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ドキュメント内 チューニングガイド (ページ 169-186)

第7章 JDK/JREのチューニング

A.1 config

■概要

configファイルは、CORBAサービスの各種動作環境に関する定義が格納されたファイルです。

■ファイル名

C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\config (インストールパスはデフォルト)

Solarisサーバ:

/etc/opt/FSUNod/config (インストールパスはデフォルト) Windows(R)クライアント:

C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\config (インストールパスはデフォルト)

Linuxサーバ:

/etc/opt/FJSVod/config (インストールパスはデフォルト) Windows(R)クライアント:

C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\config (インストールパスはデフォルト)

■ファイル内情報

configファイルは、以下の形式で値を設定します。

◆形式:

パラメタ名 = 設定値

半角のシャープ(#)を行の先頭に指定した場合は、その行はコメントとして扱われます。また、空行は解析時に無視されます。

# コメント

◆記述例:

# comment

period_receive_timeout = 72

◆パラメタ:

以下の動作環境について、パラメタ設定値を変更することができます。

・ ホスト情報に関する動作環境

・ ネットワーク環境に関する動作環境

・ アプリケーション資源に関する動作環境

・ タイムアウト監視に関する動作環境

・ セキュリティ機能に関する動作環境

・ コード変換機能に関する動作環境

・ 保守機能に関する動作環境

・ パラメタ値を変更した場合、次回のCORBAサービス起動時より有効となります。

・ configファイル内に日本語は記載できません。

・ 下表に記載していないパラメタは初期値を変更しないでください。

・ 備考欄に“必須パラメタ”と記載されているパラメタは省略することはできません。(Solaris版および Linux版には必須パラメタはあり ません)

・ 数値を指定するパラメタ(period_receive_timeout等)に数値以外の文字列(“abc”など)を指定した場合、“0”が設定されたものとして 扱われます。

◆ホスト情報に関する動作環境

パラメタ名 初期値 意味 備考

省略値 指定範囲 IIOP_hostna

me

- マシンにIPアドレス(またはホスト名)が複数設定されている場 合に、CORBAサーバアプリケーションで使用するIPアドレスを 限定した運用を行う場合に設定します。

IPアドレス(またはホスト名)を設定すると、サーバアプリケーショ ンのオブジェクトリファレンスの生成時には、ここで設定したIP アドレスが組み込まれ、クライアントからの接続時に使用されま す。また、CORBAサービスは指定されたIPアドレスのみでバイ ンドを行います。

本パラメタが省略された場合はすべてのIPアドレスに対してバ インドが行われます。ただし、IPv4/IPv6のどちらの(または両方 の)IPアドレスをバインドするかどうかはIP-versionパラメタの設 定に依存します。

サーバ機能 のみ有効。

(注1) (注2) (注3)

IIOP_port 8002 CORBAサービスが使用するポート番号。

Windowsの場合、省略できません。

Solaris、Linuxの場合、初期値(8002)以外を指定するときは必 ず指定してください。

(注4)

- 注1)

Interstage Web Serverでは指定不可。

注2)

例えばLANカードが複数装着されたマシンにおいて、1つのLANカードからのみ接続要求を受け付けることができます。

ホスト名が指定された場合はIP-versionの値に従って名前解決が行われます。

IP-versionがv4-dualの場合はIPv4での名前解決が優先的に行われます。

IP-versionがv6の場合はIPv6での名前解決が優先的に行われます。

Windows版においてリンクローカルおよびサイトローカルのIPv6アドレスを指定する場合はscope-idも記載する必要があります。(例:

fe80::1234:5678:9abc:def0%4) 注3)

必要のない限り本パラメタを設定しないでください。注2)に記述されているような特殊用途以外では設定する必要はありません。誤っ たホスト名を設定するとInterstageの起動が失敗します。

また、“localhost”を設定すると“127.0.0.1”(IPv4環境の場合)のみでバインドが行われ、他ホストからのリクエストが受け付けられなくな

りますので“localhost”と設定しないで下さい。“127.0.0.1”(IPv4環境の場合)のIPアドレスで定義されているホスト名を設定した場合も同 様に他ホストからのリクエストが受け付けられなくなります。

LinuxではOSインストール直後の状態では自ホスト名に対するIPアドレスが127.0.0.1に設定されており、自ホスト名をIIOP_hostname に設定すると他ホストからの接続を受け付けることができなくなります。

注4)

Windowsの場合、必須パラメタです。

Solaris、Linuxの場合、この値が無効になると/etc/servicesの設定値が有効になります。

◆ネットワーク環境に関する動作環境

パラメタ名 初期値 意味 備考

省略値 指定範囲

con_accept all ・ all:

すべてのマシンからの接続を受け付けます。

・ localhost:

クライアントからの接続受付を自ホストに制限する場合に 指定します。自ホストからの接続のみを受け付け、他ホス トからの接続を受け付けません。

システムセキュリティなどの理由で、他ホストからの接続要 求を許可しない場合に指定してください。

サーバ機能 のみ有効。

all (注) all, localhost

IP-version v4-dual 運用するIPバージョンを設定します。

・ v4: IPv4のみを利用してCORBAアプリケーションを運用し

ます(IPv6は使用しません)。

・ v4-dual: IPv4およびIPv6を利用してCORBAアプリケーショ ンを運用します。

サーバとして動作する際はIPv4およびIPv6の両方を受け 付けます。

クライアントとしての動作する際にIPv4を優先的に利用し ます。

・ v6: IPv4およびIPv6環境で、CORBAアプリケーションを運

用します。

サーバとして動作する際はIPv4およびIPv6の両方を受け 付けます。

クライアントとしての動作する際にIPv6を優先的に利用し ます。

IPv6に対応していない環境で“v4-dual”もしくは“v6”を指定し た場合、“v4”が設定されます。

v4-dual

v4, v4-dual, v6

read_interva l_timeout

30 ソケットに対する読み込みの待機時間。

この時間を超えても読み込みできない状態が持続する場合、

アプリケーションにシステム例外(COMM_FAILURE)が通知さ れます。

この値が実際の時間(秒)となります。0を設定した場合、時間 監視をしません。

このパラメタによる監視は電文の受信処理が始まってから開始 されます。例えば、リプライの受信待ちの状態においてパケットが 1つも届かなければread_interval_timeoutによる監視は行いま せん。この場合はperiod_receive_timeoutによる監視が行われ ます。パケットが1つでも届くと電文の受信処理を開始するため read_interval_timeoutによる監視が行われます。

30

0~

100000000

write_interv al_timeout

30 ソケットに対する書き込みの待機時間。

この時間を超えて書き込みできない状態が持続する場合、ア プリケーションにシステム例外(COMM_FAILURE)が通知され ます。

この値が実際の時間(秒)となります。0を設定した場合、時間 30

0~

100000000

パラメタ名 初期値 意味 備考 省略値

指定範囲

監視をしません。

このパラメタによる監視は電文の送信処理が始まってから開始 されます。

tcp_nodelay no TCP_NODELAY機能を有効にするか無効にするかを設定し

ます。

・ yes: 電文送信時においてNagleアルゴリズムを無効にしま

す。

・ no : Nagleアルゴリズムは有効となります。

Nagleアルゴリズムが有効の場合、送信データのバッファリング

を行うためネットワーク使用効率が上がります。Nagleアルゴリ ズムを無効にした場合、送信データのバッファリングを行わな いためネットワーク使用効率が下がり通信全体の性能が下が る可能性がありますが、データの送受信に発生するタイムラグ が減少し、応答性能が向上する場合があります。

no

yes, no

注)

Interstage Web Serverでは初期値から変更しないでください。

◆アプリケーション資源に関する動作環境(プロセス/スレッド多重度、使用コネクション数など) これらのパラメタに実際に指定可能な値はOSの資源によって制限されます。

パラメタ名 初期値 意味 備考

省略値 指定範囲 max_exec_i

nstance

512 (注8) サーバアプリケーションのリクエスト実行用スレッド(またはプ

ロセス)の最大数。

サーバ機能の み有効。

(注1) (注3) (注4) 256

16~1000000 max_IIOP_l

ocal_init_co n

256 クライアントアプリケーションが使用するサーバホストへのコネ クションの最大値。

ポイント参照 256

1~1000000 max_IIOP_l

ocal_init_re quests

4096 クライアントアプリケーションが同時に送信できるリクエスト数 の最大値。

4096

1~1000000 max_IIOP_r

esp_con

8 (注8) クライアントアプリケーションと確立できる接続の最大値。 サーバ機能の み有効。

(注2) (注4) ポイント参照 8

1~500000 limit_of_ma

x_IIOP_resp _con

0 (意味参照) max_IIOP_resp_conの自動拡張の最大値。

0またはmax_IIOP_resp_con以上の値を指定してください。

0を指定すると以下の値が設定されます。

max_IIOP_resp_con × 1.3 (小数部分切り捨て)

サーバ機能の み有効。

(注1) (注4) (注6) 0 (意味参照)

0~1000000

max_IIOP_r esp_con_ext

0 (意味参照) max_IIOP_resp_conの自動拡張の拡張数。

0を指定すると以下の値が設定されます。

サーバ機能の み有効。

パラメタ名 初期値 意味 備考 省略値

指定範囲 0 (意味参照)

(limit_of_max_IIOP_resp_con - max_IIOP_resp_con) ÷ max_IIOP_resp_con (小数部分切り上げ)

(注1) (注6) (注7) 0~1000000

max_IIOP_r esp_requests

128 (注8) サーバホストにおいて同時に受信できるリクエスト数の最大

値。

サーバ機能の み有効。

(注2) (注4) (注10) 128

1~500000 limit_of_ma

x_IIOP_resp _requests

0 (意味参照) max_IIOP_resp_requestsの自動拡張の最大値。

0またはmax_IIOP_resp_requests以上の値を指定してくださ い。

0を指定すると以下の値が設定されます。

max_IIOP_resp_requests × 1.3 (小数部分切り捨て)

サーバ機能の み有効。

(注1) (注4) (注6) (注10) 0 (意味参照)

0~1000000

max_IIOP_r esp_requests _extend_nu mber

0 (意味参照) max_IIOP_resp_requestsの自動拡張の拡張数。

0を指定すると以下の値が設定されます。

(limit_of_max_IIOP_resp_requests -

max_IIOP_resp_requests) ÷ max_IIOP_resp_requests (小数 部分切り上げ)

サーバ機能の み有効。

(注1) (注6) (注7) 0 (意味参照)

0~1000000

max_process es

20 (注8) 最大プロセス数。(起動クライアント + サーバ数) サーバ機能の

み有効。

(注4) (注5) 16

1~1000000 max_impl_r

ep_entries

512 インプリメンテーションリポジトリの最大登録数。 サーバ機能の み有効。

256 (注2) 100~

1000000 number_of_

common_bu ffer

0 (意味参照) CORBAサービスのキュー制御で使用するデフォルトバッファ

のバッファ数を指定します。

ワークユニット運用されているCORBAアプリケーションでワー クユニット定義の“Buffer Number:通信バッファ数”を指定して

いるCORBAアプリケーションを除く、CORBAサービスの通信

で使用します。

サーバマシン上で同時に処理される最大リクエスト数を指定 してください。

0を指定すると、以下の値が設定されます。

max_IIOP_resp_requests × 0.2 (小数部分切り捨て)

サーバ機能の み有効。

(注2) (注4) 0 (意味参照)

0~500000 (注10)

limit_of_nu mber_of_co mmon_buffe r

0 (意味参照) number_of_common_bufferの自動拡張の最大値。

0またはnumber_of_common_buffer以上の値を指定してくだ さい。

0を指定すると以下の値が設定されます。

limit_of_max_IIOP_resp_requests

サーバ機能の み有効。

(注1) (注4) (注6) 0 (意味参照)

0~1000000 (注10)

number_of_

common_bu

0 (意味参照) number_of_common_bufferの自動拡張の拡張数。

0を指定すると以下の値が設定されます。

(limit_of_number_of_common_buffer -

サーバ機能の 0 (意味参照) み有効。

0~1000000

ドキュメント内 チューニングガイド (ページ 169-186)