通信会社、企業およびインターネット会社は、Smartphone、ポケットベル、PDAなど、あ らゆるワイヤレス・インターネット・デバイス向けに、新規または既存のインターネット・
アプリケーションやコンテンツをワイヤレスで使用可能にできます。
OracleMobileはオラクル社の1部門であり、Oracle9i Application Server Wireless Editionテ クノロジに基づいてワイヤレスのWebサイトの作成サービスやホスティング・サービスを 提供するワイヤレス・アプリケーション・サービス・プロバイダ(WASP)です。
Oracle9i Application Server Wireless Edition
コンテンツ・アダプタは、すべてのコンテンツをXMLに変換します。コンテンツ・トラン スフォーマは、XMLをどんなデバイスでもサポートされるマークアップ言語(HTML、 WML、HDML、VoiceXML、VoxML、SMSなど)に変換します。 Oracle9iAS Wireless
EditionのオープンなアーキテクチャとXMLテクノロジの使用により、現在および将来の標
準のサポートが保証されます。 Oracle9iAS Wireless Editionは、ユーザーおよびデバイスに ロケーション・ベース・サービス、ワイヤレス・メッセージ機能、ワイヤレス
M-Commerceおよび広範囲なパーソナライズを提供します。
ほとんどのWebクライアントはPCですが、Meta Groupは「2003年までにはインターネッ ト・アクセスの50%以上がPC以外からのものになるだろう」と予測しています。
Oracle9iAS Wireless Edition(Portal-to-Go)により、次のサービスが使用可能になります。
■ 事実上あらゆるワイヤレス・デバイスから、保護E-Businessアプリケーションなど、既 存のWebまたはデータベース・アプリケーションやコンテンツにアクセスできます。
■ 無線通信業者は、広範囲のE-Commerceサービス・プロバイダになることができます。
Portal-to-GoはOracle Internet Platformのコンポーネントであり、Webコンテンツを対応デ バイスに配信するために必要なすべての機能を備えたサーバー製品です。 Portal-to-Goは既 存のコンテンツをデバイス固有の形式に変換し、エンド・ユーザーにポータル・インタ フェースを提供します。
キーとなる キーとなる キーとなる キーとなる XML
XMLは、コンテンツ・プロバイダがモバイル・ユーザーに様々な形式でデータを配信する ためのキーとなります。 XMLにより、ソース・コンテンツの形式がターゲット・デバイスの 形式から分離され、コンテンツ・プロバイダはあらゆるソースからデータを取り込んで、ど んなターゲットにも配信できるようになります。このようなXMLベースのテクニックは、
次のようにデータをある形式から別の形式に変換するアプリケーションに使用します。
■ エンタープライズ・アプリケーションの統合
■ ユーザー・プロファイルに基づくコンテンツ配信のカスタマイズ
Oracle9iAS Wireless Edition(Portal-to-Go)の機能
Oracle9iAS Wireless EditionとXML 3-3
Portal-to-Go のコンポーネント のコンポーネント のコンポーネント のコンポーネント
Oracle9iAS Wireless Editionポータルのコンポーネントは、次のとおりです。
■ コンテンツ・アダプタ-すべてのコンテンツを独立したXMLに変換します。
■ コンテンツ・トランスフォーマ- XMLをデバイス固有のマークアップ言語に変換しま す。
■ Service Designer - Webサービスの設計方法と管理方法を指定します。サービスは、
データをモバイル・デバイスに配信します。
■ Personalized Portal -ユーザーはアクセスするサービスをパーソナライズできます。
■ Request Manager -ユーザー・デバイスとサービス要求を認識します。
この章では、Oracle9iAS Wireless EditionでXMLを使用してWebコンテンツをすべてのデ バイスに使用可能にする方法について説明します。また、株式取引サービスを例にして、
XMLが中間的なデータ交換形式として果たす役割について説明します。
Oracle XML コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント
Oracle9iAS Wireless Editionアダプタおよびトランスフォーマでは、XML Parser for Java v2 が使用されます。また、XML Parser for JavaのXSLTパッケージも使用されます。
Oracle9iAS Wireless Edition ( ( ( ( Portal-to-Go )の機能 )の機能 )の機能 )の機能
Oracle9iAS Wireless Editionには、次のサポート機能が含まれています。
■ ApacheおよびApache JServ
■ すべてのモバイル・デバイス
■ 出力変数名の明示的な設定など、デバイス出力のカスタマイズ
■ シングルバイト、マルチバイトおよび固定幅のコード体系(および「$」などの特殊文 字)の処理
■ Oracle9iAS Wireless Editionに組み込まれている、情報をメッセージ機能対応デバイス
(SMS、電子メールなど)にプッシュする、スケーラブルでユーザーによるカスタマイ ズが可能な通知エンジン
■ ロケーション・ベース・サービスの開発に対する包括的なサポート
■ 既存の全コンテンツの単純な自動フィルタリングおよび変換のためのフィルタリング・
サービス
■ ロケーション・マーク、ブックマークおよびオブジェクト制御など、ワイヤレス・ユー ザーの作業を簡素化する、組込みの柔軟なポータルおよびパーソナライズ機能
■ 拡張トランザクションおよびデータベースのロギング、イベント管理およびパフォーマ ンス監視
Oracle9iAS Wireless Editionの実行要件
Oracle9iAS Wireless Edition の実行要件 の実行要件 の実行要件 の実行要件
Oracle9iAS Wireless Editionの実行要件は、次のとおりです。
■ Oracle8i リリース8.1.5以上
■ Oracle9i Application Server
■ Javaの構成要件
■ Service Designer。 Oracle9iAS Wireless Edition Service DesignerにはJDK 1.2.2が必 要です。JDK 1.2.2は、Oracle9iAS Wireless EditionのCD-ROMからインストール できます。
■ Web Integration Developer。 Web Integration Developerには独自のJava Virtual Machine(Java VM)が組み込まれており、Javaの設定は不要です。
■ サーバー・コンポーネント。 Oracle9iAS Wireless Editionのサーバー・コンポーネ ントは、JDK 1.1または1.2で動作します。 JDK 1.2はパフォーマンスが改善されて います。
Oracle9iAS Wireless Edition: サポートされるデバイスとゲート サポートされるデバイスとゲート サポートされるデバイスとゲート サポートされるデバイスとゲート ウェイ
ウェイ ウェイ ウェイ
トランスフォーマ トランスフォーマ トランスフォーマ トランスフォーマ
Oracle9iAS Wireless Editionでは、次のベンダーによる最新のWAP準拠デバイス用のトラ ンスフォーマが提供されています。
■ Alcatel社
■ Ericsson社(R320を含む)
■ Motorola社(Timeportを含む)
■ Neopoint社(NP1000を含む)
■ Nokia社(7100) 関連項目関連項目関連項目 関連項目:
■ リポジトリ・アップグレードの詳細は、『Oracle9i Application Server Wireless Editionコンフィギュレーション・ガイド』を参照してくだ さい。
■ http://otn.oracle.co.jp/products/app_server/we/we.html
Oracle9iAS Wireless Editionの動作
Oracle9iAS Wireless EditionとXML 3-5 また、独自のトランスフォーマを作成し、Oracle9iAS Wireless Editionのサポート機能を他 のデバイスへと拡張することもできます。
WAP ゲートウェイ ゲートウェイ ゲートウェイ ゲートウェイ
Oracle9iAS Wireless Editionは、次のWAPゲートウェイでのテストを完了しています。
■ Phone.com UP.link Gateway
■ Nokia WAP Gateway
■ Ericsson WAP Gateway
■ Infinite Technologies WAPLite
Oracle9iAS Wireless Edition の動作 の動作 の動作 の動作
図3-1に、Oracle9iAS Wireless Edition(Portal-to-Go)の動作を示します。エンド・ユー ザーがOracle9iAS Wireless Editionサービスを要求すると、次の作業が実行されます。
1. Oracle9iAS Wireless EditionのRequest Managerが、認証などのユーザー・レベルの前 処理を実行します。
2. Request Managerが対応するMaster Serviceに要求を送信します。
3. Master Serviceがアダプタを起動し、要求されたコンテンツを取り出します。
4. アダプタがコンテンツをXML形式で戻します。
5. トランスフォーマがXMLコンテンツをターゲット・デバイスに適した形式に変換しま す。
6. Request Managerが情報をデバイスに戻します。
XMLおよび関連テクノロジは、次のようにOracle9iAS Wireless Editionの機能の中核とな るものです。
■ XMLにより、表示とコンテンツが分離されます。
■ DTDによりXMLタグがユーザー・インタフェース(UI)要素にマップされます。
■ XSLスタイルシートにより、結果のフォーマット、ソートおよびフィルタリングに関す る規則が定義されます。
Oracle9iAS Wireless Editionコンポーネント
図 図図
図3-1 Oracle9iAS Wireless Editionの動作の動作の動作の動作
Oracle9iAS Wireless Edition コンポーネント コンポーネント コンポーネント コンポーネント
Oracle9iAS Wireless Edition サービス サービス サービス サービス
Oracle9iAS Wireless Editionサービスにより、Oracle9iAS Wireless Editionクライアントか ら要求された情報が1単位ごとにカプセル化され、クライアントに配信されます。次のよう なサービスがあります。
■ 株式取引
■ ニュース
■ 地図
■ 電子メール
既存のWebサイト、データベースへの問合せまたはXMLソースからサービスを構築できま す。
PDA 携帯電話 1
6
2
5
トランスフォーマ
3
4
アダプタ Request
Manager
XML Master Service
XML XML
必要な形式
データ・ソース
· Web ページ
· JDBC 対応 データ・ソース
· データベース
· XML ソース
· . . . HTML または 他の形式
Oracle9iAS Wireless Editionコンポーネント
Oracle9iAS Wireless EditionとXML 3-7