• 検索結果がありません。

Exchange データベースデータのリストアについて

Exchange Server のリストアを実行する前に、次の情報を確認してください。

NetBackup for Exchange エージェントは、バックアップが最初に作成されたときと同 じ Microsoft Service Pack (SP) または累積更新プログラム (CU) へのリストアをサ ポートします。Microsoft 社は SP や CU のデータベーススキーマに変更を加えるこ とがあります。 異なるレベルの SP または CU にリストアすると、データベースサー バーが正しく動作しないことがあります。

トランザクションログがコミットされ、データベースがマウントされる前に、ストレージグ ループ内のすべてのデータベースを同時にリストアします。

管理者は、個々のデータベースまたはトランザクションログのリストアを行う場合、

Exchange Server のデータベース、トランザクションログおよびユーティリティの知識 を習得している必要があります。正しいファイルがリストアされない場合、データベー スはマウントに失敗します。

Microsoft Exchange Mailboxes:¥ または Microsoft Exchange Public Folders:¥のオブジェクトと、Microsoft Information Store:¥ のオブジェクトを 同時にリストアしないでください。GRT を有効にしたバックアップとストリームバックアッ

プからメールボックスまたはパブリックフォルダの項目を同時にリストアしないでくださ い。それらをリストアするには、データベースをマウント解除する必要があります。ただ し、マウント解除されるので、メールボックスオブジェクトをリストアする試行は失敗しま す。または、Exchange データベースのリストアが開始される前に Exchange メール ボックスアイテムのリストアが終了する場合があります。この場合、リストアされたメール ボックスオブジェクトが Exchange データベースのリストアによって上書きされます。

完全および増分バックアップをリストアするには、次のいずれかの方法を実行します。

一度の操作ですべてのバックアップをリストアする。

バックアップイメージは同じ形式である必要があります。たとえば、スナップショット およびストリーミングイメージを別のリストアジョブでリストアする必要があります。た だし、1 つのリストアジョブで完全 VMware バックアップと差分スナップショットをリ ストアできます。

すべてのバックアップを一度の操作でリストアする場合、最後の増分バックアップ のリストア後にコミットが行われます。

完全バックアップと増分バックアップを個別にリストアする。

バックアップを個別にリストアするときに、完全バックアップとすべてで最後の増分 バックアップセットのために[前回のバックアップセットのリストア後にコミットする (Commit after last backup set is restored)]を選択解除します。最後の増分バッ クアップセットをリストアするときに、次のオプションを選択します。[前回のバック アップセットのリストア後にコミットする (Commit after last backup set is restored)]

および[リストア後にデータベースをマウントする (Mount database after restore)]

にチェックマークを付けます。

(Exchange 2007 のストリームリストア) リストアジョブを開始する前に、ログファイルの

一時的な格納場所にファイルが残っていないことを確認してください。 リストアジョブ に失敗した場合、一時的な格納場所 (サブディレクトリを含む) を調べ、以前のリスト アジョブのログファイルが削除されていることを確認してください。

NetBackup により、Exchange 作業ディレクトリにログがコピーされます。リストア対象

の各ストレージグループに対してサブディレクトリが作成されます。データベースがリ ストアされると、Exchange により、一時的な格納場所のログファイルがデータベース に適用され、その後現在のログファイルが適用されます。リカバリが完了すると、

Exchange により、ログファイルは一時的な格納場所 (すべてのサブディレクトリを含 む) から削除されます。

Exchange Server ファイルのリストアを行うと、常に既存のファイルが上書きされます。

(たとえば、Pub.edbがターゲットサーバー上にすでに存在している場合、そのファイ

ルはバックアップのコピーによって上書きされます。)

既存のトランザクションログの情報を確認します。

p.145 の 「既存の Exchange Server トランザクションログ」 を参照してください。

第 9 章 Exchange Server、メールボックス、パブリックフォルダのリストアの実行 144 Exchange データベースデータのリストアについて

既存の Exchange Server トランザクションログ

実行するデータリカバリの手順に応じて、既存のトランザクションログを考慮する必要があ ります。

たとえば、次のいずれかの作業を実行します。

ロールフォワードリカバリ (すべてのログファイルをリプレイ)

ファイルのリストアの実行後、サービスを起動すると、リストアを行ったログ内のトランザ クションが Exchange によってコミットされます。一番大きい番号が付いているリストア 済みのログ以降の連続するログがサーバー上に存在する場合、それらのトランザク ションもコミットされます。ログ名の番号が連続していない場合、不連続となったものよ り後のトランザクションはコミットされません。

この手順は、トランザクションログは破損していないものの、データベースのリストアの 実行が必要な場合に効率的です。既存のトランザクションログを保存しておくと、

Exchange Server で失敗した時点へのリカバリを行うことができます。保存しない場 合、最後の完全バックアップまたは最後の増分バックアップの時点にリカバリする必 要があります。

指定した時点へのリカバリ (リストア済みのログファイルのみをリプレイ)

最後のバックアップの時点までのリストアのみを行う場合は、このオプションを使用し ます。最後のバックアップ以降に作成されたトランザクションログはデータベースのリ カバリに含まれません。スナップショットのリストアでは、NetBackup は現在のログファ イルを削除します。

Exchange スナップショットバックアップのリストアについ て

スナップショットバックアップから、Microsoft インフォメーションストア、Exchange 2010 以降のデータベース、Exchange 2007 のストレージグループとストレージグループデー タベースをリストアできます。 バックアップに対して個別リカバリテクノロジ (GRT) を有効 にした場合、バックアップからメールボックスおよびパブリックフォルダの項目もリストアす ることができます。

p.178 の 「個々の Exchange メールボックスおよび共有フォルダの項目のリストアについ

て」 を参照してください。

スナップショットバックアップをリストアする場合、次のことに注意してください。

(Exchange 2007) リストア操作を開始する前に、ストレージグループ内のすべての

データベースのマウントを解除する必要があります。 リストアが開始される前に、デー タベースをマウント解除するように NetBackup に指示することができます。

p.146 の 「Exchange スナップショットのリストアオプション」 を参照してください。

リストアの対象として選択するイメージはすべて、スナップショットバックアップのイメー ジである必要があります。

Exchange 2010 以降では、リカバリデータベース (RDB) にリストアできます。

正常に RSG にリダイレクトするためには、Exchange で、トランザクションログファイル フォルダおよびシステムフォルダとチェックポイントファイルフォルダで同じパスを設定 してください。 既存の RSG では、RSG を削除し、作成し直してください。

インスタントリカバリリストアの場合:

ボリュームのロールバックを実行する場合でも、[通常バックアップ (Normal Backup)]

を選択します。NetBackup は、適切である時はいつでも、自動的にボリュームをロー ルバックします。

次のいずれかが実行されます。

NetBackup は、スナップショットから元のボリュームに、選択したデータベースの

ボリュームをスナップバック (再同期化) します。

NetBackup は、スナップショットボリュームから元のボリュームに、選択したデータ

ベースのファイルのコピーを戻します。

Exchange スナップショットのリストアオプション

次のリストアオプションはスナップショットのリストアを実行するときに利用可能です。

表 9-2 スナップショットのリストアオプション 説明

オプション

既存のトランザクションログを保持します。Exchange により、リストア操作の一部であるトランザクショ ンログがリプレイされ、その後、現在存在するトランザクションログがリプレイされます。

p.145 の 「既存の Exchange Server トランザクションログ」 を参照してください。

ロールフォワードリカバリ (すべてのログファイルを リプレイ) (Roll-Forward Recovery (Replay all log files))

データベースまたはストレージグループをリストアし、バックアップ時に存在したトランザクションログ だけを上書きします。

リストアに完全バックアップおよび 1 つ以上の増分バックアップが必要な場合があります。この場合、

すべてのイメージを選択して、1 つのジョブでリストアを実行できます。また、各バックアップイメージ を別々にリストアすることができます。後者の場合、最初のジョブには[指定した時点へのリカバリ (Point-in-Time Recovery)]のみを有効にします。それ以外の場合、各々の指定した時点のリカバ リにより、先行するリストアジョブからトランザクションログが削除されます。

指定した時点へのリカバ リ (リストア済みのログファ イルのみをリプレイ) (Point-in-Time Recovery (Replay only restored log files))

スナップショットリストアでは使用できません。

ログファイルを一時的に 配置する場所 (Temporary location for log files)

第 9 章 Exchange Server、メールボックス、パブリックフォルダのリストアの実行 146 Exchange スナップショットバックアップのリストアについて