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SnapMirror関係の管理用コマンド

ドキュメント内 clustered Data ONTAP 8.3 データ保護ガイド (ページ 101-118)

Data ONTAPには、FlexVolとInfinite VolumeのSnapMirror関係を管理するためのコマンドが多数用 意されています。

SnapMirror関係を管理するには、SnapMirrorライセンスがインストールされている必要がありま

す。

状況 使用するコマンド アクティブな転送を中止する snapmirror abort

中止処理のステータスは、snapmirror show コマンドを使用して確認できます。

Infinite Volumeを使用している場合は、個々の コンスティチュエントではなく、Infinite Volume で管理タスクを実行する必要があります。

データ保護ミラーコピーのデスティネーション を書き込み可能にする

snapmirror break

このコマンドは、デスティネーションStorage Virtual Machine(SVM)から使用する必要があ ります。

このコマンドを使用するときは、ボリュームで I/Oトラフィックが実行されていない状態でなけ ればなりません。

新しいデータ保護ミラー関係を作成する snapmirror create

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

Infinite Volumeを使用している場合は、クラス タ内ではなく、クラスタ間でしかデータ保護ミラ ー関係を作成できません。

データ保護ミラー関係を削除する snapmirror delete

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

Infinite Volumeを使用している場合は、個々の コンスティチュエントではなく、Infinite Volume で管理タスクを実行する必要があります。

ベースライン転送を開始する snapmirror initialize

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

ソース エンドポイントが現在のSVM内にある データ保護ミラー関係の一覧を表示する

snapmirror list-destinations

このコマンドは、ソースSVMから使用する必要 があります。

データ保護ミラー関係を変更する snapmirror modify

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

状況 使用するコマンド データ保護関係および負荷共有ミラー関係の

一覧を表示するか、SnapMirror関係のスケジ ュールされた転送の状態を表示する

snapmirror show

このコマンドによって表示される情報は一定時 間ごとに更新されるため、関係に変更があっ た場合、その情報が即座には表示されないこ とがあります。

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

完了したSnapMirror処理の一覧を表示する snapmirror show-history

このコマンドは、デスティネーションSVMまたは デスティネーションクラスタから使用する必要 があります。

このタスクでは、負荷共有ミラー関係など、

「8.2よりも前」の関係機能を使用した関係はサ ポートされません。

ミラー関係の以降の転送を無効にする snapmirror quiesce

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

ミラー関係の以降の転送を有効にする snapmirror resume

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

再同期処理を開始する snapmirror resync

このコマンドは、デスティネーションSVMから使 用する必要があります。

このコマンドを使用するときは、ボリュームで I/Oトラフィックが実行されていない状態でなけ ればなりません。

再同期したボリュームでは、クォータがオフに なります。再同期の実行前にボリュームでクォ ータを設定していた場合は、再同期後に再ア クティブ化する必要があります。

注意: 再同期処理では、コマンドによってデ スティネーションボリュームのエクスポート 済みSnapshotコピーが削除されることがある ため、デスティネーション ボリュームのデー タが失われる可能性があります。

状況 使用するコマンド SnapMirrorからSnapVaultへのカスケード構成

用にユーザが作成したSnapshotコピーが予期 せず削除されないように、所有者を追加する

snapmirror snapshot-owner create 一般的な用途は、アプリケーションと整合性の

あるSnapshotコピーを保持することです。

このタスクはInfinite Volumeではサポートされ ていません。

SnapMirrorからSnapVaultへのカスケード構成 用にユーザが作成したSnapshotコピーを保持 するための所有者を削除する

snapmirror snapshot-owner delete このタスクはInfinite Volumeではサポートされ ていません。

snapmirror snapshot-owner createコマ ンドを使用して追加した所有者のSnapshotコピ ーをすべて表示する

snapmirror snapshot-owner show このタスクはInfinite Volumeではサポートされ ていません。

増分転送を開始する snapmirror update

このコマンドは、デスティネーション クラスタか ら使用する必要があります。

Infinite Volumeを使用している場合は、増分転 送を実行する前に、アグリゲートの要件を満た す必要があります。 管理タスクは、個々のコン スティチュエントではなく、Infinite Volumeに対 して実行する必要があります。

デスティネーションボリューム上に存在する SnapshotコピーからのSnapMirror関係の更新 で発生したエラーメッセージは無視しても構い ません。これらのメッセージはいずれもサポー トで使用するためのものです。

データ保護ミラー関係の新しいポリシーを作成 する

snapmirror policy create

データ保護ミラー関係のポリシーを削除する snapmirror policy delete 新しいルールをSnapVault関係に追加する snapmirror policy add-rule

SnapVault関係のポリシーの既存のルールを

変更する

snapmirror policy modify-rule

データ保護ミラー関係のポリシーを変更する snapmirror policy modify データ保護ミラー関係のポリシーからルールを

削除する

snapmirror policy remove-rule

データ保護ミラー関係のポリシーを表示する snapmirror policy show

状況 使用するコマンド データをボリュームにコピーする snapmirror restore

リストアしたボリュームでは、クォータがオフに なります。リストアの実行前にボリュームでクォ ータを設定していた場合は、リストア後にアク ティブ化する必要があります。

このタスクはInfinite Volumeではサポートされ ていません。

ソースSVMからSnapMirror関係の情報を削除 する

snapmirror release

このコマンドは、ソースSVMから使用する必要 があります。

関連情報

Clustered Data ONTAP 8.3 Commands: Manual Page Reference

clustered Data ONTAP 8.3 システム アドミニストレーション ガイド(クラスタ管理)

拡張クエリを使用した多数のSnapMirror関係の操作

拡張クエリを使用すると、複数のSnapMirror関係に対してSnapMirror処理を一度に実行できます。

たとえば、初期化されていないSnapMirror関係が多数ある場合に、それらの関係を1つのコマンド で初期化できます。

タスク概要

拡張クエリは、次のSnapMirror処理に適用できます。

• 複数の初期化されていないSnapMirror関係の初期化

• 複数の休止したSnapMirror関係の再開

• 複数の解除したSnapMirror関係の再同期

• 複数のアイドル状態のSnapMirror関係の更新

• 複数の現在転送中のSnapMirror関係の中止 手順

1. SnapMirror処理を多数のSnapMirror関係に対して実行するには、snapmirror command {

-statestate } *という構文を使用します。

次のコマンドを実行すると、未初期化状態のSnapMirror関係のみが初期化されます。

vs1::> snapmirror initialize {-state Uninitialized} *

テープ シーディングとは

テープシーディングは、データ保護ミラー関係が確立されたデスティネーションFlexVolの初期化に

役立つSMTape機能です。

テープ シーディングを使用すると、ソース システムとデスティネーション システムの間で、低帯域 幅接続を介してデータ保護ミラー関係を確立できます。ソースからデスティネーションへの

Snapshotコピーの増分ミラーリングは、低帯域幅接続上でも可能です。ただし、低帯域幅接続上で

は、基礎となるSnapshotコピーの最初のミラーリングに時間がかかります。このような場合、テープ へのソース ボリュームのSMTapeバックアップを実行し、テープを使用して最初の基礎となる

Snapshotコピーをデスティネーションに移動することができます。その後、低帯域幅接続を使用し

て、デスティネーションシステムへのSnapMirrorの増分更新を設定できます。

SMTape を使用したテープ シーディングの実行

SMTapeを使用すると、クラスタ管理者は、テープシーディングを実行してデータ保護ミラー関係の

デスティネーションFlexVolを初期化できます。SMTapeを使用した低帯域幅接続でのこのデスティ ネーションボリュームの初期化は、snapmirror initializeコマンドを使用した場合よりも短時 間で完了します。

開始する前に

• テープがボリュームの配置先と同じノードに接続されている必要があります。

• クラスタ内のすべてのノードでData ONTAP 8.2以降が実行されている必要があります。

• ソースボリュームとデスティネーションボリュームがclustered Data ONTAPを実行しているスト レージシステムに配置されている必要があります。

タスク概要

32ビットボリュームをバックアップした場合は、Data ONTAP 8.2リリースファミリーでのみリストアで きます。

手順

1. volume snapshot showコマンドを使用して、テープシーディングに使用するSnapshotコピー を確認します。

次の例では、Snapshotコピーの一覧を表示しています。

clus1::> vol snapshot show -vserver vs1 -volume vol1 (volume snapshot show)

Vserver Volume Snapshot State Size Total% Used%

--- --- --- --- ---- --- vs1 vol1 hourly.2013-01-25_0005 valid 224KB 0% 0%

daily.2013-01-25_0010 valid 92KB 0% 0%

hourly.2013-01-25_0105 valid 228KB 0% 0%

hourly.2013-01-25_0205 valid 236KB 0% 0%

hourly.2013-01-25_0305 valid 244KB 0% 0%

hourly.2013-01-25_0405 valid 244KB 0% 0%

hourly.2013-01-25_0505 valid 244KB 0% 0%

7 entries were displayed.

2. 既存のSnapshotコピーがない場合は、volume snapshot createコマンドを使用して、ソース ボリュームのSnapshotコピーを手動で作成します。

Storage Virtual Machine(SVM、旧Vserver)名、ソースボリューム名、およびSnapshotコピー名 を指定する必要があります。

注意: テープシーディングが終了するまで、このSnapshotコピーは削除しないでください。

次の例は、SVM vs1上のソース ボリュームsrc1に対し、Snapshotコピーmysnapを作成する方法 を示しています。volume snapshot showコマンドを使用して、Snapshotコピーmysnapの詳細 を表示できます。

clus1::> volume snapshot create -vserver vs1 -volume src1 -snapshot mysnap clus1::> volume snapshot show -vserver vs1 -volume src1 -snapshot mysnap Vserver: vs1

Volume: src1 Snapshot: mysnap

Creation Time: Thu Aug 09 12:03:46 2012 Snapshot Busy: false

List of Owners: Snapshot Size: 52KB Percentage of Total Blocks: 0%

Percentage of Used Blocks: 1%

Comment:

7-Mode Snapshot: false Label for SnapMirror Operations: Snapshot State: valid Constituent Snapshot: false

3. storage tape positionコマンドを使用して、テープの移動とポジショニングを適切に行いま す。

ドキュメント内 clustered Data ONTAP 8.3 データ保護ガイド (ページ 101-118)