1
CLEAR ALL ボタン /SET ALL ボタン現在設定されているチャンネルごとのリコールセーフ機能、およびグローバルリコールセーフ機 能をすべてオフ ( 無効 )、またはオン ( 有効 ) に設定します。
NOTE
チャンネルごとにされているリコールセーフの対象パラメーターは、変わりません。
手順
1.
ファンクションアクセスエリアの CH JOB ボタンを押す。2.
CH JOB メニューの RECALL SAFE ボタンを押す。3.
リコールセーフの対象にするチャンネル /DCA グループの [SEL] キーを押して選ぶ。4.
RECALL SAFE MODE画面のSAFE PARAMETER SELECTフィールドでリコールセーフの対 象を選ぶ。5.
選択したチャンネルのリコールセーフをオンにするにはSAFEボタンをオンにする(DCAグループ を選択していた場合は、LEVEL/ON ボタン、ALL ボタンのどちらか一方をオンにする )。6.
グローバルパラメーターのリコールセーフをオンにするには、GLOBAL RECALL SAFE フィール ドの各ボタンをオンにする。7.
設定が終わったら、CLOSE ボタンを押して画面を閉じ、リコール操作を行なう。1
3 5 9
2 4
6
7 0
A 8
2
CH RECALL SAFE フィールド現在リコールセーフに設定されているチャンネルが表示されます。
3
SET BY SEL ボタンパネル上の [SEL] キーを使って、リコールセーフに設定するチャンネルを選択するためのボタン です。このボタンをオンにして、リコールセーフに設定したいチャンネルの [SEL] キーを押すと、
リコールセーフがオンになります。もう一度同じ [SEL] キーを押すと、選択が解除されます。
4
GLOBAL RECALL SAFE 表示フィールドチャンネル単位ではないリコールセーフ設定やラックのリコールセーフ設定状態をインジケー ターで表示します。このフィールドを押すと、GLOBAL RECALL SAFE 画面が表示されます。
各ボタンに対応するパラメーターは次のとおりです。
NOTE
GEQ ラックやプレミアムラックでデュアルタイプが選ばれているときは、ラック A/B を個別 に設定できます。それ以外のラックでは、ラック A/B の設定が連動します。
5
チャンネル選択ボタンリコールセーフを設定するチャンネルを選びます。
NOTE
このボタンで設定するチャンネルを切り替えても、パネル上で選択されているチャンネルは連 動しません。
6
設定チャンネル表示現在選択されているチャンネルのアイコン / 番号 / カラー/ 名前が表示されます。
7
APPLY TO ALL INPUT ボタン ( インプットチャンネルのみ表示 )このボタンをオンにすると、インプットチャンネルでリコールセーフに設定されているパラメー ターの種類が、すべてのインプットチャンネルに適用されます。
すべてのインプットチャンネルで共通のパラメーターをリコールセーフ設定にしたいときにオン にします。
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APPLY TO ALL OUTPUT ボタン ( アウトプットチャンネルのみ表示 )このボタンをオンにすると、アウトプットチャンネルでリコールセーフに設定されているパラ メーターの種類が、すべてのアウトプットチャンネルに適用されます。
すべてのアウトプットチャンネルで共通のパラメーターをリコールセーフ設定にしたいときにオ ンにします。
9
SAFE PARAMETER SELECT フィールド (DCA 以外 )選択されているチャンネルでリコールセーフに設定するパラメーターを選びます。
チャンネルの種類に応じてボタンの表示が次のように変わります。
・ インプットチャンネルの場合
NOTE
ST IN の場合は、INSERT、INSERT PATCH、DIRECT OUT の各ボタンがありません。
・ MIX チャンネルの場合
・ MATRIX チャンネルの場合 INPUT PATCH すべてのインプットチャンネルのパッチ(INSERT IN/OUT、DIRECT OUT パッチ
を含む)
INPUT NAME すべてのインプットチャンネルの名前、アイコン、チャンネルカラー OUTPUT PATCH すべてのアウトプットチャンネルのパッチ(INSERT IN/OUT パッチを含む)
OUTPUT NAME すべてのアウトプットチャンネルの名前、アイコン、チャンネルカラー HA すべての I/O デバイス、EXTERNAL HA の HA に関するパラメーター CH LINK すべてのチャンネルリンクグループの設定
MUTE GROUP
NAME ミュートグループの名前
CUSTOM FADER
BANK カスタムフェーダーバンクの設定
GEQ RACK EFFECT RACK PREMIUM RACK
それぞれ、GEQ ラック 1 〜 16、エフェクトラック 1 〜 8、プレミアムラック 1 〜 8 をリコールセーフに設定します。
FADER BANK SELECT
FADER BANK の選択状況、GAIN/PAN/ASSIGN ノブの選択状況 ( ブロック単位で 設定 )
PORT TO PORT HA PORT TO PORT の設定 PORT TO PORT
PATCH PORT TO PORT のパッチ
すべてのパラメーターがリコールセーフのチャンネル
一部のパラメーターのみリコールセーフのチャンネル
リコールセーフが解除されたチャンネル
・ STEREO チャンネルの場合
・ MONO チャンネルの場合
グローバルパラメーターのリコールセーフがオンになっている場合は、選択されているチャンネ ルのセーフパラメーター選択ボタンが、次のように緑で点灯します。
この緑の点灯表示は、INPUT PATCH、INSERT PATCH、DIRECT OUT のパラメーターが、グ ローバルパラメーターの INPUT PATCH 設定によってセーフされることを示しています。
同様に、グローバルパラメーターの INPUT NAME、OUTPUT PATCH、OUTPUT NAME をオ ンにすると、各チャンネルの該当するセーフパラメーターが緑で点灯します。各チャンネルの画面 に含まれるボタン、および各ボタンが対応するパラメーターは、次のとおりです。
*1. 初期設定では ALL がオンに設定されています。
*2. インサート 1 とインサート 2 がまとめて設定されます。
*3. ST IN チャンネルの場合はありません。
9
SAFE PARAMETER SELECT フィールド (DCA)DCA グループごとに、リコールセーフの対象となるパラメーターを選択します。ALL ボタンがオ ンのときは、DCA マスターのすべてのパラメーターがリコールセーフの対象になります。
LEVEL/ON がオンのときには、DCA マスターのレベルとオン / オフ状態がリコールセーフの対 象となります。チャンネルの場合とは異なり、LEVEL/ON ボタン、ALL ボタンのどちらか一方を オンにした時点で、その DCA グループのリコールセーフがオンになります。
0
SAFE ボタン (DCA グループ以外 )このボタンをオンにすると、選んだチャンネルのリコールセーフがオンになります。
NOTE
セーフパラメーター選択ボタンでパラメーターを選んでいても、このボタンがオフの場合はリ コールセーフが有効になりません。
A
CLOSE ボタン 画面を閉じます。ボタン名 対応パラメーター インプット
チャンネル MIX チャンネル
MATRIX チャンネル
STEREO/
MONO チャンネル
WITH MIX SEND その MIX バスへのセンドレベル ○
WITH MATRIX SEND その MATRIX バスへのセンドレベル ○
ALL*1 すべてのパラメーター ○ ○ ○ ○
HA HA 関連の設定 ○
HPF HPF の設定 ○
EQ EQ の設定 ○ ○ ○ ○
DYNA1 ダイナミクス 1 の設定 ○ ○ ○ ○
DYNA2 ダイナミクス 2 の設定 ○
MIX SEND MIX バスへのセンドレベル ○
MATRIX SEND MATRIX バスへのセンドレベル ○ ○ ○
FADER フェーダーの設定 ○ ○ ○ ○
CH ON [ON] キーの設定 ○ ○ ○ ○
TO ST STEREO バスへのアサインのオン
/ オフ、PAN など ○ ○
MONO MONO バスへのアサインのオン /
オフ ○ ○
INPUT PATCH インプットパッチの設定 ○
INSERT PATCH*2 インサートパッチの設定 ○*3 ○ ○ ○
DIRECT OUT ダイレクトアウトの設定 ○*3
MIX ON MIX センドのオン / オフ ○
MATRIX ON MATRIX センドのオン / オフ ○ ○ ○
DELAY ディレイの設定 ○
NAME チャンネルネーム ○ ○ ○ ○
OUTPUT PATCH アウトプットパッチの設定 ○ ○ ○
BAL BALANCE パラメーターの設定 ○ ○
(STEREO のみ )
ボタン名 対応パラメーター インプット
チャンネル MIX チャンネル
MATRIX チャンネル
STEREO/
MONO チャンネル