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第 3 章 RDF(S) コンテンツ構築支援 ツールツール

3.5 RDF(S) コンテンツ構築支援ツールの実装

3.5.2 RDF エディタの実装

RDFエディタでは,RDFリソース,RDFリソースのタイプ,RDFプロパティ,RDF リテラルの編集を行う.図3.17に示すように,RDFリソースは楕円,RDFプロパティは 矢印,RDFリテラルは矩形でRDFエディタ内に表示される.RDFリソースのタイプは

図 3.17: RDFエディタ

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図 3.18: アトリビュートダイアログ(RDFリソースのURI)

図 3.19: アトリビュートダイアログ(RDFリソースのタイプ)

RDFリソースの右上に表示される.

RDFリソースの属性編集

RDFエディタ内のRDFリソースを選択すると,アトリビュートダイアログにRDFリ ソースの属性が表示される(図3.18から図3.23).RDFリソースの属性編集では,RDF リソースのURI,RDFリソースのタイプ,RDFリソースが空白ノード (blank node)か どうかの選択,RDFリソースのラベルおよびコメントを編集することができる.ここで,

空白ノードとは,URIにより名前付けしないRDFリソースを表す.空白ノードは外部か ら参照することはできない.しかし,ステートメントにおける主語または目的語になるこ とができ,URIにより名前付けしにくいRDFリソースを記述したり,複数のRDFプロ パティを構造化したRDFコンテンツを表現するために用いられる.

RDFリソースのURIを設定したい場合には,図3.18に示すように,アトリビュートダ イアログ左側の一覧から「URI」を選択する.「接頭辞」コンボボックスには,3.5.5項で述 べる,名前空間テーブルに登録されている名前空間接頭辞の一覧が表示される.「接頭辞」

コンボボックスから名前空間接頭辞を選択すると,対応する名前空間が「RDFリソース」

テキストフィールドに出力される.ユーザは,「RDFリソース」テキストフィールドに設 定したいRDFリソースのURIを入力する.RDFリソースを空白ノードとしたい場合に

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図 3.20: RDFリソースタイプ選択ダイアログ

図 3.21: RDF(S)コンテンツ管理ダイアログ は,「ブランク」チェックボックスにチェックをいれる.

RDFリソースのタイプを設定したい場合には,図3.19に示すように,アトリビュート ダイアログ左側の一覧から「タイプ」を選択する.RDFリソースタイプを入力するには,

「タイプ」チェックボックスをチェックする.RDFリソースのタイプを空にするには,「タ イプ」チェックボックスのチェックをはずす.「タイプ選択」ボタンをクリックすると,図 3.20に示す「RDFリソースタイプ選択」ダイアログが表示される.「RDFリソースタイ プ選択」ダイアログには,クラスエディタで構築したクラス階層が表示される.RDFリ ソースのタイプとしたいクラスを選択すると,「RDFリソースタイプ選択」ダイアログの URIラベルに,選択したクラスのURIが表示される.「了解」ボタンをクリックすると,ア トリビュートダイアログの「接頭辞」コンボボックスと「リソースタイプID」テキスト フィールドに,「RDFリソースタイプ選択」ダイアログで選択したURIが設定される.ク ラスエディタで定義されていないクラスのURIをRDFリソースのタイプとして入力した 場合,RDF(S)コンテンツ管理機能が働き,図3.21に示す「RDF(S)コンテンツ管理」ダ イアログが表示される.RDF(S)コンテンツ管理ダイアログでは,RDFSクラス名の変更 またはRDFSクラスの新規作成のどちらかをユーザは選択することができる.「ジャンプ クラス」ボタンをクリックすると,そのRDFリソースのタイプと対応するクラスエディ

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図 3.22: アトリビュートダイアログ(RDFリソースのラベル)

図 3.23: アトリビュートダイアログ(RDFリソースのコメント)

タ内のRDFSクラスへジャンプする.また,アトリビュートダイアログにそのRDFSク ラスの属性が表示される.

RDFリソースに対して,rdfs:labelプロパティを用いてRDFリソースのラベルを記 述したい場合には,図3.22に示すように,アトリビュートダイアログ左側の一覧から「ラ ベル」を選択する.「言語」テキストフィールドに言語を,「ラベル」テキストフィールド にラベルを入力し,「追加」ボタンを押すと,アトリビュートダイアログ中央のテーブル に言語とラベルが追加される.テーブルの行を選択し,「削除」ボタンを押すと選択した ラベルを削除することができる.

RDFリソースに対して,rdfs:commentプロパティを用いてRDFリソースのコメント を記述したい場合には,図3.23に示すように,アトリビュートダイアログ左側の一覧か ら「コメント」を選択する.「追加」ボタンを押すと,「コメント編集」ダイアログが表示 される.「言語」テキストフィールドに言語を,「ラベル」テキストフィールドにラベルを 入力し,「了解」ボタンを押すと,アトリビュートダイアログ中央のテーブルに言語とコメ ントが追加される.テーブルの行を選択し,「編集」ボタンを押すと「コメント編集」ダ イアログが表示され,コメントを編集することができる.テーブルの行を選択し,「削除」

ボタンを押すと選択したコメントを削除することができる.

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図 3.24: アトリビュートダイアログ(RDFプロパティ)

RDFプロパティの属性編集

RDFエディタ内のRDFプロパティを選択すると,アトリビュートダイアログにRDF プロパティの属性が表示される(図3.24).RDFプロパティの属性編集では,RDFプロ パティのURIを編集することができる.「コンテナ」チェックボックスにチェックをして,

数値を入力するとrdf: 1...rdf: nプロパティの入力を行うことができる.「プロパティの接 頭辞のみ表示」チェックボックスにチェックをいれると,プロパティエディタで定義されて いるプロパティがもつ名前空間URIに対応する名前空間接頭辞のみを「接頭辞」コンボ ボックスから選択可能となる.チェックをはずすと,名前空間テーブルに登録されている すべての接頭辞を選択可能となる.プロパティエディタで定義されていないプロパティの URIを入力した場合,RDF(S)コンテンツ管理機能が働き,図3.21に示す「RDF(S)コン テンツ管理」ダイアログが表示される.RDF(S)コンテンツ管理ダイアログでは,RDFS プロパティ名の変更またはRDFSプロパティの新規作成のどちらかをユーザは選択する ことができる.プロパティエディタ内で定義されているプロパティの中で,名前空間接頭 辞に対応する名前空間URIをもつプロパティのIDが「プロパティID」リストに表示さ れる.「プロパティ」ボタンをクリックすると,選択したRDFプロパティに対応するプロ パティエディタ内のRDFSプロパティにジャンプし,アトリビュートダイアログにその RDFSプロパティの属性が表示される.

RDFリテラルの属性編集

RDFエディタ内のRDFリテラルを選択すると,アトリビュートダイアログにRDFリ テラルの属性が表示される(図3.25).RDFリテラルの編集では,リテラルの内容,言 語属性(xml:lang属性),データタイプの編集を行うことができる.「リテラル」テキスト エリアには,リテラルの内容を入力する.「言語」テキストフィールドには,リテラルの 記述言語を入力する.リテラルのデータタイプを設定したい場合には,「タイプ」チェック ボックスにチェックを入れて,「タイプ」コンボボックスからデータタイプを選択すること ができる.リテラルのデータタイプを必要としない場合には,「タイプ」チェックボックス

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図 3.25: アトリビュートダイアログ(RDFリテラル)

図 3.26: クラスエディタ

のチェックをはずす.言語とリテラルのタイプは排他的であり,どちらか一方しか設定す ることはできない.

3.5.3 クラスエディタの実装

クラスエディタでは,RDFSクラスの階層関係およびRDFSクラスの属性編集を行う ことができる.図3.26にクラスエディタのスクリーンショットを示す.

クラスエディタの属性編集

クラスエディタ内のRDFSクラスを選択すると,RDFSクラスの属性がアトリビュート ダイアログに表示される(図3.27,図3.28,図3.29).アトリビュートダイアログ左側の リストから「基本」,「ラベル」,「コメント」,「インスタンス」,「上位クラス」項目を選択し,

RDFSクラスの属性の編集を行う.「基本」では,リソースタイプおよびURIを編集する ことができる(図3.27).リソースタイプで選択できる項目は,3.5.10項で述べる「設定」

ダイアログのクラスクラスリストから追加および削除を行うことができる.「ラベル」で は,rdfs:labelプロパティの編集を行うことができる.「コメント」では,rdfs:comment の編集を行うことができる.ラベルとコメントの編集方法は,RDFリソースと同様であ る.「インスタンス」には選択したRDFSクラスのインスタンスのリストが表示される(図

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図 3.27: アトリビュートダイアログ(RDFSクラスの基本)

図 3.28: アトリビュートダイアログ(RDFSクラスのインスタンス)

図 3.29: アトリビュートダイアログ(RDFSクラスの上位クラス)

3.28).リスト中の項目をクリックすると対応するRDFエディタ内のRDFリソースに

ジャンプし,そのRDFリソースの属性がアトリビュートダイアログに表示される.「上位 クラス」には,選択したRDFSクラスの上位クラスのリストが表示される(図3.29).

3.5.4 プロパティエディタの実装

プロパティエディタでは,RDFSプロパティの階層関係およびRDFSプロパティの属性 編集を行うことができる.図3.30にプロパティエディタのスクリーンショットを示す.