トールトール
8.10 サポートされる手順 サポートされる手順 サポートされる手順 サポートされる手順
8.10.2 OracleAS Metadata Repository の高可用性設定 の高可用性設定 の高可用性設定 の高可用性設定
以前、OracleAS Metadata Repositoryをインストールする前に任意のノードのローカル・ディ
スクにデータベースをインストールした場合は、OracleAS Metadata Repositoryの高可用性設 定を行う前に一部のファイルを移動する必要があります。次のファイルを、表領域をインス トールした共有ディスクに移動します。
■ ORACLE_HOME¥dbs¥init.ora
■ ORACLE_HOME¥oradata¥ORACLE_SID¥control01.ctl
■ ORACLE_HOME¥oradata¥ORACLE_SID¥control02.ctl
■ ORACLE_HOME¥oradata¥ORACLE_SID¥control03.ctl
■ ORACLE_HOME¥oradata¥ORACLE_SID¥redo01.log
■ ORACLE_HOME¥oradata¥ORACLE_SID¥redo02.log
■ ORACLE_HOME¥oradata¥ORACLE_SID¥redo03.log
OracleAS Metadata Repositoryの高可用性設定を行うには、グループにOracleAS Metadata
Repositoryを追加します。
1. ノード2で、「スタート」メニューからOracle Fail Safe Managerを起動します。
「スタートスタートスタートスタート」→「プログラムプログラムプログラム」→「プログラム Oracle - OracleHomeName」→「Oracle Fail Safe Manager」を選択します。
ここで、OracleHomeNameは、Oracle Fail SafeをインストールしたOracleホーム・ディレ クトリの名前です。
2. 左側で「グループグループグループグループ」を展開して、8.2.7項「Oracle Fail Safeのグループの作成」で作成した グループを右クリックし、「リソースをグループに追加リソースをグループに追加リソースをグループに追加リソースをグループに追加」を選択します。リソースをグルー プに追加ウィザードが起動されます。
図 図 図
図8-26 Oracle Fail Safe Manager: 「リソースをグループに追加」「リソースをグループに追加」「リソースをグループに追加」「リソースをグループに追加」
3. リソースをグループに追加ウィザードで、次の手順を実行します。
a. 「リソース: ステップ1」
「Oracleデータベースデータベースデータベースデータベース」およびグループを選択して、「次へ次へ次へ」をクリックします。次へ
図 図 図
図8-27 リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「リソースリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「リソースリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「リソースリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「リソース: ステップステップステップステップ1」」」」 画面
画面 画面 画面
サポートされる手順
b. 「データベース識別情報: ステップ2」
サービス名、インスタンス名およびデータベース名を入力して、「次へ次へ次へ」をクリックし次へ ます。
図 図 図
図8-28 リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース識別情報リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース識別情報リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース識別情報リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース識別情報: ステップステップ
ステップステップ2」画面」画面」画面」画面
c. 「データベース・パスワード: ステップ3」
「はい、パスワード・ファイルを作成しますはい、パスワード・ファイルを作成しますはい、パスワード・ファイルを作成しますはい、パスワード・ファイルを作成します(推奨推奨推奨推奨)」を選択します。
ユーザー名 ユーザー名 ユーザー名
ユーザー名: ユーザー名としてSYSと入力します。
「パスワードパスワードパスワードパスワード」および「パスワードの確認パスワードの確認パスワードの確認パスワードの確認」: ユーザーSYSのパスワードを指定して、
確認します。
「終了終了終了終了」をクリックします。
図 図 図
図8-29 リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース・パスワーリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース・パスワーリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース・パスワーリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベース・パスワー ド
ド ド
ド: ステップステップステップステップ3」画面」画面」画面」画面
d. 「データベースのグループへの追加の完了」画面
情報を確認して、「OK」をクリックします。特に、クラスタの両方のノードが、「可能 所有者ノード」の下に表示されていることを確認します。
図 図 図
図8-30 リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループ への追加の終了」画面
への追加の終了」画面 への追加の終了」画面 への追加の終了」画面
e. 「データベースのグループへの追加の確認」画面: 「はいはいはいはい」をクリックします。
図図
図図8-31 リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループリソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の「データベースのグループ への追加の確認」画面
への追加の確認」画面 への追加の確認」画面 への追加の確認」画面
f. リスナーに関する「FS-10230: Oracle NetリスナーLISTENERはホスト・アドレス・
パラメータのホスト名を使用します。」という警告が表示された場合、「はいはいはいはい」をク リックします。Oracle Fail Safeによって、矛盾が修正されます。Oracle Fail Safeで は、Oracle<OracleHomeName>TNSListenerFsl<virtualHostName>という名 前でリスナー・サービスを設定する必要があります。これは、クラスタ内のノードで 実行する唯一のリスナー・サービスです。
図 図 図
図8-32 FS-10230の警告の警告の警告の警告
サポートされる手順
g. クラスタ内の両方のノードでデータベースを実行できるように、Oracle Fail Safe
Managerによってデータベースが構成されます。構成中は、図8-33の「ノード」列に
示されているとおり、Oracle Fail Safe Managerによって、ノード2からノード1へ データベースがフェイルオーバーされます(「STAJX17」はノード1です)。構成が完 了すると、図8-33に類似した画面が表示されます。
図 図 図
図8-33 リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の最後の画面リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の最後の画面リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の最後の画面リソースをグループに追加ウィザード(データベースの追加)の最後の画面
Oracleソフトウェアに関連する警告は無視できます。ただし、システムに関連する警
告は、調査する必要があります。ステータスを示すダイアログ・ボックスで「OK」を クリックします。
h. Oracle Fail Safe Managerで、グループの下にデータベースが表示されていることを確 認します(図8-34)。データベースSIDとデータベース・リスナーの両方が表示され ていることを確認します。リスナーが、Oracle<OracleHomeName>TNSListenerで はなく、Oracle<OracleHomeName>TNSListenerFsl<virtualHostName>であること に注意してください。後で、Oracle<OracleHomeName>TNSListenerリスナーは無 効にします(8.10.7項「正しいリスナーがアクティブであることの確認」を参照)。
図図
図図8-34 データベースをグループに追加した後のデータベースをグループに追加した後のデータベースをグループに追加した後のデータベースをグループに追加した後のOracle Fail Safe Managerの表示の表示の表示の表示