5. 起工測量実施及び成果作成
5.3. LS による起工測量の実施( LS )
- 52 -
- 53 -
5.3.2. LS
測量の実施(LS)
○実施項目
受注者は、以下のとおり LS を用いた起工測量を実施する。
(1)測定時の留意点
計測範囲に作業員や仮設構造物、建設機械などがある場合は、地形面のデータ が取得できないため、可能な限り地形面が露出している状況での計測を行う。
また、以下の条件では適正な計測が行えない。
・雨や霧、雪などレーザーが乱反射してしまう様な気象
・計測対象範囲とレーザー光の入射角が極端に低下する場合
・強風などで土埃などが大量に舞っている場合
・草や木などで地面が覆われている場所
LS計測で利用するレーザークラスに応じた使用上の対策を講じるとともに、
安全性に十分考慮する。
~仕様書・関係基準類~
LS 出来形管理要領 1-4-3
●留意事項
ア)LS の使用条件
LS は UAV に比較して立木があっても計測が可能であるが、立木の密度が多い 場合は利用しない方がよい。
- 54 -
5.3.3.
起工測量計測データの作成(LS)
○実施項目
受注者は、計測点群データを元に、点群処理ソフトを用いて以下の不要点を削除 し、TIN で表現される起工測量計測データを作成する。
①対象範囲外のデータ削除(フィルタリング)
◇被計測対象物以外の構造物データを削除する。
◇除去する3次元座標はその後の作業に影響するため注意が必要。
②点群密度の変更(データの間引き)
◇計測密度 0.25m2(50cm×50cm メッシュ)あたり1点以上を限度に点群密度を 減らしても良い。
点群処理データソフトにより自動でTINを配置した時、現場の地形と異なる場 合は、TINの結合方法を手動で変更しても良い。※1
管理断面間隔より狭い範囲において、点群座標が存在しない場合は、TINで補 完しても良い。※2
~仕様書・関係基準類~
LS 出来形管理要領 1-2-3
●留意事項
ア)※1:点群~しても良い。とは?
→例えば四角形の対角線を繋いで四角形の中に三角形を2つ作る場合(〼←
この様に TIN を作る場合)、どの対角線を繋ぐかによって2通りの方法がある。
自動で TIN 作成したものが、現地の地形を表していない場合は手作業によって TIN を作り直すことも可能という意味。
イ)※2:管理~しても良い。とは?
→例えば重機などのデータをフィルタリングして点群データを削除したため、
穴が開いた状態において回りの TIN から補完すること。
ウ)精度管理
精度確認については、3.5.1.参照。
- 55 -