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システム・デザイン・フォーラム 2005

ドキュメント内 Microsoft Word - 00__050608_.doc (ページ 64-73)

JEITA EDA技術専門委員会の最新のEDA技術の業界内の普及・促進活動の一環として当委員会

主催、ASP-DAC 2006実行委員会協賛で「システム・デザイン・フォーラム2005」を開催した。

本フォーラムではシステム・LSI設計者、EDA技術者に最新の設計技術、課題など今一番ホット な話題、設計事例の紹介、ディスカッションをした。

EDA 技術専門委員会は、これまで EDA 標準化活動の発表とその一般への普及を図ることを目 的とする“EDA標準化フォーラム”を1990年から1994年にかけて4回開催し、EDA技術専門委 員会の活動に係る内容の発表、討論の場を目的とする“EDAフォーラム”を1999年から2002年 にかけて 2回開催してきた。昨年は、最新の設計技術、課題を設計事例とともに紹介する“シス テム・デザイン・セミナー”をEDSFair2004と同時開催した。

今回は、1日目にEDA標準化活動の一環として、SystemVrilog, SytemCのユーザフォーラム、

および関連のセッションを行い、2日目にSoCに関連した設計技術、課題等を設計事例とともに 紹介する“システム・デザイン・フォーラム2005”として2日間の日程で、EDSFair2005と同時

開催した。

日 時:2005年1月27日(木) 12:30~17:00 場 所:パシフィコ横浜 アネックスホール F202 聴 講 料:無料

定 員:200名/セッション

1月27日のみの協賛:Accellera、OSCI、コーウェア㈱、日本ケイデンス・デザイン・シス テムズ社、日本シノプシス㈱、フォルテ・デザイン・システムズ㈱、

メンター・グラフィックス・ジャパン㈱

内 容:テクニカルセッション(3セッション)

日 時:2005年1月28日(金) 9:30~17:00 場 所:パシフィコ横浜 アネックスホール F204 聴 講 料:5,250円(消費税込み)/セッション 定 員:100名/セッション

内 容:テクニカルセッション(3セッション)

■セッション1 (1月27日 12:30~14:10)

テーマ:SystemVerilogユーザフォーラム2005

概 要:SystemVerilogはVerilog HDL(IEEE 1364)後継の次世代の設計(実装)/検証用言語 として注目を集めており、さらなる設計効率化をもたらす言語として期待されている。

本セッションではSystemVerilogの標準化を進めているAccelleraのDennis Brophy氏を 招き、IEEE 標準化状況および米国での利用状況について解説した。次に JEITA SystemVerilog タスクグループのメンバーがユーザの立場でまとめた SystemVerilog 3.1aに関する言語チュ―トリアルを行った。また、SystemVerilogを利用した最新の設 計事例を紹介した。

オーガナイザ:JEITA SystemVerilog タスクグループ 司 会:浜口 加寿美氏(松下電器産業)

① Dennis Brophy氏(Chairman, Accellera):SystemVerilog標準化情報

② Oz Levia氏(Chairman代理、IEEE P1800):SystemVerilog標準化情報

③ 土屋 丈彦氏(東芝 セミコンダクター社):SystemVerilog V3.1a言語チュートリアル

④ Stuart Sutherland氏(Sutherland HDL, Inc):SystemVerilog from a User’s Perspective

■セッション2 (1月27日 14:15~15:15)

テーマ:EDAベンダーセッション

概 要:EDAベンダー各社より、SystemVerilogおよびSystemCのサポート状況およびサポート ロードマップを紹介した。

司 会:千綿 幸雄氏(富士通)

① 中谷 英峰氏(株式会社図研):

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② 明石 貴昭氏(日本シノプシス):

③ 柴下 哲氏(メンター・グラフィックス・ジャパン):

④ 後藤 謙治氏(日本ケイデンス・デザイン・システムズ社)

⑤ 川原 常盛氏(コーウェア)

⑥ 桜井 至氏(フォルテ・デザイン・システムズ)

■セッション3 (1月27日 15:20~17:00)

テーマ:SystemCユーザフォーラム2005

概 要:SystemC は、C 言語ベースのシステムレベル設計言語として既に業界標準として幅広 く利用されている。また、待望の IEEE における標準化作業も本格的にスタートして いる。本セッションではSystemCの標準化を進めているOSCIの中核メンバーとして 活躍されている NEC Electronics America の河原林氏を招き、IEEE 標準化状況および ロードマップ、米国/欧州での利用状況について解説した。次に各社よりSystemCを利 用した最新の実践的設計事例を紹介した。

オーガナイザ:JEITA SystemC タスクグループ 司 会:長谷川 隆氏(富士通)

① 河原林 政道氏(NEC Electronics America):IEEE標準化状況およびSystemC最新状況

② 高嶺 美夫氏(ルネサステクノロジ):短TAT性能評価プラットフォームとその応用

③ 塚本 泰隆氏(リコー):動作合成ツールを使ったJPEG(DCT)回路の設計事例

④ 柿本 勝氏(ソニー):動作合成の設計適用事例とその効果

■セッション4 (1月28日 9:30~11:30)

テーマ:最先端SoCの設計事例

概 要:携帯電話、アミューズメント、DVDレコーダ、デジタルスチルカメラといった日本の 代表的なエレクトロニクス・システムは、SoC というキーデバイスの中に付加価値が 凝縮されている。本セッションでは、このような最先端 SoC の設計事例を紹介した。

画像処理の問題やIP間のデータ転送の問題等を、高性能・低コスト・低消費電力・TAT 短縮の観点から検討した結果としてのSoCアーキテクチャのポイント、設計・開発上 のチャレンジ、および、それらを解決していくための性能見積もりやシステム検証を はじめとする設計手法について紹介した。

オーガナイザ・司会:広瀬 文保氏(日本ケイデンス・デザイン・システムズ社)

① 竹本 卓氏(東芝 セミコンダクター社):携帯向けメディアプロセッサ SoC“T4G”

の設計事例

② 服部 俊洋氏(ルネサステクノロジ):アミューズメント向け AV/グラフィックス SoC

“SH7307”の設計事例

③ 久松 裕二氏(NECエレクトロニクス):DVDレコーダ用SoC“μPD61175”の設計事例

④ 飯野 秀之氏(富士通):デジタルスチルカメラ用画像処理SoCの設計事例

■セッション5 (1月28日 12:30~14:30)

テーマ:組込みシステム開発・検証技術の最新動向

概 要:日本の民生用エレクトロニクス・システムの主力を占める家電製品、携帯電話、デジ タルカメラ、セットトップ・ボックスなどの組込みシステムには、汎用プロセッサ、

DSP、ASIC が含まれているだけではなく、汎用プロセッサや DSP 上で実行されるソ

フトウェアが含まれており、非常に複雑なシステムとなりつつある。 その結果、開発 工数の増大と開発期間の長期化が大きな問題になりつつある。

本セッションでは、これらの問題を解決するための新しいシステム開発手法と設計検 証技術を紹介した。設計検証技術に関しては、現在注目を集めているアサーションベー スの検証技術を中心に解説を行った。次にシステム開発手法として、企業におけるプ ラットフォームベース設計手法の適用事例を2件紹介した。

オーガナイザ:今井 正治氏(大阪大学)、中田 恒夫氏(富士通研究所)

司 会:今井 正治氏(大阪大学)

① 東野 輝夫氏(大阪大学):設計検証技術の最新動向‐アサーションベース設計

② 水野 雅信氏(松下電器産業):デジタル家電分野のシステムLSI検証の取り組み

③ 山下 浩一郎氏(富士通):組み込みシステム向けプラットホーム非依存 システム開発環境SPD

■セッション6 (1月28日 15:00~17:00)

テーマ:チップ・パッケージ・ボード統合設計

概 要:LSI の電源電圧低下によるノイズマージンの減少やLSI 間通信の高速化にともない、

チップ・パッケージ・ボードのリワーク頻度が増加している。また、リワークを回避 するための過剰品質によるコスト増が懸念されている。リワーク件数を削減し、要求 性能を満たす範囲でギリギリまでコストを低下させるためには、従来の個別検証では 不十分であるため、チップ・パッケージ・ボード統合設計が脚光を浴びつつある。統 合設計のための環境開発は、現時点では設計後の最終検証に重点が置かれているが、

今後は設計初期段階での協調設計へと移っていこうとしている。本セッションでは、

チップ設計、パッケージ設計、ボード設計の各領域の専門家と統合解析の専門家を招 き、パネル討論を行った。設計・解析事例の紹介や、課題の明確化、解決手法の提案 を通して統合設計のあるべき姿を議論した。

オーガナイザ:JEITA PDM研究会主査 蜂屋 孝太郎氏(NECエレクトロニクス)

モ デ レ ー タ:浅井 秀樹氏(静岡大学)

パ ネ リ ス ト:

① 村山 敏夫氏(ソニーイーエムシーエス)

② 須藤 俊夫氏(東芝)

③ 渡辺 毅氏(NECエレクトロニクス)

④ 佐藤 敏郎氏(富士通)

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当日の聴講者数は以下の通り。

聴講者実数 セッション1 212 セッション2 244 セッション3 265 セッション4 108 セッション5 70 セッション6 84 合計 983

各セッションとも熱の入った発表、討論となり盛況であった。各セッションの状況は下記のと おり。

■セッション1

SystemVerilog Task Group 主査であり、司会者である浜口 加寿美氏のあいさつにて当セッショ

ンは開始した。セッション開始時からほぼ満席に近く、SystemVerilogに対する注目度の高さがう かがえた。Accellera ChairmanであるDennis Brophy氏より「Accelleraでの標準化と米国ユーザー の声」と題した講演で始まった。Dennis氏はまずAccelleraの組織/目的の説明を行い、そのポジ ションを明確にした。その後、SystemVerilogに関する概要とその歴史、現状を説明し、最後に米 国 に お け る ユ ー ザ の

様々な声を紹介した。

次に、IEEE P1800 の chairman である Johny Srouji 氏の代理として Synopsys Inc. の Oz Levia 氏 よ り 「IEEE

P1800 としての標準化

状況」と題した講演を 行った。Oz 氏は IEEE

P1800 の組織/目的、

現在までの標準化作業 の経過および状況を説 明し、2005 年 9 月に

IEEE 1800として承認されるだろうと述べた。次に、株式会社東芝の土屋 丈彦氏が「SystemVerilog

3.1a 言語チュートリアル」と題して講演を行った。土屋氏はJEITA SystemVerilog Task Groupの委 員であり、このチュートリアルは同 Task Group の成果として発表した。当チュートリアルは

「SystemVerilog 3.1a Language Reference Manualから各EDAベンダーにてサポートされている文法 を抽出し、その中でユーザの立場から有用であると思われる記述をPick Up したものである」と

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