図8:閉塞例の処置:2016.6-2017.5【12ヵ月】
期間内閉塞数;103件(12ヵ月)
0 250 500 750 1000 1250 1500
0 20 40 60 80 100
図9: 閉塞前の血流量(症例n=80)
・
閉塞前から来院までの日数
:mean
±SD FV400<36.5
±27.1
FV400>67.9
±78.0
* P<0.01日数
(FV:ml/min) 平均FV
649±242mL/min
#1 血管エコーによる定期的外来検査から
3
ヵ月50
% 開存率をVAIVT
後のFV
と狭窄部径から検討した。#2
2017
年年間閉塞症例103
例の検討から、80
例に直 前のデータが存在した。閉塞前FV
では、400ml/min
以上で開存日数に有意差があった。小括
2
2011年度 3ヶ月開存率
39.4%
2017年度 3ヶ月開存率
69.2%
図13:当院維持透析患者の開存率推移
(穿刺ミスの改善+定期血管エコー+BCM評価+PVM)導入前後
表
1
:3
ヶ月以内に行ったVAIVT
症例数の割合期 間 全症例数 レセプト非請求数
(3ヶ月以内 実施VAIVT数)
比率(%)
AVF
2010/9/1~2012/3/31 199 (56) (28.1)
2012/4/1~2013/3/31 217 43(87) 19.8(40.1) 2013/4/1~2014/3/31 220 45(73) 20.5(33.2)
2014/4/1~2015/3/31 312 79(148) 25.3(47.4)
2015/4/1~2016/3/31 261 36(65) 13.8(24.9)
2016/4/1~2017/3/31 317 40(84) 12.6(26.5)
2017/4/1~2017/11/30 266 33(74) 12.4(27.8)
AVG
2010/9/1~2012/3/31 137 (44) (32.1)
2012/4/1~2013/3/31 65 13(21) 20.0(32.3)
2013/4/1~2014/3/31 103 23(38) 22.3(36.9)
2014/4/1~2015/3/31 95 20(33) 21.1(34.7) 2015/4/1~2016/3/31 90 8(14) 8.9(15.6) 2016/4/1~2017/3/31 99 13(28) 13.1(28.3) 2017/4/1~2017/11/30 87 15(38) 17.2(43.7)
期間:2010年9月~2017年11月
まとめ
#1 エコー下穿刺による穿刺ミスの低減
#2 定期的血管エコー評価の実施
#3 透析時全身状態の把握として、DW管理をより正確に行うために BCMやIVCを実施し過剰除水をなくし低血圧・過凝固対策の実施。
#4 有効な狭窄部への透析前PVMを行うことで、短期の開存期間延長 に寄与した。
VA管理・治療には、第1選択のVAIVTを適切な時期
に行うための透析室で行う集学的対策を透析室で行 うことで開存成績とアクセスの温存が可能である。エコー下穿刺とは?
エコーにて,リアルタイムに 血管と針の状況を確認しなが ら行う穿刺方法.
● メリット
深い・細いなど難しい血管を視覚的にとらえ穿刺できる 同一部位穿刺を避けられる(穿刺対象部位が拡大する)
● デメリット
穿刺に若干の手間がかかる(時間がかかる)
ゆっくり刺すので痛みを伴うこともある
画面を見ながら短軸像で針を進めて いき,最終確認は長軸像で行う.
プローブカバーには手袋を使用.
2013年 2016年 変化率
穿刺回数 28838 32212 1.1倍
エコー使用率 0.67% 5.72% 8.5倍
再穿刺率 1.13% 0.58% 0.5倍
エコー使用率の
UP
で,再穿刺率のDOWN
現在は,約170本刺して,再穿刺が1回程度の割合
当院では,2013年より導入.当初は,対象の選定や手技の確立などを模 索していたが,現在は積極的に使用してくことで再穿刺率の低減に寄与 している.
エコー下穿刺の感想
患者にとっては,良い穿刺方法?
実際に針を刺されている患者は,エコー下穿刺に対してどの ような思いがあるのか.今後のさらなるエコー下穿刺の普及 を目的に,患者の意識調査をアンケート形式にて実施.
アンケート結果 エコー下穿刺経験の有無
ある ない