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Exchange の[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストで のワイルドカードの使用

ワイルドカード文字を使用して、データベースのグループまたはストレージグループを定 義することができます。この方法では、[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストで オブジェクトを個別に指定しなくても、複数のオブジェクトのバックアップが可能です。複 数のデータストリームも有効にする必要があります。このオプションが有効になっていない 場合、バックアップが失敗します。

p.97 の 「複数データストリームを使用する Exchange バックアップの実行」 を参照してく ださい。

第 7 章 Exchange のバックアップポリシーの構成 (非 VMware) 98 Exchange Server のバックアップポリシーの構成について

表 7-12 サポートされているワイルドカード文字 処理

ワイルドカード文字

0 (ゼロ) を含めて任意の数の文字の代わりに使用します。文 字列の最後の文字としてアスタリスクを指定します。

例: a で始まるすべてのオブジェクトを指定するには、a* を 使用します。

アスタリスク (*)

名前に含まれる 1 つ以上の文字の代わりに使用します。

例 1: 文字列 s?z は、最初の文字が s、2 番目が任意の文 字、3 番目の文字が z であるすべてのオブジェクトを処理し ます。

例 2: 文字列 Data??se は、最初の 4 文字が Data、5 番 目と 6 番目が任意の文字、7 番目と 8 番目の文字が se で あるすべてのオブジェクトを処理します。

疑問符 (?)

これらのワイルドカード文字は Microsoft Information Store:¥ 指示句または Microsoft Exchange Database Availability Groups:¥ 指示句ではサ ポートされません。

左右の角カッコ ([ ... ])

[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストでワイルドカード文字を使用する場合、次 の規則が適用されます。

使用できるワイルドカードパターンの数は、1 つの[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストのエントリにつき 1 つだけです。

ワイルドカードが認識されない場合は、通常の文字として処理されます。

ワイルドカードパターンが有効なのは、パス名の最後のセグメントだけです。

適切な例

Microsoft Information Store:¥*

Microsoft Information Store:¥StorageGroup?

Microsoft Information Store:¥Database*

Microsoft Information Store:¥Data??se Microsoft Information Store:¥Storage Group*

Microsoft Information Store:¥Storage?G?oup

Microsoft Exchange Database Availability Group:¥*

Microsoft Exchange Database Availability Groups:¥Database*

Microsoft Exchange Database Availability Groups:¥Data??se 不適切な例

Microsoft Information Store:¥StorageGroup?¥Mailbox Database

バックアップからの Exchange 項目の除外について

ある特定のストレージグループまたはデータベースをバックアップしたくない場合には、エ クスクルードリストを作成できます。NetBackup が NetBackup for Exchange のバック アップポリシーを実行するとき、NetBackup はエクスクルードリストで指定されている項目 を無視します。

NetBackup 管理コンソールを使用して除外リストを作成する方法について詳しくは次の いずれかを参照してください。

p.101 の 「Exchange クライアントのエクスクルードリストの構成」 を参照してください。

『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』

NetBackup はある特定のファイルとディレクトリをデフォルトで除外します。これらのデフォ

ルトの除外は、管理コンソールのエクスクルードリストに常時表示されています。デフォル トの除外は次の通りです。

C:¥Program Files¥Veritas¥NetBackup¥bin¥bprd.d¥*.lock

C:¥Program Files¥Veritas¥NetBackup¥bin¥bpsched.d¥*.lock

C:¥Program Files¥Veritas¥NetBackupDB¥data¥*

C:¥Program Files¥Veritas¥Volmgr¥misc¥*

Exchange 2010 以降では、DAG またはスタンドアロンの Exchange Server に存在す るデータベースの両方で、バックアップから特定のデータベースを除外できます。[すべ てのポリシー (All Policies)]または特定のポリシーかスケジュールでエクスクルードリスト エントリを指定できます。

Exchange 2007 では、エクスクルードリストでストレージグループ名を指定する必要があ

ります。Exchange ではログの切り捨てのために VSS バックアップにストレージグループ 全体が含まれる必要があるので、データベースの入力は無効です。エクスクルードリスト エントリは[すべてのポリシー (All Policies)]または特定のポリシーかスケジュールで指定 できます。

表 7-13 に、エクスクルードリストに追加できる Exchange 2010 以降のエントリの例を示 します。

第 7 章 Exchange のバックアップポリシーの構成 (非 VMware) 100 Exchange Server のバックアップポリシーの構成について

表 7-13 エクスクルードリストの Exchange 2010 以降のエントリの例 エクスクルードの対象

エントリ

Database2 という名前のデータベース。

DAG とスタンドアロンデータベースの両方で、同じ Microsoft information Store:¥ 指示句を 使うことができます。

Microsoft Exchange Database

Availability Groups:¥Database 2 は無効 なエクスクルードエントリであることに注意してください。

Microsoft Information Store:¥Database2

表 7-14 に、エクスクルードリストに追加できる Exchange 2007 のエントリの例を示しま す。

表 7-14 エクスクルードリストの Exchange 2007 のエントリの例 エクスクルードの対象

エントリ

Storage_Group1 という名前のストレージグループ。

Microsoft Information Store:¥Storage_Group1