JEITA EDA 技術専門委員会 標準化小委員会
SystemC タスクグループ
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SystemC タスクグループメンバー
主査 長谷川 隆 (富士通)
副主査 後藤 和永 (NECエレクトロニクス)
委員 清水 靖介 (沖電気)
森井 一也 (三洋電機)
岡田 和久/山田 晃久(シャープ)※
柿本 勝 (ソニー )
龍田 純一/逢坂 孝司(ケイデンス)※
中野 淳二 (シノプシス)
今井 浩史 (東芝)
竹村 和祥 (松下電器)
中村 和秀 (メンター)
塚本 泰隆 (リコー )
渡邊 政志 (ルネサステクノロジ)
河原林 政道 (NEC Electronics America)
客員 今井 正治 (大阪大学)
(計15名、※期中交代あり)
4.2 SystemCタスクグループ報告
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目次
はじめに
4.2.1 SystemC概要
4.2.2 SystemCタスクグループ設立の背景と目 的
SystemCタスクグループの活動内容
SystemC 標準化の枠組み
4.2.3 2004 年度の成果と 2005 年度の計画 4.2.4 SystemCユーザフォーラム2005 4.2.5 SystemC動向調査報告
4.2.6 IEEE版LRMレビュー結果
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はじめに
本書では、 SystemC タスクグループ ( 以下文中では
SC-TG と省略する場合あり ) が 2003 年 10 月に発足
以来行ってきた活動内容及び成果について報告
する。
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4.2.1 SystemC 概要
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SystemC とは
C++言語をベースとした、システムレベル設計言語の代表的
な言語である
Open SystemC Initiative (OSCI)という標準化組織により、言語仕様
(LRM)とリファレンスシミュレータが策定され、無償提供されている
http://www.systemc.org/
現在は合成サブセットやTLMの標準化案が検討されている
2004年12月にIEEEにLRMが移管され、P1666として標準化がすすめ られている
C++の文法を保持したまま、クラスライブラリの形で以下のよ
うな言語拡張がなされている
並列動作を可能とするシミュレーションエンジン(クロック、イベント、
等)
抽象化された通信手段(Channels, Interfaces)
ハード実装に必要なデータタイプ (固定小数点、固定長ビット、等)
0, 1, Z, X 等の信号値等
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SystemC 2.x 言語アーキテクチャ
上位レイヤは 下位レイヤの の上にきれい に構築
下位レイヤは 上位レイヤな しで利用可能
SystemC 2.x コア パッケージ SystemC 2.x オプション ライブラリ ユーザー定義
による拡張 インタフェース、
チャネル、MoC
基本言語Modules Ports Processes Interfaces Channels Events
データ型Logic Type (01XZ) Logic Vectors Bits and Bit Vectors Arbitrary Precision Integers Fixed Point Numbers
C++ Built-In Types (int, char, double, etc.) C++ User-Defined Types
基本チャネル
Signal, Timer, Mutex, Semaphore, Fifo, etc.
検証のための標準ライブラリ Verification Standard Library 及び 特定用途向けチャネル
Master/Slave Library etc.
様々な計算モデルの ための標準チャネル Kahn Process Networks,
Static Dataflow, etc.
C++ 言語標準
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4.2.2 SystemC タスクグループ
設立の主旨と目的
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SC-TG 設立の背景と目的
背景
SystemC は、 SoC(System on Chip) の開発のためのシステムレ ベル記述言語のひとつとして、既に幅広く使われてきている。ま た 2004 年 11 月に 言語 開発 元のOSCI より IEEE に移管され、
P1666として正式な標準化活動も開始されており、ますます普 及に拍車がかかると予想される。
目的
日本国内における唯一の SystemC の標準化関連組織として、
OSCIやIEEE P1666ワーキンググループと連携しつつ、日本国 内の事情・要求事項を取り込むべくSystemCの国際標準化を進 めていく。また、 SystemC に関連した調査結果をアニュアルレ ポートやユーザフォーラム等で積極的に情報発信を行うことで、
国内普及を図る。これらにより日本の産業界の国際競争力を高 めることを目指す。
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SC-TG の活動内容
SystemC標準化活動
IEEE P1666のメンバーとして、SystemC言語標準化活動 に参画する(言語仕様のレビュー、追加修正要求等)
SystemC 技術調査
世界各国におけるSystemCの利用状況や設計フローの 動向を調査する
合成サブセットやTLM、及び検証ライブラリといった拡張 言語仕様についてについて調査し、標準化の検討を行う
SystemCとSystemVerilogを連携したフローの検討や、連 携のための技術的課題の先行抽出等を行う
SystemC 普及活動
EDSFに併設したシステムデザインフォーラムの1プログラ
ムとしてSystemCユーザフォーラムを開催し、積極的に情
報発信を行い SystemC を利用した設計の普及をはかる
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SystemC 標準化の枠組み
IEEE DASC/SA
P1666 SystemC標準化 ワーキンググループ
OSCI
問題点の報告と フィードバック
EDA-TC / 標準化小委員会
SystemCタスクグループ
P1666 WG に Voting Member として参加 SystemC LRM
SystemC 2.0 移管済み SystemC 2.1 移管予定
P1666 技術サブワーキンググループ
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IEEE P1666 メンバー (2005年3月現在)
Voting Member
Cadence Victor Berman (Chair),
Stuart Swan (Tech.SWG Chair)
Calypto Skip Hovsmith
MentorGraphics Dennis Brophy
Synopsys Oz Levia
JEITA Takashi Hasegawa,
Masamichi Kawarabayashi
Jeda Eugene Zhang
Observer
Freescale Rob Slater
Tensilica Grant Martin
Summit Design Vincent Viteau
Xilinx Adam Donlin
Pentum Bodo Parady
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4.2.3 2004 年度の成果と 2005 年度の計画
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SC-TG 2004 年度の成果まとめ
SystemC標準化活動
IEEE P1666 の正式メンバーとなり、 SystemC 言語標準化 活動を開始した
2004年12月にリリースされたIEEE版のLRM(Draft)のレ ビューを行った(詳細については4.2.6 IEEE版LRMレビュー 結果に記載)
SystemC 技術調査
過去5年間に一般に公開されているSystemC関連の論文 や発表資料等50件の調査を行った(詳細については4.2.5 SystemC動向調査報告に記載)
SystemC 普及活動
2005年1月27日に、EDSF併設のシステムデザインフォーラ
ムの1プログラムとしてSystemCユーザフォーラム2005を
開催した。またアンケート調査も実施した(詳細については
4.2.4 SystemCユーザフォーラム2005開催報告に記載)
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SC-TG 2005 年度の活動目標
SystemC標準化活動
2004年度に報告したIEEE版LRMの問題点についてフォ
ローを行う
4月にリリース予定のSystemC 2.1の組み込まれたLRM についてレビュー活動を行い、追加修正要求等を行う
SystemC技術調査
SystemC 動向調査を継続して実施する
合成サブセットやTLM、及び検証ライブラリといった拡張 言語仕様について調査し、標準化の検討を行う
SystemC普及活動
2004 年度の実績を踏まえて、 SystemC ユーザフォーラム を開催し、積極的に情報発信を行いSystemCを利用した 設計の普及をはかる
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4.2.4 SystemC ユーザフォーラム
2005 開催報告
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SystemC ユーザフォーラム 2005 概要
主催:JEITA EDA技術専門委員会
協賛:OSCI、EDAベンダー6社
日時:2005年1月27日 15:10~17:10
会場:パシフィコ横浜アネックスホールF202(定員200名)
講演内容:
司会:長谷川 隆(富士通)
河原林 政道氏(NEC Electronics America): 「SystemCのIEEE 標準化状況と最新情報」
高嶺 美夫氏(ルネサステクノロジ): 「短TAT性能評価プラット フォームとその応用」
塚本 泰隆氏(リコー): 「動作合成ツールを使ったJPEG(DCT) 回路の設計事例」
柿本 勝氏 ( ソニー ): 「動作合成の設計適用事例とその効果」
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SystemC ユーザフォーラム 2005 を終えて
定員 200 名の会場に 250 名弱の聴講者が訪れ、立ち 見が出るほどの盛況であり、 SystemC に関する関心 の高さがうかがわれた
また各講演の後に質問時間を設けたが、それぞれ 1
~2件の質問があり、活発な意見交換の場となった。
アンケート調査を実施した結果、次のようなコメントが 寄せられた。次回以降開催時の参考としたい。
会場が狭い。机が欲しい。休憩時間が短い。
発表内容に重なりが多い。プレゼンと配布資料を合わせて 欲しい。
Accellera, OSCI, JEITAに求められる事として、セミナー・
ワークショップの定期開催等を通じての日本語による情報
発信。
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アンケート調査集計結果
本ユーザフォーラムは、過去 4 回に渡り OSCI が主催 してきたが、今回より JEITA EDA 技術専門委員会の 主催としたものである
OSCI の厚意により前回及び前々回のアンケート調 査結果をいただき、今回の調査結果と合わせて聴 講者の動向について分析を行うことができた
大まかな傾向としては、主な使用言語はVerilog HDLが 相変わらず多数を占めるが、SystemCに関しては様子見 の段階から(部分的)使用の段階へ移行しつつあるようだ
また、SystemCがより普及するためには、高位合成など のツールのさらなる整備が必要と思われる
次ページ以降に、集計結果をまとめた
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0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
SOC/System design, verification IP/Block design, verification Methodology development Tool development Project management System specification Software/Firmware development Consultant, training provider University, research lab Others
1. ご担当業務またはビジネスは?
20042003 2005
SOC/System設計・検証 IP・Block設計・検証 メソドロジー・設計プラットフォーム開発 ツール開発 プロジェクト管理 ソフトウェア・ファームウェア開発 システム仕様・方式検討 コンサルティング・トレーニング 大学・研究機関関連 その他
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2. ご担当製品アプリケーションは?
0% 10% 20% 30% 40% 50%
Micro processer/DSP Computer, peripheral Wired network Wireless network Multimedia Automotive Others
20042003 2005
MicroProcessor/DSP関連 ComputerSystem/Subsys関連 WiredNetwork関連 WirelessNetwork関連 Multimedia関連 Automotive関連 その他
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3. 現在主に使用している言語は?
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%
Verilog VHDL SystemC ANSI C C++
e SystemVerilog PSL/Sugar others
20042003 2005
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4. SystemCユーザフォーラムに参加された 目的は?
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%
Investigating to utilize
Latest standardization info SystemC development
info
User success stories
EDA tools, technical trend
Others
20042003 2005
SystemC導入検討 SystemC標準化動向
SystemC開発情報
ユーザー事例
EDA技術動向
その他
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5. SystemCでの設計・検証環境構築について
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
Already used
Partially used
Under consideration
Unnecessary
No answer
20042003 2005
既に行っている
既に行っている(一部)
検討中
必要ない
無回答
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6. 「5」で「既に行っている」または「検討中」と 回答された方 a) SystemCの使用目的は?
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
Specification
System level modeling Testbench,
verification Software development
Others
20042003 2005
仕様検討
システムモデリング
テストベンチ・検証
ソフトウェア開発
その他
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b) SystemCの活用範囲は?
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
System, Chip Level
Module, Block Level
Others
20042003 2005 システムレベル
モジュールレベル
その他
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7. 「5」で「検討中」と回答された方へ 導入予定時期は?
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%
< 3 months
< 6 months
< 1 year
Undecided
No answer
20042003 2005
3ヶ月以内
6ヶ月以内
1年以内
未定
無回答
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8. 「5」で「必要ない」、「検討中」と回答された 方へ 導入の弊害となっている理由は?
0% 2% 4% 6% 8% 10% 12%
Current HDLs are enough Immaturity of
language Few tools Difficult to learn Other languages are
used
Others 2004
2003 2005
現状HDLで十分
言語の完成度が不十分
対応ツールが少ない
他の言語を使用
習得が困難
その他
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9. SystemCをより活用する為に充実が必要 なものは?
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%
High level, behavior synthesis Interface synthesis System verification Equivalency, property check Debug tool, environment Verification IP, model Link with SW development Coding style, guideline Standardization in IEEE, IEC Training course Others
20042003 2005
高位合成ツール I/F合成ツール システム検証ツール 等価性・プロバティチェックツール デバックツール・環境 検証IP・モデル ソフトウェア開発環境との連携 コーディングスタイルガイドライン IEEEやIECでの標準化 トレーニングコース その他
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11. 今後SystemCの言語拡張・標準化で 期待することは?
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70%
Subset for behavior synthesis Subset for logic synthesis Better support for datapath design Testbench HW-SW Interface (ISS Integration API) Standard protocol between modules Ttransaction level model standard Others
20042003 2005
動作合成サブセット定義 論理合成サブセット定義 データバス設計の容易化 テストベンチ ハードウェア・ソフトウェア間のインターフェース モジュール間の標準プロトコル トランザクションレベルモデルの標準化 その他