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ホスト名、ユーザ名の変換作業

ドキュメント内 JobCenter (ページ 120-126)

12. 環境移行(テスト環境から本番環境への移行)

12.1 環境移行手順

12.1.1 ホスト名、ユーザ名の変換作業

ホスト名やユーザ名に変更がある場合、次の変換作業を行います。

(1) localinfo ファイル変更

ホスト名を変更しない場合はこの作業を行う必要はありません。

JobCenterでは、localinfoというファイルに自マシンのNQSのホストIDとマシン名を保存して います。

ファイルは次のパスにあります。該当するlocalinfoファイルをnmapmgrコマンドで変更します。

• Windowsの場合

„ ローカルノードの場合

%InstallDirectory%¥SV¥NMAP¥localinfo

„ クラスタ環境の場合

'共有ディスク上のJobCenterDBパス'¥NMAP¥localinfo

クラスタ環境の場合はnmapmgr起動前に環境変数NQS_SITEに仮想ホスト名を設定して ください。

• set NQS_SITE='仮想ホスト名'

• UNIXの場合

„ ローカルノードの場合

/usr/spool/nqs/nmap/localinfo

„ クラスタ環境の場合

<共有ディスク上のJobCenterDBパス>/nqs/nmap/localinfo

クラスタ環境の場合はnmapmgr起動前に環境変数NQS_SITEに仮想ホスト名を設定して ください。

„ sh

NQS_SITE='仮想ホスト名' export NQS_SITE

„ csh

setenv NQS_SITE '仮想ホスト名'

次に、nmapmgrコマンドでホスト名を変更する例を示します。

詳細については、「JobCenter NQS機能利用の手引き 6.6.2 リモートマシンの定義、ならびに 第8章 JobCenterシステム管理者コマンド一覧 nmapmgrコマンド」を参照してください。

(例)host2のホストIDを110から、200に変更する

# nmapmgr

NMAPMGR>: del mid 110

NMAP_SUCCESS: Successful completion.

NMAPMGR>: add mid 200 host2

NMAP_SUCCESS: Successful completion.

NMAPMGR>: exit

#

12. 環境移行(テスト環境から本番環境への移行)

(2) nmapmgr の設定変更

ホスト名を変更しない場合はこの作業を行う必要はありません。

• Windowsの場合

echo change name ホストID 新ホスト名 | %InstallDirectory%¥SV¥bin¥nmapmgr

„ 自ホストのホスト名を変更した場合

echo set local name 新ホスト名 | %InstallDirectory%¥SV¥bin¥nmapmgr も実行してください。

• UNIXの場合

echo change name ホストID 新ホスト名 | /usr/bin/nmapmgr

„ 自ホストのホスト名を変更した場合

echo set local name 新ホスト名 | /usr/bin/nmapmgr も実行してください。

3 ) ジョブネットワーク定義情報の変更

実行中や、過去に実行したものジョブネットワーク定義情報は引き継げません。

必ず次の全ファイルのバックアップを行ってから実行してください。

• Windowsの場合

%InstallDirectory%¥SV¥jnwexe¥spool¥ユーザ名配下

• UNIXの場合

ユーザディレクトリ/NetShepEUI配下

ユーザ名を変更する場合、ジョブネットワーク定義およびそのジョブネットワークに関連付いて いるスケジュール定義を新ユーザへ移行後に実行してください。

移行の際はディレクトリやファイルのモードや権限を変更しないように注意して作業してくださ い。

12. 環境移行(テスト環境から本番環境への移行)

• Windowsの場合

InstallDrectory¥SV¥jnwexe¥lib¥jnwop chenv (dirname) (oldmac) (newmac)

[(oldusr) (newusr)]

• UNIXの場合

/usr/lib/nqs/gui/bin/jnwop chenv (dirname) (oldmac) (newmac) [(oldusr) (newusr)]

„ dirname:ディレクトリ名

変換に必要なファイルが存在するため、dirnameにはユーザディレクトリを指定す る必要があります。ジョブネットワーク個別の指定はできません。

• Windowsの場合

%InstallDirectory%¥SV¥jnwexe¥spool¥ユーザ名などの情報置き換えの対象と なるディレクトリ名です。相対パスで指定できます。

• UNIXの場合

NetShepEUI などの情報置き換えの対象となるディレクトリ名です。相対パ

スで指定できます。

„ oldmac:旧マシン名

移行前のマシン名です。省略する場合は空文字列("")を指定します。省略した場 合はディレクトリに記録されたマシン名からの変換となります。

„ newmac:新マシン名

移行後のマシン名です。省略する場合は空文字列("")を指定します。省略した場 合はマシン名の置き換えは行いません。

„ oldusr:旧ユーザ名

移行前のユーザ名です。省略する場合は空文字列("")を指定します。省略した場 合はディレクトリに記録されたユーザ名からの変換となります。

*oldusrとnewusrをともに省略する場合は、指定する必要はありません。

„ newusr:新ユーザ名

移行後のユーザ名です。省略する場合は空文字列("")を指定します。省略した場 合はユーザ名の置き換えは行いません。

*oldusrとnewusrをともに省略する場合は、指定する必要はありません。

注意事項

‹ JobCenterでは、以下に該当するユーザ名を使用することはできません。

最初の文字が半角数字である。

マルチバイト文字,空白,タブを含む。

長さが15バイトを超える。

「!」「"」「#」「$」「%」「&」「'」「(」「)」「*」「,」「.」「/」「:」「;」

「<」「=」「>」「?」「@」「[」「¥」「]」「^」「`」「{」「|」「}」「~」を 含む。

名前が「CommonJNW」である。

12. 環境移行(テスト環境から本番環境への移行)

開発環境で作成したジョブネットワークのうち一部を本番環境に移行するような場合は、次のよ うにテンポラリディレクトリで変換してから、必要なジョブネットワークだけをコピーしてくだ さい。

次はUNIXの例です。

① 移行元ユーザのユーザディレクトリ/NetShepEUI 配下をすべて別のテンポラリディレクト リ(/tmp)などにコピーします。

② /tmp配下で次のコマンドを実行します。

/usr/lib/nqs/gui/bin/jnwop chenv /tmp/NetShepEUI 開発機ホスト名 本番機ホスト名 移行元 ユーザ名 移行先ユーザ名

③ /tmp/NetShepEUI/nsjnw配下から移行したいJNW名のディレクトリごと、移行先のユーザ ディレクトリ/NetShepEUI/nsjnw配下にコピーしてください。

クラスタ環境の場合は、ユーザのホームディレクトリ/NetShepEUI を共有ディスク上の JobCenterDBパス/nqs/gui/ユーザ名に読み替えてください。

移行対象のジョブネットワークがスケジュール起動している(スケジュールカレンダと関連付け されている)場合、次の点に注意してください。

ジョブネットワークをスケジュール起動している場合、次回の起動時刻を内部情報として保持し ています。JobCenterが停止していた期間にスケジュールされていたジョブネットワークは、こ の情報をもとにJobCenterが次回起動されたときに、順次実行を行います。

この仕様により、手順①~③の作業を長時間にかけて行われた場合、JobCenterの起動後、大量 のジョブネットワークが一斉に実行されるという状況になります。ただし、スケジュールの設定 にも依存します。

移行元および移行先のJobCenter起動時に、過去のスケジュールのジョブネットワークを起動さ せたくない場合は、環境変数「SCLAUNCHD_FORGET」を設定し、JobCenter起動時のスケジュー ルを制御してください。なお、環境変数「SCLAUNCHD_FORGET」の設定については、「5.2 デー モン設定ファイルの使用可能パラメータ」を参照してください。

12. 環境移行(テスト環境から本番環境への移行)

マシンの種別によって次の変更を行ってください。

• ホスト名を変更したマシンがマネージャである場合

マネージャで管理しているすべてのマシン上のnsumsmgrアカウントの.rhostsファイル の内容を新しいホスト名に変更し、さらに各マシン上のnmapmgrの設定からマネージャ のホストIDを削除して、マネージャからすべてのマシンを再登録する必要があります。

ホスト名を変更したマシンに対してジョブを投入するジョブネットワークが存在する場合、

同時にジョブネットワークの各ジョブの転送先についても、すべて再設定する必要があり ます。

ユーザマッピングの設定を行っていた場合も再設定が必要となります。

• ホスト名を変更したマシンがマネージャの管理下のマシンである場合

ホスト名を変更したマシンと連携して JobCenter を使用しているすべてのマシン上の

nmapmgrの設定から変更前のホスト名に対するmidの登録を削除し、さらにマネージャ

のメンバから以前のホスト名を削除し、新しいホスト名で再登録する必要があります。ま た、ホスト名を変更したマシンに対してジョブを投入するジョブネットワークを持つマシ ンが存在する場合、同時にジョブネットワークの各ジョブの転送先についても、すべて再 設定する必要があります。

ユーザマッピングの設定を行っていた場合も再設定が必要となります。

• ホスト名を変更したマシンをマネージャで管理していない場合

ホスト名を変更したマシンと連携して JobCenter を使用しているすべてのマシン上で

nmapmgrを使用して変更前のホスト名に対するmidの登録を削除し、新しいホスト名に

以前使用していたmidを登録する必要があります。

ユーザマッピングの設定を行っていた場合も再設定が必要となります。

次に、nmapmgrコマンドでホスト名を変更する例を示します。

詳細については、「JobCenter NQS機能利用の手引き 6.6.2 リモートマシンの定義、ならびに 第8章 JobCenterシステム管理者コマンド一覧 nmapmgrコマンド」を参照してください。

(例)host2のホストIDを110から、200に変更する

# nmapmgr

NMAPMGR>: del mid 110

NMAP_SUCCESS: Successful completion.

NMAPMGR>: add mid 200 host2

NMAP_SUCCESS: Successful completion.

NMAPMGR>: exit

#

12. 環境移行(テスト環境から本番環境への移行)

トラッカアーカイブのファイルの出力先([設定]-[ユーザ環境設定]で表示される画面内の トラッカアーカイブ名)が絶対パスで指定されている場合、jnwop chenvコマンド使用時にクリ アされ、デフォルトの状態に戻りますので再設定が必要となります。

なお、上記いずれの場合についてもホストIDは変更しないことを前提としています。

ホストIDを変更する場合には変更するマシン上のすべてのキューと、変更するマシン上のキュー を転送先に指定している他のマシン上のキューの転送先の設定を、qmgr コマンドで DElete DEStinationサブコマンド(削除)またはADd DEStinationサブコマンド(追加)を利用して、

すべて再登録する必要があります。

qmgr によるキューの設定方法については、「JobCenter NQS 機能利用の手引き 第 8 章

JobCenterシステム管理者コマンド一覧 qmgrコマンド」を参照してください。

ドキュメント内 JobCenter (ページ 120-126)