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性能情報の分析と対処

ドキュメント内 チューニングガイド (ページ 80-88)

第5章 J2EEのチューニング

5.1 J2EE モニタロギング機能

5.1.3 性能情報の分析と対処

ログファイルに採取した性能情報の分析方法と対処方法について説明します。

■出力情報

モニタ情報ログファイルは、以下のようにCSV形式(カンマ区切りで並べた形式)で出力します。

D1,D2,D3,D4,D5,・・・

■性能情報の項目内容

Interstage管理コンソールで参照可能なモニタ情報はIJServer起動時からの集計データを表示していましたが、J2EEモニタロギング機 能で採取されるデータは性能ボトルネックなどの解析に使用可能とするためデータ採取区間内での集計データ(データ採取時間帯で の最大値など)を採取します。

また、Interstage管理コンソールの場合、一部のデータ(JavaVMなど)を除いてIJServer全体のデータを集計してモニタ情報として参照 できましたが、J2EEモニタロギング機能では以下のようにIJServerプロセスごとのデータを採取可能であるため、より詳細な分析が可能 となります。

Interstage管理コンソール J2EEモニタロギング

上限値 IJServer全体で使用可能な上限値 各プロセスで使用可能な上限値

最大値 IJServer全体の最大値 各プロセスの最大値

最小値 IJServer全体の最小値 各プロセスの最小値

平均値 IJServer全体の平均値 各プロセスの平均値

現在値 IJServer全体の現在値 各プロセスの現在値

性能情報中の日時情報は、以下の値が“DD/MM/YYYY hh:mm:ss:SSS”のフォーマットで出力されます。

DD 日を2桁の数字(01~31)で表示します。

MM 月を2桁の数字(01~12)で表示します。

YYY Y

年を4桁の数字(0000~9999)で表示します。

hh 時を2桁の数字(00~23)で表示します。

mm 分を2桁の数字(00~59)で表示します。

ss 秒を2桁の数字(00~59)で表示します。

SSS ミリ秒を3桁の数字(000~999)で表示します。

例) 24/06/2006 01:00:00:200

性能情報中の「ミリ秒」単位は、以下の値が“h:mm:ss:SSS”のフォーマットで出力されます。

h 時を可変桁の数字(0~)で表示します。値が0の場合は“0”と表示します。

mm 分を2桁の数字(00~59)で表示します。

ss 秒を2桁の数字(00~59)で表示します。

SSS ミリ秒を3桁の数字(000~999)で表示します。

例) 0:00:00:200

性能情報として出力される項目について説明します。各表の項番に書かれているD1、D2、・・・は、CSV形式で出力されるD1、 D2、・・・に対応しています。

1)JavaVM情報

項番 項目名 単位 内容

D1 データ採取開始日時 - 当該レコードの性能情報の測定を開始した日時 D2 データ採取終了日時 - 当該レコードの性能情報の測定を終了した日時 D3 プロセス通番 - IJServerが起動したプロセスの通番

D4 プロセスID - 測定対象のIJServerのプロセスID

D5 コンテナタイプ - JavaVMのコンテナタイプ。以下のいずれかを出力 します。

・1VM(ServletとEJBを運用するプロセス)

・Web(Servletのみ運用するプロセス)

・EJB(EJBのみ運用するプロセス)

D6 JavaVMの運用時間 - IJServer起動時からの総時間

D7 ヒープ現在使用量 KB ログ採取時のJavaVMのヒープ使用量

D8 ヒープ最小使用量 KB 測定時間内でのJavaVMの最小ヒープ使用量 (注1) D9 ヒープ最大使用量 KB 測定時間内でのJavaVMの最大ヒープ使用量 (注1) D10 ヒープ上限値 KB ヒープサイズの上限値(-Xmxオプションで指定した

値とほぼ同等の値)

D11 Perm領域現在使用量 KB ログ採取時のJavaVMのPerm領域使用量 D12 Perm領域最小使用量 KB 測定時間内でのJavaVMの最小Perm領域使用量

(注1)

D13 Perm領域最大使用量 KB 測定時間内でのJavaVMの最大Perm領域使用量 (注1)

D14 Perm領域上限値 KB Perm領域サイズの上限値(-XX:MaxPermSizeオプ ションで指定した値とほぼ同等の値)

D15 ガーベジコレクション発生 回数

回 測定時間内でのガーベジコレクションの発生回数 (注 2)

D16 ガーベジコレクション処理 トータル時間

ミリ秒 測定時間内でのガーベジコレクションの処理時間の 合計値 (注2)

注1) JavaVMヒープ/Permanent領域の最小値/最大値については、Interstage管理コンソールのモニタ表示画面と同様に、3秒間隔 でサンプリングした値の最小値/最大値を出力します。

注2) ガーベジコレクションは、Full GCの情報を使用しています。

2)データソース情報

項番 項目名 単位 内容

D1 データ採取開始日時 - 当該レコードの性能情報の測定を開始した日時 D2 データ採取終了日時 - 当該レコードの性能情報の測定を終了した日時 D3 プロセス通番 - IJServerが起動したプロセスの通番

D4 プロセスID - 測定対象のIJServerのプロセスID D5 データソース名 - データソース名

D6 物理コネクション現在数 個 ログ採取時に確立されている物理コネクション数 (注 1)

D7 物理コネクション最小数 個 測定時間内で同時に確立したデータベースの最小 物理コネクション数 (注1)

D8 物理コネクション最大数 個 測定時間内で同時に確立したデータベースの最大 物理コネクション数 (注1)

D9 物理コネクション上限数 個 確立可能なデータベースへの上限物理コネクション 数 (注1)

D10 使用コネクション現在数 個 ログ採取時に使用されているコネクション数 (注1) D11 使用コネクション最小数 個 測定時間内でプーリングされているコネクションで同

時に使用された最小コネクション数 (注1)

D12 使用コネクション最大数 個 測定時間内でプーリングされているコネクションで同 時に使用された最大コネクション数 (注1)

D13 累積コネクション待ち回 数

回 測定時間内でコネクション待ちとなった回数(コネク ション待ちタイムアウトが発生した場合は測定対象 外) (注2)

D14 平均コネクション待ち時 間

ミリ秒 測定時間内でコネクション待ちとなった時の平均待 ち時間(コネクション待ちタイムアウトが発生した場合 は測定対象外) (注2)

D15 コネクション待ち最小時 間

ミリ秒 測定時間内でコネクション待ちとなった時の最小待 ち時間(コネクション待ちタイムアウトが発生した場合 は測定対象外) (注2)

D16 コネクション待ち最大時 間

ミリ秒 測定時間内でコネクション待ちとなった時の最大待 ち時間(コネクション待ちタイムアウトが発生した場合 は測定対象外) (注2)

D17 コネクション待ち現在ス レッド数

個 ログ採取時にコネクション待ちとなっているスレッド数 (注2)

D18 コネクション待ち最小ス レッド数

個 測定時間内でコネクション待ちとなった時の最小待 ちスレッド数 (注2)

D19 コネクション待ち最大ス レッド数

個 測定時間内でコネクション待ちとなった時の最大待 ちスレッド数 (注2)

D20 コネクション待ちタイムア ウト回数

回 測定時間内でコネクション待ちとなった時のコネク ション待ちタイムアウトが発生した回数 (注2) D21 物理コネクション確立回

回 測定時間内でデータベースの物理コネクションを確 立した回数 (注2)

項番 項目名 単位 内容 D22 物理コネクション最大確

立時間

ミリ秒 測定時間内でプーリングしていたコネクションのデー タベースへの最大確立時間 (注2)

D23 アイドルタイムアウトによ るクローズ回数

回 測定時間内でアイドルタイムアウトによりクローズし た物理コネクション数 (注2)

D24 例外発生によるクローズ 回数

回 測定時間内でコネクション接続時もしくはクローズ時 に例外発生によりクローズした物理コネクション数 (注 2)

D25 コネクション獲得回数 回 測定時間内でアプリケーションがgetConnectionメソッ ドを実行してコネクションを獲得した回数 (注3) D26 コネクションクローズ回数 回 測定時間内でアプリケーションがcloseメソッドを実行

してコネクションを解放した回数 (注3) D27 通信待ちタイムアウト回

回 測定時間内で通信待ちタイムアウトが発生した回数 (注3)

D28 コネクション平均使用時 間

ミリ秒 測定時間内にアプリケーションでコネクションを使用 した平均時間 (注3)

D29 コネクション最小使用時 間

ミリ秒 測定時間内にアプリケーションでコネクションを使用 した最小時間 (注3)

D30 コネクション最大使用時 間

ミリ秒 測定時間内にアプリケーションでコネクションを使用 した最大時間 (注3)

D31 コネクション使用タイムア ウト回数

回 測定時間内でコネクション使用タイムアウトが発生し た回数 (注3)

注1) InterstageでJDBCコネクションをプーリングしている、または、データベースがOracle10g以降かつJDBCドライバでJDBCコネク ションをプーリングしている場合に、値を出力します。その他の場合は、“-”(ハイフン)が出力されます。

注2) InterstageでJDBCコネクションをプーリングしている場合のみ値を出力します。JDBCドライバでJDBCコネクションをプーリング

している場合、“-”(ハイフン)が出力されます。

注3) アプリケーションの前後で動作するコンテナ制御処理で使用されるコネクションの情報も合わせて表示されます。

※未使用のデータソースの性能情報は出力されません。

3)トランザクション情報

項番 項目名 単位 内容

D1 データ採取開始日時 - 当該レコードの性能情報の測定を開始した日時 D2 データ採取終了日時 - 当該レコードの性能情報の測定を終了した日時 D3 プロセス通番 - IJServerが起動したプロセスの通番

D4 プロセスID - 測定対象のIJServerのプロセスID

D5 実行トランザクション総数 個 測定時間内にアプリケーションで実行したJ2EEトラ ンザクション数 (注1)

D6 コミットトランザクション数 個 測定時間内にアプリケーションでコミットしたJ2EEト ランザクション数 (注1)

D7 ロールバックトランザクショ ン数

個 測定時間内にアプリケーションでロールバックした J2EEトランザクション数 (注1)

D8 トランザクション平均時間 ミリ秒 測定時間内にアプリケーションで実行したJ2EEトラ ンザクションの平均時間 (注1)

D9 トランザクション最小時間 ミリ秒 測定時間内にアプリケーションで実行したJ2EEトラ ンザクションの最小時間 (注1)

D10 トランザクション最大時間 ミリ秒 測定時間内にアプリケーションで実行したJ2EEトラ ンザクションの最大時間 (注1)

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