• 検索結果がありません。

吉野(3回目) 最近の更新履歴 近畿大学産業理工学部 飯島研究室(2011年度)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "吉野(3回目) 最近の更新履歴 近畿大学産業理工学部 飯島研究室(2011年度)"

Copied!
18
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

10

1

116

0019

吉野 航平

(2)

労働市場の効率性

1

) 職探しとマッチング

労働市場のマッチング機能に負荷をかける要因

非正規雇用の増加などによる雇用の流動化。

知識経済化が進むなか、賃金による需給調整

(3)

離職率の高まり、雇用者の高齢化や非正

規化が構造的失業に影響

失業をもたらす要因

大きく需要不足から生まれる

需要要因。

1.

企業が求める人材と求職者の能力のかい離

2.

求める待遇とのかい離

1.2.などから生じる

構造的要因

求職側・求人側、お互いの情報が不完全なため

生じる

摩擦的要因

(4)

離婚率の上昇

雇用の非正規化

雇用の高齢化 

等が進んでい

る。

(構造的失業を増加させる方 向。)

結果

(5)

離職率等の動きから、構造的失業率を推計。

これらの要因がミスマッチの拡大をもたらしてきたことを確認。

推計( 3 通り)

1. 構造的失業率が離職率、高 齢雇用者比率の動きに沿っ て変化。

2. 構造的失業率が非正規雇用 比率の動きに沿って変化。

3. 1と同じ考えのもと、 雇用「

動向調査 の欠員率を用いた」

もの。

結果

(6)

雇用情勢の悪化が職探しの努力を強めた

が、必ずしも就職には結びつかず

構造的失業率が高止まりしている現状。

労働市場のマッチング機能を向上するに

求職者が職探しの効率性を高めるよう努力すること

(

)

ハローワーク

求職者がコンピューター端末から情報を入手。

それを窓口に持参し紹介を受ける回数を増やす。

結果

自然と就職に結びつく確率も高まる。

※ 努力の度合い

(7)

紹介件数は実際に増加してるのか

2000 年代のデータからすう勢的に

増加。

2000 年度の求職者

1 人 1 カ月平均 0.23 回      ↓

2010 年度 0.48 回となっている。 求職者は職探しの努力を強めている 。

努力の強まりは、労働市場の需給の 悪化を受けたものか?

統計的に調べる。

2000 年代前半は両者が無関係 。

後半は有効求人倍率が低下

(8)

高度な職種では賃金による需給調整が機能しに

くい

就職成功確率を高めようとする場合

求職者の受入可能な最低の賃金水準を現実的にする

「職業安定業務統計」の「希望賃金」に着目。

希望賃金は、留保賃金にある程度連動すると推測。

その度合いについて、職種や年齢による特徴を調べる

(9)
(10)

 希望賃金は職種では専門的・技術的職業などで高い。

希望賃金の変化が就職件数に及ぼす影響の職種による違いの問題。

そこで高度職種と一般職種に分類。 グループごとに弾性値を推計。

結果

 いずれのグループも弾性値はマイナス。

 希望賃金が低くなればなるほど就職件数は増加。

 この関係は高度職種より一般職種で強く、求職者の希望賃金の引き

下げが就職に結びつきやすい。

(11)

長期

失業の構造

我が国における長期失業の要因や特性を明らかにする。)

長期失業者比率は高止まりの後、大幅に上昇

基本的には失業率全体の動きに 沿って動いている。

2003 年に一度ピークに達した後 、景気改善に伴い減少。

失業者に占める長期失業の割合 の動きは 2000 年代初めに上昇 。

2009 年には、短期失業者が増え 、長期失業者比率は一時的に大 きく低下。

(12)

長期失業者はどのような属性、理由の者が多いのか

(2003年と 2010 年を対比しつつ、その内訳を調べてみる。)

年齢構造

25 34 が最もく、 2010 年に

はその割合が増。

35 歳~ 44 歳は 2010 年に大きくウ エイトを高めている。

続柄別

世帯主の割合がさらに高まっている 。

失業理由

「希望する種類・内容の仕事がな い。」が最も多い。

2010 年

件にこだわらない仕事が増加。景気悪化を受けた需要不足要因が

(13)

長期

失業者は雇用需要回

の影響を受けにくい

最近の仕事に就けない理由

需要不足要因を挙げる長期失業者の増加。

(14)

都道府県データを用い

有効求人倍率の変化と長期無業率・無業率の関係をみる。

有効求人倍率の増加

無業率、長期無業率とも下する向。

長期無業率の改善

長期失業率と有効求人倍率、失業率と有効求人倍率を年齢別に分析

失業率、長期失業率の労働需要に対する弾性値を計測。

(15)

年齢別

失業率の需給感知度は

45

歳以上の中高年齢層で高い。

45

歳以上の中高年齢層で顕著に高い。

中高年齢層では

2

つの感知度が大きくかい離。

失業しても過去スキルの蓄積があるため再就職先を見つけ

やすい。

長期失業に陥るとスキルが衰え優位性を失う。

(16)

の高めの

長期

失業者比率は労働市場の流動性の

低さを

反映

長期失業者が占める割合

各国の労働市場の構造に根差した部分も少なくない。

(17)

OECD 諸国の中では長期失業率は低い水準。

長期失業者比率では、中位よりやや高め。

各国の分布をみる

長期失業者比率は国によって大きな差がある。

長期失業は一度失業のプールに入ると脱出が難しい場合に増加。 労働市場の流動性が低い国ではその比率が高い。

その度合いの一つ、解雇規制の強さ( EPL )をとる

長期失業者比率との間に弱い相関。

(18)

労働市場の流動性に関連するもう一つの指標、平均就業年数を考え る。

長期失業者比率との相関はより明確。 平均就業年数が高いグループに属する。

参照

関連したドキュメント

商業地域 高さ 30m以上又は延べ面積が 1,200 ㎡以上 近隣商業地域 高さ 20m以上又は延べ面積が 1,000 ㎡以上 その他の地域 高さ 20m以上又は延べ面積が 800 ㎡以上

最近一年間の幹の半径の生長ヰま、枝葉の生長量

一貫教育ならではの ビッグブラ ザーシステム 。大学生が学生 コーチとして高等部や中学部の

中学生 高校生 若年者 中高年 高齢者 0~5歳 6~15歳 16~18歳 19~39歳 40~65歳

今年度は 2015

関西学院中学部 2017年度 3年生 タッチフットボール部 主将 関西学院中学部 2017年度 3年生 吹奏楽部 部長. 巽 章太郎

本研究科は、本学の基本理念のもとに高度な言語コミュニケーション能力を備え、建学

①中学 1 年生 ②中学 2 年生 ③中学 3 年生 ④高校 1 年生 ⑤高校 2 年生 ⑥高校 3 年生