ソングの選択や各トラックで使用するプログラムの選択などの基本的 な設定を行います。
1.1–1: Play.REC
(Play/REC)ソングの選択、RPPR のオン/オフを行います。
1.1–1a 1.1–1b 1.1–1c
1.1–1d
1.1–1a: Location , Meter, Reso (Resolution), (Tempo), Tempo Mode
Location [001:01.000…999:16.191]
ソングの現在位置です。左から、小節(Location Measure)、拍 (Location Beat)、クロック(Location Tick)を表示します。それぞれ を個別に設定でき、ソングの現在位置が移動します。
MIDI Clock (GLOBAL2.1−1a)がInternalのときは、ロ ケーションを変えるとソング・ポジション・ポインター・メッセージ を送信します。また、Externalのときは、指定したソースからの ソング・ポジション・ポインター・メッセージを受信すると、ロケー ションが変わります。
Meter [
*
/*
, 1/4…16/16]ソングの現在位置での拍子です。拍子は小節単位で変更できます。
*/*: [REC/WRITE]キーを押したときに表示します。すでにその小 節に記録されている拍子を使用し、拍子を変更しないでレコーディング するときに指定します。
1/4〜16/4, 1/8〜16/8, 1/16〜16/16: ソングの現在位置で の拍子です。
[ REC/WRITE ]キーを押した後、ここで拍子を指定し、[START/
STOP]キーを押してレコーディングを開始すると、指定した拍子はマ スター・トラック(Master Track)とレコーディング済みのトラックに 記録されます。
プリ・カウント時に[START/STOP]キーを押して、レコーディングを終 了してしまうと記録されません。
通常、最初のトラックをレコーディングするときに拍子を設定し、その他 のトラックをレコーディングするときは*/*にします。
1 (4/4) 2 (3/4)
Track 1 3 (4/4)
1 (4/4) 2 (3/4)
Track 1 3 (4/4)
1 (4/4) 2 (3/4)
Track 2 3 (4/4)
1 (4/4)
Track 2 Recording
拍子記号 = */*のとき
1 (4/4) 2 (3/4)
Track 1 3 (4/4)
1 (4/4) 2 (7/8)
Track 1 3 (7/8)
1 (4/4) 2 (7/8)
Track 2 3 (7/8)
3 (4/4)
4 (7/8) Recording 1 (4/4)
Track 2
4 (7/8) 拍子記号 = 7/8のとき トラック2の2小節目からレコーディングする場合
小節の途中で拍子を変更する
あらかじめ小節の途中で拍子を変える位置が分かっている場合は、
Insert Measure (5.2−1b)で同じ拍子の小節ごとに、拍子を指 定して挿入し、その後に演奏データをレコーディングするとよいでしょ う。また、すでに演奏データが入っているソングの拍子を途中で変更す る場合は、 Track Select (1.1−1c)でMaster Track(データの 入っているTrack01 〜 16でも可)を指定して Event Edit (5.2
−1b)でバー・イベントの拍子を変更します。
拍子を変更して小節内の拍数が増えると、増えた部分に休符が挿入さ れます。反対に少なくなると、少なくなった部分を隠し、その部分は演 奏されません。元の拍子に戻すと隠されたデータが演奏されます。
(データ自体は消去されません)
休符が挿入
演奏されない
Reso (Realtime Quantize Resolution) [Hi, 3 … ]
リアルタイム・レコーディング時のタイミングを補正します(レコーディ ング済みのデータは補正しません)。
Hi(High Resolution): 補正は行わないで、最大分解能( /192)
でレコーディングします。
3 〜 : 設定した音符単位でタイミングを補正します。たとえば、 3
のときは、32分音符の3連符単位でタイミングを補正し、 のときは、
4 分音符単位でタイミングを補正します。
に設定したとき
レコーディング時のすべての演奏データを、設定した分解能で補正しま すので、分解能を粗く設定したときは、ピッチベンドのような連続的に変 化するコントローラの値は、階段状に変化してレコーディングされま す。
このようなときは、Hiでレコーディングした後で Quantize (5.2−
1b)で必要なデータ(ノート・データ等)だけを補正したり、最初から分 解能をあまり粗くしないでレコーディングするとよいでしょう。
(Tempo) [040…240, EXT]
ソングの演奏テンポとKARMA 機能動作時のテンポを設定します。
040...240: Tempo Mode がManuのときは、ここで設定するテン ポでレコーディング/プレイします。RECのときは、ここで設定したテン ポがマスター・トラックへレコーディングされます。
EXT: MIDI Clock (GLOBAL2.1−1a)がExternalのときに表 示され、本体のシーケンサーのテンポは外部のシーケンサー等から受 信したMIDIクロックに同期します。
MIDI Clock がInternalのときは、上記テンポ(040...240)の設定 で動作します。
オルタネート・モジュレーション・ソースにTempoを選んだとき は、 =120が基準となります。
Tempo Mode [Auto, Manu, REC]
Auto: マスター・トラック(Master Track)のテンポに従います。マ スター・トラックのテンポは、 Track Select (1.1−1c)で Master Trackを指定した Event Edit (5.2−1b)、または下記のREC 等 で設定します。Autoにすると、ソングのプレイ、レコーディング中(また はスタンバイ中)は (Tempo) の設定は変更できません。
Manu (Manual): (Tempo) の設定に従います。
REC: マスター・トラック(Master Track)にテンポの変化をレコー ディングします。
[REC/WRITE]キーを押して、レコーディング・スタンバイにすると選 択できます。
レコーディングをスタートさせ、 (Tempo) の値を変えて、または [TEMPO]ノブでテンポを変化させます。
1.1−6: Preferenceページの REC Setup がLoop All Tracks のときは選択できません。
また、テンポの変化は Event Edit (5.2−1b)や Create/Ers.
Ctrl (5.2−1b)でも設定できます。
テンポ変化のみをレコーディングするときは REC Setup
(1.1−6a )をOverDubにします。 Track Select の演奏 データに影響なく、テンポがマスター・トラックにレコーディング されます。
1.1–1b: Song Select
Song Select [000…199: name]
レコーディング/プレイするソングを選択します。
新規にソングを作成するときは、テン・キー[0]〜[9]でソング・ナンバー を指定後[ENTER]キーを押すことによって、ダイアログを表示し、[F8]
( OK )キーを押します。
MIDI Clock (GLOBAL 2.1−1a)がInternalのとき、ソン グを変更するとソング・セレクト、ソング・ポジション・ポインター・
メッセージを送信します。また、Externalのとき、ソング・セレク ト・メッセージを受信することによって、ソングが変わります。ソン グが変わると、トラック・ステータス( Status (3.1−1a))が
7.1 7.2 1.1 1.2 2.1 2.2 2.3 3.1 3.2 3.3 3.4 4.1 4.2 4.3 4.4 5.1 5.2 6.1 6.2 6.3 6.4 SEQ
EXT、EX2やBTHのトラックは、バンク・セレクト、プログラム・
チェンジ、ボリューム、パンポット、ポルタメント、センド1/2、ポス トIFXパン、ポストIFXセンド1/2のメッセージをそのトラックの
MIDIチャンネルで送信します。
1.1–1c: RPPR (Realtime Pattern Play/Rec), Track Select
RPPR [Off, On]
RPPR(Realtime Pattern Play/Recording)機能をオン/オフし ます。RPPRは、ソングのパターンをキーごとに割り当て、鍵盤を押す ことによってパターンをプレイさせたり、それをレコーディングする機 能です。
On(チェックする): RPPR機能をオンします。5.1−2: RPPR Setup ページでキーごとにパターンがアサインされているとき、そのキーを押 すとアサインしたパターンがプレイされます。(☞5.1−2: RPPR Setup)
Track Select [T01…T16: name, Master Track]
T01〜T16: ソング・データをレコーディング/プレイするトラックを選 択します。
トラック・ネームは Rename Track (5.1−1c)で設定します。
ひとつのトラック(シングル・トラック)にリアルタイム・レコーディングす るときは、ここで選んだトラックに演奏データが記録されます。
複数のトラックに同時にリアルタイム・レコーディングするときは(☞
Multi REC 1.1−6a)、ここの設定とは関係なく PLAY/MUTE/
REC (1.1−2(3)b)でレコーディングするトラックを選択します。
Master Track: マスター・トラックは、Track Editページ(5.2−1)の ユーティリティ・メニュー・コマンドでマスター・トラックをエディットすると きに選択します。リアルタイム・レコーディング、ステップ・レコーディング でマスター・トラックだけのレコーディングはできません。
本体の鍵盤を弾いたり、各コントローラを操作すると、ここで選 んだトラックの設定(プログラムやレベル等)で本体内の音源が 発音し( Status (3.1−1a)はINTまたはBTH)、さらに、
MIDI チャンネルが一致する他のトラックも同時に発音します
( Status はINTまたはBTH)。 また、そのトラックで設定し ているMIDI チャンネルで、それらのメッセージを送信します
( Status はEXT、EX2またはBTH)。
Selected Track Information
Track Select で選択しているトラックの情報を表示します。
T (Track) No.: Bank No.: Prog No. and name Track Select で選択しているトラック・ナンバー、そのトラックで設 定しているプログラム・バンク、ナンバー、ネームを表示します。
Ch 01...16
Track Select で選択しているトラックのMIDIチャンネル・ナンバー を表示します。
■ 1.1–1d: UTILITY
各ユーティリティー選択方法は、「PROG1.1−1c: UTILITY」を参照 してください。
Memory Status
シーケンサー・メモリーの残り容量を表示します。
Solo Selected Track
選択するたびにソロ機能がオン/ オフします。
チェックすると、ソロ機能がオンになり、現在選択しているトラックのみ が発音します。 他のトラックはミュートします 。別のトラックをソロに す るとき はソロ にし た いトラック の パ ラメー タを 選 択します 。
Selected Track Information (1.1−1c)に[Solo]と表示され ます。
ソロ機能を解除するには、再度 Solo Selected Track を選択しま す。
複数の SOLO On/Off (1.1−2(3)b)がOnの状態でも、こ こでのソロ機能をオンにすると、 SOLO On/Off またはその 他のトラックのパラメータを選ぶと、そのトラックのみがソロにな り、発音します。
ソロ機能によりミュートしたトラックの Status (3.1−1a)が EXT、EX2、BTHのとき、そのトラックで設定しているMIDIノー ト・オン/ オフは送信しません。
Rename Song
選択しているソングをリネームします。16文字まで入力が可能です。
(☞BG P.39)
Delete Song
現在選ばれているソングを削除します。
① Delete Song を選び、ダイアログを表示します。
② デリート・ソングを実行するときは[F8]( OK )キーを、実行しない ときは[F7]( Cancel )キーを押します。
実行すると、現在選ばれているソングの演奏データ、設定、パターン 等を削除し、そのソング用に確保していたメモリー領域を開放しま す。
Copy From Song
現在選ばれているソングに、指定したソングのすべての設定データ、演 奏データをコピーします。
① Copy From Song を選び、ダイアログを表示します。
② From でコピー元のソング・ナンバーを選びます。
③ コピーするデータを選びます。
All: すべての演奏データ(トラック・イベント、パターンなど)と設定 をコピーします。
Without Track/Pattern Events: Play LoopとRPPR 以外 のソングの設定のみをコピーします。
④ コピー・ソングを実行するときは[F8]( OK )キーを、実行しないと きは[F7]( Cancel )キーを押します。
Allで実行すると、現在選ばれているソングのすべての演奏データ と設定をそれぞれ削除し、コピー元のデータに書き替えます。
Without Track/Pattern Eventsで実行すると、Play Loopと RPPR以外のソングの設定をそれぞれ削除し、コ ピー元のデータ に書き替えます。
Copy From Combi (Copy from Combination)
指定したコンビネーションの設定を、現在選ばれているソングの設定と してコピーします。
① Copy From Combi を選び、ダイアログを表示します。
② Combi でコピー元のコンビネーションを選びます。
③ with Effects でエフェクト、EQの設定もコピーするかを設定し ます。
チェックすると、インサート・エフェクト、マスター・エフェクト、マス ター EQ の設定もコピーされます。
④ To でコピー先のトラック(1 〜 8または9 〜 16)を選びます。
⑤ コピーを実行するときは[F8]( OK )キーを、実行しないときは [F7]( Cancel )キーを押します。
実行すると、現在選ばれているソングの設定データを削除し、コンビ ネーションの設定データに書き替えます。
Load Template Song
テンプレート・ソングをソングにロードします。
内蔵シーケンサーには、音楽ジャンル別に適切なプログラムやエフェク トをあらかじめ設定したプリセット・テンプレート・ソング(P00〜15の 16種類)をメモリーしています。また、よく使用するプログラム、トラッ ク・パラメータ、エフェクト等の各設定を自分で作成し、使用できるユー ザー・テンプレート・ソング(U00 〜 15 の 16 種類)があります。(☞
Save as User Template Song )
① Load Template Song を選び、ダイアログを表示します。
② From でロードするテンプレート・ソングを選びます。
③ Copy Pattern to Track too? にチェックすると Load Tem-plate Song を実行後に Copy Pattern To Track ダイアロ グが自動的に表示されます。
チェックしないで実行すると、②で指定したテンプレート・ソングの みがロードされます。
④ ロードを実行するときは[F8]( OK )キーを、実行しないときは [F7]( Cancel )キーを押します。実行すると、PlayLoop と RPPR 以外のソングの設定がコピーされます。
③で Copy Pattern to Track too? にチェックし、[F8]( OK ) キーを押したとき Copy Pattern To Track ダイアログが表示 されます。
このダイアログは、5.1: RPPR, Pattern ページでのユーティリ ティ・メニュー・コマンド Copy To Track と同様のものです。
(☞P.93)
Preset Template Song Track No.: Name Program 対応するPreset Pattern No.:Name
P00: Pop/Ballade Track01: Drums A036:Standard Kit P00: Pop&Balad 1/Std ... P10: Pop(6/8) 3/Std P01: Rock/Metal Rock Track01: Drums B020:Processed Kit P11: Rock 1/Process ... P21: Rock11/Process P02: R & B Track01: Drums 1(Std 2) B036:Standard Kit 2 P22: R&B 1/Std2 ... P27: R&B 6/Std2
Track09: Drums 2(Std) A036:Standard Kit P28: R&B 7/Std ... P32: R&B11/Std
P03: Jazz Track01: Drums B004:Jazz/Brush Kits P33: Jazz 1/Jazz ... P39: Jazz 7/Jazz
P04: Latin Track01: Drums B004:Jazz/Brush Kits P40: Latin 1/Jazz ... P42: Latin 3/Jazz
P46: Latin 7/Jazz ... P47: Latin 8/Jazz Track08: Percussion B116:Percussion Kit P43: Latin 4/Perc ... P45: Latin 6/Perc P05: Reggae Track01: Drums B068:Drum'nBass Kit P48: Reggae 1/D'n'B ... P53: Reggae 6/D'n'B
P06: Country Track01: Drums A036:Standard Kit P54: Country 1/Std ... P57: Country 4/Std
P07: Folk Track01: Drums A036:Standard Kit P58: Folk 1/Std ... P61: Folk 4/Std
P08: European Trad. Track01: Drums A036:Standard Kit P62: E.Trad 1/Std ... P67: E.Trad(3/4)2/Std
Track08: Percussion B116:Percussion Kit —
P09: Orchestral Track01: Percussion A116:Orchestra&Ethnic —
P10: Techno/Euro Beat Track01: Drums A020:House Kit P68: Techno 1/House ... P78: Techno11/House
P11: House Track01: Drums A020:House Kit P79: House 1/House ... P92: House14/House
P12: Drum'n'Bass Track01: Drums B068:Drum'n'Bass Kit P93: Drum'nBs 1/D'n'B ... P108: Drum'nBs16/D'n'B P13: Acid Jazz Track01: Drums B036:Standard Kit 2 P109: AcidJazz 1/Std2 ... P120: AcidJazz12/Std2 P14: Hip Hop/Rap Track01: Drums A068:HipHop Kit P121: HipHop 1/HipHop ... P135: HipHop15/HipHop P15: Big Beats Track01: Drums 1(Hip/Hop) A068:HipHop Kit P136: Bigbeat 1/HipHop ... P143: Bigbeat 8/HipHop Track09: Drums 2(Tricky) A004:! {Tricky} Kit! P144: Bigbeat 9/Tricky ... P149: Bigbeat14/Tricky