• 検索結果がありません。

特殊バス・サイクル

ドキュメント内 000 (ページ 176-185)

第 6 章 バス・サイクル

6.6 特殊バス・サイクル

AMD-K6

プロセッサは、ストップ・グラント、フラッシュ・アクノリッジ、キャッシュ・

ライトバック・インバリデーション、ホルト、キャシュ・インバリデーション、および シャットダウン・サイクルを含む特殊バス・サイクルをドライブする。すべての特 殊サイクルの間は、

D/C#=0

M/IO#=0

で、また

W/R#=1

である。

BE[7:0]#

A[31:3]

をドライブし、表

24

に示すように、特殊サイクル間の区別化を行う。シス テム・ロジックは全プロセッサ特殊サイクルに応答して

BRDY#

を戻さなければ ならない。

24.

 特殊バス・サイクル対応エンコーディング

BE[7:0]# A[4:3]* Special Bus Cycle Cause FBh 10b Stop Grant STPCLK# sampled asserted EFh 00b Flush Acknowledge FLUSH# sampled asserted

F7h 00b Writeback WBINVD instruction

FBh 00b Halt HLT instruction

FDh 00b Flush INVD,WBINVD instruction

FEh 00b Shutdown Triple fault

Note:

* A[31:5] = 0

基本特殊バス・サイクル

62

に、基本特殊バス・サイクルを示す。プロセッサは、

ADS#

をアサートしたと 同じクロック・エッジから、

D/C#=0

M/IO#=0

および

W/R#=1

をドライブする。

この例では、

BE[7:0]#=FBh

および

A[31:3]=0000_0000h

であり、したがって、

この特殊バス・サイクルは、ホルト特殊サイクルである(表

24

参照)。ホルト特殊 サイクルは、プロセッサが

HLT

命令を実行した後に生成される。

アサートされた状態で

FLUSH#

をサンプリングした場合、プロセッサはモディ ファイ・ステートにあるデータ・キャッシュ・ラインをすべてライトバックし、命令 およびデータ・キャッシュ内の全ラインを無効化(

Invalidate

)し、次いでフラッ シュ・アクノリッジ特殊サイクルをドライブする。

Halt Cycle

A[4:3] = 00b FBh CLK

A[31:3]

BE[7:0]#

ADS#

M/IO#

D/C#

W/R#

BRDY#

62.

 基本特殊バス・サイクル(ホルト・サイクル)

シャットダウン・サイクル

63

で、シャットダウン(トリプル・フォールト)は波形の前半分で発生し、これに 続いてシャットダウン特殊サイクルが後半分で発生する。プロセッサは、ダブル・

フォールト(

-INT8

)をハンドリングする間に割り込みまたは例外が発生した場 合にシャットダウンに入るが、この事態はトリプル・フォールトとして認識される。

トリプル・フォールトに遭遇すると、プロセッサはバス上でのアクティビティを停 止し、シャットダウン特殊バス・サイクル(

BE[7:0]#=FEh

)を生成する。

プロセッサをシャットダウン状態から復旧させるためには、システム・ロジックが

NMI

INIT

RESET

または

SMI#

をアサートしなければならない。

Shutdown Occurs

(Triple Fault) Shutdown Special Cycle CLK

A[31:3]

BE[7:0]#

ADS#

LOCK#

M/IO#

D/C#

W/R#

D[63:0]

KEN#

BRDY#

A[4:3] = 00b FEh

63.

 シャットダウン・サイクル

ストップ

-

グラント&ストップ

-

クロック・ステート

64

および図

65

は、プロセッサが通常実行状態からストップ−グラント・ステー トへ、次いでストップ

-

クロック・ステートへ遷移し、またストップ

-

グラント・ステー トへ戻り、最終的に通常実行状態へ戻る過程を示す。一連の遷移は、プロセッサ がアサートされて

STPCLK#

をサンプリングした時点から開始される。次の命令 リタイアメント・バウンダリで

STPCLK#

割り込みを認識した時点で、プロセッサ

は下記のアクションを、番号で示した順序で実行する。

1.

命令パイプラインのフラッシュ。

2.

ペンディングおよび進行中の全バス・サイクルを完了。

3.

ストップ・グラント特殊バス・サイクルを実行して

STPCLK#

のアサートをア クノリッジ。

4.

ストップ・グラント特殊バス・サイクルの

BRDY#

がアサートされてサンプリ ングされた後、および

EWBE#

がアサートされてサンプリングされた後、内 部クロックを停止。

5.

システム・ロジックがバス・クロック

CLK

を停止する場合はストップ・クロッ ク・ステートに移行(オプション)。

STPCLK#

はレベル・センシティブな入力として各クロック・エッジでサンプリン グされるが、次の命令バウンダリまでは認識されない。システム・ロジックはこ の信号を同期・非同期のいずれでもドライブできる。非同期でアサートされた 場合、

STPCLK#

は最低

2

クロックのパルス幅にわたりアサートされなければな らない。

STPCLK#

は認識されるまでアサートされたままでなければならない が、これはストップ・グラント特殊サイクルの完了により表示される。

STPCLK# Sampled Asserted Stop Grant Special Cycle CLK

A[31:3]

BE[7:0]#

ADS#

M/IO#

D/C#

W/R#

CACHE#

STPCLK#

D[63:0]

KEN#

BRDY#

Stop Clock

A[4:3] = 10b FBh

64.

 ストップ

-

グラントおよびストップ

-

クロック・モード(パート

1

Stop Grant State (Re-entered after PLL stabilization)

STPCLK# Sampled Stop Clock

CLK A[31:3]

BE[7:0]#

ADS#

M/IO#

D/C#

W/R#

CACHE#

STPCLK#

D[63:0]

KEN#

BRDY#

Negated

Normal

65.

 ストップ

-

グラントおよびストップ

-

クロック・モード(パート

2

INIT

起動によるプロテクト・モードからリアル・モードへの遷移

INIT

は一般に、

I/O

ポートへの書き込みを伴う

BIOS

割り込みに応答してアサー トされる。これは、しばしば、

Ctrl-Alt-Del

キーボード入力への応答として現れ る。

BIOS

INIT

をアサートするポート(キーボード制御回路のポート

64

など)

へ書き込みを行う。

INIT

はまた、プロテクト・モードで拡張メモリへアクセスした 後リアル・モードへ戻らなければならない

80286

ソフトウェアをサポートすべく 使用される。

INIT

のアサートにより、プロセッサはパイプラインを空にし、大部分の内部ス テートを初期化し、

RESET

後に使用される、同じ命令実行開始点であるアドレス

FFFF_FFF0h

に分岐する。

RESET

の場合とは異なり、プロセッサはキャッシュ内 容、浮動小数点ステート、

MMX

ステート、モデル固有レジスタ(

MSR

)、

CR0

レジ スタの

CD

および

NW

ビット、タイム・スタンプ・カウンタおよびその他の固有内 部リソースをそのまま保存する。

66

に、

OS

I/O

ポートに書き込みを行い、その結果システム・ロジックが

INIT

をアサートした場合の一例を示す。アサートされた

INIT

のサンプリングは拡張 マイクロコード・シーケンスを開始し、このシーケンスはリセット・ロケーション である

FFFF_FFF0h

からのコード・フェッチで終端される。

INIT

は各クロック・

エッジでサンプリングされるが、次の命令バウンダリまでは認識されない。

I/O

ライト・サイクルの間、

INIT

は、それが

I/O

ライト命令とその次の命令の間のバウ ンダリで認識されるためには、

BRDY#

がアサートされてサンプリングされる前 の最低

3

クロック・エッジにわたりアサートされてサンプリングされなければな らない。同期でアサートされた場合、

INIT

は最小

1

クロックの間アサートできる。

非同期でアサートされた場合、最低

2

クロックにわたりネゲートされており、さら に最低

2

クロックのアサートがこれに後続しなければならない。

Code Fetch

FFFF_FFF0 INIT Sampled Asserted

CLK A[31:3]

BE[7:0]#

ADS#

M/IO#

D/C#

W/R#

D[63:0]

KEN#

BRDY#

INIT

66.

INIT

起動によるプロテクト・モードからリアル・モードへの遷移

7 パワーオン設定および初期化

パワーオン時には、システム・ロジックは

RESET

信号をアサートして、

AMD-K6

プロセッサをリセットしなければならない。プロセッサがアサートされた状態で

RESET

をサンプリングした場合、プロセッサは直ちに、パイプライン・キャッシュ、

浮動小数点ステート、

MMX

ステート、および全レジスタを含む、全内部リソース および内部ステートをフラッシュし、初期化する。次いでプロセッサはアドレス

FFFF_FFF0h

へジャンプし、命令の実行を開始する。

7.1 RESET の立ち下がり遷移中にサンプリングされる信号

ドキュメント内 000 (ページ 176-185)