第 9 章 VERITAS Cluster Server のインストール
タスク 5 NetWorker サーバ下のクライアントの構成
NetWorkerサーバを構成するには、次の手順を実行します。
1. クラスタ内の各物理クライアントをNetWorkerサーバのクライアントにします。
クラスタ内の物理クライアントについて次の操作を行います。
a. 新しいクライアントを作成します。
b.[名前]属性に、物理クライアントの名前を入力します。
物理クライアントをクラスタ外のNetWorkerサーバにバックアップする場合、物 理ノード上で実行可能なすべての仮想サービスの名前を物理クライアント リ ソースの[リモート アクセス]リストに追加する必要があります。
2. クラスタ内の各仮想クライアントをNetWorkerサーバのクライアントにします。
クラスタ内の各仮想クライアントについて、次の操作を行います。
a. 新しいクライアントを作成します。
b.[名前]属性に、NetWorkerサーバの名前を入力します。
c.[リモート アクセス]属性で、クラスタ内の各物理クライアントのエントリー を追加します。たとえば、次のような変更が可能です。
root@clus_phys1
d.[Group]属性で、グループを選択します。
3. NetWorkerアプリケーションを使用してバックアップをスケジュールします。
NetWorkerサーバは、クラスタ外に存在することもあります。
ゾーン クラスタ内での NetWorker ソフトウェアのインス トール
NetWorkerクライアントとストレージ ノード ソフトウェアは、Solarisゾーン クラス
タ内でサポートされます。NetWorkerサーバ ソフトウェアは、Solarisゾーン クラス タ内でサポートされません。
グローバルではないゾーン クラスタをサポートするために、NetWorkerソフトウェ アに対してグローバル ゾーン クラスタを構成する必要はありません。グローバルで はないゾーンのrootファイル システムでクラスタに含めることができるものには、
次の2種類があります。
◆ 完全ルート
◆ 疎ルート
Solarisのゾーン クラスタに関する構成情報については、SunのWebサイトから適切
なドキュメントを入手してください。
完全ルート ゾーン クラスタへの NetWorker ソフトウェアのインストール
◆ 149ページの「タスク1 NetWorkerソフトウェアのインストール」
「ゾーン クラスタ内でのNetWorkerソフトウェアのインストール」 149
◆ 149ページの「タスク2 NetWorkerクライアント ソフトウェアをクラスタ アウェ アとして構成」
◆ 149ページの「タスク3 NetWorkerクライアント リソース タイプのインスタンス の作成」
◆ 149ページの「タスク4 信頼できるNetWorkerサーバのリストの定義」
◆ 150ページの「タスク5 NetWorkerサーバ下のクライアントの構成」
タスク 1 NetWorker ソフトウェアのインストール
各グローバル ゾーンにNetWorkerソフトウェアをあらかじめインストールします。
以下のNetWorkerソフトウェア パッケージを各ゾーン クラスタ ノードにインストー
ルします。
◆ Client
◆ ストレージ ノード(オプション)
インストールの方法については、「EMC NetWorkerインストール ガイド」を参照して ください。
タスク 2 NetWorker クライアント ソフトウェアをクラスタ アウェアとして構成
NetWorkerクライアントをクラスタ アウェアとして定義して構成するには、次の手
順を実行します。
1. NetWorkerソフトウェアをインストールする各ゾーン クラスタ ノードにrootと
してログインします。
2. 各ゾーン クラスタ ノード上の/etc/hostsファイルに仮想ホスト名が含まれてい ることを確認します。仮想ホスト名は、DNSまたはNISで公開できます。
3. 各ゾーン クラスタ ノードについて、次の手順を実行します。
a. クラスタ構成スクリプト/usr/sbin/networker.clusterを実行します。このスク リプトによって、NetWorkerソフトウェアに必要なLGTO.clntリソース タイプ が定義されます。
b. プロンプトが表示されたら、適切な応答を入力します。
ローカルのNetWorkerデータベースがインストールされたディレクトリを入力して ください[/nsr]?
インストール時に指定したNetWorkerデータベースのディレクトリの場所を 入力します。たとえば、次のような変更が可能です。/space/nsr.
タスク 3 NetWorker クライアント リソース タイプのインスタンスの作成
NetWorkerクライアント リソース タイプのインスタンスを作成する方法の詳細につ
いては、144ページの「タスク3 NetWorkerクライアント リソース タイプのインス タンスの作成」を参照してください。
タスク 4 信頼できる NetWorker サーバのリストの定義
信頼できるNetWorkerサーバのリストを定義する方法については、147ページの
「タスク4 信頼できるNetWorkerサーバのリストの定義」を参照してください。
タスク 5 NetWorker サーバ下のクライアントの構成
NetWorkerサーバ下にクライアントを構成する方法の詳細については、148ページの
「タスク5 NetWorkerサーバ下のクライアントの構成」を参照してください。
疎ルート ゾーン クラスタへの NetWorker ソフトウェアのインストール
◆ 150ページの「タスク1 NetWorkerソフトウェアのインストール」
◆ 150ページの「タスク2 NetWorkerクライアント ソフトウェアをクラスタ アウェ アとして構成」
◆ 151ページの「タスク3 NetWorkerクライアント リソース タイプのインスタンス の作成」
◆ 151ページの「タスク4 信頼できるNetWorkerサーバのリストの定義」
◆ 151ページの「タスク5 NetWorkerサーバ下のクライアントの構成」
タスク 1 NetWorker ソフトウェアのインストール
各グローバル ゾーンにNetWorkerソフトウェアをあらかじめインストールします。
ゾーン クラスタ内のそれぞれのノードに次のNetWorkerソフトウェア パッケージを インストールします。
◆ Client
◆ ストレージ ノード(オプション)
NetWorkerソフトウェアのインストール方法については、「EMC NetWorker 8.0インス
トール ガイド」を参照してください。
タスク 2 NetWorker クライアント ソフトウェアをクラスタ アウェアとして構成
NetWorkerクライアントをクラスタ アウェアとして定義して構成するには、次の手
順を実行します。
1. NetWorkerソフトウェアをインストールする各ゾーン クラスタ ノードにrootと
してログインします。
2. 各ゾーン クラスタ ノード上の/etc/hostsファイルに仮想ホスト名が含まれてい ることを確認します。仮想ホスト名は、DNSまたはNISで公開できます。
3. 各ゾーン クラスタ ノードについて、グローバル ゾーン クラスタがNetWorker用 に構成されていない場合は、次の手順を実行します。
a. 対応するグローバル ゾーンから、クラスタ構成スクリプト /usr/sbin/networker.clusterを実行します。
b. プロンプトが表示されたら、適切な応答を入力します。
– ローカルのNetWorkerデータベースがインストールされたディレクトリを入力し てください[/nsr]?
インストール時に指定したNetWorkerデータベースのディレクトリの場所 を入力します。たとえば、次のような変更が可能です。/space/nsr.
– NetWorkerサーバとクライアントの両方とも構成しますか はい、またはいいえ[はい]?
「NetWorkerソフトウェアのアンインストール」 151 クライアント ソフトウェアだけを構成する場合は、「いいえ」と入力し ます。
4. 次のコマンドを使用して、ゾーン クラスタ ノードの1つからのみLGTO.clntリ ソース タイプを登録します。
clrt register -f /usr/sbin/LGTO.clnt.rtr LGTO.clnt
タスク 3 NetWorker クライアント リソース タイプのインスタンスの作成
NetWorkerクライアント リソース タイプのインスタンスを作成する方法の詳細につ
いては、144ページの「タスク3 NetWorkerクライアント リソース タイプのインス タンスの作成」を参照してください。
タスク 4 信頼できる NetWorker サーバのリストの定義
信頼できるNetWorkerサーバのリストを定義する方法については、147ページの
「タスク4 信頼できるNetWorkerサーバのリストの定義」を参照してください。
タスク 5 NetWorker サーバ下のクライアントの構成
NetWorkerサーバ下にクライアントを構成する方法の詳細については、148ページの
「タスク5 NetWorkerサーバ下のクライアントの構成」を参照してください。
NetWorker ソフトウェアのアンインストール
クラスタ環境からNetWorkerソフトウェアをアンインストールするには、次の手順 を実行します。
1. クラスタ内で、nsrdデーモンを実行するノードにrootとしてログインします。
2. NetWorkerリソース グループをオフラインにします。
たとえば、次のような変更が可能です。
clresourcegroup offline networker
3. クラスタ内のすべてのノード上のNetWorkerデーモンを停止します。
たとえば、次のような変更が可能です。
nsr_shutdown
4. クラスタからNetWorkerリソースを削除します。
たとえば、次のような変更が可能です。
clresource disable nwclient clresource disable nwserver clresource delete nwclient clresource delete nwserver networker.cluster -r
5. 他のクラスタ ノードにrootとしてログインします。
6. クラスタからNetWorkerリソースを削除します。
たとえば、次のような変更が可能です。
networker.cluster -r
clresourcegroup delete networker
clresourcegroupコマンドの結果として、「 (Error:(C517101) networker:resource group contains resources; cannot delete)」のようなメッセージが表示される場合 は、hastorageplusリソースがまだ存在する可能性があります。
この問題を解決するには、次を実行する。
a. hastorageplusリソースが存在するかを判断し、リソースがオフラインになっ
ていることを確認します。
たとえば、次のような変更が可能です。
scstat -g
b. hastorageplusリソースを無効化します。
たとえば、次のような変更が可能です。
clresource disable hastorageplus
c. hastorageplusリソースを削除します。
たとえば、次のような変更が可能です。
clresource delete hastorageplus
d. NetWorkerリソースを削除します。
networker.cluster -r
clresourcegroup delete networker
e. scstat -gコマンドを使用して、hastorageplusリソースが削除されたことを確 認します。
7. クラスタ起動ファイルのコピーを作成します。このステップをすべてのクラスタ ノードで実行します。
cp /usr/lib/nsr/networker* /tmp/
8. NetWorkerソフトウェアをアンインストールします。
--Resource
Groups--Group Name Node Name State Suspended
Group: networker cluster_node1 Offline No Group: networker cluster_node2 Offline No
--Resources--Resource Name
Node Name State Status Message
--
--- -
--- --- ---Resource
:
hastorageplu s
cluster_node1 Offline Offline
Resource :
hastorageplu s
cluster_node2 Offline Offline