなどが必要です。

【災害時に住民が支え合う地域づくりに必要なもの】

39.3

41.7

27.2

17.7

29.8

15.9

2.5

3.6

40.3

55.4

19.0

20.8

33.1

12.1

3.2

0% 20% 40% 60% 自主防災組織づくり

(地域住民で結成する防災隊) 地域の高齢者などがどこに住んでいるか

一目でわかる「マップ」の作成 地域での定期的な避難訓練

地域やグループなどでの勉強会 福祉サービスなどを提供する施設や

事業者との連携

わからない

その他

無回答

(43)

(5)わかりやすい情報の提供が求められます。

福祉サービスは、利用者が事業者と対等の立場でサービスを自ら選択し、主体的に 利用するものとなっています。

そのため、サービス利用希望者にとって、適切な情報が入手しやすい形で提供され ていること、入手した情報がわかりやすくなっていること、疑問があってもそれを解 消するための手段がきちんと示されていること、社会福祉協議会が実施している各 種事業を正しく伝えることなどが、主体的な福祉サービス利用の推進のためには必 要であると考えられます。

(44)

(6)地域特有の課題解決に向けた取り組みの促進が必要です。

地域福祉を充実させていくうえで市民と行政の関係は、非常に重要なものです。市 民アンケートにおいても、「地域福祉を充実させていくうえでの住民と行政の関係」 には協力関係が必要であるという回答が最も多く、市民の要望としてもこのことを 裏付けています。

また、市民の自主的な課題解決であるボランティア活動などには、生活者目線での 課題であるため、地域特有の課題を多く含んでいるものであると考えられます。 よって、地域特有の課題解決には、市民の自主的な課題解決活動の支援、活動に安 心して参加できるための支援、団体同士の交流の支援などが考えられます。また、各 種活動を知ってもらうための施策や登録支援、研修などの人材育成を通じ、多くの市 民が活動に参加しやすくなるための取り組みも大切です。

【地域福祉を充実させていくうえでの住民と行政の関係】

21.5

45.6

2.7

20.1

1.0

6.1

3.0

22.7

45.2

2.8

22.4

0.6

6.3

0.0

0% 20% 40% 60% 【住民主体】

家庭や地域をはじめ住民同士で助け合 い、手の届かない部分は行政が援助する

べきである 【協力関係】

福祉の充実のために、住民も行政も協力 し合い、ともに取り組むべきである

【行政責任】

福祉を充実する責任は行政にあり、住民 はそれほど協力する必要はない

【行政主体】

行政が責任を果たすべきだが、手の届か ない部分は住民が協力するべきである

その他

わからない

無回答

(45)
(46)

1 基本理念

地域には、障がいのある人やない人、性別・国籍や文化の違う人、子どもから大人 までさまざまな人々が暮らしています。現代は、少子高齢化や核家族化が進み、高齢 者の孤立化や、高齢者・子どもへの虐待などが社会問題となっています。

これらの問題を解決するためには、地域に暮らす人々が互いに認めあうことが必 要です。そこから支えあい活動が生まれ、一人ひとりの個性を尊重した幸せな地域社 会の実現に近づくことができます。笑顔あふれる、いきいきとした地域社会をみんな で築き、住んでよかったといえるまちを目指して、基本理念を次のように定めます。

(47)

2 基本目標

この計画では、基本理念を達成するため4つの基本目標を定めました。

(48)
(49)

基本目標の展開

(50)

基本目標1 認めあい、支えあいの地域をつくる

(1)気軽にあいさつや声かけをします

■現状と課題

あいさつは人間関係の基本です。しかしながら、子どもが被害者となる犯罪が後

を絶たないことから、「知らない人とは話さない」とか、「声をかけると不審者と思

われるのではないか」などという心配から、あいさつが少なくなっている状況がう かがえます。また、家庭の中でも「おはよう」や「ありがとう」などをいう習慣が 薄れてきています。

あいさつをする関係は、お互いを尊重し、信頼することにもつながります。 市民一人ひとりが率先してあいさつをするよう心がけ、良好な関係を築き、つな がりのあるまちをつくることが必要であるという意見が多くあります。

■みんなで取り組むこと

日頃から、市民一人ひとりが率先してあいさつしたり、声をかけあったりするな ど、隣近所との関わりがもてる地域づくりを進めます。

市民などの役割

●基本的なあいさつや社会のモラル・マナーを小さい頃から習慣 づけます。

●「おはよう」「こんにちは」など、あいさつを積極的に実践します。

●学校や地域の行事などへ積極的に参加します。

市 の 役 割

●あいさつや声かけの励行を推進します。

●地域のモラル・マナーを向上するための情報を発信します。 ●地域コミュニティ(*)の市民意識を高めるまちづくりを支援

します。

社会福祉協議会

の 役 割

●各地区でのあいさつ運動・声かけ運動を推進します。

●あいさつ運動・声かけ運動を実践する関係機関・団体の活動を 支援します。

●シニアクラブ会員の知識経験を活用し、あいさつ運動を展開 します。

●老人給食配送、高齢者見守り(愛の訪問事業)により声かけを します。

(*)地域コミュニティ:

(51)

(2)ふれあいや助けあいの活動を推進します

■現状と課題

これからの地域福祉を推進していくためには、市民一人ひとりの参画が必要不 可欠であり、そのための推進体制・組織をどのようにつくっていくかが今後の重要 な課題となっています。

こうした中、地域で暮らす元気な高齢者や豊富な知識・経験・能力を持った退職 者などの地域の人材や、福祉サービス事業者や各種団体、民生委員・児童委員など との連携をもとに、協力体制をつくることが必要です。さらには、地域でふれあい 助けあうための見守り体制やボランティアの活性化を図っていくことも必要です。

28 ページ「ボランティア活動への参加経験の有無」については、「ある」が

39.7%で、「参加したボランティア活動の種類」では、後述のとおり「行政区(町

内会・自治会)に関する活動」が 47.9%、「環境関係」が 28.5%となっています。

前回調査と比較すると、「高齢者関係」の活動との回答が 44.8%から 22.3%へ半

減しており、「障がい者関係」、「青少年関係」、「環境関係」も大きく減少していま

す。また、28 ページ「ボランティアに参加したきっかけ」では、「人に誘われた」

が 33.0%と最も多くなっていますが、前回調査と比較すると、「頼まれた」、「誘わ

れた」といった受動的な回答が増加しています。

「ボランティア活動に参加したことがない理由」では、「仕事や家事などが忙し

く時間が取れない」が 47.2%で最も多くなっています。前回調査と比較すると、 「きっかけがない」や「身近に活動できる場所やグループがない」などの回答は減

少していますが、「一度始めると拘束されて、やめられなくなりそう」、「ボランテ

ィア活動にあまり興味や関心がない」などの回答が増加しています。

今後、活動の輪を広げていくために必要なことでは、「ボランティア活動につい

(52)

【参加したボランティア活動の種類】

※「ボランティア活動に参加したことがある」方の回答

22.3

12.7

13.8

2.5

6.2

28.5

47.9

22.5

9.6

1.4

44.8

23.0

15.1

5.7

18.9

46.4

9.5

0% 20% 40% 60% 高齢者関係

障がい者関係

子育て関係

保健・医療関係

青少年関係

環境関係 行政区(町内会・自治会)

に関する活動 防犯・防災・交通安全に関する活動

その他

無回答

(53)

【ボランティア活動に参加したことがない理由】

※「ボランティア活動に参加したことがない」方の回答 12.1

47.2

17.5

12.0

3.0

21.4

18.0

14.0

20.5

2.3

0.9

12.6

46.3

20.4

9.5

2.3

12.1

24.1

23.0

16.1

4.5

0% 20% 40% 60%

育児や介護を必要とする家族がいる

仕事や家事などが忙しく時間が取れない

自分の健康に自信がない

人と接するのが好きではない

活動に費用がかかりそう

一度始めると拘束されて、 やめられなくなりそう 活動したいと思っているが、

きっかけがない 身近に活動できる場所や

グループがない ボランティア活動にあまり

興味や関心がない

その他

無回答

平成28年度(n=527)

(54)

【ボランティア活動の輪を広げていくために必要なこと】

28.8

23.4

33.4

16.0

22.8

15.2

45.8

3.4

12.8

2.9

26.7

22.3

38.9

19.2

20.5

19.7

44.5

1.9

9.3

0% 20% 40% 60%

ボランティアに経済的負担がかから ないように交通費などの実費を補助する

企業などがボランティア休暇を認める などの特別な配慮をする

学校教育の一環としてボランティア 活動を活発に行う

地域での子どもの ボランティア活動を活発に行う

ボランティア活動に関する相談や 拠点となる場所を提供する

ボランティア研修会を開催し、 人材を養成する

ボランティア活動についての 情報提供を積極的に行う

その他

分からない

無回答

平成28年度(n=895)

(55)

■みんなで取り組むこと

地域のことや各種団体の活動内容などの情報を発信することで、地域活動への 関心を高め、参加の促進を図ります。また、きずな館の周知やコーディネート機能 の強化に努め、ボランティア活動の活性化を図ります。

市民などの役割

●ボランティア活動への関心を持ち参加します。

●隣近所で困っている人がいれば、できる範囲でボランティア活動 (手助け)をします。

●行政区、シニアクラブ、子ども会などが行う地域行事へ、できる 限り参加します。

●隣近所で、地域行事への参加を呼びかけ、誘いあいます。 ●若い世帯や転入者が地域行事へ参加しやすいしくみをつくり

ます。

●関係機関・団体は、自らが行うボランティア活動や地域行事の 情報を市民に発信します。

●きずな館を活用します。

市 の 役 割

●地域行事への参加を呼びかけます。

●関係機関・団体に対して、ボランティア活動や地域行事への支援 などを行い、地域コミュニティの活性化を図ります。

●ボランティア活動や地域行事の情報発信を通して、市民が参加し やすい環境をつくります。

●社会福祉協議会を通じて、ボランティア団体の育成・支援を行い ます。

社会福祉協議会

の 役 割

●きずな館の周知を図ります。

●きずな館において、ボランティアの登録・紹介・斡旋を行います。 ●ボランティア活動の基本や具体的な活動事例を紹介し、地域で

活動に取り組む人材の育成に努めます。

●「社協だより」やホームページなどにおいて、地域活動の活発な 団体の活動事例を紹介します。

●関係機関・団体が行うボランティア活動や地域行事を支援し ます。

●外出に不安を感じている人を手助けする「お元気マップ」を作成し、 高齢者や障がい者が外出しやすいようにお店などを紹介します。 ●矢板市ボランティア連絡会への登録団体を増やし、有事の際にお

ける協力体制を構築します。

参照

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現場責任者及び会計責任者、 研修、ボランティア窓口 …… 是永 利用調整、シフト調整 ……… 園山 小口現金 ……… 保田

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