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ビジネスセキュリティサービスの管理

本章では、製品ライセンスの表示やクライアントツールの操作などの管理タスクの実行方法につい て説明します。

本章で説明する内容には、次の項目が含まれます。

・ 150 ページの「クライアントツール」

・ 153 ページの「パスワードを変更する」

・ 154 ページの「製品ライセンスの詳細を表示する」

・ 155 ページの「Trend Micro Smart Protection Network に参加する」

150

クライアントツール

手順: [管理]→[ツール]

ここでは、Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス  (以下、ビジネスセキュリ ティサービス) のクライアントツールについて説明します。

配信スクリプトのサンプル

手順: [管理]→[ツール]→[配信スクリプトのサンプル]

ここから配信スクリプトのサンプルをダウンロードします。 ビジネスセキュリティクライアントを インストールするための配信スクリプトの詳細については、43 ページの「ビジネスセキュリティク ライアントのインストール - その他のオプション」を参照してください。

感染ファイル暗号化処理の復元ツール

手順: [管理]→[ツール]→[感染ファイル暗号化処理の復元ツール]

ビジネスセキュリティクライアントでは、感染しているファイルと添付ファイルが暗号化されます。

これは、ユーザがそのファイルを開いてウイルスや不正プログラムをクライアント上の他のファイ ルに感染させることを防ぐためです。

ビジネスセキュリティクライアントでは、感染したファイルのバックアップ、隔離、または名前の 変更が実行されるとき、常にファイルが暗号化されます。 隔離ファイルは、通常、クライアントの C:\Program Files\Trend Micro\Client Server Security Agent\Suspectフォルダに保 存されます。 バックアップファイルはクライアントの\Backupフォルダに保存されます  (通常は C:\Program Files\Trend Micro\Client Server Security Agent\Backup\)。

場合によっては、感染していることを承知のうえでファイルを開かなくてはならないことがありま す。たとえば、重要な文書が感染し、その文書内の情報を取得する必要がある場合、情報を取得す るためには、感染したファイルの暗号化処理を復号する必要があります。 感染ファイル暗号化処理 の復元ツールを使用すると、感染したファイルを復号して開くことができます。

ビジネスセキュリティサービスの管理

151 感染ファイル暗号化処理の復元ツールを使用するときに、ビジネスセキュリティクライアントが再 度同じウイルス / 不正プログラムを検出しないようにするには、リアルタイム検索からファイルの 復号先フォルダを除外する必要があります。 そのためには、次の処理を実行します。

1. ビジネスセキュリティサービスコンソールから  [管理] → [ツール] → [感染ファイル暗号化処 理の復元ツール] の順に選択して、ツールをダウンロードします。

感染ファイル暗号化処理の復元ツールには、次のファイルが必要です。

・ メインファイル: VSEncode.exe

・ 必要なDLLファイル: VSAPI32.dll

2. ビジネスセキュリティサービスコンソールでクライアントに権限を付与します。 そのためには、

次の処理を実行します。

a. [コンピュータ] →グループを選択→ [設定] → [クライアントの権限] → [ウイルス / スパ イウェア対策] の順にクリックします。

b. [リアルタイム検索の設定] チェックボックスをオンにします。

3. クライアントコンピュータのビジネスセキュリティクライアントアプリケーションで、復号さ れたファイルを格納するディレクトリを検索対象から除外します。

a. タスクバーのビジネスセキュリティクライアントのアイコンを右クリックします。

b. [ビジネスセキュリティクライアントのメイン画面] をクリックして、ビジネスセキュリ ティクライアントインタフェースを開きます。

c. [検索] → [検索の設定] → [リアルタイム検索] → [検索対象ファイル] の順にクリックし ます。

d. [検索除外を有効にする] チェックボックスをオンにします。

e. [編集] ボタンをクリックします。 開くディレクトリ  (またはファイル) を追加します。

警告: 感染したファイルを復号すると、他のファイルにウイルス / 不正プログラムの感染が拡大 するおそれがあります。

グラフィカルインタフェースを使用してSuspectフォルダ内のファイルを復元するには 1. ツールが格納されているフォルダ  (例 : c:\VSEncrypt) に進み、「VSEncode.exe /u」と入力しま

す。

2. 復元するファイルを選択します。

3. [復元] をクリックします。

152

コマンドラインからSuspectフォルダ内のファイルを復元するには

1. VSEncryptをビジネスセキュリティサーバからクライアントにコピーします。

\PCCSRV\Admin\Utility\VSEncrypt

警告: VSEncryptフォルダは..\Client Server Security Agentフォルダにコピーしない でください。 感染ファイル暗号化処理の復元ツールのVSAPI32.dllファイルは、元の VSAPI32.dllと競合します。

2. コマンドプロンプトを開き、VSEncrypt フォルダをコピーした場所に移動します。

3. 次のパラメータを使用して、感染ファイル暗号化処理の復元ツールを実行します。

・ パラメータなし ― 隔離フォルダ内のファイルを暗号化します。

・ -d ― 隔離フォルダ内のファイルを復号します。

・ -debug ― デバッグログを作成してクライアントのルートフォルダに出力します。

・ /o ― 暗号化または復号されたファイルがすでに存在する場合、ファイルを上書きします。

・ /f {ファイル名} ― ファイルを 1 つだけ暗号化または復号します。

・ /nr ― 元のファイル名を復元しません。

たとえば、隔離フォルダのファイルを復号して、デバッグログを作成するには、「VSEncode -d -debug」と入力します。ファイルの復号または暗号化を行うと、復号されたファイルまたは暗号 化されたファイルが同じフォルダ内に作成されます。

注意: ロックされているファイルの暗号化または復号を行うことはできません。

感染ファイル暗号化処理の復元ツールでは、次のログが提供されます。

・ VSEncrypt.log ― 暗号化または復号の詳細が含まれています。 このファイルは、コンピュー タにログオンしているユーザの一時フォルダ  (通常は C: ドライブ内) に自動的に作成されます。

・ VSEncDbg.log ― デバッグの詳細が含まれています。 -debug パラメータを指定して VSEncode.exeを実行すると、このファイルが、コンピュータにログオンしているユーザの 一時フォルダ  (通常は C: ドライブ内) に自動的に作成されます。

ビジネスセキュリティサービスの管理

153 他の場所にあるファイルを暗号化または復号するには

1. テキストファイルを作成し、暗号化または復号するファイルの完全パスを入力します。

たとえば、C:\My Documents\Reports にあるファイルを暗号化または復号する場合、テキス トファイルに「C:\My Documents\Reports\*.*」と入力します。 次に、テキストファイル を INI 拡張子または TXT 拡張子で保存します。たとえば、ForEncryption.ini というファイル名 でC:ドライブに保存します。

2. コマンドプロンプトで、「VSEncode.exe -d -i {INI または TXT ファイルの場所 }」と入力 して、感染ファイル暗号化処理の復元ツールを実行します。ここで、{INI または TXT ファイル の場所 } は、作成した INI または TXT ファイルのパスです。たとえば、

C:\ForEncryption.iniとなります。

Small Business Server アドイン

手順: [管理] → [ツール] → [アドインツール]

Trend Micro SBS ダッシュボードアドインツールを使用すると、管理者は Microsoft Small Business  Server  (SBS) Essentials 2011 ダッシュボードからビジネスセキュリティサービスコンソールに直接 アクセスできます。このツールをインストールするには、[ダウンロード] をクリックし、画面の指 示に従います。

初回のログイン後は、前回入力した値を使用してビジネスセキュリティサービスのユーザ名とパス ワードが自動的に入力されます。

パスワードを変更する

ビジネスセキュリティサービスコンソールのパスワードを変更するには、登録システムでパスワー ドを変更する必要があります。 

1. 登録システムにログオンします。

2. 既存のログオン ID とパスワードを入力します。

3. 左側の列で  [My Company] をクリックします。

4. [パスワードの変更] ボタンをクリックして、画面の指示に従います。

154

製品ライセンスの詳細を表示する

手順: [管理]→[ライセンス]

[ライセンス] 画面では、サポートサービス契約の更新、アップグレード、および詳細情報の表示を 実行できます。

図14-1. [管理] の [製品ライセンス] 画面

[ライセンス] 画面には、ライセンスの詳細情報が表示されます。 使用しているライセンスは製品版 か体験版かが表示されます。製品版ライセンスをご利用の場合にのみサポートサービス契約の権利 が与えられます。 サポートサービス契約の期間が終了すると、ネットワーク上のクライアントは非 常に限られた方法でしか保護されません。 失効前にサポートサービス契約を更新してください。

サポートサービス契約の期限切れによる影響

製品版のアクティベーションコードの有効期限が切れると、最新のコンポーネントのダウンロード や Web レピュテーションの使用などの重要なタスクを実行できなくなります。

サポートサービス契約を更新するには

1. 更新手続きの詳細は、トレンドマイクロの営業部、または販売代理店までお問い合わせくだ さい。

ビジネスセキュリティサービスの管理

155

Trend Micro Smart Protection Network に参加する

手順: [管理]→[Smart Protection Network]

トレンドマイクロスマートフィードバックにより脅威に関する情報を継続的に収集して分析するこ とで、保護の強化ができます。トレンドマイクロスマートフィードバックに参加すると、ご使用の コンピュータから情報が収集され、新しい脅威の特定に役立ちます。ご使用のコンピュータから収 集する情報を、次に示します。

・ ファイルのチェックサム

・ アクセスされた Web アドレス

・ サイズやパスなどのファイル情報 

・ 実行可能ファイルの名前

ヒント: ご使用のコンピュータを保護するためにスマートフィードバックに参加することは必須 ではありません。参加は任意であり、いつでも参加の取り消しができます。トレンドマ イクロ製品のすべてのお客さまに対する全体的な保護の強化に役立つので、スマート フィードバックへの参加をお勧めします。

Trend Micro Smart Protection Network の詳細については、次の Web ページを参照してください。

http://www.trendmicro.co.jp/spn/

トレンドマイクロスマートフィードバックを有効にするには

1. [トレンドマイクロスマートフィードバックを有効にする] をクリックします。

2. クライアントコンピュータ上にあるファイルの潜在的なセキュリティ上の脅威に関する情報を 送信するには、[疑わしいプログラムファイルのフィードバックを有効にする] チェックボック スをオンにします。

3. 所属の組織をトレンドマイクロで判別するのを容易にするために、[業種] で種類を選択します。

4. [保存] をクリックします。

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