9.1 ブータブル メディアの作成方法
9.1.2 WinPE ベースのブータブル メディア
ブータブル メディア ビルダには、Acronis Backup & Recovery 11.5 を WinPE と統合するため の 3 つの方法が用意されています。
Acronis プラグインを既存の PE ISO に追加する。この方法は、設定済みで使用中の PE
ISO にプラグインを追加するときに便利です。
プラグインが組み込まれた PE ISO を最初から作成する。
将来使用する目的で(手動での ISO 作成、イメージへの他のツールの追加など)、Acronis プ ラグインを WIM ファイルに追加する。
ブータブル メディア ビルダは、次のカーネルを基にした WinPE ディストリビューションをサポート します。
Windows Vista(PE 2.0)
Windows Vista SP1 および Windows Server 2008(PE 2.1)
Windows 7(PE 3.0)(Windows 7 SP1(PE 3.1)が適用されている、またはされていない)
Windows 8(PE 4.0)
Windows 8.1(PE 5.0)
ブータブル メディア ビルダは 32 ビットと 64 ビットの両方の WinPE ディストリビューションをサ ポートします。32 ビット WinPE ディストリビューションは、64 ビット ハードウェアでも機能します。
しかし、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を使用するコンピュータを起動するには、64 ビットディストリビューションが必要です。
WinPE 4 以降がベースの PE イメージが機能するには、約 1 GB の RAM が必要です。
9.1.2.1 準備 : WinPE 2.x および 3.x
PE 2.x または 3.x イメージを作成または修正できるようにするには、Windows Automated
Installation Kit(AIK)がインストールされているコンピュータにブータブル メディア ビルダをインス
トールします。AIK がインストールされているコンピュータがない場合は、次の手順に従って準備し ます。
AIK
がインストールされているコンピュータを準備する手順は、次のとおりです。
1. Windows 自動インストール キットをダウンロードしてインストールします。
Automated Installation Kit (AIK) for Windows Vista (PE 2.0):
http://www.microsoft.com/Downloads/details.aspx?familyid=C7D4BC6D-15F3-4284-9123 -679830D629F2&displaylang=ja
Automated Installation Kit (AIK) for Windows Vista SP1 and Windows Server 2008 (PE 2.1):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=94bb6e34-d890-4932-81a5-5b50c657de08&DisplayLang=ja
Automated Installation Kit (AIK) for Windows 7 (PE 3.0):
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=696DD665-9F76-4177-A811-39C26D3B3B34&displaylang=ja
Automated Installation Kit (AIK) Supplement for Windows 7 SP1 (PE 3.1):
http://www.microsoft.com/download/ja-jp/details.aspx?id=5188 上記のリンクには、インストールのシステム要件も含まれています。
2. (オプション)WAIK を DVD に書き込むかフラッシュ ドライブにコピーします。
3. キットから Microsoft .NET Framework をインストールします(ハードウェアにより NETFXx86 か NETFXx64 のどちらか)。
4. Microsoft Core XML(MSXML)5.0 または 6.0 Parser をインストールします。
5. Windows AIK をインストールします。
6. 同じコンピュータにブータブル メディア ビルダをインストールします。
Windows AIK に同梱のヘルプ マニュアルを使用して、操作に慣れることをお勧めします。ドキュメ
ントにアクセスするには、[スタート] メニューから [Microsoft Windows AIK] → [ドキュメント] を 選択します。
9.1.2.2 準備 : WinPE 4.0 および WinPE 5.0
PE 4 または 5 イメージを作成または変更するには、Windows アセスメント & デプロイメント キット(ADK)がインストールされているコンピュータにブータブル メディア ビルダをインストールし ます。ADK がインストールされているコンピュータがない場合は、次の手順に従って準備します。
ADK
がインストールされているコンピュータを準備する手順は、次のとおりです。
1. アセスメント & デプロイメント キットのセットアップ プログラムをダウンロードします。
Windows 8(PE 4.0)用の アセスメント & デプロイメント キット(ADK): http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30652。 Windows 8.1(PE 5.0)用のアセスメント & デプロイメント キット(ADK): http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39982。 上記のリンクには、インストールのシステム要件も含まれています。
2. アセスメント & デプロイメント キットをコンピュータにインストールします。
3. 同じコンピュータにブータブル メディア ビルダをインストールします。
9.1.2.3 Acronis プラグインの WinPE への追加
Acronis
プラグインを
WinPE ISOに追加する手順は、次のとおりです。
1. 既存の WinPE ISO にプラグインを追加する際に、WinPE ISO のすべてのファイルをハード
ディスク上の別のフォルダにアンパックします。
2. 次に、ブータブル メディア ビルダを、管理コンソールから起動するか、[ツール] → [ブータブ ル メディアの作成] を選択して起動するか、別のコンポーネントとして起動します。
3. エージェント for Windows がコンピュータにインストールされていない場合は、プロダクト キー またはライセンスを持っているライセンス サーバーを指定します。ライセンスは、割り当てられ たり、再割り当てされたりしません。どの機能でメディア作成が有効になるかを決定します。ライ センスが無い場合は、オンライン バックアップ ストレージから復元するためのメディアしか作成 できません。
エージェント for Windows がコンピュータにインストールされている場合、メディアはその機能
(Universal Restore および重複除外など)を継承します。
4. [ブータブル メディアの種類の選択] で [Windows PE]を選択します。
新しい PE ISO を作成する場合:
[WinPE を自動的に作成] を選択します。
(オプション)64 ビットのブータブル メディアを作成するには、[x64 メディアの作成] チェッ ク ボックスをオンにします(使用可能な場合)。UEFI(Unified Extensible Firmware
Interface)を使用するコンピュータを起動するには、64 ビット メディアが必要です。
適切なスクリプトが実行され、次のウィンドウに進みます。
プラグインを既存の PE ISO に追加する場合:
[指定したフォルダにある WinPE ファイルを使用する] を選択します。
WinPE ファイルが保存されているフォルダのパスを指定します。
5. (オプション)メディアから起動したコンピュータへのリモート接続を有効にするかどうかを選択し ます。有効にする場合、エージェントへの接続時にコンソール側で入力するユーザー名とパス ワードを指定します。ボックスを空白のままにすると、接続は無効になります。
6. コンピュータのネットワーク アダプタのネットワーク設定 『194ページ 』を指定するか、DHCP 自動構成を選択します。
7. (オプション)Windows PE に追加する Windows ドライバを指定します。
Windows PE でコンピュータを起動すると、ドライバにより、バックアップ アーカイブが保存され
ているデバイスにアクセスすることができます。32 ビット WinPE ディストリビューションを使用 する場合は 32 ビット ドライバを追加し、64 ビット WinPE ディストリビューションを使用する
場合は 64 ビット ドライバを追加します。
Universal Restore の設定時にこの追加したドライバを指定することもできます。Universal
Restore を使用するには、32 ビットまたは 64 ビットのどちらの Windows オペレーティング
システムを復元するかに応じて 32 ビットまたは 64 ビットのドライバを追加します。
ドライバを追加する手順は、次のとおりです。
[追加] をクリックし、対応する SCSI、RAID、SATA コントローラ、ネットワーク アダプタ、
テープ ドライブ、その他のデバイスに必要な *.inf ファイルのパスを指定します。
生成される WinPE ブート メディアに追加するドライバごとにこの手順を繰り返します。
8. ISO または WIM イメージを作成するか、またはメディアをサーバー(Acronis PXE サーバー、
WDS、または RIS)にアップロードするかを選択します。
9. 作成するイメージ ファイルのフルパス(ファイル名を含む)を指定します。または、サーバーを指 定し、アクセスするためのユーザー名とパスワードを入力します。
10. 概要の画面で設定を確認し、[実行] をクリックします。
11. サードパーティのツールを使用して .ISO を CD または DVD に書き込むか、フラッシュ ドラ イブにコピーします。
コンピュータが WinPE で起動すると、Acronis Backup & Recovery 11.5 が自動的に起動しま す。
結果の
WIMファイルから
PEイメージ(
ISOファイル)を作成するには
: Windows PE フォルダ内のデフォルトの boot.wim ファイルを、新しく作成した WIM ファイル
に置き換えます。上の例では、次のように入力します。
copy c:¥AcronisMedia.wim c:¥winpe_x86¥ISO¥sources¥boot.wim
Oscdimg ツールを使用します。上の例では、次のように入力します。
oscdimg -n -bc:¥winpe_x86¥etfsboot.com c:¥winpe_x86¥ISO c:¥winpe_x86¥winpe_x86.iso
Windows PE のカスタマイズの詳細については、『Windows プレインストール環境(Windows
PE)ユーザーズ ガイド』(Winpe.chm)を参照してください。