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第 3 章 PCI カードの操作

3.2 PCI カードの交換

1 カードの前面部をハウジングの内側にセットします(図 3.11)。

図3.11 PCIカードの挿入

項 説明

1 下の注意を参照してください。

PCIカードブラケットの下端部が、キャリアの前面部にあるRFIガスケットを破損しないように注意してくださ い(図 3.11)

1

3.2 PCIカードの交換

2 カードの前面下部にある切り欠き(図 3.12項3)を、ロケータバー(図 3.12項4)に引っかけます。

ロケータバーは、キャリアプレートの左下端の部分です。

図3.12 カードの切り欠きをロケータバーの上に引っかける

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1つのカードロックを使用して、PCIカードをキャリアに取り付けます。

1 カードロックをPCIカードの右端にスライドさせます。

2 カードを所定の位置に固定し、カードロックネジを仮止めします。

3 PCIカードが傾いていないことを確認し、カードロックネジを締めます。

図3.13 カードロックを使用してPCIカードを固定する

項 説明

1 キャリアハンドル(ロック状態)

2 PCIカード

3 PCIカード下部の切り欠き

4 可動型プレートにあるロケータバーの詳細図

項 説明

1 カードロック

3 2 1

4

1

図3.14 タイプCカードロックの未使用時の正しい位置

図3.15 過度の力を加えるとPCIカードブラケットが曲がる

注) カードロックネジが緩んでいると、カードロックが外れます。その場合は、PCI カードが正 しく装着されません。

タイプCカードロックが使用されていない場合は、スロットの最も右側に配置してください(図 3.14)。カード ロックの下部がカードソケットに接触していると、PCIカードは正しく装着されません。

上部のカードロックに過度の力を加えないでください。過度の力を加えると、PCIカードブラケットが曲がる可 能性があります。図 3.15を参照してください。

1

1

2

3.2 PCIカードの交換

11

全開位置までキャリアハンドルを引き、キャリアプレートが持ち上がるようにします。

キャリアプレートが完全に持ち上がっていないと、12 、13の手順で、下端部がI/O ボートのカードソ ケットに接触します。

12

I/Oボートのキャリアスロット上部と下部にあるカードガイドに、交換用のキャリアを注意して合わせ、

スロットに完全に押し込みます。

13

キャリアハンドルを閉位置まで押し込んでから、キャリアロックネジを締めて、キャリアを固定します

(図 3.16)。

これによって、PCI カードがカードソケットに装着されます。

図3.16 PCIカードとキャリア

14

キャリアハンドル上部のロックネジでキャリアハンドルを固定します。

15

PCIカードをSolaris ドメインに追加します。

詳細については、ご使用のホストサーバの『サービスマニュアル』を参照してください。

キャリアハンドルが簡単に閉じない場合は、PCIカードがI/Oボート内のカードソケットに正しく装着されてい ないことが考えられます。キャリアを取り外してPCIカードを点検してください。PCIカードの下部が完全に水 平でない場合は、カードロックを緩めて、キャリア上のPCIカードを調整しなおしてください。トラブルシュー ティングに関する情報は、付録D トラブルシューティングを参照してください。

項 説明

1 キャリアハンドル(閉位置)

2 キャリアロックネジ 2

1

1

静電気除去用リストストラップを正しく装着します。

2

3.17 に示すように、ケーブルマネジメントユニットの上部にケーブルを配線します。

1 ケーブルは筐体の左右に沿って配線します。

2 ケーブルの終端がケーブルプレートの上部にくるよう配線し、対応するPCI カードに向けて折り曲 げてください。

3 ケーブルタイを使用して、ケーブルをケーブルマネジメントユニットの上部に固定します。

図3.17 タイプAケーブルプレートの配線の例

注) ケーブルタイを固定する前に、ケーブルごとに最低50 mm(約2 in.)の空間を保守用に確保 します。この空間があることにより、ケーブルを取り外さなくても、ケーブルプレートと ケーブルをノーマルポジション(図 4.6 )からサービスポジションに移すことができます。

3.3 PCIカード用ケーブルの取り付け

図3.18 タイプBケーブルプレートの配線の例

3

I/O ケーブルをPCI カードから、対応するデバイスまたはネットワークポートに接続します。