この章の説明は、root としてログインしていること、および IBM Tivoli Directory
Server バージョン 5.2 の CD が /SD_CDROM にマウントされていることを前提と
しています。
重要: SecureWay Directory バージョン 3.1.1.5、3.2、3.2.1、3.2.2、または任意のバ ージョンの IBM Directory Server がインストールされている場合、データを移行す る必要があるときは、33ページの『第 5 章 以前のリリースからの移行』の説明に 従って IBM Tivoli Directory Server 5.2 をインストールしてください。 IBM Tivoli
Directory Server 5.2 をインストールする前に、以前のバージョンのスキーマ・ファ
イルと slapd32.conf ファイルのバックアップをとり、エクスポートしておくことが
非常に重要です。
IBM Tivoli Directory Server のインストール
注: IBM Tivoli Directory Server をインストールする前に、以前にインストールされ た既存のバージョンの LDAP があれば、すべて除去する必要があります。既存 の LDAP の上に IBM Tivoli Directory Server をインストールしようとしても、
IBM Tivoli Directory Server は正しくインストールされません。この場合、IBM Tivoli Directory Server を除去してから再インストールすることが必要になりま す。116ページの『IBM Tivoli Directory Server のアンインストール』を参照し てください。
一部のオペレーティング・システムでは、あるバージョンの LDAP がデフォル トでインストールされます。LDAP 製品がすでにインストールされているかど うかを確認したい場合は、以下のコマンドを発行して、インストールされてい るパッケージを照会することができます。
rpm -qa | grep -i ldap
このコマンドによって、ldap という名前を含むインストール済みアプリケーシ ョンが検出されます。この方法は、LDAP のアプリケーション名に文字列
“ldap” が含まれている LDAP 製品の場合のみ有効です。
IBM Tivoli Directory Server をインストールする前に、DB2 バージョン 7.2 FixPak 5 以降がインストールされていることを確認してください。db2_install コマンドを 使用すると、提供されているバージョンの DB2 (8.1 フィックスパック 2) をイン ストールできます。
Web 管理ツールをインストールしている場合は、WebSphere Application Server の 組み込みバージョン (Express) などのアプリケーション・サーバーをインストール する必要があります。143ページの『付録 D. WebSphere Application Server の組み 込みバージョン (Express) のインストール、構成、およびアンインストール』の説 明を参照してください。
Linux オペレーティング・システム用の IBM Tivoli Directory Server は、以下のパ ッケージで提供されます。
xSeries Linux パッケージ:
v ldap-serverd-5.2-1.i386.rpm v ldap-clientd-5.2-1.i386.rpm
v ldap-msg-xxx-5.2-1.i386.rpm (xxx は言語に依存) v ldap-html-xxx-5.2-1.i386.rpm (xxx は言語に依存) v ldap-webadmind-5.2-1.i386.rpm
zSeries Linux パッケージ
v ldap-serverd-5.2-1.s390.rpm v ldap-clientd-5.2-1.s390.rpm
v ldap-msg-xxx-5.2-1.s390.rpm (xxx は言語に依存) v ldap-html-xxx-5.2-1.s390.rpm (xxx は言語に依存) v ldap-webadmind-5.2-1.s390.rpm
iSeries および pSeries Linux パッケージ:
v ldap-server-5.2-1.ppc.rpm v ldap-client-5.2-1.ppc.rpm
v ldap-msg-xxx-5.2-1.ppc.rpm (xxx は言語に依存) v ldap-html-xxx-5.2-1.ppc.rpm (xxx は言語に依存) v ldap-webadmind-5.2-1.ppc.rpm
注: この章では、Intel ベースの Linux パッケージを例として使用します。
IBM Tivoli Directory Server をインストールするには、次のようにします。
1. コマンド・プロンプトに次のように入力して、クライアントをインストールしま す。
rpm -ihv ldap-clientd-5.2-1.i386.rpm
2. コマンド・プロンプトに次のように入力して、サーバーをインストールします。
rpm -ihv ldap-serverd-5.2-1.i386.rpm
3. コマンド・プロンプトに次のように入力して、パッケージが正常にインストール されたことを確認します。
rpm -qa | grep ldap
製品が正常にインストールされている場合は、次のように表示されます。
ldap-clientd-5.2-1 ldap-serverd-5.2-1
4. コマンド・プロンプトに次のように入力して、言語依存のメッセージまたは文書 をインストールします。
rpm -ihv ldap-msg-xxx-5.2-1.i386.rpm rpm -ihv ldap-html-xxx-5.2-1.i386.rpm
5. セキュリティー機能を組み込む場合は、GSKit 7a をインストールします。75ペ ージの『GSKit のインストール』を参照してください。
Web 管理ツールをインストールするには、次のようにします。
1. コマンド・プロンプトで、以下のコマンドを入力します。
rpm -ihv ldap-webadmind-5.2-1.i386.rpm 注:
a. Web 管理ツールをインストールすると、DSML ファイルもコンピューターに
コピーされます。DSML のインストールおよび構成については、149ページ
の『付録 F. DSML のインストールおよび構成』を参照してください。
b. Web 管理ツールをインストールする場合は、このツールを実行するために、
WebSphere Application Server の組み込みバージョン (Express) などのアプリ ケーション・サーバーが必要です。アプリケーション・サーバーのインスト ールおよび構成については、143ページの『付録 D. WebSphere Application
Server の組み込みバージョン (Express) のインストール、構成、およびアン
インストール』を参照してください。
GSKit のインストール
以下の説明は、Linux オペレーティング・システム上にソフトウェア・パッケージ
gsk7bas.tar をインストールするためのガイドです。パッケージはコマンド行からイ
ンストールすることができます。
Linux の各プラットフォーム上での GSKit 7a のパッケージ名は、次のとおりで
す。
xSeries Linux:
rpm -ihv gsk7bas-7.0-1.0.i386.rpm zSeries Linux:
gsk7bas-7.0-1.0.s390x.rpm iSeries および pSeries Linux:
gsk7bas-7.0-1.0.ppc32.rpm
rpm を使用して GSKit をインストールするには、以下のいずれかのコマンドを使 用します。
v デフォルトのロケーションである /usr/local にインストールするには、root とし てログインし、コマンド・プロンプトに次のように入力します (これらの例で は、xSeriesLinux のパッケージ名を使用しています)。
rpm -ihv gsk7bas-7.0-1.0.i386.rpm
v ロケーションを指定してインストールする場合は、インストール先のディレクト リーへの書き込みアクセス権を持っている必要があります。また、次のよう に、--noscripts フラグを使用します。
rpm -ihv --prefix new_location gsk7bas-7.0-1.0.i386.rpm --noscripts
ここで、new_location はインストール先のパスです。以下に例を示します。
rpm -ihv --prefix /tmp/usr gsk7bas-7.0-1.0.i386.rpm --noscripts
インストール後の GSKit の設定については、157ページの『付録 I. GSKit のセッ トアップと CMS 鍵データベースのサポート』を参照してください。
GSKit の除去
GSKit を除去するには、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
rpm -evv gsk7bas-7.0.1 ここで、
v -evv は、パッケージを消去しデバッグ情報を表示することを示します。トレース またはデバッグ情報が必要ない場合は、-e のみを使用します。