• ソフトウェア制御有効化/無効化 - 独立したオシレータに電力を供給する余裕 が全くないアプリケーションでは、ソフトウェアでWDTを有効化/無効化するよう に(フラッシュのデバイス コンフィグレーション ビットで)設定できます。
• 自動スリープ無効化 - デバイスが低消費電力モード(スリープ)に移行すると、
WDTを自動的に無効にします。
• 一部のモデルでは、MFIntOSCを分周した値を代替のクロック入力として選択す る事で、CPUとWDTが同じオシレータで動作しないようにできます。
アプリケーション
元々の設計目的であった安全機能以外にも、WDTはしばしば低消費電力モードからの 復帰メカニズムとして使われます。
制限事項
WDTはCPUが低消費電力(スリープ)モードにある時も動作できるため、超低消費電力 アプ リ ケーションで定期的な復帰を 可能に するた めの貴重なリ ソースに なりまし た 。
PIC16F1ウォッチドッグ回路は、精度が低く未校正であった以前のモデルと比べると、専
用オシレータの安定度と精度が大幅に高くなっています(最小で約10%)。
PIC16F1のWDTは温度変化の影響も大幅に低くなっており、以前はWDTが(誤った方
法で)使われていたアプリケーションが使われなくなりました。そのようなアプリケーションは 第7章「アナログ機能」の「温度インジケータ」を参照してください。
しかし、WDT回路が特定の無線プロトコルの要件を満たすのに十分なタイミング精度を 提供する事は保証できません。この場合、アイドルモードを利用し、(使える場合は)新しい パワーダウン制御を使い、適切な低消費電力の校正済みオシレータを選択する事でデバ イスの消費電力を抑えます。
MCC が生成する API
MCCでは、システム モジュールのコンフィグレーション ビット選択で WDTモジュールを 設定できます。生成されるコード(プラグマ)は、mcc.cソースファイルに格納されます。
ホームワーク
• デ バ イ ス(PIC16F161X)デ ー タ シ ー ト で 、 ウ ィ ン ド ウ式ウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マ
(WWDT)の章を調べましょう。
• WWDTを備えたデバイスはリアルタイムでウォッチドッグ タイマの値を観測
(WDTTMRレジスタを使用)できる事、そして値が正しく増分している事を確認し
てみましょう。これにより、クラスBアプリケーションの認証/テストが容易になりま す。
オンライン リソース
『TB3123 - PIC®マイクロコントローラのウィンドウ式ウォッチドッグ タイマ』
図5.1: MCCでのシステム コンフィグレーション ビットの設定
リセット回路
概要
ほとんどの8ビット組み込みアプリケーションは過酷環境に対応できます。過酷環境とは 非レギュレート電源とノイズが含まれ、さらにはデバイスが常時全ての最大定格仕様で動 作すると想定される環境です。大量生産アプリケーションでは、コスト(とスペース)を節約 するためなら取り除けるものは何でも取り除いてしまいます。従って、最も基本的な電源監 視機能ですら贅沢品であり、めったに実装されません。PICマイクロコントローラはいかな る状況にも対応し、通常動作に戻る事が期待されています。PIC16F1デバイスが最も難し い状況でも動作できるリセット回路を複数備えているのはこのためです。