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一般社団法人 社会的包摂サポートセンター

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Academic year: 2018

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● 代表挨拶

第 1 章 よりそいホットライン相談支援および活動実績

 第 1 節 平成 27 年度寄り添い型相談支援事業 概要報告  第2節 相談支援実績

 第3節 報告会等活動報告

第2章 量的分析

 第 1 節 一般ライン(全国・被災)  第2節 外国語専門ライン(全国・被災)  第3節 女性支援専門ライン(全国・被災)

 第4節 セクシュアルマイノリティ専門ライン(全国・被災)  第5節 自殺防止専門ライン(全国・被災)

 第6節 広域避難専門ライン(全国)

 第7節 被災地若年女性支援専門ライン(被災)

 第8節 よりそいホットラインの相談内容等の経年変化に関する検討(全体)

第3章 急がれる依存症への対応

第4章 広域避難専門ラインに寄せられる相談内容

 第 1 節 概要

 第2節 相談表の量的分析  第3節 代表的な相談事例

第5章 被災地における若年女性相談のまとめ 第6章 資料

 ○ よりそいホットラインとは  ○ Moyatter 実績報告  ○ 相談表

 ○ チラシ・カード

 ○ ポルノ被害者支援マニュアル概要

2 6 10 23 32 51 70 86 109 127 136 143 148 186 194 199 206 224 239 244 248 257

「よりそいホットライン」平成 27年度 報告書

見えてきた急がれる支援

も く じ

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2 社会的包摂サポートセンター

一人ひとりを大切にすること

  この数年、日本は災害大国だと実感することが多い。私の医院がある宮古市でも、平成 28 年

8 月の台風災害に遭遇したが、「二度目の津波」と言った人もいたほど大きな被害の出た台風であっ

た。災害のニュースを目にする度に、被災地ではどんな方がどんな悩みを抱えておられるかと考え てしまう。

「よりそいホットライン」のガイダンス 8 番は、福島からの避難者を想定して設置した回線だが、 全国の「最近の被災地」からも 8 番にかけて下さる方が増加している。災害に遭遇して悩む皆さん のお役に立つことができていることはとても嬉しい。こうして、よりそいホットラインが暮らしに溶 け込み、日常的にあるのが当たり前の存在になれたら素晴らしいと思う。

本報告を作成しながら、相談表のまとめを確認さ せていただいたが、特に福島は私の故郷でもあるの で広域避難者からの相談は非常に苦しいものに感じ た。「もう仮設を退去しなければならない。義援金 も何も貰わないまま頑張ってきたが疲れ果てた。も うすぐ子どもの命日、このまま子どもたちのところへ 行きたくなってしまう」という男性は、避難した先で 避難者であることは誰にも言っていないという。被 災後、家族が自死し、夫ともDVが原因で離婚した という女性には死への願望がある。報告書の「自殺 念慮」何%の統計数字の中に、この二人がいる。「震 災後うつ病になって学校に行けなくなった。卒業で きなかったら死んだ方がいいと思う」少女は、親に も教師にも見放されたと感じている。震災トラウマ の分類の中に彼女がいる。

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震災復興への道のりはまだまだ遠いと言われるが、被災者の心の復興はさらに遅れて、その途に 就いたばかりだ。そして、災害が起こるたびに被災者が生まれていくのである。全国の「被災者」 の皆さんに、生き辛さを抱えているすべての皆さんに、「どんな時間でもよりそいホットラインは皆 さんの電話をお待ちしています」。と伝えていきたい。

5 年目を迎えて、「よりそいホットライン」の役割を改めて考えている。本事業の最大の特徴は、 24 時間年中無休という稼働体制だが、相談支援においては「一人ひとり個別の生き辛さがあること を虚心に受け止めること」が最も大事である。だからこそ何でも相談でなければならないし、女性 やセクシュアルマイノリティ、外国人などの社会的マイノリティの対応も当然のことなのだ。

全国のコールセンターで毎日千枚近く記入されていく相談表は、一枚ずつ違った顔を持っている。 悩み、苦しみ、怖れ、やり場のない怒りなどで一杯になっているが、どれ一つとして同じものはない。 当然ながら、悩みの解決も画一的になるはずはない。「相談者に率直に向き合えば、どうしたらい いかが分かる。抱えている問題にではなく、相談者がどんな人かに向き合うこと!」と支援者は力 を込めて言う。

「よりそいホットライン」は極めて難しい相談業務である。「資格や肩書やマニュアルに安住しな い人材」の育成・確保が課題だと受け止めている。そして、一人一人を大切にする事がすべての基 礎であると確信する。

最後に、本事業をここまで育て上げて下さった厚生労働省、復興庁の皆様、関係団体の皆様、 相談員、コーディネーター、事務局の皆さんに心から感謝を申し上げる。よりそいホットラインは 今後も、一人ひとりの相談者に寄り添って休むことなく走り続けていく決意である。

一般社団法人 社会的包摂サポートセンター 代表理事 熊坂 義裕

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4 社会的包摂サポートセンター

はじめに 事業概要

執筆者一覧

  

章 執筆者氏名 肩書

第1章 事務局

第2章 山本千晶 神奈川大学 非常勤講師

事務局

第 3 章 滝口直子 大谷大学 教授

第 4 章 松田曜子 長岡技術科学大学 准教授

事務局

第5章 事務局

参照

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