ダイレクト I/O を無効にする方法
◆ ストレージユニットを所有するメディアサーバー上に次の touch ファイルを作成しま す。
install_path¥VERITAS¥NetBackup¥bin¥DISABLE_DIRECT_IO
動的ホスト名および動的 IP アドレスについて
構成を変更する前に、この項全体を参照してください。
デフォルトでは、NetBackup サーバーは、NetBackup クライアント名とクライアントコン ピュータのネットワークホスト名は同じであると想定します。 このため、ネットワークホスト名 が変更される可能性があるクライアントのバックアップを行うことは困難です。このようなク ライアントの例には、LAN に接続して DHCP サーバーから IP アドレスを取得するコン ピュータがあります。 また、PPP サーバーにダイヤルアップ接続するリモートマシンもこの ようなクライアントに含まれます。動的ホスト名および動的 IP アドレスを使用して、固定の IP アドレスおよびホスト名を持たない NetBackup クライアントを定義します。
動的アドレスを使用する場合も、NetBackup サーバーでは固定 IP アドレスおよびホスト 名が必要であることに注意してください。
動的アドレスおよび動的ホスト名を使用するように構成されたすべてのクライアントは、
NetBackup の altnames 機能と同様に、相互に信頼性を確認できる必要があります。
NetBackup で動的 IP アドレスを使用する構成をサポートするには、次の手順を実行す る必要があります。
第 2 章 追加構成 58 動的ホスト名および動的 IP アドレスについて
表 2-2 NetBackup で動的 IP アドレスを使用する構成をサポートするため の手順
手順の詳細または要件 処理
NetBackup では、クライアントの IP アドレスにネットワークホスト名が 含まれている必要があります。
(Windows の場合) ネットワークホスト名は、ネットワーク上の hosts ファイル または DNS に定義されている動的 IP アドレスの範囲内で 定義する必要があります。
(UNIX の場合) ネットワークホスト名は、ネットワーク上の hosts ファ イル、NIS または DNS に定義されている動的 IP アドレスの範囲内 で定義する必要があります。
DHCP などの動的 IP アドレスプロトコルを使用するよ うにネットワークを構成します。
これらの NetBackup クライアント名は、他の手順で使用します。各 NetBackup クライアントの NetBackup クライアント名は、一意である 必要があります。クライアントに割り当て済みの NetBackup クライア ントの名前は永続的です。
コンピュータに対して、動的 IP アドレスおよび動的ネッ トワークホスト名を含む NetBackup クライアント名を決 定します。
■ 新しい名前を含むクライアントリストを使用して、NetBackup ポリ シーを作成します。
■ NetBackup クライアントデータベースに、新しいクライアント名の
エントリを作成します。bpclient コマンドを使用してエントリを作 成します。
説明に従って、マスターサーバーを変更します。
NetBackup 管理コンソールの左ペインで、NetBackup の管理をク リックします。[ファイル (File)]メニューで[バックアップ、アーカイブお よびリストア (Backup, Archive, and Restore)]をクリックします。[ファ イル (File)]メニューから[NetBackup クライアントのプロパティ (NetBackup Client Properties)]を選択します。[NetBackup クライ アントのプロパティ (NetBackup Client Properties)]ダイアログボック スで、[全般 (General)]タブを選択します。[クライアント名 (Client Name)]テキストボックスにマシンの正しい NetBackup クライアント名 を入力します。
説明に従って、それぞれの Windows 版 NetBackup 動的クライアントを変更します。
NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]>[ホストプロパティ (Host Properties)]
>[クライアント (Clients)]を展開します。右ペインで Windows クライ アントをダブルクリックし、[クライアントプロパティ (Client Properties)]
ウィンドウを開きます。 [クライアントプロパティ (Client Properties)]
ウィンドウの左ペインで、[Windows クライアント (Windows Client)]
>[ネットワーク (Network)]を展開します。右ペインで[DHCP 間隔を 通知する (Announce DHCP interval)]チェックボックスにチェックマー クを付けます。
説明に従って、マスターサーバー上で、[DHCP 間隔 を通知する (Announce DHCP interval)]オプションを 有効にします。
第 2 章 追加構成 59 動的ホスト名および動的 IP アドレスについて
手順の詳細または要件 処理
■ マシンの正しい NetBackup クライアント名が設定された CLIENT_NAME エントリを含むように、bp.conf ファイルを変更 します。
■ 起動中にコンピュータの NetBackup クライアント名および現在の ネットワークホスト名がマスターサーバーに通知されるようにシステ ムを構成します。 マスターサーバーへの通知には、
bpdynamicclient コマンドを使用します。
■ コンピュータの NetBackup クライアント名および現在のネットワー クホスト名がマスターサーバーに定期的に通知されるようにシステ ムを構成します。
説明に従って、それぞれの UNIX 版 NetBackup 動的 クライアントを変更します。
動的 IP アドレスおよび動的ホスト名の設定について
動的 IP アドレスプロトコルを使用するようにネットワークを構成します。DHCP などのプロ トコルには、1 つのサーバーと複数のクライアントが存在します。たとえば、DHCP クライ アントが起動すると、DHCP サーバーに IP アドレスを要求します。次に、サーバーが、事 前定義されたアドレスの範囲内でクライアントに IP アドレスを割り当てます。
NetBackup では、NetBackup クライアントの IP アドレスに、対応するネットワークホスト 名が含まれている必要があります。NetBackup クライアントに割り当てられる各 IP アドレ スに、ネットワークホスト名が含まれていることを確認します。ホスト名は、ネットワーク上の host ファイル、NIS および DNS に定義されている必要があります。
たとえば、10 の動的な IP アドレスとホスト名を利用可能です。
動的 IP アドレスおよび動的ホスト名は次のようになります。
123.123.123.70 dynamic00 123.123.123.71 dynamic01 123.123.123.72 dynamic02 123.123.123.73 dynamic03 .
. .
123.123.123.79 dynamic09
これらの動的 IP アドレスの 1 つを使用する場合がある各 NetBackup クライアントに、一 意の NetBackup クライアント名を割り当てます。 クライアントに割り当てられた NetBackup クライアント名は永続的なものです。変更しないでください。動的 IP アドレスを使用して NetBackup クライアントに割り当てられたクライアント名は、ネットワーク上のネットワーク ホスト名と同じにしないでください。NetBackup クライアント名が変更されていたり一意で ない場合、バックアップおよびリストアの結果が予測できなくなります。
たとえば、20 のコンピュータで前に定義した IP アドレスを共有します。
第 2 章 追加構成 60 動的ホスト名および動的 IP アドレスについて
これらのコンピュータを NetBackup クライアントにするためには、それらに次の NetBackup クライアント名を割り当てます。
nbclient01 nbclient02 nbclient03 nbclient04 .
. .
nbclient20
NetBackup マスターサーバーの構成
NetBackup マスターサーバーを構成するには次の手順を使います。
NetBackup マスターサーバーを設定する方法
1 マスターサーバー上で、NetBackup のバックアップポリシーを作成します。クライア ント名のリストには、動的ネットワークホスト名 (dynamic01 など) ではなく、NetBackup クライアント名 (nbclient01 など) を使用します。
2 マスターサーバーでクライアントデータベースを作成します。
クライアントデータベースは、次に示すディレクトリ内のディレクトリおよびファイルで 構成されます。
Windows の場合:
install_path¥NetBackup¥db¥client
UNIX の場合:
/usr/openv/netbackup/db/client
第 2 章 追加構成 61 動的ホスト名および動的 IP アドレスについて
3 bpclient コマンドを使用して、クライアントエントリを作成、更新、一覧表示および 削除します。
bpclient コマンドは、次のディレクトリに存在します。
Windows の場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd
UNIX の場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd
p.63 の 「クライアントエントリを制御する bpclient コマンド」 を参照してください。
この例では、次のコマンドを入力して 20 のクライアントを作成します。
Windows の場合:
cd install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd UNIX の場合:
cd /usr/openv/netbackup/bin/admincmd
bpclient -add -client nbclient01 -dynamic_address 1 bpclient -add -client nbclient02 -dynamic_address 1 bpclient -add -client nbclient03 -dynamic_address 1 bpclient -add -client nbclient04 -dynamic_address 1 .
. .
bpclient -add -client nbclient20 -dynamic_address 1
第 2 章 追加構成 62 動的ホスト名および動的 IP アドレスについて
4 クライアントデータベースに現在存在しているクライアントを表示するには、bpclient コマンドを次のとおり実行します。
Windows の場合:
install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpclient -L -All
UNIX の場合:
/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpclient -L -All 次のように出力されます。
Client Name: nbclient01 Current Host:
Hostname: *NULL*
IP Address: 0.0.0.0
Connect on non-reserved port: no Dynamic Address: yes
Client Name: nbclient02 Current Host:
Hostname: *NULL*
IP Address: 0.0.0.0
Connect on non-reserved port: no Dynamic Address: yes
. . .
Client Name: nbclient20 Current Host:
Hostname: *NULL*
IP Address: 0.0.0.0
Connect on non-reserved port: no Dynamic Address: yes
NetBackup クライアントによって、NetBackup サーバーに NetBackup クライアント 名およびネットワークホスト名が通知されます。その後、[現在のホスト (Current Host)]、[ホスト名 (Hostname)]および[IP アドレス (IP Address)]フィールドにその NetBackup クライアントの値が表示されます。
クライアントエントリを制御する bpclient コマンド
bpclient コマンドは、クライアントエントリを作成、更新、表示、削除します。次の表は、
クライアントエントリを制御する bpclient コマンドを示します。
第 2 章 追加構成 63 動的ホスト名および動的 IP アドレスについて
表 2-3 クライアントエントリを制御する bpclient コマンド コマンド
処理
Windows の場合:
bpclient.exe -add -client client_name -dynamic_address 1 UNIX の場合:
bpclient -add -client client_name -dynamic_address 1
ここで、client_name は、NetBackup クライアント名です。引数 -dynamic_address 1 は、クライアントが動的 IP アドレスを使用していることを示します。静的 IP アドレスを意 味する -dynamic_address 0 のエントリを作成することは可能です。 ただし、これを 行うことは不要であり、逆にパフォーマンスを低下させます。
動的クライアントエントリを作成する
Windows の場合:
bpclient.exe -delete -client client_name UNIX の場合:
bpclient -delete -client client_name クライアントエントリを削除する
Windows の場合:
bpclient.exe -L -client client_name UNIX の場合:
bpclient -L -client client_name クライアントエントリを表示する
Windows の場合:
bpclient.exe -L -All UNIX の場合:
bpclient -L -All すべてのクライアントエントリを表示
する
NetBackup 動的クライアントの構成
Windows 版 NetBackup 動的クライアントの構成
Windows 版動的クライアントを構成するには、次の手順を使用します。
第 2 章 追加構成 64 動的ホスト名および動的 IP アドレスについて