Oracle® Financial Analyzer は、財務レポートの作成や予算編成、計画作成、財務分析などの管理会
計業務を、迅速かつ的確に処理するオンライン分析(OLAP)ツールです。Financial Analyzerが集中管 理されたデータ・ソースと統合されることにより、組織が企業全域にわたる意志決定を迅速に行え るよう、テクノロジー面から支援します。このシステムにより、組織はコスト管理、業績分析、取 引機会の評価および将来の方向性の決定など重要な財務目標に対処できます。Financial Analyzerは、
お客様のビジネスを E-Business に転換する連携アプリケーション・セット、Oracle E-Business Suite の一部を構成しています。
一気通貫型の予算作成および予測作成
Financial Analyzerでは、予算と予測の作成、検討、変
更および伝達が同じシステム内で処理されます。また 同製品における予算作成処理は、組織がトップダウ ン、ボトムアップあるいは混合型のいずれを採用して いるかに関係なく、円滑に調整されます。Financial
Analyzerは、予算目標を四半期や部署などの上位レベ
ルから、月や部門などの下位レベルへと分配できま す。ユーザーは前年度の実績を今年度の予算にコピー し、特定の割合または特定の額だけ上乗せすることが
できます。また、運転コストまたは収益予測のための マーケティング経費の総額も入力可能です。スプレッ ドシートおよび Webブラウザなど多くのデータ収集 ツールにより、特定の予算データの収集が可能です。
ユーザーは企業の財務データベースの一部をパーソ ナル・コンピュータに格納し、自分の予算と予測を出 先で取り込むことができます。予算サイクルのクロー ズ時には、最終的な予算が連結され、以降の変更を禁 止するためにロックされます。
配分、コピーおよび拡張などの組込み関数による詳細な給与予算および経費 予算の作成
包括的なレポート作成および財務分析
Financial Analyzerの強力な機能は、管理者のビジネス
方針に従ってデータ保管が可能な Express® 多次元 データ・モデルで実現されます。Financial Analyzerは、
Express Web Agent の 機能 を 利用 し 企業 のイ ン トラ ネットおよび Web を経由して、迅速かつ確実に多次 元データにアクセスします。明細品目、期間、製品、
地域およびコスト・センターなどの複数の次元を任意 に組み合せて、重要な財務情報を表示することが可能 です。多次元データ・ナビゲーション・ツールによっ て、ユーザーは差異の原因を素早く分析できます。こ れらのツールでは製品、チャネル、および期間別にプ ロフィット・センターの財務実績の問合せが容易で
す。Financial Analyzer の セレクター機能を使用する と、アドホック検索および例外条件にもとづく分析な どが実行できます。また多次元分析によって、情報シ ステム部門の助けを借りずに、ユーザーは財務データ の管理と分析、個別レポートとグラフの作成および保 存などが柔軟に行えます。
ユーザー・インタフェースからのデータ問合せまたは強力なセレクター機能を 利用し企業イントラネットを経由したデータ問合せ
広範な財務モデリング
Financial Analyzerは、モデリング機能により広範な財
務管理タスクをサポートします。これにより、想定に
もとづくwhat-if 分析の結果は即座に表示されます。広
範な組込み関数ライブラリは、ユーザーの予測作成お よび業績比の計算を支援します。ユーザーは General Ledgerのデータおよび非会計データを取り入れた分析 によって、新しい財務データを取得、共有できます。
財務モデルは一定の制限を設けることができるので、
連結項目に対しては一貫性のある計算を提供する一 方で、特定の組織およびシナリオに対してはそれぞれ に詳細な算出式を設定することが可能です。
スプレッドシートとのシームレスなリンク
Financial Analyzer では、スプレッドシート・アプリ
ケーションに関するユーザーの知識を活用できます。
同システムでは、業界標準のスプレッドシートに直接 リ ンク す る ため、ユ ー ザー は スプ レ ッ ドシ ー トで
Financial Analyzerのデータを発行、表示し、レポート
を作成することが可能です。また、このリンクによっ てスプレッドシート環境からセレクター機能の強力 なデータ問合せツールにアクセスできます。
Microsoft Excelなどのデスクトップ・ツールから集中管理されたデータおよび強
力なFinancial Analyzerアプリケーションへのアクセス
柔軟なデータ・ロード機能
Financial Analyzer の 広 範 な ロ ー ド 機 能 に よ っ て、
General Ledger、スプレッドシート、リレーショナル・
データベース、その他のオペレーション・システムか ら、データを容易に受け入れて検証することがが可能 です。
ERP との統合による意思決定
Financial Analyzer は、Oracle General Ledgerとシーム レスに統合されています。この統合によって、重複す るデータの入力や体系の保守が不要になり、対費用効 果 の 高 い 財 務 管 理 ソ リ ュ ー シ ョ ン が 実 現 し ま す。
General Ledger の情報は、Financial Analyzerに容易に 適合して、レポート作成、分析、他の非会計データと の結合を行い、予算、予測および計画の基礎として使 用 で き ま す。General Ledger の 勘 定 科 目 残 高 は Financial Analyzerに反映されます。この2つのアプリ ケ ーシ ョ ン 間の 永 続 的な リ ンク に よ って、General
Ledger で階層 や他の 体系 を変更 すると、そ のまま
Financial Analyzerに送られるため、特に保守する必要
はありません。データと体系は定期的に自動更新され
る た め、デ ー タ 管 理 の 一 貫 性 が 維 持 さ れ ま す。
Financial Analyzer で 作成し た予算デ ータを General
Ledgerに転送、格納し、総勘定元帳の比較レポートを
作成できます。Oracle General Ledger をドリルスルー することで、分析がより明確となり、Financial Analyzer ユーザーは分析結果を詳細に検討できます。
理想的なデータ・アクセス管理
Financial Analyzerのポイントは、機密性の高い財務情
報の一貫性と信頼性を保証することです。この製品に よって、中央ソース内の財務データの一貫性が保た れ、ユーザーがローカルでもリモート・サイトでも、
クライアントや Webブラウザ経由で必要なデータに アクセスすることが保証されます。
管理者は、アクセス管理によって、表示および編集で きる財務データをユーザー別に決定できます。した がって、ユーザーは、自分の担当業務に関連する必要 なデータだけを表示し管理することになります。経営 陣はニーズに合わせて調整された要約データを入手 でき、部門管理者は詳細データと要約データの両方を 入手できます。
データのロケーションを問わずに収入明細の表示およびレポート・データ詳細へ ドリルダウン
調整可能なビジネス・モデル
企業が Financial Analyzer に従って見通しや業務プロ
セスを変更する必要はなく、製品には既存のビジネス が反映されます。Financial Analyzerは、コスト・セン ター、製品、サービス、販売経路などを組織のビジネ ス体系に合わせて柔軟に調整できます。さらに、製品 のモデルとデータも、新規または潜在的なビジネス・
シナリオや組織の変更に即して迅速に変更できます。
Financial Analyzerは、成長するビジネスのデータ処理
能力に対する用件に合わせて拡張可能なので、データ 管理作業が軽減され、作業成果の分析に専念できま す。
柔軟なネットワーク・アーキテクチャ
今日の財務管理システムは、財務部門のメンバーだけ でなく、企業全社に活用した場合に最大の効果を発揮 します。組織は、複数のネットワークや国にまたがっ て、多様なエンド・ユーザーとの間で財務情報の提供 やデータの収集を必要としています。インターネット 対応のFinancial Analyzerは、全社規模にわたって、財 務データと強力なデータ分析機能、および収集ツール を提供します。デスクトップからのアクセスには、企 業 全 体 の ニ ー ズ を 満 た す 柔 軟 性 を 持 っ て い れ ば、
Financial Analyzer クライアント、スプレッドシート、
Web ベースのいずれをクライアントに選択してもか
まいません。Financial Analyzerには豊富なシステム構 成オプションが用意されているため、財務マネージャ のニーズや所在地に合わせて、アプリケーション固有 の分散アーキテクチャを調整できます。柔軟なアクセ スおよび拡張可能なアーキテクチャにより、ネット ワーク化されたアプリケーションの処理能力、速度、
管理機能が向上し、現在および将来の財務管理上の問 題に伴うデータの量や複雑さに対処できるようにな ります。
Oracle E-Business Suite −トータル・
ソリューション
インターネット対応の Oracle E-Business Suite は、ビ ジネス・スタイルを変革する統合ソリューションで す。オラクルの提供する包括的な完全統合ソリュー シ ョ ン は、お 客 様 の デ マ ン ド チ ェ ー ン、サ プ ラ イ チェーンおよび社内業務をオンラインで結びます。今 や世界規模で普及しているインターネットと、完全な グローバル化を達成した Oracle 製品とを統合するこ とで、世界中のあらゆる場所で、お客様のビジネスを 一貫して最適に運営できます。さらに、企業のイント ラネットや Web を利用することで、コストがかから ず使い勝手のよいシステムの実現が可能になります。
オラクルは、グローバル・コンサルティング、教育、
サポート・サービスのプロバイダとして、完全な
E-Businessソリューションを提供します。
Oracle E-Business Suiteは、企業のビジネス・モデルを
E-Businessへと進化させます。
主な機能
非定型問合せおよび分析
• 多次元ビジネス分析の作成
• 実績に基づく製品のランク付け
• 現在、過去および見積データの分析
• 多様な分析の実行:
製品収益率、例外分析、生産要素配合分析、差異 分析、予算引当および活動基準原価計算など
• レポート・データ詳細のドリルダウン
• スプレッドシート・アプリケーションからデータを 問合せて発行
財務モデル作成
• 100以上のモデル作成およびデータ操作機能が使用
可能
• 割当て、シミュレーションおよび検証ルーチンの実 行
• 同時に複数の数式を管理
• what-if分析の作成
• 時系列分析の実施
• 総勘定元帳データと非会計データの取込み 予算、予測および計画作成
• 会社、部署および作業部隊レベルで予算を作成
• 制限なく予算、予測および計画を定義
• 予算期間の分割、配賦および動向分析
• 配分、コピーおよび拡張などの組込み関数の使用
• 履歴データと予想されるビジネス条件に基づく予 測の作成
• 標準ブラウザによるイントラネット上のデータ収 集
レポートとグラフの作成
• データの多次元表示
• レポートとグラフの配布
• 個別レポートとグラフの作成と保存
• レポートの行と列へのその他の計算ロジックの挿 入
• データを線、棒、円、面または他の形式でグラフ表示
• ドラッグ&ドロップ・ツールによる表示変更
• レポート内でのテキストをサポートする文書
• イントラネット Web サイトとスプレッドシートを 経由したオンラインでのデータ・アクセスの提供 アプリケーションとデータの管理
• 既存の元帳、RDBMS、スプレッドシートにインタ フェース
• 企業データの集中化
• データと分析機能を配布
• 財務、営業、マーケティング、製造部門のデータを 統合
• データ・アクセス制限により財務データを安全に格 納
• 疎データを効率的に格納して処理
• データと体系を階層アーキテクチャで管理して最 大限の効率を発揮
• 非接続ユーザーのサポート
Oracle General Ledgerとの統合をサポート
• 既存のカレンダ情報を使用
• 勘定体系の各セクションと関連セグメント値を分 析
• 勘定科目積上体系を使用
• 既存の通貨情報を使用
• 情報を必要な頻度で自動的に転送
• General Ledgerの詳細をドリルダウン
• Financial Analyzerで作成した予算をGeneral Ledger に転送
クライアント:
• Windows 95/98およびWindows NT 4.0
• 少なくとも32メガバイトの拡張メモリー
• CD-ROMリーダー
• VGA以上の解像度のWindows互換モニター
• Windows互換マウス