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UNIX 版 JobCenter のプロセスが使用する資源

ドキュメント内 JobCenter (ページ 143-146)

14. システム利用資源

14.1 UNIX 版 JobCenter のプロセスが使用する資源

UNIX版JobCenterのプロセスが使用する資源について説明します。

本文中に出てくるカーネルパラメータの意味は次のとおりです。

表 14-1 本文中に出てくるカーネルパラメータの意味

パラメータ名 パラメータの意味

maxfiles プロセスあたりのファイルオープン数

nproc システム内で同時に実行できるプロセス数

maxuprc ユーザプロセス数

nfile システム全体のファイルオープン数

ninode iノードのオープン数

nflocks システム内のファイル/レコードロック数

UNIX版JobCenterに関するカーネルパラメータの計算式は次のようになります。

この値は JobCenter が単独で動作する場合に最低限必要な値であり、システム全体の設定値としては、

ジョブとして実行するアプリケーションが使用する資源についてもあわせて考慮する必要があります。

表 14-2 カーネルパラメータと計算式一覧

パラメータ名 計算式

maxfiles 各プロセスのmaxfilesの計算で最大となるものを基準してください。

nproc, maxuproc (4×X) + 2 + 2 + Y

nfile ,ninode (21×X) + 40 + 41 + (20×Y) nflocks 6×X

備考 X : ジョブの同時実行数

Y : JobCenter CL/Winの同時接続数

UNIX版JobCenterのプロセス構成は大きく分けて次の5つがあります。

• nqsdaemon(リクエストを実行)

• jnwengine(ジョブネットワーク制御実行)

• sclaunchd(スケジュール実行)

• comagent(他のマシンとの通信用)

• atitm(GUI起動時)

14.1.1 nqsdaemon(リクエスト実行)

14.1.2 jnwengine(ジョブネットワーク制御実行)

14. システム利用資源

14.1.1 nqsdaemon(リクエスト実行)

リクエストは、単位ジョブ実行時に使用されます。

例として単位ジョブ内でsleepをcshで実行した場合を説明します。

生成されるプロセスは次の4つです。

• nqsdaemon

• shell(login)

• shell(コマンド実行)

• sleep

<使用資源>

maxfiles 21(1リクエスト)

nproc、maxuproc 4(1リクエスト)

nfile、ninode 21(1リクエスト)

14.1.2 jnwengine(ジョブネットワーク制御実行)

ジョブの投入でqsubコマンドを発行します。qsubコマンドはシリアルに実行されるため、使用する資 源はジョブ数の影響を受けません。maxfiles は資源を多く消費する qsubコマンドが使用するファイル数 になります。nfile、ninodeはjnwengineがopenしているファイル数とqsubコマンドが使用するファイル 数の合計になります。

<使用資源>

maxfiles 24(qsubコマンド)

nproc、maxuproc 2(jnwengine+qsubコマンド)

nfile、ninode 40(16ファイル(jnwengine)+24ファイル(qsubコマンド))

14.1.3 sclaunchd(スケジュール実行)

スケジュール起動でジョブネットワーク投入時に子プロセスを起動します。ジョブネットワークの投入 処理はシリアルに実行されるため、使用する資源は、ジョブネットワークの数には影響を受けません。maxfiles は資源を多く消費する子プロセスの値になります。nfile、ninodeはsclaunchdがopenしているファイル 数と子プロセスが使用するファイル数の合計になります。

<使用資源>

maxfiles 28(子プロセス)

nproc、maxuproc 2(sclaunchd+子プロセス)

nfile、ninode 41(13ファイル(sclaunchd)+28ファイル(子プロセス))

14. システム利用資源

14.1.4 comagent(通信用モジュール)

JobCenter CL/Winからジョブの実行状態の収集や各種設定を行うときに使用されます(ジョブの転送、

実行には使用されません)。このため、資源はJobCenter CL/Winの同時起動数に依存します。

通信を受信するごとに子プロセスを起動しますが、処理が終わると終了します。

次の資源は、通信部分のみ(通信を受信し、その先に呼ばれる処理は除く)です。

<使用資源>

maxfiles 20(1回の通信処理)

nproc、maxuproc 1(1回の通信処理)

nfile、ninode 20(1回の通信処理)

14.1.5 atitm(GUI 起動時)

GUIを起動するごとに次の3つのプロセスが作成されます。

• atitm

• qwbuffer

• jnwwatch

<使用資源>

maxfiles 20(GUIごと)

nproc、maxuproc 3(GUIごと)

nfile、ninode 40(GUIごと)

14.1.6 その他

リクエスト実行時に一部のファイルをロックします。ジョブの同時実行数に依存します。

<使用資源>

nflocks 6(リクエストごと)

14. システム利用資源

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