C.2 PROMプログラミングの方法
C.2.3 PROMプログラミング手順
(1)システムの接続
"C.2.2 PROMプログラミングシステムの接続"に示したとおり、システムを接続します。
(2)電源の投入
パーソナルコンピュータの電源を投入します。
(3)シリアルポートの割り付け確認(On Board Writerの場合のみ)
パーソナルコンピュータのシリアルポートの割り付けを確認します。
On Board Writerの初期設定はCOM1です。
(4)USB-Serial変換ドライバのインストール(USB-Serial On Board Writerの場合のみ)
USB-Serial On Board Writer(S5U1C88000W4)を初めてPCに接続した場合は、PCの画面上にドライバイ ンストール用のダイアログが表示されますので、その指示に従ってドライバをインストールします。
USB-Serial変換ドライバは、S1C88 Family統合ツールパッケージ(S5U1C88000C1 Ver. 6以降)のインス トール時に"¥EPSON¥S1C88¥writer¥driver"内にコピーされますので、このフォルダを指定してドライバ をインストールしてください。
(5)シリアルポートの割り付け確認(USB-Serial On Board Writerの場合のみ)
Windowsの[コントロールパネル]→[システム]→[ハードウェア]タブ→[デバイスマネージャ]にて、USB-Serialポートが割り当てられているCOMポートを確認します。
USBインタフェース版では、USB-Serial変換ドライバによって論理的なCOMポートを物理的なUSB ポートに割り当て、COMポートの入出力をUSBインタフェースの入出力に変換します。これにより、
On Board WriterコントロールソフトウェアはUSBポートに割り当てられたCOMポートを介し、USBで 接続されたUSB-Serial On Board Writerを制御することができます。
(6)On Board Writerコントロールソフトウェアの準備
On Board Writerコントロールソフトウェアは、S1C88 Family統合ツールパッケージ(S5U1C88000C1 Ver. 6以降)のインストール時に"¥EPSON¥S1C88¥writer¥OBPW"内にコピーされます。他のフォルダで 使用する場合は、以下の2つのファイルをOBPWフォルダからコピーしてください。
・ OBPW88.EXE
・ RW8F626.INI
(7)ターゲットとUSB-Serial On Board Writer、またはOn Board Writerの接続
図C.2.2.1/C.2.2.2のように、ターゲットとUSB-Serial On Board Writer(S5U1C88000W4)またはOn Board Writer(S5U1C88000W3)を付属のSIOケーブルで接続します。
(8)PROMプログラミング用電源の接続
PROMプログラミング用電源(3.3V)をターゲットボードに接続します。
注! ・ ターゲットにPROMプログラミング用電源以外の電源が接続されている場合はOFFしてください。
・ PROMプログラミングは電源電圧3.3Vで行いますので、ターゲット上の各部品の定格電圧には十分 注意してください。
(9)PROMプログラミング用電源の投入
PROMプログラミング用電源を投入します。これにより、SIOケーブルを通してUSB-Serial On Board Writer(S5U1C88000W4)またはOn Board Writer(S5U1C88000W3)にも電源が供給されます。
APPENDIX C PROMプログラミング
(10)On Board Writerコントロールソフトウェアの起動
OBPW88.EXEアイコンをダブルクリックします。
On Board Writer コントロールソフトウェアが起動すると[Initial File] ダイアログボックスが 表示されます 。
マイコンの機種名と同じイニシャルファイルを選択してください。
RWxxxxx.ini xxxxx: マイコン機種名(S1C8F626の場合、8f626)
以上の操作により次のウィンドウが表示されます。
←コマンド ウィンドウ
←アウトプット ウィンドウ
(11)シリアルポートの選択
[Setting]ボタンをクリック(または、[Option]メニュー内の[Setting]を選択)すると、[Settings]ダイアログ ボックスが表示されます。
[Setting]ボタン
[Com]タブをクリックして下記の画面を表示させます。USB-Serial On Board Writer(USBインタフェー ス版)を使用する場合は、上記(5)で確認したCOMポートを選択します。On Board Writer(RS-232Cイン タフェース版)を使用する場合は、RS-232Cケーブルを接続したCOMポートを選択します。
(12)ユーザデータのロード
[Load]ボタンをクリック(または、[Command]メニューから[Load]を選択)すると、[Select file] ダイアロ グボックスが表示されます。
[Load]ボタン
[Browse]ボタンを使用してPSAファイルを選択した後、
[OK]ボタンをクリックしてください。
[Browse]ボタン
データが正常にロードされると、"Complete"がアウトプッ トウィンドウに表示されます。
(13)PROMの消去
[Erase]ボタンをクリック(または、[Command]メニューの[Erase]を選択)すると、インフォメーションダ イアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると、PROMの消去を開始します。
[Erase]ボタン
PROMが正常に消去されると、"Complete"がアウトプットウィンドウに表示されます。
注! ・ 工場出荷時のPROMには出荷検査用のデータが書き込まれていますので、初期化のため実行してく ださい。
・ 工場出荷時に弊社にてお客さまのデータを書き込んだPROMにはリードプロテクト処理がされてい ます。"PROMの消去"を実行すると、PROMの内容が消去された後、リードプロテクトが解除され ます。
APPENDIX C PROMプログラミング
(14)消去のチェック
[Blank]ボタンをクリック(または、[Command]メニューから[Blank Check]を選択)すると、消去チェッ クを開始します。
[Blank]ボタン
正常に消去チェックが終了すると、"Complete"がアウトプットウィンドウに表示されます。
(15)ユーザデータの書き込み
[Program]ボタンをクリック(または、[Command]メニューから[Program]を選択)すると、インフォメー ションダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックするとPROMの書き込みを開始します。
[Program]ボタン
正常に書き込みが終了すると、"Complete"がアウトプットウィンドウに表示されます。
注! 処理中に他のアプリケーションを前面にすると、通信エラーが発生することがあります。
(16)ユーザデータのベリファイ
[Verify]ボタンをクリック(または、[Command]メニューから[Verify]を選択)すると、ベリファイ処理を 開始します。
[Verify]ボタン
エラーがない場合、"Complete"がアウトプットウィンドウに表示されます。
(17)PROMプログラミング用電源OFF
ターゲットのPROMプログラミング用電源をOFFにします。
(18)ターゲットの取り外し
書き込みが正常に終了したことを確認後、ターゲットを取り外します。
注! ターゲットの脱着はPROMプログラミング用電源をOFFにした状態で行ってください。
(19)On Board Writerコントロールソフトウェアの終了
On Board Writerコントロールウィンドウ上の[File]メニューから[Exit]を選択、またはクローズボックス をクリックすると終了します。
なお、続けて書き込みを行う場合は、手順(12)〜(18)を繰り返し行ってください。
(20)電源OFF
パーソナルコンピュータの電源をOFFにします。
※ ステップ(13)〜(15)は[All]ボタンで実行することも可能です。
[All]ボタン
また、PROMの消去、消去チェック、書き込み、ベリファイはコマンドのキー入力によりアドレス範 囲を指定して実行することもできます。コマンドの詳細については"C.2.5.3 操作方法"を参照してくだ さい。