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NetBackup 検出サービスについて

NetBackup Discovery Service (nbdisco) は、サーバーリストにマスターサーバーを含 むクライアント上で SQL Server インスタンスを検出します。 NetBackup のインストール が完了すると、クライアントはすぐにマスターサーバーにインスタンス情報をレポートしま す。 この初回のレポートの後、検出サービスは非同期にクライアントからの更新を要求し ます。 クライアントは定期的 (4 時間ごと) にローカル検出を起動し、マスターサーバーに 情報を送信します。 NetBackup Agent Request Service (NBARS) は 5 分ごとにマス ターサーバーをポーリングし、NetBackup 管理コンソールのアプリケーション

(Applications)] > [Microsoft SQL Server] > [インスタンス (Instances)]ノードで新しく 検出されたインスタンスを表示します。 自動登録を有効にした場合、インスタンスを自動 的に登録するために使うインスタンスグループにも新しいインスタンスが表示されます。

最後の検出以降に作成したインスタンスを検出するには、[処理 (Actions)] > [インスタ ンスの検出 (Discover Instances)]を選択します。

デフォルトでは、このサービスは、アプリケーションのインスタンスを検出すると、マスター サーバーにレポートします。 ただし、ユーザーは bpsetconfig ユーティリティを使用し

第 3 章 SQL Server インテリジェントポリシーのためのインスタンス管理 33 NetBackup 検出サービスについて

て、特定のクライアントの検出をオフにすることができます。 『NetBackup 管理者ガイド』

で REPORT_CLIENT_DISCOVERIES オプションを参照してください。

インスタンス管理での SQL Server インスタンスの表示

検出された、または手動で追加したすべての SQL Server インスタンスの完全なリストを 表示できます。 NetBackup 管理コンソールで、[アプリケーション (Applications)] >

[Microsoft SQL Server] のノードを展開します。 このノードには次のサブノードがありま す。

インスタンス (Instances)

インスタンスグループ (Instance Groups)

最後の検出の実行以降に環境に追加したすべての新しいインスタンスを迅速に検出で きます。p.35 の 「必要に応じたインスタンスの検出」 を参照してください。

表 3-2 では、インスタンスのプロパティについて説明します。

表 3-2 インスタンス管理のインスタンスプロパティ 説明

インスタンス名。

SQL Server クラスタの場合、NetBackup はインスタンス管理に対して単一のエントリまたは 1 つの インスタンスを追加します。 そのインスタンスのホスト名は SQL Server クラスタの仮想名です。

インスタンス名 (Instance Name)

有効 (Active) - インスタンスは NetBackup によるバックアップに利用可能です。

非アクティブ (Inactive) - このインスタンスは非アクティブであり、バックアップを作成できません。 こ の状態は、NetBackup 管理者が意図的に NetBackup のインスタンスを「非アクティブ」とマーク付 けしたことを意味します。 たとえば、インスタンスが保守中の場合です。

状態 (State)

インスタンスが存在するホストの名前。このホスト名は、NetBackup カタログ内のバックアップに使わ れる名前です。

マルチインターフェースネットワーク接続 (複数 NIC) を使用するホストの場合、NetBackup は NetBackup クライアント名を使用してホストを検出および追加します。 NetBackup クライアントをパ ブリックインターフェース名でインストールした場合、インスタンスをプライベートインターフェース名 でも追加および登録する必要があります。 次にプライベートインターフェース名でインスタンスをバッ クアップポリシーに追加します。

SQL Server クラスタの場合、ホスト名は SQL Server クラスタの仮想名です。 複数の NIC を備え た SQL Server クラスタの場合は、インスタンスを追加して仮想 SQL Server のプライベート名で登 録する必要もあります。

ホスト (Host)

クラスタ化されたインスタンスの場合は、クラスタの形式を示します。 たとえば、VCS または WSFC (Windows Server フェールオーバークラスタ) です。

クラスタの種類

第 3 章 SQL Server インテリジェントポリシーのためのインスタンス管理 34 インスタンス管理での SQL Server インスタンスの表示

説明 列

SQL Server のバージョン番号。

バージョン (Version)

SQL Server のリリース名。

リリース (Release)

SQL Server のサービスパック番号。

SP

SQL Server のエディション。

エディション (Edition)

ホストのオペレーティングシステム。

OS

このインスタンスが含まれる SQL Server インスタンスグループ名。 このフィールドは、インスタンス がインスタンスグループに属していなければ空白です。

インスタンスグループ (Instance Group)

インスタンスが有効なクレデンシャルで登録された日時が反映されます。インスタンスが登録されて いない場合、このフィールドは空白です。

登録済み (Registered)

インスタンスが追加されたインテリジェントポリシーの名前。レガシーのポリシー (クライアントおよび バッチファイルを使用) はここには反映されません。

ポリシー (Policies)

必要に応じたインスタンスの検出

検出処理は連続的に実行されないため、環境に追加する SQL Server インスタンスをす ぐに検出して NetBackup データベースに追加するわけではありません。 次の手順では、

NetBackup Discovery を起動して新しいインスタンスを検出する方法について説明しま す。

最後の検出後に追加した SQL Server インスタンスを検出するには

1 [アプリケーション (Applications)] > [Microsoft SQL Server] > [インスタンス (Instances)]を開きます。

2 [処理 (Actions)]メニューで[インスタンスの検出 (Discover Instances)]を選択しま す。

インスタンスの処理について

表 3-3 では、[処理 (Actions)]メニューから SQL Server インスタンスに対して実行でき る処理または操作について説明します。

表 3-3 インスタンスの処理 説明

処理

インスタンスを手動でインスタンス管理に追加します。

p.45 の 「インスタンス管理への SQL Server インスタンスの手動追加」 を参照してください。

新規 (New) > インスタンス (Instance)

第 3 章 SQL Server インテリジェントポリシーのためのインスタンス管理 35 インスタンスの処理について

説明 処理

インスタンスプロパティを表示します。

p.37 の 「SQL Server インスタンスの登録」 を参照してください。

プロパティ (Properties)

インスタンスを登録します。

p.37 の 「SQL Server インスタンスの登録」 を参照してください。

登録 (Register)

インスタンス管理からインスタンスを削除します。

ポリシーの一部であるインスタンスは削除できません。 最初に、ポリシーの[インスタンスとデー タベース (Instances and Databases)]タブからインスタンスを削除します。

削除 (Delete)

NetBackup で無効にしたインスタンスをバックアップで利用できるようにします。

有効化 (Activate)

インスタンスを NetBackup で無効にし、バックアップから除外します。 たとえば、インスタン スが保守中の場合です。

無効化 (Deactivate)

インスタンスを追加先のインスタンスグループから削除します。 インスタンスは、インスタンス グループのメンバーである場合、それが持つ同一のクレデンシャルを使って個別に登録され ます。

グループから削除 (Remove from Group)

1 つ以上のインスタンスを新しいグループに追加します。

インスタンスを以前に登録している場合、グループのクレデンシャルがそのインスタンスに適 用され、設定済みの以前のクレデンシャルを置換します。

p.40 の 「インスタンスグループへのインスタンスの追加」 を参照してください。

インスタンスを含む新しいグ ループ (New Group with Instances)

p.43 の 「インスタンスグループの処理について」 を参照してください。

自動登録 (Auto Registration)

前回の検出プロセス以降に環境に追加した新しいインスタンスが即座に検出されます。

インスタンスの検出 (Discover Instances)

このオプションを使って、孤立したインスタンスをインスタンス管理から自動的に消去するよう に NetBackup を設定できます。 孤立したインスタンスは一度に検出された、登録されたこと がないインスタンスです。

インスタンスのクリーンアップを有効にするには、[後でクリーンアップ (Clean up after)]を選 択します。 次に、NetBackup でインスタンスのクリーンアップを実行する頻度 (日) を選択し ます。

インスタンスのクリーンアップ

SQL Server インスタンスの登録について

SQL Server インテリジェントポリシーの一部として保護するインスタンスはすべてクレデ ンシャル付きで登録する必要があります。 これらのクレデンシャルには特定の権限が必 要です。

第 3 章 SQL Server インテリジェントポリシーのためのインスタンス管理 36 SQL Server インスタンスの登録について

p.27 の 「SQL Server インテリジェントポリシーで使われる資格情報について」 を参照し てください。

NetBackup 管理コンソールのアプリケーションユーティリティを使ってインスタンスを登録

することを推奨します ([NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[アプリケー ション (Applications)]、[Microsoft SQL Server]の順に選択)。 希望する場合、

NetBackup 管理者は DBA が特定のホスト上のインスタンスをすることを承認することも できます。

インスタンスは、次のいずれかの方法で登録できます。

手動: 個々のインスタンスの場合。

アプリケーションユーティリティで、新たに検出されたインスタンスを選択し、個別に登 録します。

p.37 の 「SQL Server インスタンスの登録」 を参照してください。

手動: インスタンスグループにインスタンスを追加する。

アプリケーションユーティリティで、インスタンスグループを作成し、そのグループにイ ンスタンスを追加します。 インスタンスには、グループに対して設定したクレデンシャ ル設定が使われます。

p.39 の 「インスタンスグループへのインスタンスの登録」 を参照してください。

自動: 新たに検出されたインスタンスを自動的に登録するようにインスタンスグループ を設定する。

アプリケーションユーティリティで、インスタンスグループを作成し、そのグループに自 動登録を設定します。 新しく検出されたインスタンスはグループに自動的に追加され 登録されます。 インスタンスには、グループに対して設定したクレデンシャル設定が 使われます。

手動: nbsqladm コマンドを使う。

NetBackup 管理者は、DBA が nbsqladm コマンドを使って特定のホスト上のインス

タンスを登録することを承認できます。

p.44 の 「nbsqladm コマンドを使ってインスタンスを登録することを DBA に承認す

る」 を参照してください。

SQL Server インスタンスの登録

この項では、アプリケーションユーティリティで SQL Server インスタンスを手動で登録す る方法について説明します。 その他の登録オプションについては、次のトピックを参照し てください。

p.39 の 「インスタンスグループへのインスタンスの登録」 を参照してください。

p.176 の 「複数 NIC を備えている場合の SQL Server バックアップの設定について」 を 参照してください。

p.44 の 「nbsqladm コマンドを使ってインスタンスを登録することを DBA に承認する」 を 参照してください。

第 3 章 SQL Server インテリジェントポリシーのためのインスタンス管理 37 SQL Server インスタンスの登録について