構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト デフォルトの動作や変数はありません。
コマンドモード 次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
使用上のガイドライン LLQ プライオリティキューイングを使用すると、特定のトラフィックフロー(音声やビデオのような 遅延の影響を受けやすいトラフィックなど)をその他のトラフィックよりも優先できます。
適応型セキュリティアプライアンスは、次の 2 タイプのプライオリティキューイングをサポートして います。
• 標準プライオリティキューイング:標準プライオリティキューイングは、インターフェイス
(priority-queue コマンドを参照)上で LLQ プライオリティキューを使用します。その他のすべ てのトラフィックは「ベストエフォート」のキューに入ります。キューのサイズは無限大ではな いため、いっぱいになってオーバーフローすることがあります。キューがいっぱいになると、以降 のパケットはキューに入ることができず、すべてドロップされます。これは「テール ドロップ」 と呼ばれます。キューがいっぱいになることを避けるために、キューのバッファサイズを増やす ことができます。また、送信キューに入ることができる最大パケット数を微調整することもできま す。これらのオプションを使用することで、遅延およびプライオリティキューイングのロバスト 性を制御できます。LLQ キューにあるパケットは、常にベストエフォートキューにあるパケット よりも先に送信されます。
コマンドモード
ファイアウォールモード セキュリティコンテキスト
ルーテッド
トランスペ
アレント シングル
マルチ
コンテキスト システム
Class • • • — —
リリース 変更内容
7.0(1) このコマンドが追加されました。
第 21 章 packet-tracer コマンド~ pwd コマンド priority
• 階層型プライオリティキューイング:階層型プライオリティキューイングは、トラフィック シェーピングキューをイネーブルにしたインターフェイス上で使用されます(shape コマンド)。
シェーピングされたトラフィックのサブセットを優先できます。標準プライオリティキューは使 用されません。階層型プライオリティキューイングに関して、次のガイドラインを参照してくだ さい。
– プライオリティパケットは、常にシェープキューの先頭に入ります。このため、キューにあ るその他の非プライオリティパケットよりも、常に先に送信されます。
– プライオリティパケットは、プライオリティトラフィック持続レートがシェープレートを超 過しない限り、シェープキューからはドロップされません。
– IPSec 暗号化パケットの場合、DSCP または優先設定のみに基づいて、トラフィックを照合で
きます。
– プライオリティトラフィック分類については、IPSec-over-TCP はサポートされません。
モジュラポリシーフレームワークでの QoS の設定
プライオリティキューイングをイネーブルにするには、モジュラポリシーフレームワークを使用しま す。標準プライオリティキューイングまたは階層型プライオリティキューイングを使用できます。
標準プライオリティキューイングの場合は、次の作業を実行します。
1. class-map:プライオリティキューイングを実行するトラフィックを指定します。
2. policy-map:各クラスマップに関連付けるアクションを指定します。
a. class:アクションを実行するクラスマップを指定します。
b. priority:クラスマップのプライオリティキューイングをイネーブルにします。
3. service-policy:ポリシーマップをインターフェイスごとに、またはグローバルに割り当てます。
階層プライオリティキューイングの場合は、次の作業を実行します。
1. class-map:プライオリティキューイングを実行するトラフィックを指定します。
2. policy-map(プライオリティキューイングの場合):各クラスマップに関連付けるアクションを
指定します。
a. class:アクションを実行するクラスマップを指定します。
b. priority:クラスマップのプライオリティキューイングをイネーブルにします。ポリシー
マップを階層的に使用する場合は、このポリシーマップに priority コマンドだけを含めること ができます。
3. policy-map(トラフィックシェーピングの場合):class-default クラスマップに関連付けるアク ションを指定します。
a. class class-default:アクションを実行する class-default クラスマップを指定します。
b. shape:トラフィックシェーピングをクラスマップに適用します。
c. service-policy:プライオリティキューイングをシェーピングされたトラフィックのサブセッ
トに適用できるように、priority コマンドを設定したプライオリティキューイングポリシー マップを呼び出します。
4. service-policy:ポリシーマップをインターフェイスごとに、またはグローバルに割り当てます。
例 次に、ポリシーマップモードの priority コマンドの例を示します。
hostname(config)# policy-map localpolicy1 hostname(config-pmap)# class firstclass
第 21 章 packet-tracer コマンド~ pwd コマンド
priority
hostname(config-pmap-c)# class class-default hostname(config-pmap-c)#
関連コマンド class トラフィック分類に使用するクラスマップを指定します。
clear configure policy-map
すべてのポリシーマップコンフィギュレーションを削除します。ただし、
ポリシーマップが service-policy コマンド内で使用されている場合、そのポ
リシーマップは削除されません。
policy-map ポリシーを設定します。これは、1 つのトラフィッククラスと 1 つ以上のア
クションのアソシエーションです。
show running-config
policy-map 現在のポリシーマップコンフィギュレーションをすべて表示します。
第 21 章 packet-tracer コマンド~ pwd コマンド priority(VPN ロード バランシング)
priority ( VPN ロード バランシング)
仮想ロードバランシングクラスタに参加するローカルデバイスにプライオリティを設定するには、
VPN ロードバランシングモードで priority コマンドを使用します。デフォルトのプライオリティ指定 に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。