[SCSI]端子に接続したDOSフォーマット(FAT16)の外部ドラ イブから、WAV形式の音声ファイルをD12のソングへインポー ト(読み込み)することができます。また、D12のクリップボード 内のオーディオ・データを、DOSフォーマット(FAT16)の外部 SCSIドライブに WAV 形式の音声ファイルとしてエクスポート
(書き出し)することも可能です。
以下のフォーマットのWAVファイルを、インポートすることがで きます。
サンプリング周波数: 44.1kHz 量子化ビット数: 8bit、16bit、24bit チャンネル数: 1(モノラル)、2(ステレオ)
WAVファイルをトラックの先頭にインポートする
[SCSI]端子に接続した、DOS フォーマットの外部ドライブ A:
DOS から、 Sound001.wav というモノラルのWAVファイ ルをトラック1 の先頭にインポートします。
① インポートを選びます。
[TRACK] Import タブ・ページを表示します。
② インポート元のドライブを選択します。
DriveList ボタンを選択し[ENTER]キーを押し、ダイア ログを表示します。DOSフォーマットされた、WAVファイル が保存してあるドライブを選択します。ここでは A ドライブ を選び、 O K ボタンを選択し[ E N T E R ] キーを押して [TRACK] Import タブ・ページへ戻ります。
③ インポートする WAVファイルを選択します。
WavFileList ボタンを選択し[ENTER]キーを押し、ダイ アログを表示します。ここでは A:Sound001.wav を選 び、 OK ボタンを選択し[ENTER]キーを押して[TRACK]
Import タブ・ページへ戻ります。
CDからインポートする場合、サブ・ディレクトリにも 対応しています。その他のSCSIドライブからインポー トする場合、ルート・ディレク トリに保存され ている WAVファイルのみ対応しています。
Prvw ボタンで、選択したWAVファイルの頭2秒程度を、
試聴することができます。
④ インポート先のトラック番号を選びます。
DestTrack でトラック 1 を選びます。
⑤ インポートを実行します。
E x e c . ボタンを選択し[ E N T E R ] キーを押します。
AreYouSure? と表示されますので、実行するときは Yes ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
処理が終了すると C o m p l e t e d と表示されますので OK ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
⑥ 確認します。
[STOP]キーを押しながら[REW]キーを押してソングの先 頭に移動し、インポートが正しく行われたか確認してくださ い。アンドゥで実行前の状態に戻すことができます。
この作業は、インポート元ファイルが長いほど作業終了 ( Completed )までの時間も長くなります。
WAV ファイルをトラックの途中にインポートする
SCSI 端子に接続した、DOSフォーマットの SCSIドライブ A:
DOS から、 Sound001.wav というモノラルのWAVファイ ルを、トラック1 の TO 時刻に1 回インポートします。
① インポートを選びます。
[TRACK] Import タブ・ページを表示します。
② インポート元のドライブを選択します。
DriveList ボタンを選択し[ENTER]キーを押し、ダイア ログを表示します。DOSフォーマットされた、WAVファイル が保存してあるドライブを選択します。ここでは A ドライブ を選び、 O K ボタンを選択し[ E N T E R ] キーを押して [TRACK] Import タブ・ページへ戻ります。
③ インポートする WAVファイルを選択します。
WavFileList ボタンを選択し[ENTER]キーを押し、ダイ アログを表示します。ここでは A:Sound001.wav を選 び、 OK ボタンを選択し[ENTER]キーを押して[TRACK]
Import タブ・ページへ戻ります。
CDからインポートする場合、サブ・ディレクトリにも 対応しています。その他のSCSIドライブからインポー トする場 合、ルー ト・ディレ クトリに保存さ れている WAVファイルのみ対応しています。
④ コピー先のトラック番号にクリップ・ボードを選びます。
DestTrack で Clip を選びます。
⑤ インポートを実行します。
E x e c . ボタンを選択し[ E N T E R ] キーを押します。
AreYouSure? と表示されますので、実行するときは
ベー シック 編
タの保存 Yes ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。処理が終了すると C o m p l e t e d と表示されますので OK ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
この作業は、インポート元ファイルが長いほど作業終了 ( Completed )までの時間も長くなります。
⑥ TO 時刻を登録します。
⑦ コピーを選びます。
[ T R A C K ] E d i t T r k タブ・ページで E d i t T y p e に CopyTrack を選びます。
⑧ コピー元のトラック番号にクリップ・ボードを選びます。
SourceTrack で Clip1 を選びます。数字はクリップ内 のトラック数を示しています。
⑨ コピー先のトラック番号を選びます。
DestTrack でトラック 1 を選びます。
⑩ コピー回数を指定します。
Times で、コピー回数 1 を選びます。
⑪ コピーを実行します。
E x e c . ボタンを選択し[ E N T E R ] キーを押します。
AreYouSure? と表示されますので、実行するときは Yes ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
処理が終了すると C o m p l e t e d と表示されますので OK ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
コピー先トラックに上書きされます。
⑫ 確認します。
[TO/LOC3]キーを押してTO 時刻から再生し、インポート が正しく行われたかを確認してください。アンドゥで実行前 の状態に戻すことができます。
WAV ファイルにエクスポートする方法
ソング001からトラック1、トラック2 のIN-OUT 間を、SCSI 端 子に接続した DOS フォーマットの外部ドライブ A:DOS に、
Sound001.wav というステレオのWAVファイルとしてエク スポートする。
① ソング001 を選びます。
② IN 、OUT 時刻を登録します。(→ p.97)
③ コピーを選びます。
[ T R A C K ] E d i t T r k タブ・ページの E d i t T y p e で CopyTrack を選びます。
④ コピー元のトラック番号を選びます。
SourceTrack でトラックに 1−2 を選びます。
⑤ コピー先のトラック番号にクリップ・ボードを選びます。
DestTrack で Clip を選びます。
⑥ コピーを実行します。
E x e c . ボタンを選択し[ E N T E R ] キーを押します。
AreYouSure? と表示されますので、実行するときは Yes ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
処理が終了すると C o m p l e t e d と表示されますので OK ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
⑦ エクスポートを選びます。
[TRACK] Export タブ・ページを表示します。
⑧ エクスポート先のドライブを選びます。
DriveList ボタンを選択し[ENTER]キーを押し、ダイア ログを表示します。DOSフォーマットされたドライブを選択 します。ここでは A ドライブを選び、 OK ボタンを選択し [ENTER]キーを押して[TRACK] Export タブ・ページへ 戻ります。
⑨ WAVファイルに名前をつけます。
Rename ボタンを選択し[ENTER]キーを押してダイア ログを表示し、名前を変更します。名前は最大8文字まで入 力できます。
拡張子.wav は、自動的に書き込まれます。
⑩ WAVファイルに日付情報を入力します。
Date ボタンを選択し[ENTER]キーを押してダイアログ を表示し、年、月、日、時、分、秒の情報を入力します。
⑪ エクスポートを実行します。
24bit のソングを16bit の WAV ファイルとしてエク スポートするときは bit 、Dither の設定を行ってく ださい。(→p.87)
E x e c . ボタンを選択し[ E N T E R ] キーを押します。
AreYouSure? と表示されますので、実行するときは Yes ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
処理が終了すると C o m p l e t e d と表示されますので OK ボタンを選択し[ENTER]キーを押します。
同じ名前のWAVファイルがある場合、エクスポートは 実行できません。
Digital Recording
Studio シリーズのドライブ、
データ互換性について
ここではDigital Recording Studio シリーズD8 、D16、
D16V2のソング作成用(Playable)ドライブまたはバックアッ プ・データと、D12で作成したデータの互換性を説明します。
D8 のバックアップ・データをD12で使用する
D8 のソングをD12で使用するには、リムーバブル・メディアに バックアップし、それを D12にリストアしてください。オーディ オ・データだけが新しいソングに取り込むことができます。
D8のソング作成用ドライブをD12に接続すると、ドライブ・
リストに Unknown Disk と表示され、そのまま再生する ことはできません。また、D12のデータをD8で使用するこ とはできません。
D16 のソング作成用ドライブを D12 で使用する
D16 のソング作成ドライブ(Playable Drive)を D12に接続 するとドライブ・リストに D16[P] と表示され、ソングを選択し て再生することができます。ただしプロテクトされているので、
このソングに対して録音、トラック編集、ソング編集(コピーソング を除く)を実行できません。これらを行なう場合は、あらかじめ D12のソング作成用ドライブのソングを選択して、D16のドライ ブから選択中のドライブにソングをコピーしてください。
D12からD16のドライブへソングをコピーしたり、リストア 先に設定してリストアを実行することはできません。
D16 のバックアップ・データをD12 で使用する
D16のバックアップ・データの入ったドライブを D12に接続す るとドライブ・リストに D16[B] と表示され、D12のバックアッ プ・データと同様にリストアすることができます。ただし、13ー 16トラックのデータはリストアできません。
D16のソング作成用ドライブをD12に接続してソングを再 生するときや、コピー・ソングやリストアでソングを読み込ん だときに、元のソングのミキサーの7/8Chがペアでない場 合は、7/8Chのフェーダー、パンを設定してください。シー ンの登録も同様に設定してください。
D12 のソング作成用ドライブを D16V2で使用する D12のソング作成ドライブをD16V2に接続するとドライブ・リ ストに D12[P] と表示され、ソングを選択して再生することが できます。ただしプロテクトされているのでこのソングに対して 録音、トラック編集、ソング編集(コピーソングを除く)を実行でき ません。これらを行なう場合はあらかじめD16V2のソング作成 用ドライブのソングを選択し、D12のドライブから選択中のドラ イブにソングをコピーしてください。
D12のドライブへソングをコピーしたり、リストア先に設定 してリストアを実行することはできません。また、ドライブを イニシャライズ、フォーマットする場合は Force を選択し てください。
D12 のバックアップ・データをD16V2 で使用する D12のバックアップ・データの入ったドライブをD16V2に接続 すると、ドライブ・リストに D12[B] と表示され、D16V2 の バックアップ・データと同様にリストアすることができます。
D16で D12のデータを使用する場合は、Version2 以降 にシステム・バージョン・アップを行ってください。
ベー シック 編
タの保存ディスク容量について
D12 のディスク容量管理のしくみを説明します。
ここで説明するオプティマイズ・トラックの応用方法は、頻繁 に行う必要はありません。実際の編集作業で、DiskBusy が表示されたり、ソングが完成した後にスペースを確保した いときなどに行うだけで十分です。
説明は、下記の構成の曲を録音した場合を例としています。
イントロ A B 間奏 サビ エンディング
例1
トラック1にソングの先頭から録音を開始して、1回目の録音で イントロ、間奏、エンディングのみを演奏し録音した場合。
イントロ 無音部分 間奏 無音部分 エンディング
EraseTrack
IN OUT
EraseTrack
IN OUT
この場合、トラック1 の A、B、サビの部分には、無音(実際にはノ イズレベルの音)が録音され、無駄なディスク容量を消費してい ます。このトラック1の無音部分(A、B、サビ)にイレース・トラッ クを実行します。この時点では、D12は仮にA、B、サビの無音部 分を消しているだけなので、ディスク容量は復帰しません。
→ 実際に使用しているイントロ、間奏、エンディングだけの オーディオ・データとするには・・・
ソングの先頭からソングの最後尾まで、トラック1にオプティマイ ズ・トラックを実行します。これにより、実際に使用されている部 分だけがオーディオ・データとして生成され、イントロ、間奏、エン ディングのみのディスク容量を使用していることになります。
イントロ データあり 間奏 データあり エンディング
イントロ 間奏 エンディング
OptimizeTrack
IN OUT
データ消去
データ消去
実行後
例2
トラック1にソングの先頭から録音を開始して、1回目の録音で イントロ、A、B、間奏を演奏して、2回目の録音でA'、B'を上書 き録音した場合。
1テイク目
1テイク目 2テイク目
2回目録音
イントロ A B 間奏
イントロ A B
B' A'
間奏
この場合、トラック1のA'、B'の下には、1回目の録音のA、Bが、
アンドゥのためや使用されているイントロや間奏と同じ 1 本の オーディオデータとして残っているために、イントロ、A + A ' 、 B+B'、間奏の分のディスク容量を消費しています。
→ 下に残ってしまっている1 回目の録音のA 、B を消去して ディスクの容量を復帰させるためには ...
ソングの先頭からソングの最後尾まで、トラック1にオプティマイ ズ・トラックを実行します。これにより、1テイク目のイントロ、2テ イク目の A'、2 テイク目の B'、1テイク目の間奏のみのオーディ オ・データが生成され、1テイク目のA、1テイク目のBの部分の ディスク容量は使用しないことになります。
OptimizeTrack
IN OUT
イントロ A B
B' A'
間奏
イントロ
B' A'
間奏