データソースとの情報交換、パスワードの提供、およびクエリーを実行して結果を表示する方法 は、それぞれのアプリケーションのクライアントドライバによって異なります。また、データ ソースの設定も ODBC クライアントドライバの製造元によって異なる場合があります。
サポートされるデータソースおよび ODBC クライアントドライバのリストについては、
FileMaker Pro ヘルプを参照してください。
データソースを設定するための一般的なガイドラインとして、次の手順に従ってください。 詳細に ついては、各データソースアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
1. Windows の場合 Windows コントロールパネルで、[管理ツール] > [データソース
(ODBC)] を選択します。Windows 7 では、[管理ツール] は [システムとセキュリティ] カテゴリに表示されます。
Mac OS の場合 ODBC データソースアドミニストレータを起動します。ODBC アドミニス
トレータユーティリティは、Mac OS X(アプリケーション/ユーティリティフォルダ)で使 用できます。)
2. [システム DSN] タブをクリックします。
データソースが一覧に表示される場合、ドライバはすでに設定されています。残りの手順を省 略して、ODBC データにアクセスするか、データソースを選択して [設定] をクリックして、
データソースの操作方法を変更することができます。
システム DSN(データソース名)は、コンピュータにログインするすべてのユーザが利用で きます。ユーザ DSN は、ログインしている場合にのみ利用できます。
FileMaker Server 12 ヘルプ 114 重要 FileMaker Pro リレーションシップグラフの ODBC テーブルを使用して作業する
FileMaker Pro データベースでは、システム DSN だけがサポートされています。
3. [追加...] をクリックして、データソースのドライバを設定します。
コンピュータにインストールされている ODBC クライアントドライバがすべて一覧表示され ます。
FileMaker Server は複数のサードパーティドライバをサポートします。サポートされているド
ライバの詳細については、www.filemaker.co.jp/support/technologies を参照してください。
新しいドライバをインストールするには、ドライバのインストールプログラムを使用します。
4. ホストされている FileMaker Pro データベースがアクセスするように指定されているデー タソース用のドライバを選択して、[完了] をクリックします。
セットアップダイアログボックスが表示されます。
5. [データソース名] に FileMaker Pro データベースが接続するように指定されている同一の データソース名を入力します。
重要 ここに入力するデータソース名は、FileMaker Pro 内で使用するように指定されてい るデータベース名と同一でなければなりません。ホストする各データベースによって使用 されるそれぞれのデータソース名に対して、FileMaker Server マスタマシン上で一致する データソース名を設定する必要があります。
多くのドライバでは、データソースへのアクセス方法をカスタマイズするためのオプションも 提供されています(特定のデータソースファイルを指定するなど)。
6. [OK] をクリックします。
関連項目
FileMaker Server での ODBC と JDBC の使用
FileMaker Server 12 ヘルプ 115
FileMaker Server の監視
メモ 次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
使用状況を表示したり、FileMaker Server および個々のクライアントのアクティビティを追跡でき
ます。Admin Console には、サーバーパフォーマンスの監視やパフォーマンスの問題の原因の診
断に役立つ使用状況や詳細なクライアントの使用状況が表示されます。
FileMaker Server 展開の監視、および問題のトラブルシューティングの支援のために、FileMaker
Server では、次のタスクの実行がサポートされます。
• [使用状況] > [サーバー] タブでサーバーの使用状況を参照する。「サーバーの使用状況の
表示」を参照してください。
• [使用状況] > [クライアント] タブでクライアントの使用状況を参照する。「クライアント
の使用状況の表示」を参照してください。
• [ログビューア] ウインドウでログファイルのエントリを参照する。「ログファイルのエン トリの参照」を参照してください。
次の表は、FileMaker Server で追跡される情報の参照箇所をまとめています。
監視 参照先 説明
サーバーの使用状況 [使用状況] > [サーバー] タブ
Stats.log(マスタマシン)
FileMaker Server のパフォーマンス、
およびログインしたクライアント数 クライアントの使用
状況
[使用状況] > [クライアント] タブ
ClientStats.log(マスタマシン)
詳細なクライアントの使用状況
イベント [ログビューア] ウインドウ Event.log(マスタマシン)(方 法については、「イベント ビューアでのアクティビティ の表示 (Windows)」を参照して ください。
Windows:イベントビューア
(マスタマシン)
データベースサーバーの起動および 停止イベント、一貫性チェック、
FileMaker Server 設定でのエラー状況
データベースサー バーへのクライアン トアクセス
[ログビューア] ウインドウ
Access.log(マスタマシン)
クライアントの接続または接続解除、
およびデータベースを開くまたは閉 じる処理
カスタム Web 公開 情報
[ログビューア] ウインドウ wpe.log(Web 公開エンジンマ シン)
アプリケーションエラー、使用状況 エラーおよびシステムエラーを含む、
あらゆる Web 公開エンジンエラー。
Web 公開の出力を生成したり、カス タム Web 公開設定を変更するための エンドユーザXML リクエストなど、
カスタム Web 公開に関連する情報が 含まれる場合があります。
FileMaker Server 12 ヘルプ 116
注意
• すべてのログファイルは、次の場所の「Logs」フォルダ内にあります。
• Windows: [ドライブ]:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Logs
• Mac OS: /ライブラリ/FileMaker Server/Logs
複数のマシン展開では、これらのログファイルは、上記の表に示したマシンにあります。
Windows デフォルト以外の場所に FileMaker Server をインストールする場合、デフォルトパ スの先頭部分、¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server はインストール中に指定した 場所に置き換えられます。例:¥My_Path¥Logs
• グループ管理者である場合は、サーバー管理者が管理者グループを設定して、使用状況と ログファイルのエントリの表示を許可する必要があります。詳細については、サーバー管 理者に問い合わせてください。
インスタント Web 公開情報
[ログビューア] ウインドウ wpc_access_log.txt(Web 公開 エンジンマシン)
インスタント Web 公開を使用するた めのエンドユーザリクエスト
[ログビューア] ウインドウ pe_internal_access_log.txt
(Web 公開エンジンマシン)
インスタント Web 公開設定への変更
[ログビューア] ウインドウ pe_application_log.txt(Web 公 開エンジンマシン)
Web 公開の起動および停止イベント、
エラー、スクリプト、およびユーザ ログ情報
Web サーバーモ ジュール
[ログビューア] ウインドウ web_server_module_log.txt
(Web サーバーマシン)
Web サーバー間、および Web 公開エ ンジン間での通信エラー
監視 参照先 説明
FileMaker Server 12 ヘルプ 117
サーバーの使用状況の表示
メモ 次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
サーバー管理者が FileMaker Server で [接続の使用状況] および [データベースの使用状況] 属性 の概要を表示する場合は、[使用状況] > [サーバー] を選択します。グループ管理者の場合は、[使 用状況] を選択します。
接続の使用状況
それぞれの使用状況の [タイプ] で収集される属性には、[現在]、[平均]、[低]、および [ピーク] のクライアント接続数があります。
データベースの使用状況
表またはグラフでデータベースの使用状況を表示できます。
• [表] タブにデータベースの使用状況を表として表示します。
• [グラフ] タブにデータベースの使用状況をグラフとして表示します。詳細については、
「データベースの統計グラフの設定」を参照してください。
それぞれの使用状況の [タイプ] で収集される属性には、[現在]、[平均]、[低]、および [ピーク] の値があります。
使用状況 説明
カスタム Web 公開(PHP、
XML)
接続しているカスタム Web 公開クライアントの数。この情報を使 用して、カスタム Web 公開クライアントの最大数を設定します。
FileMaker クライアント 接続している FileMaker Pro および FileMaker Go クライアントの 数。この情報を使用して、FileMaker クライアントの最大数を設定 します。
インスタント Web 公開 接続しているインスタント Web 公開クライアントの数。この情報 を使用して、インスタント Web 公開クライアントの最大数を設定 します。
ODBC/JDBC 接続している ODBC/JDBC クライアントの数。
使用状況 説明
キャッシュヒット % FileMaker Server がデータをハードディスクからではなくキャッ
シュ(RAM) から取得した回数のパーセンテージ。RAM からの読
み取りはハードディスクからの読み取りよりも大幅に効率的なの で、この値は、90 や 95 などの高い数字である必要があります。 こ の値が高くない場合は、FileMaker Server データベースキャッ シュにより多くのメモリを割り当てることができます。
保存していないキャッ シュ %
現在保存されていないキャッシュの割合。システムクラッシュが 発生した場合にデータが失われないよう、これは0や5などの低 い数字である必要があります。
ディスク読み取りキロバ イト/秒
ディスクから読み取られているデータの量。データの単位は KB です。
FileMaker Server 12 ヘルプ 118
データベースの統計グラフの設定
データベースの統計グラフを設定するには、次の手順を行います。
1. グラフで表示する使用状況のタイプを選択します。[使用状況...] をクリックし、1つまた は複数の使用状況タイプを選択して、[OK] をクリックします。
2. 線グラフの間隔に使用する時間の範囲を選択します。この値では水平軸(X 軸)に使用す る単位が設定されます。[1]、[5]、[10]、[30]、または [60] を選択して、時間の範囲を分単 位で指定します。
垂直軸(Y 軸)は選択する使用状況のタイプによって決定されます。
ディスク書き込みキロバ イト/秒
ディスクに書き込まれているデータの量。データの単位は KB です。
経過時間 / 呼び出し リモート呼び出しの処理時間(マイクロ秒単位)。たとえば、100 万という値は平均1秒/呼び出しを意味します。[経過時間/呼び 出し] の平均値が高く、[待ち時間/呼び出し] の平均値が低い場 合、サーバーで実行している処理が変更されたかどうかをクライ アントに確認してください。さらに多くのフィールドに索引を追 加するか、他のソリューション変更が必要な場合があります。
I/O 時間/呼び出し リモート呼び出しがディスクの読み取りまたは書き込みを待機する時
間(マイクロ秒単位)。たとえば、100 万という値は平均1秒/呼び 出しを意味します。[I/O 時間/呼び出し] の平均値が高く、[キャッ シュヒット %] の平均値が低い場合、データベースキャッシュのサイ ズを増やすことができます。[I/O 時間/呼び出し] および [キャッシュ ヒット %] の平均値がともに高い場合、コンピュータで追加のハード ドライブまたは RAID システムを使用できます。
ネットワーク入力キロバ イト/秒
ネットワークで FileMaker Server に転送されているデータの量
(KB 単位)。
ネットワーク出力キロバ イト/秒
ネットワークで FileMaker Server から転送されているデータの量
(KB 単位)。
開いているデータベース 開いているデータベースの数。この情報を使用して、[共有する最 大のファイル数:] オプションを設定します。
メモ この使用状況は [グラフ] タブに表示されません。
リモート呼び出し/秒 すべてのクライアントから受信した個々のリモート呼び出し数を 時計のサンプリング間隔で除算した結果。クライアントサイドか らは1つの処理を実行しているように思える場合でも、リモート 呼び出しは複数ある可能性があるので注意してください。
リモート呼び出し進行中 使用状況が最後にサンプリングされた時点で完了が保留状態に なっていた、すべてのクライアントから受信した個々のリモート 呼び出し数。
待ち時間 / 呼び出し リモート呼び出しが他のプロセスを待機する時間(マイクロ秒単 位)。たとえば、100 万という値は平均1秒/呼び出しを意味します。
使用状況 説明