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LOCK# (バス・ロック)

ドキュメント内 000 (ページ 122-128)

第 5 章 各信号の機能解説

5.32 LOCK# (バス・ロック)

出力 Summary

プロセッサはバス・サイクル・シーケンスの間

LOCK#

をアサートし、他のバス・

マスタの介入を許さずにそのサイクルが完了したことを保証する。ロックト命 令は

2

5

バス・サイクルで構成される。

LOCK#

は下記の命令の間、アサートさ れる。

割り込みアクノリッジ・シーケンス

ディスクリプタ・テーブル・アクセス

ページ・ディレクトリおよびページ・テーブル・アクセス

XCHG

命令

可能な

LOCK#

プリフィックス付き命令

ロックト命令がバス上に現れ、システム全体から見えることを保証するため、プ ロセッサのキャッシュに駐在するロックト・サイクルの間にアドレッシングされる データ・オペランドは、ロックト命令の実行以前にフラッシュされ、キャッシュから 無効化(

Invalidate

)される。キャッシュ・ラインがモディファイ・ステートの場合、

デ ー タ・オ ペ ランド は ロックト 命 令 開 始 前 にライト バックさ れ 、無 効 化

Invalidate

)される。同様に、ロックト命令の間は、データ・リードのキャッシュ は行われない。

プロセッサは

LOCK#

がグリッチされないことを保証する。

Driven and Floated

ロックト・サイクル中、

LOCK#

ADS#

がアサートされたクロック・エッジと同じ クロック・エッジからアサートされ、最後のバス・サイクルの最後の

BRDY#

がア サートされてサンプリングされるまで、アサートされたままとなる。プロセッサ は、ロックト命令の連続するシーケンスの間の少なくとも

1

クロックの間

LOCK#

をネゲートし、システム・ロジックにバスの調停を行わせる。

LOCK#

は、

BOFF#

がアサートされてサンプリングされたクロック・エッジから、

またプロセッサが

HOLD

に応答して

HLDA

をアサートしたクロック・エッジから

5.33 M/IO# (メモリまたは I/O 出力

Summary

プロセッサはバス・サイクル中、

M/IO#

をドライブし、それがメモリまたは

I/O

ス ペースのいずれをアドレッシングしているかを表示する。

M/IO#=1

の場合、プ ロセッサは、命令フェッチの結果、またはデータをロードもしくはストアする命令 実行の結果として、メモリまたはメモリフェッチされた

I/O

ポートをアドレッシン グしていることになる。

M/IO#=0

の場合、プロセッサは

1

つの

I/O

命令実行の間、

I/O

ポートをアドレッシングしている。さらに、

M/IO#

は割り込みアクノリッジやス ペシャル・サイクルを含む、その他のバス・サイクルの定義にも使用できる。(詳 細は表

19

を参照。)

Driven and Floated

M/IO#

ADS#

と同じクロック・エッジからドライブされ、

NA#

またはそのサイク ルで予期された最後の

BRDY#

がアサートされてサンプリングされるクロック・

エッジまで同じステートのままとなる。

M/IO#

は、メモリ・サイクル、

I/O

サイクル、

スペシャル・バス・サイクルおよび割り込みアクノリッジ・サイクル中にドライブさ れる。

M/IO#

BOFF#

がアサートされてサンプリングされるクロック・エッジから、ま たプロセッサが

HOLD

に応答して

HLDA

をアサートしたクロック・エッジからフ ロートされる。

5.34 NA# (次のアドレス)

入力 Summary

システム・ロジックは

NA#

をアサートして、前のバス・サイクル内にパイプライン された別のバス・サイクルを受け入れる準備ができていることをプロセッサに 表示する。プロセッサが新サイクル処理の準備ができている場合、アドレスおよ びステータス信号と共に、

ADS#

は、

NA#

がアサートされてサンプリングされた クロック・エッジの次のクロック・エッジでアサートできる。プロセッサは最高

2

サ イクルまで同時実行を許容するので、

2

サイクルが進行している間

NA#

のア サートがサンプリングされるが、

ADS#

は最初のサイクルが完了するまではア サートされない。

Sampled

バス・サイクル中、

NA#

はクロック毎にサンプリングされる。サンプリングは

ADS#

をネゲートするクロック・エッジ後の

1

クロック・エッジ後開始され、最後に 実行されたサイクルの予期された最後の

BRDY#

がアサートされてサンプリン グされるまで(

2

番目のペンディング・サイクルで

ADS#

をネゲートするクロック・

エッジ後のクロック・エッジは除外)継続する。サンプリングされた場合、プロ セッサは

NA#

をラッチするので、システム・ロジック側は

1

クロックだけ

NA#

をア サートするだけでよい。

5.35 NMI (ノンマスカブル割り込み)

入力 Summary

NMI

がアサートされてサンプリングした場合、プロセッサは割り込み番号

02h

で 定義された割り込みサービス・ルーチンへジャンプする。

INTR

信号の場合とは 異なり、プロセッサが

NMI

をアサートされた状態でサンプリングした場合、ソフ トウェアは

NMI

の効果をマスクできない。しかし、

NMI

はシステム管理モード

SMM

)に移行後は一時的にマスクできる。さらに、割り込み番号が定義済みで あるため、割り込みアクノリッジ・サイクルは実行されない。

プロセッサが直前の

NMI

の割り込みサービス・ルーチンを実行しているときに

Sampled

NMI

は立ち上がりエッジ・センシティブな信号としてサンプリングされ、ラッチさ れる。通常動作時、

NMI

はクロック・サイクル毎にサンプリングされるが、次の命 令バウンダリまでは認識されない。同期でアサートされた場合、

NMI

は最小

1

ク ロックの間アサートできる。また非同期でアサートされた場合、

NMI

は、最小

2

クロックの間ネゲートされていなければならず、これに最小

2

クロックのアサー トが後続しなければならない。

5.36 PCD (ページ・キャッシュ・ディセーブル)

出力 Summary

プロセッサは

PCD

をドライブして、アドレッシングされているページに対し

OS

の スペックがキャッシャブルであることを表示する。システム・ロジックは

PCD

使用して、外部キャッシングの制御を行うことができる。

PCD

がアサートされた 場合、そのアドレス・ページはキャッシュされない。

PCD

がネゲートされている 場合、そのアドレスのキャッシャビリティは

CACHE#

および

KEN#

のステートに 依存する。

PCD

のステートはプロセッサの動作モード、ならびに制御レジスタおよび

TLB

内 のビット状態に依存するが、その様態を下記に示す。

リアル・モード、またはプロテクト・モードおよび仮想

8086

モードで、ページ ングがディセーブルされている場合(

CR0

PG

ビットが

0

にセットされてい る):

PCD

出力

=CR0

CD

ビット

プロテクト・モードおよび仮想

8086

モードで、キャッシングがイネーブルさ れ(

CR0

CD

ビットが

0

にセットされている)、ページングがイネーブルさ

Driven and Floated

PCD

ADS#

と同じクロック・エッジでドライブされ、

NA#

またはそのサイクルの 最後の

BRDY#

がアサートされてサンプリングされたクロック・エッジまでその ままのステートを維持する。

PCD

BOFF#

がアサートされてサンプリングされるクロック・エッジから、また プロセッサが

HOLD

に応答して

HLDA

をアサートしたクロック・エッジからフ ロートされる。

5.37 PCHK# (パリティ・チェック)

出力 Summary

リード・サイクル中に

D[63:0]

有効(

Valid

)バイト

1

つ以上で偶数パリティ・エラー を検出した場合、プロセッサは

PCHK#

をアサートする。(偶数パリティとは、各 データ・バイトの

1

のビットの合計個数、および対応するデータ・パリティ・ビット が共に偶数であることを意味する。)プロセッサは、

BE[7:0]#

で定義される、有 効(

Valid

)なデータ・バイトについて、バイトがイネーブルされた状態でデータ・

パリティ・チェックを実行する。

PCHK#

は常にドライブされるが、メモリ・リードおよび

I/O

リード・バス・サイクル に対して、また割り込みアクノリッジ・シーケンスの

2

番目のサイクルに対しての みアサートされる。

PCHK#

はライト・サイクルまたはスペシャル・バス・サイクル 中はドライブされない。また、データ・パリティ・エラー検出の結果としてプロ セッサが内部例外をとることはなく、システム・ロジックはこの信号のアサート に適切に応答しなければならない。

プロセッサは

PCHK#

がグリッチしないことを保証し、システム・ロジックに当該 信号をクロッキング・ソースとして使用させる。

Driven

トライステート・テスト・モード時以外、

PCHK#

は常にドライブされる。リード・サ イクル中、データ・バス上にパリティ・エラー検出をともないプロセッサにそれぞ れの

BRDY#

が戻される場合、

PCHK#

BRDY#

がアサートされてサンプリング されたクロック・エッジの

1

クロック・エッジ後に、

1

クロックの間アサートされる。

5.38 PWT (ページ・ライトスルー)

出力 Summary

プロセッサは

PWT

をドライブして、アドレッシングされているページに対し

OS

の スペックがライトバック・ステートであるのか、ライトスルー・ステートであるの かを表示する。

WB/WT#

と共に、

PWT

はキャッシャブル・リード・ミス、および共 有(

Shared

)キャッシュ・ラインへのライト・ヒットが行われている間のデータ・

キャッシュ・ライン・ステートを指定する。(詳細は「

WB/WT#

(ライトバックまた はライトスルー)」の項を参照。)

PWT

のステートはプロセッサの動作モード、ならびに制御レジスタおよび

TLB

内のビット状態に依存するが、その様態を下記に示す。

リアル・モード、またはプロテクト・モードおよび仮想

8086

モードで、ページ ングがディセーブルされている場合(

CR0

PG

ビットが

0

にセットされてい る):

PWT

出力

=0

(ライトバック・ステート時)

プロテクト・モードおよび仮想

8086

モードで、ページングがイネーブルされ ている場合(

CR0

PG

ビットが

1

にセットされている)

• I/O

スペースへのアクセス、ページ・ディレクトリ・エントリ、およびその他 の非ページング・アクセスの場合:

PCD

出力

=CR3

PWT

ビット

• 4K

バイトページ・テーブル・エントリまたは

4M

バイトページの場合:

PCD

出力

=

ページ・ディレクトリ・エントリの

PWT

ビット

• 4K

バイト・ページへのアクセスの場合:

PCD

出力

=

ページ・テーブル・エントリの

PWT

ビット

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