VMware のバックアップポリシーを使用することで、NetBackup では仮想マシンに存在 する Exchange サーバーの一貫した完全バックアップを作成できます。1 回の VMware バックアップから、.vmdk のリストア (ディスクレベル)、SFR リストア (ファイルレベルのリカ バリ)、Exchange ストレージグループまたはデータベースのリストア、Exchange の個別 レベルのリストア (GRT) のリストアオプションを選択できます。また、ログを切り捨てるかど うかを選択できます。
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VMware ポリシーでサポート対象のアプリケーションを保護するには、VMware の検出 ジョブの後、スナップショットジョブの前にアプリケーション状態キャプチャ (ASC) ジョブを 実行します。この ASC ジョブはゲストの仮想マシンの NetBackup クライアントにアクセス します。 ASC ジョブは、アプリケーションリカバリと個別リカバリ (GRT) 機能のために必 要なアプリケーション固有のデータを収集してカタログ化します。
ASC ジョブと関連付けられたログについての詳細情報を参照できます。
p.230 の 「Exchange Server の VMware のバックアップとリストアのトラブルシューティン グ」 を参照してください。
Symantec VSS provider for vSphere について
次の場合は、VMware VSS プロバイダの代わりに Symantec VSS provider を推奨しま す。
■ VMware バックアップで Exchange Server 仮想マシンのログを切り捨てる必要があ
る。Symantec VSS provider は完全 VSS バックアップによって Exchange Server のログを切り捨てます。
■ バックアップしたい仮想マシンが Exchange DAG または Exchange 2007 CCR の ノードである。この場合、データベースのアクティブなコピーのみがカタログ化され、そ れらの同じデータベースのみのログファイルは切り捨てられます。
■ Exchange のエクスクルードファイルリストを使いたい。Exchange のエクスクルード
ファイルリストを設定する方法について詳しくは、次を参照してください。
p.100 の 「バックアップからの Exchange 項目の除外について」 を参照してください。
Symantec VSS provider がインストールされ、NetBackup が仮想マシンのスナップショッ トを開始すると、VMware ツールはファイルレベルの一貫したバックアップのために VSS ライターを静止するように Symantec VSS provider に要求します。 ログの切り捨てがポ リシーで有効になっている場合は、VMware スナップショットが完了すると、Exchange VSS ライターがトランザクションログを切り捨てます。
メモ: Symantec VSS provider は個別にインストールする必要があります。
p.198 の 「vSphere 用の Symantec VSS provider のインストール」 を参照してください。
Exchange サーバーを保護する VMware バックアップのサポート
以下に示す、Exchange Server を保護する VMware バックアップの必要条件と情報を 確認してください。
■ 仮想環境のサポートの詳細については、次を参照してください。
『Support for NetBackup 7.x in virtual environments』
■ Symantec VSS provider または VMware VSS プロバイダのいずれかが必要です。
これらのプロバイダのいずれかがない場合、データベースリカバリに手動での手順が 必要になることがあり、個別リカバリはサポートされません。
Veritasは、Exchange をホストする仮想マシンには Symantec VSS provider を推 奨します。
p.193 の 「Symantec VSS provider for vSphere について 」 を参照してください。
■ VMware バックアップは、スタンドアロンの Exchange Server、DAG、および CCR クラスタでサポートされます。
■ DAG ノードの場合には NetBackup は DAG のノードレベルで保護します。この動作
は、保護が DAG レベルのエージェントバックアップとは異なります。
Exchange Server を保護する VMware ポリシーの使用に関する制限 事項
Exchange Server を保護する VMware ポリシーを構成するときには、次の制限事項が あります。
■ これは VMware ポリシー制限の包括的なリストではありません。 VMware バックアッ プでサポートされているファイルシステムについて詳しくは次を参照してください。
Support for NetBackup 7.x in virtual environments
■ Exchange Server の VMware 増分バックアップは、このバージョンの NetBackup ではサポートされません。ただし、アクセラレータを使用すると、完全バックアップの速 度が上がります。
■ VMware バックアップでは、Exchange データベースの一貫性チェックは実行されま
せん。
■ 次のいずれかの操作を行うと、アプリケーション状態キャプチャ (ASC) ジョブは失敗 し、データベースは保護されません。
■ [仮想マシンの静止 (Virtual machine quiesce)]オプションを無効にします。
■ [データディスクのエクスクルード (Exclude data disks)]オプションを選択します。
■ マウント解除されたデータベースは保護されません。
■ データベースは VMware バックアップのためにサポートされる構成に存在する場合 にのみカタログ化され、保護されます。保護できるデータベースが存在する限り、ASC ジョブは続行されます。サポートされているディスクとサポートされていないディスクに 存在するデータベースをバックアップ用に選択すると、ASC ジョブは状態 1 (部分的 に成功) を生成します。ASC ジョブではこれらの状況が検出され、ジョブの詳細には バックアップ処理の結果が含まれます。
Exchange Server データベースが次の場所にある場合は、データベースはカタログ 化されず、バックアップされません。
第 10 章 VMware バックアップを使用した Exchange Server データの保護について 194 VMware バックアップによる Exchange Server データの保護について
■ Raw デバイスマッピング (RDMs) (Raw device mapping (RDMs))。Exchange 仮想マシンがデータベースとトランザクションログのストレージとして RDM を使わ ないことを確認します。
■ 独立としてマークされている仮想マシンディスク (vmdk) ボリューム。Exchange データベースとトランザクションログが独立したディスクに保存されないことを確認 します。
■ マウントポイントボリューム。
■ 仮想ハードディスク (VHD)。
NetBackup が VHD ディスク上のデータベースオブジェクトを検出すると、ASC ジョブは失敗し、Exchange の内容はカタログ化されません。 バックアップのすべ てのオブジェクトは、VHD に存在しないものも含めてカタログ化されません。
■ RAID ボリューム。
■ 除外された Windows ブートディスク。 ASC ジョブは、この種類のディスクを検出 し、それを独立したディスクと同様に処理します。
VMware バックアップでは、いかなる理由でも NetBackup がインストールされて いるディスクをエクスクルードできません。たとえば、NetBackup がブートドライブ (通常 C:) にインストールされている場合、[ブートディスクのエクスクルード (Exclude boot disk)]オプションを選択しないでください。