第 5 章 MC/ServiceGuard と MC/LockManager のインストール
タスク 5 クラスタ ノードを NetWorker 仮想サーバのクライアント
すべてのクラスタ ノードをNetWorkerサーバのクライアントにします。
1. NMCでNetWorkerサーバに接続したままにします。
2. 必要な場合は、クラスタ クライアントのバックアップに使用するグループ リ ソースを構成します。[自動再開]属性を有効化し、[手動再開]オプションを無 効化します。これにより、バックアップ中にNetWorkerサーバの仮想クライアン トでフェイルオーバーが発生した場合に、セーブセット バックアップが再開さ れます。グループの定義と構成の詳細については、「NetWorker 8.0管理ガイド」
を参照してください。
3. クラスタ内の物理ノードごとに新しいNetWorkerクライアントを作成します。
a.[管理]ウィンドウで[構成]ボタンをクリックします。
b. 新しいNetWorkerクライアントを作成します。
c.[名前]属性に、物理クライアントの名前を入力します。
4. 仮想NetWorkerサーバ用に自動的に作成された仮想クラスタ クライアント リ
ソースを変更します。
a.[セーブセット]フィールドで、共有ディスク リソースを指定します。
b.[グローバル(1/2)]タブの[リモート アクセス]フィールドで、クラスタ 内の各物理ノードのrootユーザー アカウントを指定します。
たとえば、次のような変更が可能です。
root@<clus_phys1>
root@<clus_phys2>
c.[グループ]属性で、ステップ2 で構成したグループを選択します。
d. 必要な場合、クライアントのプロパティ ウィンドウで残りの属性を定義し、
[適用]をクリックします。
5. 検証テストを実行して、クライアント リソースとグループ リソースが正しく構 成されていることを検証します。
a. NetWorkerサーバが常駐するノード上で、次のコマンドを実行します。
savegrp -pv -c <client_name> -G <group_name>
b. 検証テストで必要なスケジュール バックアップとインデックスが表示されな い場合は、91ページの「スケジュール セーブのトラッキング」を参照してく ださい。
タスク 6: NetWorker クラスタ サーバのフェイルオーバー用にライセンスを登録
NetWorkerサーバをクラスタ環境で登録するには、次の手順を実行します。
1. NetWorker仮想サーバがクラスタの一部として定義されていることを確認し
ます。
2. NetWorkerサービスが実行中であることを確認します。
3. クラスタ内の各ノードで、次の手順に従います。
a. NetWorkerサーバをこのノードにシーケンシャルに移動します。
「HP ServiceGuardクラスタ上のVxVM」 83 b.[NetWorker管理]ウィンドウで、適切なクラスタ ライセンスのホストID番
号を確認します。
4. NetWorker仮想サーバを実行しているシステムにログインし、すべてのクラスタ
ノードのホストIDを含む/nsr/res/hostidsファイルを作成します。
次の構文を使用します。
hostid1:hostid2:hostid3:...
たとえば、次のような変更が可能です。
12345678:87654321
5. NetWorker仮想サーバをオフラインにした後、再度オンラインにして、サーバを
再開します。
6.[NetWorker管理]ウィンドウで、適切なクラスタ ライセンスのホストID番号を 確認します。
7.「EMC NetWorkerライセンス ガイド」の説明に従って、NetWorkerソフトウェアを 登録します。
HP ServiceGuard クラスタ上の VxVM
NetWorkerクラスタ スクリプトは、HP ServiceGuardクラスタ上でVxVMをサポート
するように変更されました。次の手順は、VxVMファイル システムをクラスタの物 理ノードに設定する方法の概要です。
すべての例で、クラスタ内の物理ノードはdbkpsr01とdbkpsr02です。
1. 次のコマンドを実行して、VxVMファイル システムを/nsrdataとしてdbkpsr01 ノード(アクティブ ノード)にマウントします。
mount /dev/vx/dsk/nsrdg/nsrvol /nsrdata
/nsrをマウント ポイントとして使用しないでください。
2. NetWorkerサーバ ソフトウェアを両方のノードにインストールします。ソフト
ウェアは、/opt/NetWorker/binディレクトリにインストールされます。
3. 次のコマンドを実行して、dbkpsr01に/NetWorker.clucheck/etc/cmclusterディレ クトリを作成します。
touch NetWorker.clucheck
4. 次のコマンドを実行して、dbkpsr02に/NetWorker.clucheck/etc/cmclusterディレ クトリを作成します。
touch NetWorker.clucheck
5. dbkpsr01で、次のテキストを使用して/etc/cmclusterディレクトリに .nsr_clusterを作成します。
networker:10.2.6.12:/nsrdata
6. dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
rcp -r -p /etc/cmcluster/.nsr_cluster dbkpsr02:/etc/cmcluster
7. dbkpsr01でnetworker.clusterを実行します。
8. 以下の質問に次のように回答します。
a. 続行しますか?[はい]?○
b. ローカルのNetWorkerデータベースがインストールされたディレクトリを入 力してください[/nsr]?/nsr
c. NetWorkerパッケージの新しい制御ファイルを生成しますか[はい]?○
d. このパッケージの監視に使用するIPアドレスを入力しますか?10.2.6.12 e. このパッケージの監視に使用するIPサブネットを入力しますか?10.2.4.0 f. NetWorkerサービスのDNS名を入力しますか?dbkpsr
g. ディスク リソースに使用するボリューム管理を選択します(1-LVMまたは 2-VxVM)[1]?2
h. このパッケージのVxVMディスク リソースを入力しますか? nsrdg i. このパッケージにマウントされている論理ボリューム名を入力しますか?
/dev/vx/dsk/nsrdg/nsrdg/nsrvol
j. このパッケージのマウント パスを入力しますか?/nsrdata
k. このパッケージのファイル システムのタイプを入力しますか[vxfs]? vxfs /etc/cmcluster/networker/legato.controlが作成されます。
このファイルは、NetWorkerパッケージを開始する前に変更が必要になる可能 性があります。詳細については、「クラスタ インストール ガイド」を参照し てください。
l. NetWorkerパッケージの新しいパッケージ構成ファイルを生成しますか [は
い]?はい。
m. NetWorkerパッケージの監視に使用するIPサブネットを入力しますか
?10.2.4.0
n. このパッケージのノード番号1を入力します[no more]? dbkpsr01 o. このパッケージのノード番号2を入力します[no more]? dbkpsr02 p. このパッケージのノード番号3を入力します[no more]?Enterキーを押し
ます。
次のファイルが作成されます。
/etc/cmcluster/networker/pkg.conf
新しいバイナリ構成ファイルを作成する前に、このファイルの修正が必要に なる場合があります。詳細については、「クラスタ インストール ガイド」を 参照してください。
9. dbkpsr02で、/etc/cmclusterにNetWorkerディレクトリを作成します。
10.dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
rcp -r -p /etc/cmcluster/networker/legato.control dbkpsr02:/etc/cmcluster/networker
「HP ServiceGuardクラスタ上のVxVM」 85
11.dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
rcp -r -p /opt/networker/bin/networker.cluster dbkpsr02:/opt/networker/bin
12.dbkpsr02で、networker.clusterスクリプトを実行します。
13.メッセージに従って、構成を完了します。
a. 続行しますか?[はい]?○
b. ローカルのNetWorkerデータベースがインストールされたディレクトリを入 力してください[/nsr]?/nsr
c. NetWorkerパッケージの新しい制御ファイルを生成しますか[いいえ]?
いいえ
d. NetWorkerパッケージの新しいパッケージ構成ファイルを生成しますか
[はい]?はい。
e. NetWorkerパッケージの監視に使用するIPサブネットを入力しますか
?10.2.4.0
f. このパッケージのノード番号1を入力します[no more]? dbkpsr01 g. このパッケージのノード番号2を入力します[no more]? dbkpsr02 h. このパッケージのノード番号3を入力します[no more]?Enterキーを押し
ます。
次のファイルが作成されます。
/etc/cmcluster/networker/pkg.conf
新しいバイナリ構成ファイルを作成する前に、このファイルの確認が必要になる 場合があります。詳細については、「クラスタ インストール ガイド」を参照して ください。
14.各ノードで、次のコマンドを実行してnsrexecdが実行されているかどうか確認 します。
ps -ef | grep nsrexecd
15. dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
cd /etc/cmcluster/networker cmcheckconf -P pkg.conf cmapplyconf -P pkg.conf cmrunpkg networker cmmodpkg -e networker
これにより、NetWorkerサーバがServiceGuardクラスタにインストールされま す。NetWorkerサーバがクラスタ内に存在していない場合、両方のノードで次の ように表示されます。
nsr -> /nsr.NetWorker.local
NetWorkerサーバがクラスタ内に存在している場合(NetWorkerサーバ サービス
がアクティブ ノードで実行されている)、下記が表示されます。
• アクティブ ノード:
nsr -> /nsrdata/nsr
• パッシブ ノード:
nsr -> /nsr.NetWorker.local
nsrdプロセスがクラスタから開始されます。
16.クラスタ管理ソフトウェアを使用してNetWorkerサービスをシャットダウンしま す。dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
cmhaltpkg networker
17.dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
cd /nsr/res
18.このディレクトリにserversというファイルを作成し、dbkpsrをテキストとして 入力します(これは、クラスタ モード以外では/nsr.NetWorker.localディレクト リ用になります)。
19.dbkpsr02で、次のコマンドを実行します。
cd /nsr/res
20.このディレクトリにserversというファイルを作成し、dbkpsrをテキストとして 入力します(これは、クラスタ モード以外では/nsr.NetWorker.localディレクト リ用になります)。
21.両方のノードで、/sbin/init.d/networkerを編集し、nsrexecdを検索します。 "-s"
パラメータは指定できません。
22.両方のノードで、/sbin/init.d/networker stopを実行します。
23.両方のノードで、/sbin/init.d/networker startを実行します。
24.dbkpsr01で、クラスタ管理ソフトウェアを使用してNetWorkerサービスを開始
します。次のコマンドを実行します。
cmrunpkg networker
25. dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
cd /nsr/res
このディレクトリにserversというファイルを作成し、dbkpsrをテキストとして 入力します(これは、クラスタ モードでは/nsrdata/nsrディレクトリ用になり ます)。
26.dbkpsr01で、次のコマンドを実行します。
rcp -r -p /etc/cmcluster/.nsr_cluster dbkpsr02:/etc/cmcluster 27.dbkpsr01でnetworker.clusterを実行します。
28. NetWorkerクライアントおよびNMCをdbkpmg04にインストールします(GST
サービスがdbkpmg04上に存在するようになります)。
29. NMCからdbkpsrにアクセスします。