W3C 内:
¾ WS-BPEL
4.1.3.7. OASIS Web Services Notification (WSN) Technical Committee
WSRF TC は以下の仕様を作成する。
・ WS-ResourceProperties:上記入力ドキュメントの改訂である。最初のミーティングか ら1年でコミッティドラフトとする。
・ WS-ResourceLifetime:上記入力ドキュメントの改訂である。最初のミーティングから 1年でコミッティドラフトとする。
・ WS-RenewableReferences:Web サービスエンドポイントが古くなった場合に、更新され たバージョンのエンドポイント参照を検索するための情報で、エンドポイント参照を就 職する表記法を定義する。最初のミーティングから1年でコミッティドラフトとする。
・ WS-ServiceGroup:参照による Web サービスのヘテロジェニアスな集まりに対するイン タフェースを定義する。最初のミーティングから1年でコミッティドラフトとする。
・ WS-BaseFaults:Web サービスメッセージ交換でフォルトを返す場合に使用する、基本フ ォルトの XML タイプを定義する。最初のミーティングから1年でコミッティドラフトと する。
現在以下のドキュメントがワーキングドラフトとして参照できる。
・ 2004/12/9:WS-Resource specification
・ 2004/11/30:WS-ResourceProperties (WSRF-RP) specification
・ 2004/11/29:WS-ResourceLifetime (WSRF-RL) specification
・ 2004/11/10:WS-ServiceGroup (WSRF-SG) specification
・ 2004/11/30:WS-BaseFaults (WSRF-BF) specification
又、WS-ResourceMetadataDiscriptor 仕様がワーキングドラフト(2004/10/7)として提出 されている。
3. 配布側Webサービスは各登録Webサービスに任意の数のメッセージを送信できる。単 一メッセージ送信の登録には限定されない。
通知パターンには多くのアプリケーションが存在する。例えば、システムやデバイスのマ ネージメント分野、電子商取引などの商用アプリケーションがある。
この TC の目標は、このパターンを明示的に、標準的にモデル化できるロイヤリティフリー の、インターオペラブルでモジュラーな仕様を定義することである。この利点は、異なる 人の書いたアプリケーション実体間のインタオペラビリティや、パブリッシュ/サブスクラ イブ型メッセージングミドルウェアプロバイダー間のインタオペレーションである。
作業スコープは、関連する、インターオペラブル且つモジュラーな仕様によって、この周 知パターンを表現するための、概念、メッセージ交換、WSDL とXML スキーマレンダリ ングを標準化することである。
この仕様では基本通知パターンと共に、このパターンを使う上での追加仕様をカバーする。
以下の項目を含める。
・ ある Web サービスが通知を受信するために、他の Web サービスに登録する手段を規定す る。この登録は第三者が行うこともできる。この登録には、カバーする情報の種別を示 す手段も含まれる。
・ このような登録(サブスクリプション)の変更と削除の手段を規定する。
・ 登録されている Web サービスに、配布側 Web サービスが情報を配信する手段を規定する。
これには、「一括通知」、つまり、複数の情報を一つのメッセージに纏める可能性も含ま れる。
・ Web サービスが送信される情報量を制限するための手段を規定する。
・ Web サービスが「通知ブローカー」を演じたれる手段を規定する。通知ブローカーは情 報プロバーダーとその受信者の仲介を行う。
・ Web サービスではない実態が通知ブローカーを使うことで Web サービスに情報を配信す る手段を規定する。
・ トピック情報空間及び関連メタデータを記述するための言語を規定する。トピックとは サブスクリプション登録の一部で、送信できる、またはサブスクライブする情報の種別 をカテゴリィ分けするために使用する。
・ 一つ以上のトピック式言語を規定する。これはトピック、トピック群、トピック情報空 間を識別するために使われる。
・ 実行時メタデータを提供できる手段を規定する。このメタデータはサブスクリプション できるトピックを示したり、サブスクリプションを行うためのフォーマットを示すのに
規定する。(例えば最大メッセージ配信レートや QoS 記述などである。)ポリシィにはさ らに、その他の、この TC のスコープ内の役割やコンポーネントに適用させるものもあ る。
・ Web サービス、その他の実体が通知パターン内で仮定する各種の役割をリストする。ま たこの役割を満たすために必要な機能説明を行う。
・ 以上をサポートする、概念と用語を規定する。
この TC の仕様はバインディングレベルの詳細と独立にする。情報への登録の方法、情報配 信の実際の方法はトランスポートプロトコルと直交させこの仕様が各種の異なるトランス ポートで利用可能とする。
この仕様はリソース制約のあるデバイスも通知パターンに参入できるように括り出しを行 う。このようなデバイスも、この仕様のすべてのフィーチャをインプリメントせずに、情 報を Web サービスに送信でき、Web サービスから情報を受信できるようにするのである。
この仕様は、自然に従来のメッセージングミドルウェアシステムにマッピングできるイン プリメンテーションを可能にするデザインとするが、この自然なマッピングを標準化する 記述は行わない。
WSN TC は出発点として、Akamai Technologies、Computer Associates International、Fujitsu Laboratories of Europe 、 the Globus Alliance/Argonne National Laboratory 、 Hewlett-Packard、IBM、SAP AG、Sonic Software、Tibco Software の発行している Web Services Notification 仕様を利用する。これには以下のドキュメントがある。
• Publish-Subscribe Notification for Web services, Version 1.0 dated 03/05/2004 o http://www.ibm.com/developerworks/library/ws-pubsub/WS-PubSub.pdf o http://devresource.hp.com/drc/specifications/wsrf/WSNpubsub-1-0.pdf o http://ifr.sap.com/ws-notification/WS-PubSubWhitePaper.pdf
• Web Services Base Notification, Version 1.0 dated 03/05/2004
o ftp://www6.software.ibm.com/software/developer/library/ws-notificat ion/WS-BaseN.pdf
o http://devresource.hp.com/drc/specifications/wsrf/WS-BaseNotificati on-1-0.pdf
o http://ifr.sap.com/ws-notification/WS-BaseNotification.pdf
• Web Services Topics, Version 1.0 dated 03/05/2004.
o ftp://www6.software.ibm.com/software/developer/library/ws-notificat ion/WS-Topics.pdf
o http://devresource.hp.com/drc/specifications/wsrf/WS-Topics-1-0.pdf o http://ifr.sap.com/ws-notification/WS-Topics.pdf
• Web Services Brokered Notification, Version 1.0 dated 03/05/2004.
o ftp://www6.software.ibm.com/software/developer/library/ws-notificat ion/WS-BrokeredN.pdf
o http://devresource.hp.com/drc/specifications/wsrf/WS-BrokeredNotifi cation-1-0.pdf
o http://ifr.sap.com/ws-notification/WS-BrokeredNotification.pdf
WSN TCはWSRF TCと協調し、WSN TCの標準仕様を「暗黙のリソースパターン」に準
拠させる。また、WSリソースのライフタイム、プロパティ仕様を利用する。
以下の話題はWSN TCのスコープ外である。
1. 通知で転送される情報の個別フォーマットを規定すること。(WSDLメッセージとして 表現可能である事のみを規定する。)
2. 特定アプリケーション領域で使用される通知についてのスキーマを定義すること。
3. 標準トピック情報空間を定義すること。
4. 特定のプログラミング言語へのマッピング、特定のメッセージングミドルウェアへの マッピングを行うこと。
5. Web サービス内で、広範囲に適用されるべき仕様を提供すること。例えば、以下のよ うなものがある。
o ルーティング
o アドレッシング(WS-Addressing)
o ポリシィフレームワーク(WS-Policy)
o リソース破棄(WS-ResourceLifetime)
o リソースプロパティ(WS-ResourceProperties)
o 高信頼メッセージング o 暗号
o メッセージインテグリティ o 認証
o メッセージ非否認
o トランザクション、補償
必要ならば、これらのフィーチャは他のWebサービススタンダードとの合成で提供される。
以下を提供する。
1. WS-Notification 仕 様 の 改 訂 版 。 (WS-BaseNotification 、 WS-Topics 、 WS-BrokeredNotification
プラクティス。
2004年末現在、以下の仕様がコミッティドラフトとなっている。
・ 2004/6/21:Web Services Base Notification 1.2
http://docs.oasis-open.org/wsn/2004/06/wsn-WS-BaseNotification-1.2-draft-03.pdf
・ 2004/7/22:Web Services Topics 1.2
http://docs.oasis-open.org/wsn/2004/06/wsn-WS-BaseNotification-1.2-draft-03.pdf
・ 2004/7/22:Web Services brokered Notification 1.2
http://docs.oasis-open.org/wsn/2004/06/wsn-WS-BrokeredNotification-1.2-draft-01.p df