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第 1 章 調 査 概 要
第1節 趣 旨
景気の や 回 基 調を背 景 効求 人倍 率 年度 均 . 3倍 年 ぶ の 高水準 し 完全 失 業率も 同3.3% 年 ぶ の 水準 低 す 人材 人手 不 足 が顕在 し てい そ の実態 を把 握し 効 果 的 対 策を も 人 口減 少
経済の 持 的 成長 向 た 労働 力確 保の あ 方等 を展 望す た 企業 そ 働く 労 働 者を対 象 ン ト 調査を 実施 した 調 査 厚 生労 働 省労働 策 担当 参事 官 室 の要請 基 実 施 したも の あ
第「節 方 法
調 査 対 象 建 設 業 製 造 業 電 気 ス 熱 供 給 水 業 情 報 通 信 業 運 輸 業, 郵 便 業 卸 売 業 , 小 売 業 金 融 業 , 保 険 業 不 動 産 業 , 物 品 賃 業 学 術 研 究 , 専 門 技術サ -ビ ス業 宿 泊 業,飲 食サ -ビ ス業 生 活関連 サ- ビス 業,娯楽 業 教 育,学習 支援 業
医療 福 祉 複 合サ -ビス 事業 サ- ビス 業 分 類さ い もの の 産業 分類 全国 の従 業 員規 模3 人以 の 企 業 , 社 あ 標 民間 信用 調査 機 関 が所 す 企業 タ ベ ス を母 団 し て 産業 規 模別 層 無作 抽出 した
た 同 企 業 を 通 そ 雇 用 さ て い 正 社 員 を 対 象 買0,000 人 分 従 業 員 規 模
」0~「重重人の 企業 対 し て 」枚 」00~重重重人 買枚 1,000人以 1「枚 の調 査票 配付 を依頼 した 勤 」年 以 の 正社 員を 対象 自社 の構 成 照 し て男女 や年 齢 極端 偏
が出 い う 留 意 し 配付 して も え う 依頼 した
調 査 目 付 属 資 料 あ 調 査 票 の 通 企 業 調 査 人 材 人 手 不 足 の 現 状 等 関す 調査 が大 問 問 労 働者 調査 働 方のあ 方 等 関す 調 査 が 同 問 あ
企 業 調 査 の 主 容 人 材 人 手 の 過 不 足 状 況 過 不 足 を 生 て い 理 由 人材 人手 不 足が 企 業経営 や職 場 及 し てい 影響 人材 人手 の過 不足 を 和 す
た の対 策 の取 組 状況 人 材 人手 の過不 足 係 今後 の 見通し 人材 人 手 の過不 足 直面 した 場 合の今 後の 対応 方策 いて の考 え方 省 力 投 資を 行う 場合 の 職 種分 配置 転換 伴う課 題 出 向や 転 籍 人 材の 送出 し 入 状 況 出向 転 籍を行 う の 課題 教育 訓練 能 力開 発 の実 施状 況 今後 の 投資意 向 正 社員 の 用 職 定着 状況 人材 の確 保 定着 を 図 た 実施 して い 雇用 管理 事 正 社 員の基 給 の見 直し 状 況 今 後の 見通 し 正社員 の年 齢構 成 課 題意識 付加 価値 を 向 さ た の 取組 状 況 女性 の活 用状 況 今後 の取 組方 針等 あ 人事 総務 の担 当 責
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-「- 任者 入 を 願 いした
一方 労 働者 調査 の 主 容 職場 人材 人 手 の 過不足 感 人 材 人 手 の 不足 を 会 社の対 策状 況 その 評 価 年 前 比較 し た業務 や 時間 外労 働 等の変 職 種 配 置 の 経験 状況 現 在 の職種 配 置 能力 の発 揮度 合い 働 ぶ や 会社 の 貢 献 比 した 現在 の処 遇 対す 満 足度 出 向や転 籍の 経験 状況 転職経 験 転職 した 理 由 転 職前 後の 年収 変 今後 の職 業生 活 対す 希 望 転職 等 志 向 転 職先 いて 重視す 要 件 仮 転職す 場 合の 自身 の 能力や 経験 係 評 価
現在 の 事や 会社 対す 評価 満 足度 人材 人 手 不 足対 策 い ての 考え 方 働 方 係 考 え方 や 労働 場 対す 現 状 認識 自 己啓 発の 実 施状況 そ の課 題等 あ
企業 労働 者調 査 も 年 時 の 状況を 尋 た
調査方 法 郵 送配 付 郵送 回収 方式 あ 対象 企業 企業 調 査票 労働 者調 査票 を 同 送付 し 企 業 労働者 配 付し ても え う依 頼し 企 業 個別 労働 者そ
郵送 直 接 返 送を た
年 日 郵 送を開 始し 日 回収 を締 た 効回 収数 企業
調査が , 社 配付 数 対 す 効 回収 率 . % 労 働者 調査 が , 人 同 3. % あ
調 査 の 結 果 示 す % 表 示 す べ て 少 数 以 第 を 四 捨 五 入 し た も の あ そ の た % 表 示 の 合 計 必 し も % い 場 合 が あ た 文 中 の % 表 示 い も n 数 算 出 し た も の あ そ の た 図 表 中 の % の 合 算 必 し も 一 致 し い 場 合 が あ
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-」-
第 「 章 人 材 人 手 不 足 現 状 等 関 す 調 査 企 業 調 査 結 果
第1節 回 答 企 業 プロ フ 効 回 答 企 業の 主 属 性
効回 答企 業 n= , 社 の 主 属性 図 表 の通 あ
業種 構 成 多 た 製 造 業 が . % サ ビ ス業 が 計 . % 卸 売 業 小
売業 が . % 約 3 た
従業員 の規 模構 成 人以 の いわ 中 小企業
3
が 割 超 . % 人 以
約 割 88. % を 占 てい
社 の所 在地 多 た 関東 が 8. % 近畿 が 3. % 東海 が .3% 合わ て 半数 を超 え 九 州 .3% 東 .8% 等 が く
労使 関係 いて 過 半数 代表 の労 働組 合があ が . % 過半数 代表 い が 労働組 合が あ が . % 労働 組合 があ 割 合 合 わ て約 割 .3% た た
労働 組合 いが 労 使協議 機関 があ . % 何 の 労使 対 が あ 割合 が 割
超 .8% て い
図 表 回 答企 業 の プ フ
学 術 研 究 専 門 技 術 サ ビ ス 業 宿 泊 業 飲 食 サ ビ ス 業 生 活 関 連 サ ビ ス 業 娯 楽 業 複 合 サ ビ ス 事 業 郵 便 局 協 同 組 合 等 そ の サ ビ ス 業 分 類 さ い も の の 合 計
3
民 間 信 用 調 査 機 関 の タ ベ ス 従 業 員 規 模 3 人 以 録 さ て い た 企 業 を 母 団 抽 出 を 行 た も の の 録 時 以 降 行 わ た ウ ン サ ン が 映 さ て い た 場 合 等 結 果 し て 3 人 未 満 の 企 業 も 含 て い
%
建設業 人以 展開してい
製造業 ~ 人 展開してい い
電気 ス 熱供給 水道業 ~ 人 無回答
情報通信業 ~ 人
運輸業、 郵便業 , 人以
卸売業、 売業 無回答
金融業、 保険業
動産業、 物品賃 業 海道 億 以
学術研究、 専門技術サ ビス業 東 億 超 億 以
宿泊業、 飲食サ ビス業 関東 信 億 超
生活関連サ ビス業、 娯楽業 関東 無回答
教育、 学習支援業 陸
医療、 福祉 東海 国 資
複合サ ビス業郵便局、協 組合等 近畿 いわ 外資系※
そ サ ビス業 分類さ い 中国 そ
そ 四国 無回答
無回答 九州
無回答
過半数代表 労働組合があ 純粋持株会社※
過半数代表 いが労働組合があ 事業所 一 社 持株会社 企業
労働組合 いが労使協議機関※があ 事業所 複数
労働組合 労使協議機関 い 無回答
無回答 事業所数 均 い い
無回答 事業所を展開してい
いが展開を検討中
展開 定 し 現在 以
無回答 現在 超 以
現在 超経過
無回答 労
働 組 合 等 主
業 種
従 業 員 規 模
※
社 所 在 地
国 展 開
※直接、 用してい 正社員及び 非正社員 合計人数定義
※自 事業活動を 行わ 、 会社 事業活動を 自社 管理 置、実質的 支配してい 企業定義
創 業 海 外 事 業
※
売 高 占
海外比率 均
※海外 生産、営業、販売活動定義
※労働組合 団体交渉 場以外 、経営側従業員代表 間 、定期的 意見交換す 場定義
資 金
資 関 係
海 外 展 開
※資 金全体 占 外国資 割合が、 を
超え 日 法人定義
連結決算企業 企業 企
業 関 係
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-4- 直 近 の 決 算 指標 従業 員 数 の 推 移 見 通 し
直近 の決 算指 標 売 高 が 均 , 83億8. 千万 中 央値 億 . 千万 経常 利益 が 均 億 3. 千万 同 . 千万 売 高 占 経常 利益 率 均 . % 同 . %
た
3年前 の推 移を み 売 高 い て 増 加 が計3 . % 減 少 が計 .8% ほ 横 い が3 . % て い 図 表 た 経常 利益 増加 計が3 . % 対 し 減 少 計が .3% ほ 横 い が . % あ の 組合 状況 をみ
売 高 経 常利 益が も 増 加し た企 業が 約 い も横 い が約 割 . % 等 てい
う した 従 業 員全体 の人 数 い て 3年 前 の比 較 増加 した 企業 が
を超え 計 . % 減少 が計 . % ほ 横 い が . % てい 一方
今後 3年程 度後 の見 通し い て 増加 を見 込 企業 が約 割 計 . % 減 少 が 計 . % ほ 横 い が 3. %等 あ の 組合 状況を 確認 す も も 多い の い も横 い 約 3 3 . % 3 年前 の推 移 今後 の見 通 し も 増加 の企 業 3 年前 の推 移 横 い が今 後 増加 す し てい 企 業が も .8% 等 く
図 表 直 近の 決 算 指 標 従 業 員 数 の 増 減 推 移 今 後 の 見 通 し
11.8 6.1 2.5 11.8 32.7 8.4 1.5 4.8 4.4 16.2
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
前 後 増 前 移 増 が 後 い 前 移 増 が 後 減少 前 移 い が 後 増
前 後 い 前 移 い が 後 減少 前 移 減少 が 後 増 前 移 減少 が 後 い
前 後 減少 い が 明無回答
従業員全体 人数
n=全 有 効 回 答 企 業 , 社 1.4
6.3 3.0
15.7 2.3
12.1
19.3 20.3 21.3
17.0 24.5
23.9
53.4 46.5 38.9
26.7 41.3
31.9
10.2 13.2 13.1 13.3
12.8 14.9
0.7 3.3 2.5 10.9
1.5 4.9
3.2 0.3 6.3
1.2 5.7
0.7
11.7 10.2 15.0 15.1 12.0 11.6
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
後 見通し
前 移
後 見通し
前 移
後 見通し
前 移
大幅 増 %以 増 %以 %未満 ばい %未満 増減
減少 %以 %未満 大幅 減少 %以 明
無回答 売 高
経常利益
従業員全体 人数
20.8 24.5
4.0 4.8
0.7
4.4
3.1
5.3
32.5 19.1
3.5 6.1
0.2 2.5
2.2 2.6
11.1 13.6
22.0 17.1
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
売 高 経常利益が 増 売 高 増 が経常利益 い 売 高 増 が経常利益 減少 売 高 い が経常利益が増
売 高 経常利益が い 売 高 い が経常利益 減少 売 高 減少 が経常利益 増 売 高 減少 が経常利益 い
売 高 経常利益が 減少 い が 明無回答
前 移
後 見通し
売 高 経常利益
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-5- 第「節 人 材 人 手 過 不 足 状 況 そ 影響 1 人 材 人 手 の 過不 足 状 況
全 効 回答 企業 n= , 社 を対 象 人 材 人 手 の過 不足 状況 を尋 従業 員全体 して 不 足 が 割を 超え 計 3. %= 大い 不足 . % や や不 足3 . %
適当 3 . % 過剰 が 計 . % 大 い 過剰 .3% や や過 剰 . % 等 た 図 表3
た 正 社 員 及 び 非 正 社 員 の 訳 を み 正 社 員 い て も 不 足 が 計 . % 多 い 次 い 適当 が . % 過剰 が 計 . % 等 て い 対し 非正 社員 い て 適当 が 最多 過 半数 . % を占 不足 計 3.3% 過 剰 が . % 等 た
正 社員 非 正社 員 の過 不足 状況 を組 み合 わ てみ 正 社員 非 正社 員 が も 不 足し てい 企業 全 効回 答企 業の . % て い 一方 も 過剰
.3% い も適 当が 3 . % あ た 正 社員 の みが不 足し てい 企 業 非 正 社 員 い て 当 者 し た 無 回 答 を 含 い が計 . % 対 し 非 正社 員 の みが 不足 して い 企業 同 計 . % 等 て い
図 表3 人 材 人 手 の過 不 足 状 況
直 接 雇 用 さ て い 無 期 労 働 契 約 の い わ 正 規 従 業 員 非 正 社 員 そ 以 外 の 従 業 員 定 義 し た
%
不 足 適 当 過 剰
該 当 者 し ま た 無 回 答
計
不 足 17.1 18.6 1.5 7.4 44.7
適 当 4.9 」「.「 1.「 」.7 4「.1
過 剰 1.0 1.6 1.」 1.0 4.9
該 当 者 し ま た 無 回 答 0.「 0.1 0.0 8.0 8.4
計 「」.」 5「.5 4.0 「0.1 100.0
社 員
非 社 員
大い 足, 6.7
やや 足, 36.4 適当,
39.2
やや過 ,
4.6
大い 過 ,
0.3
無回答, 12.8
従業員全体
大い 足, 6.5
やや 足, 38.2 適当,
42.1
やや過 ,
4.5
大い 過 ,
0.4
当者 し, 0.2
無回答, 8.2
正社員
大い 足, 4.9
やや 足, 18.5
適当, 52.5
やや過 ,
3.9
大い 過 ,
0.1
当者 し, 6.9
無回答, 13.2
非正社員
n=全有効回答企業 , 社
%
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-買-
「 不 足 過 剰 てい 職 種
人材 人手 が 不 足 して い 回 答し た 企業を 対象 その 職 種 容 を尋 複 数回答 正社 員 n = , 社 いて 専門 技 術職 そ の . % が も
も多 く 次い 販 売職 営業 含 3.8% 製造 生産 工程 職 .3% 事務 職
. % 等 た 図 表 対し 非正社 員 n = 社 製 造 生産
工程職 . % が 最 多 次い サ ビ ス職 その . % や サ ビ ス職 飲 食関係 .8% 等 が 挙が た
図 表 正 社員 非 正 社員 別 み た 不 足 職 種
一方 人材 人 手 が 過剰 てい 回答 した 企業 を対 象 そ の職 種 容を 尋 複 数 回 答 正 社 員 n = 8 社 い て 事 務 職 3 . % が も も 多 く 製 造 生 産 工程職 3 . % 販 売 職 営業 含 . % 管理 職 . % 等が いた 図 表 対し 非正 社員 n = 社 最多 製造 生 産工 程職
3 . % 次 い 事務職 .8% 等が 挙が た
図 表5 正 社員 非 正 社員 別 み た 過 剰 職 種
16.9
0.8 1.7 0.0 16.9
36.4
19.5
0.8
3.4 4.2 0.8
31.4
3.4 5.9
0.8 1.7 4.2 4.1
2.1 1.0 0.0
9.3 25.8
6.2 1.0
3.1 6.2
0.0 30.9
2.1 1.0
5.2 3.1 15.5
0 5 10 15 20 25 30 35 40
管理職 専門・術職 ㄪ医療関係ㄫ 専門・術職
ㄪ教育関係ㄫ 専門・術職 ㄪ情報通信関係ㄫ 専門・術職
ㄪそのㄫ 事務職 販売職 ㄪ営業含ㄫ サヷビス職
ㄪ護関係ㄫ サヷビス職 ㄪ飲食関係ㄫ サヷビス職
ㄪそのㄫ 保安職 製造・生産工程職 輸・機械運転職 建設・採掘職 運搬・清掃等
労務職 その 無回答
正社員n= 足してい 回答し 企業
社 均選択数
非正社員n= 足してい 回答し 企業
社 均選択数
%
複数回答
9.8
3.5 1.0
9.4 26.2
17.2 23.8
3.2 6.2
8.2
1.6 17.3
10.2
5.7 4.5 2.1
5.1 0.9 2.1 1.1 2.5
7.0
9.6 10.3 5.3
14.8 15.5
1.8 26.7
6.1 2.1
8.2 3.4
7.5
0 5 10 15 20 25 30
管理職 専門・術職 ㄪ医療関係ㄫ 専門・術職
ㄪ教育関係ㄫ 専門・術職 ㄪ情報通信関係ㄫ 専門・術職
ㄪそのㄫ 事務職 販売職 ㄪ営業含ㄫ サヷビス職
ㄪ護関係ㄫ サヷビス職 ㄪ飲食関係ㄫ サヷビス職
ㄪそのㄫ 保安職 製造・生産工程職 輸・機械運転職 建設・採掘職 運搬・清掃等
労務職 その 無回答
正社員n= 足してい 回答し 企業
, 社 均選択数
非正社員n= 足してい 回答し 企業
社 均選択数
%
複数回答
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-貸-
」 人 材 人 手 が 不 足し て い 理 由
.の 従業 員全 体あ い 正社員 非 正社 員の い 人材 人 手 不足 を生 て い 回答 した 企業 n = , 3社 を対 象 人 材 人手 が 不足 して い 理由 何 思う を尋 複数 回 答 人材 獲得 競 の 激 . % が も も多 く 3 の た 次 い 性的 人手不 足産 業 . % や 職 の増 加 3 . % が挙 が
景気 の回 伴う 事業の 拡大 .3% 定 年 職者 や再 雇用 も終え た完 全 職者 の 増 加 .3% 過去 の 用抑 制の 影響 .8% 少子 高齢 . % 等が い た 図 表
図 表 人 材 人 手 不足 の 原 因
4 人 材 人 手 が 過 剰 て い 理 由
人材 人 手 の過 剰 を生 てい 回答 し た企業 n = 社 を対象 人材 人 手 が過剰 て い 理 由 何 思う を 尋 複 数回 答 事業の 縮小 事 業所 の 閉 鎖 や 注 の 減 少 等 が 最 多 3 を 超 え 3 . % 次 い 過 去 の 用 過 剰 の 影 響
. % 定着 率の 昇 .3% 等が 挙が た 図 表
その が15.貸% やや 多い が 自 由 述 定 年再 雇 用 者 の 増 加 や 育 児 短時間 勤務 者の 増加 た 事業 の拡 張準 備 のた や 売 ム があ た 能 力不 足の社 員が い た 事業を 海外 移 管し た た 等が み た
性 的 人 手 不 足 産 業 を 挙 げ た 企 業 の 割 合 を 主 業 種 別 み 医 療 福 祉 . % や 運 輸 業 郵 便 業 . % 宿 泊 業 飲 食 サ ビ ス 業 .3% 等 高 く て い
そ の . % い て 事 業 の 高 度 専 門 や 人 員 出 向 さ 述 が あ た
が 震 災 伴 う 人 口 流 出 や 震 災 を 契 機 し た 労 働 意 欲 の 低 震 災 興 事 業 の シ フ ト い た 震 災 影 響 を 指 摘 す 述 も 一 定 数 み た
66.6
40.9 34.0
24.3
17.3 14.8 14.1
9.8 7.8
7.3 5.8 6.9
0.3 0.4
0 10 20 30 40 50 60 70
人材獲得競の激
ㄪ求人対す応募者数の
減少や応募者の質の低等ㄫ 性的人手足産業 職の増 景気の回復伴う事業の拡大
ㄪ事業所の新設や
注・販売量の増等ㄫ 定職者や再用終え
完全職者の増 過去の採用抑制の影響 少子高齢 育児・護や私傷病等伴う 休職者や短時間勤務者の増 都市部の人口移動
ㄪ中ㄫ 資格・免許制度や配置基準
規制の見直し 進学伴う高卒等人材の減少 その 分い 無回答
%
n=人材人手が 足してい 企業 , 社
均選択数
複数回答
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-8-
図 表 人 材 人 手 過剰 の 原 因
5 人 材 人 手 が 不 足し 始 た 時 期
何 の人 材 人手 不足を 生 てい 回 答した 企業 n = , 3社 を 対象 人材 人手 が 不足 し始 た時期 いて 尋 年超 ~ 年以 が約 割 . % 多 た 図 表8 次 い 年 超~ 年 以 が . % 年以 が 3. %
を合 わ た 年以 が 同 く 約 割 てい
全体 年以 が 計 約8割を占 が 年を超 えて して い 企 業も 8. %み た
図 表8 人 材 人 手 が不 足 し 始 た 時 期
買 求 人 の 充 足 状況
何 の 人 材 人 手 不 足 を 生 て い 回 答 し た 企 業 n = , 3 社 を 対 象 求人 の充足 状況 いて 尋 募 して も 応募が い が約 割 3 . % も も 多 く 応募 あ が 応 募者 の資 質が 自社の 求 水 準 満 た い 3 . % 応 募 が あ 用 も し てい が 早 期 職し て し う 定 着 し い . % 等 が い た 図 表 募 して も 応 募が い 的 不足 も 応 募 あ て も 応 募者 の資 質が自 社の 求 水 準 満た い や 求 職 者が求 処遇 労 働 条件 自社 の提 示 容 が 合 わ い い た 質 的 不足 ス ッチ も計3 . % 小さく い 様子 が浮 彫
た
37.1
24.9
21.3
12.2
1.0
15.7
13.2
0 5 10 15 20 25 30 35 40
事業の縮
ㄪ事業所の閉鎖や
注量の減少等ㄫ 過去の採用過の影響 定着率の昇 省力投資の実施
ㄪ機械、自動等ㄫ 企業合併や事業収 その 無回答
%
n=人材人手が過
てい 企業 社
均選択数
複数回答
以 ,
13.7
超 以 ,
26.5
超 以 ,
40.1
5 を超えて
, 18.4
無回答, 1.3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
n=人材人手が 足してい 企業 , 社
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-重-
そ 応募 あ が 応募者 の資 質が 自社 の 求 水準 満 た い 回答 した 企業 n
= 3 社 を対 象 自社の 求 水 準 満 た い 応募 者資 質 何 た を 尋 複 数回答 多 た 意欲 熱 意 . % 専門 性 知識 ス キ 技能 等 . %
人柄 職 場適 合性 含 . % コ ュ シ ョン 力 3 . % 業務 経験 3 . % 等が挙 が た
た 応募 あ が 求職 者が 求 処 遇 労働 条件 自 社の 提 示 容 が 合 わ い 企業 5.4% n= 8 社 も 求職 者 の 間 合 わ い要 件 が何 いて 尋
複数 回答 最多 賃金 年 収 水準 貸」.5% の 次 い 労働時 間 」8.「% 職務 容 役 職含 「」.5% 等 た
図 表重 求 人の 充 足 状 況 求 水 準 満 た た 応 募 者 資 質 求 職 者 の 間 合わ た 処 遇 労 働条 件
募 して 、
応募が い, 39.9
応募 あ が、
応募者 資質が
自社 求
水準 満 い,
32.2 応募 あ が、
求職者が求 処遇労働条件
自社 提示 容
が折 合わ い, 5.4
応募があ 採用
してい が、早期 離職してし う 定着し い,
14.9
人材 足感
あ が、求人す 至 て い い, 4.4
無回答, 3.2
n=人材人手が 足してい 企業 , 社
73.5
38.2
23.5 19.1
10.3 8.8 1.5
7.4
0 10 20 30 40 50 60 70 80
賃金ㄪ収ㄫ水準 労働時間 職務容
ㄪ役職含ㄫ 用形態 賃金以外の処遇 勤務地 その 無回答
%
n=求人 充足状況 して応募 あ が、 求職者が求 処遇労働条件 自社 提示 容が折 合わ い
回答し 企業 社 均選択数
複数回答
自社 求職者 間 折 合わ 処遇 労働条件
52.4 50.9 46.4
37.7 35.0
26.6
10.7
1.2 0.7 0
10 20 30 40 50 60
意欲、熱意 専門性 ㄪ知識、スキル、能等ㄫ 人柄
ㄪ職場適合性含ㄫ コミュニケヷション力 業務経験 将来性
ㄪ齢含ㄫ 資格・免許 その 無回答
%
n=求人 充足状況 して応募 あ が、
応募者 資質が自社 求 水準
満 い 回答し 企業 社
均選択数
複数回答
自社 求 水準 満 応募者資質
%
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-10-
深刻 影響を
及 してい ,
14.1
一定 影響を
及 してい ,
52.1
現在 こ
影響 い
が、 後
生 恐 が
あ , 26.0
現在 後
具体的 影響
生 い
見通し, 3.4
無回答, 4.3
n=人材人手が 足してい 企業 , 社
貸 人 材 人 手 不 足 が企 業 経 営 及 し て い 影 響
人材 人手 不 足を 生 てい 回答 した 企 業 n = , 3社 を 対 象 人材 人 手 不足が 企業 経営 及 してい 影 響度 合い を 尋 深 刻 影響 を及 して い
. % たも の の 一定 の影 響を 及 してい 半 数を 超 え . % を合わ て 何 の 影 響があ す 企業 が 約 3 の た 図 表
具体的 容 して 複 数回 答 需 要の 増加 対応 い . % や 技術 ウ ウ の着 実 伝 が 困 てい . % が 割を 超え たほ 事業 運営 支
を来 して い 3 . % や 募 賃金 の 昇や既 存人 材の 処遇 改 善 時 間外 労働 の増 大 等 人 件費 が増 加し て い 3 . % 等も 3超 多く てい
図 表 人 材 人 手 不 足 が 企 業 経 営 及 し て い 影 響
8 人 材 人 手 不 足 が職 場 及 し て い 影響
同様 人 材 人手 不足を 生 てい 回 答した 企業 n = , 3社 を 対象 人材 人手 不足 が職 場 及 し てい 影 響 いて尋 複 数回 答 何 の影 響があ した 割合 が 割超 を 占 た 3.3%
具体的 複数 回答 時 間外 労働 の増 加や 休暇取 得数 の減 少 が .8% 突 出し て多 い 従業 員間 の人間 関係 や職 場の 雰 気の 悪 8. % や 教育 訓練 や能 力開 発 機会の 減少 . % 従業 員の 労働 意欲 の 低 . % 職 の増加 . % がい
も 超 いた 図 表
45.4 41.5
37.0 36.6
22.2
10.2 8.0
2.4 1.3
0 10 20 30 40 50
需要の増対応い
ㄪ注を見・先
せを得いㄫ 術・ノウハウの着実伝が
困いㄪ後者の
確保・育成が覚束いㄫ 事業運営支を来し
いㄪ遅やミスの発生、
クレヷムの増等ㄫ 募賃金の昇や既存人材の
処遇改善、時間外労働の増大等
人件費が増しい 新規事業の着手や事業拡大
計画が停滞しい 事業の縮を迫い
ㄪ事業所の閉鎖や営業時間の
短縮、商品・サヷビスの削減等ㄫ 外注や事業の海外移転、機械
・自動等、業務工程の抜
的改革が必要い その 無回答
%
n=人材人手 足が企業経営
影響を及 してい 後、生
恐 があ 企業 , 社
均選択数
複数回答
%
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-11-
図 表 人 材 人 手 不 足 が 職 場 及 し てい 影 響
第」節 人 材 人 手 過 不 足 へ 対 応 今後 見 通 し 1 人 材 人 手 の 不 足対 策 の 取 組 状 況 方針 そ の 効 果
何 の人 材 人手 不足を 生 てい 回 答した 企業 n = , 3社 を 対象 人材 人手 不 足を 和 す た の対 策 い て の取組 状況 を尋 . % の企 業が 取 組 い し 今 後 取 組 考 え . % も合 わ 割 を超え た 一方
取 組 定 い 企業 僅 少 たも のの 無回 答 た企 業も 約
み た 図 表
人材 人 手 不足 を 和す た の 対策 取 組 い あ い 今後 取 組 考 えの企 業群 対 し 具 体的 容 いて 尋 複 数回 答 中途 用を 強 す
用チャ の多 様 応 募要件 の 和等 含 . % や 用対 象の 拡大を 図 . % 新卒 用 を強 す 通年 用 新卒 定 義の拡 大 ン タ ン シップ の 入 強 等 含
8. % 業務 の 効率 を進 無 駄 業務 の削 減 事 の 分担 進 方の 見直 し 等 3. % 募 賃 金を引 げ 3 . % 定 年の 延長 や再 雇用等 雇 用延 長 を進 3 .8% 等 が多く 挙が た
う した 人材 人手 不 足を 和 す た の 対策 既 取 組 い 企 業 n
= 社 を 対象 の の 程 度 効果 があ た を 尋 大 い 効果
があ た 人材 不足 が 和 さ た が . % 一定 の効 果が あ た 人材 不足 がや や 和 さ た が3 .3% 計約 割 が 効 果があ た す 一 方 未 実 感
う 効 果 い く分 い 含 す 企業 も約 割 .3% み た
69.8
28.7 27.1 27.0 25.6
21.3 16.3
9.3
2.0 4.6 2.1
0 10 20 30 40 50 60 70 80
時間外労働の増や
休暇取得数の減少 従業員間の人間関係や 職場の雰気の悪 教育訓練や
能力開発機会の減少 従業員の
労働意欲の低 職の増 労働生産性の向 メンタルヘルスの悪や 休職の増 労働災害・事故の
発生・増 その 特段の影響い 無回答
%
複数回答
n=人材人手が 足してい 企業 , 社
均選択数
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-1「-
大い 効果が
あ 人材
足が 緩和さ , 0.9
一定 効果が
あ 人材
足がやや
緩和さ ,
39.3 未 実感
う 効果
い 分
い含 , 59.3 無回答,
0.5
n=人材人手 足 緩和対策
取 組 い 企業 社
取 組 い ,
61.9
未 取 組
い いが 後、
取 組 考え, 10.6
取 組 定
い, 2.0
無回答, 25.5
n=人材人手が 足してい 企業 , 社
図 表 人 材 人 手 不 足 を 和 す た の対 策 の 取 組 状 況 その 効 果
「 人 材 人 手 の 過 剰対 策 の 取 組 状 況 方針
人材 人手 が 過 剰 て い 回 答 した企 業 n= 社 を対 象 の う 対応 を行 て 行 う 考 えて い を 尋 複数 回答 正社 員の 新規 用 の 抑 制 停 職 者不 補 充 」「.0% がも も多 く 非 正社員 の再 契約 停 解 雇 1重.」% や 残 業 規制や 休日 休暇 の増 加 1買.8% 等が い た 一方 特 段の 対応
行 て 考え て い い す 企 業も 15.貸% み た 図 表 3
%
37.2
24.1 48.7
59.2 56.4
5.7 7.8
24.3
11.7
17.9 19.3 17.3
31.8 25.9
14.9 14.7
43.5
5.9
0.6 0.3
37.9
24.1 50.1
61.9 57.5
6.3 8.4
25.6
12.9 16.9 20.5
16.6 34.0
27.7
14.8 14.0
43.9
5.3
0.5 0.3
33.1
24.1
40.6 43.6 50.4
2.3 4.5
16.5
4.5 24.1
12.0 21.1
18.8 15.0 15.0
18.8 40.6
9.8
0.8 0.8
0 10 20 30 40 50 60 70
募賃金を引 募時の、賃金以外の 処遇・労働条件を改善す 新卒採用を強す
ㄪ通採用、新卒定義の拡大、
インタヷンシップの入強等含ㄫ 中途採用を強す
ㄪ採用チャネルの多様、
応募要件の緩和等含ㄫ 採用対象の拡大を 出産・育児等
職者のび戻し・
優先採用を行う 出向・転籍者を入 非正社員の活用を進 ㄪ量的拡大や業務の高度ㄫ 既存人材の時間外労働
ㄪ残業や休日出勤ㄫを増させ 社人材をㄪ職種変更を伴うㄫ 再教育・再配置す 社人材をㄪ職種変更を伴わいㄫ
配置転換す 社人材の多能工 ㄪ教育訓練・能力開発ㄫを進 定の延長や再用等
用延長を進 非正社員正社員の 用を進 周辺業務の外部委託
ㄪアウトソヷシングㄫを進 省力投資 ㄪ機械・自動、Tㄫを行う 業務の効率を進
ㄪ無駄業務の削減、
事の分担・進方の見直し等ㄫ 事業の縮・見直し
ㄪ営業時間の短縮、製品・
サヷビスの絞込等ㄫを行う その 無回答
人材 人手 足 緩和対策 取 組 い 後、取 組 考え 企業計 社 均選択数
人材人手 足 緩和対策 取 組 い 企業 社 均選択数
未 取 組 い いが 後、取 組 考え 企業 社 均選択数
%
複数回答
労働政策研究・研修機構(J I L PT )
-1」-
図 表 3 人 材 人 手 の 過 剰 を 対 応 状況 方 針
」 人 材 人 手 の 過 不足 係 今 後 の 見 通 し
全 効 回答 企業 n =「,40買 社 を対 象 従 業員全 体 みた 人材 人手 の過 不足 いての 今後 の見 通し を 尋 現状 程度の 人材の 過不 足が 性 的 す 思う 和 解消 の見 通し い 企業 「8.貸% 人 材の過 不足 い そ う 深刻 す 思 う 企業 「5.重% が も 1 4を 超え 見通 し 立た い 分 い 1」.買% 等が いた 図 表
図 表14 人 材 人 手 の 過 不 足 を 今 後の 見 通 し
16.8
4.1 32.0
12.2
7.6 7.1 19.3
3.0 2.0 1.0
6.6 15.7
13.2
0 10 20 30 40
残業規制や
休日・休暇の増 一時帰休
ㄪ所定労働時間の
短縮含ㄫ 正社員の新規採用の
抑制・停
ㄪ職者補充ㄫ 請・外注の削減
ㄪ業務の製ㄫ 出向、転籍 賃金等労働費用の削減 非正社員の 再契約停・解 正社員の希望職者の
募、解 転職、転業支援
ㄪアウトプレヷスメントㄫ 事業売却 その 特段の対応 行ㄪ考えㄫいい 無回答
%
複数回答
n=人材人手 が過
てい 企業 社
均選択数
人材 過 足 、
い そう深刻
す 思う 後、
新 過 足が
発生す 含 , 25.9
現状 う 人材 過 足 当面
、徐々 緩和解消 さ てい 思う, 10.4
現状程度 人材
過 足が、 性的
す 思う緩和
解消 見通し い,
28.7
現状 逆 人材
過 足が、発生す 思う, 3.5 人材 過 足 、
引 発生し い
思う, 8.8
見通し 立 い 分 い, 13.6
無回答, 9.0
n=全有効回答企業, 社
%
労働政策研究・研修機構(J I L PT )