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K J ベ鋤W

ドキュメント内 九州大学薬学研究科薬学専攻 (ページ 53-65)

挙隊側

( ε

伺)ぜ

4 2

件図比寸ぃ∞図

t l d D   t l d E   t l d D

斗止

t 2

重変異株、

f i 

A 変異株、

図 9 ‑ 4 ' 野生株、

F 因子江主主 ( a m ) 変 異 株 を 導 入 し た 細 胞 を D A P I を 用 い て 核 染

f i 

A  3 重変異株に、

f i 

A 変 異 株 ( C )

、斗Jill

野 生 株 (A) 、

色 を 行 っ た 光 学 顕 微 鏡 写 真 像 を 示 し た 。

フィラ 染 色 体 も 不 規 則 中 央 部 に 集 ま っ て 分 配 が 阻 害 さ れ て い る こ と

大 腸 菌 の 細 胞 分 裂 が 阻 害 さ れ て 斗

Q l z ̲

ム主

3

重 変 異 株 (

0 )

においては、

メ ン ト 状 に な り 、

野 生 株 に 比 べ 細 胞 の 長 さ が が観察される。斗Jill斗 M zfiA3 重変異株の場合、

こ れ は 斗 込 変 異 に よ る 斗 A 変 異 の 抑 圧 が 完 全 そ れ ほ ど 長 く な い も の も 混 じ る 。

t l d D   t l d E 変 異 に よ (  B )に示したように、

な も の で は な い た め で あ ろ う 。 なお、

細 胞 分 裂 阻 害 は 完 全 に 抑 圧 さ れ る 。 って F 因 子 l e t A ( a m ) 変 異 に よ る D N A 分配、

ιoES 変 異

F 因 子 l e t A ( a 皿)変異を抑圧する t  1  d D

t1  d  E 変異と同様に、

f i A

変 異 と の

2

重変異株は斗Jill、斗且 E 変 異 と

1 9 8 8 )   の場合、

( M i k i

弘 主

1 .

, 

(結果は示し z f i A 変 異 に よ り 再 び F 因 子

江 且

( a m )

変 異 株 感 受 性 と な

った

問機、

2 8 ‑ C  に て い な い )

Z̲ム企斗:: 

TnlQ_紅旦~2 重変異株は、理由は不明であるが、

お い て も か な り 強 い 増 殖 阻

を 受 け る と い う 非 常 に 興 味 深 い 性 質 を 示 す 。 また、

1 9 9 2 ) に 変 異 ( M a k i   e t   a l .

, 

L e t D 蛋 白 質 の 直 接 の 標 的 で あ る D N A

ジャイレース

e  t  ( M  

やはり F 因 子 比 込 ( a m ) 変 異 株 に 耐 性 と な る

を 生 じ た 立 込 変 異 株 も 、

f i A

変 異 と の

2

重 変 異 に な っ て も こ の 変 異 の 場 合 に は

E

︒ しかし、

nu u  nu u 

0hEA

a  1 .  

, 

(結果は示していない)。

F

因 子 江 民 ( a m ) 変 異 株 に 感 受 性 と な る こ と は な か っ た

紅旦~変異によ

1 d E、

t l d D

f i 

A 変異は、

以 上 の 結 果 を 要 約 す る と 、

細 胞 を L et  0 蛋 白 質 に よ る D N A 分 配 ・ 細 胞 分 裂 阻 害 に 感 受 る T l d 表 現 型 を 抑 圧 し 、

且江主変異による T l d 表 現 型 は 抑 圧 し な い と い う こ と に な る 。 こ の 性にするが、

G r o E 蛋 白 質 が な く T l d E

T  1  d D

結 果 は 、 以上 A

遺 伝 子

に 変 異 が 生 じ た 場 合 に は 、

てもし e t D 蛋 白 質 に よ る 大 腸 菌 染 色 体 分 配 阻 害 が 起 こ る が 、 以 上 五 遺 伝 子 が 野 生 型 G r o E 蛋 白 T l d E

で あ る 場 合 に は し e t D 蛋 白 質 に よ る 染 色 体 D N A 分 配 阻 害 に T l d D 、

野 生 型 Z f  i  A 蛋 白 質 は L e t D 蛋 白 質 に よ る 染 色 体 分 配 質 が 必 要 で あ る こ と を 示 す 。

T l d E

こ れ を 抑 え る 機 能 を 野 生 型 T l d D 、 阻 害 活 性 を 「 阻

害J

す る 活 性 を 持 ち 、

T l d 変異の一種である立工主と μ11 変 異 の

r o  E 蛋 白 質 が 持 つ も の と 推 測 さ れ る 。

L e t D 蛋 白 質 が G y r A 蛋 白 質 2 重 変 異 株 が L e t D 耐 性 の ま ま で あ っ た と い う 結 果 は 、

に 直 接 作 用 す る と 考 え る と よ く 説 明 で き る 。

‑ 9 9 ‑

‑ 9 8 ‑

10

章 総 括 お よ び 考 察

l

t  1  d D

t 1  d  E

遺 伝 子 に つ い て

F

因子の

1 e 

A

遺伝子、

1 e 

0

遺 伝 子 に よ る 大 腸 菌 染 色 体 分 配 ・ 細 胞 分 裂 調 節 の 分 子 機 構 を 明 ら か に す る こ と を 目 的 に 、 足 並 遺 伝 子 産 物 に よ る 増 殖 阻 害 を 受 け な く な っ た 大 腸 菌 変 異 株 を 分 離 し 、 そ の 解 析 を 行 う こ と に よ っ て 、 こ の 過 程 に 関 与 す る 遺 伝 子 、 蛋 白 質 を 明 ら か に す る こ と を 試 み た 。

我 々 の 研 究 室 で は 、 ク ロ ー ニ ン グ と 遺 伝 解 析 が 容 易 で あ っ た た め に 、 ひ と つ の 変 異 に よ っ て 辻 迫 遺 伝 子 産 物 に 耐 性 に な る と 同 時 に 増 殖 が 高 温 感 受 性 に な る よ う な 変 異 株 、 即 ち 、 許 容 温 度

( 2 8

0

C )

において、

L e t D

蛋 白 質 の 作 用 点 と し て の 活 性 は 失 っ て い る が 、 そ の 遺 伝 子 本 来 の 分 配 ・ 分 裂 蛋 白 質 と し て の 機 能 は 保 持 し て い る 織 な 変 異 株 を 分 離 し 解 析 し て き た 。 既 に 、 こ の よ う な 変 異 として、

3

つ の 遺 伝 子 が 明 ら か に さ れ て い る 。 そ の う ち

2

つ は 蛋 白 質 の 折 り 畳 み や 高 次 構 造 体 形 成 に 関 与 す る 分 子 シ ャ ペ ロ ン を コ ー ド す る

ιoES

ι

旦弘遺伝子 (図

1 0 ‑ 1 )

である

( M i k i t l

叫.,

1 9 8 8 ; i b i d

1 9 9 2 )

。 も う 一 つ は 、 大 腸 菌 の ト ポ イ ソ メ ラ ー ゼ

1 1

である

D N A

ジャイレースの

A

サ ブ ユ ニ ッ ト を コ ー ド す る 孟

Z

r A

遺 伝 子 ( 図

1 0 ‑

1)であった

( M i  k  i 弘 主 1 .

1 9 9 2 )

。 このうち、

G y r A

蛋 白 質 が

L e t  0

蛋 白 質 の 標 的 で あ る こ と は 、 遺 伝 学 的 に も

( M i k i t l

.

1 9 9 2 )

、 生 化 学 的 に も

( M a k i

弘 主

1 .

1 9 9 2 ;

真 木 私 信 ) 証 明 さ れ て いる。

本 研 究 に お い て は 、 こ れ ま で 遺 伝 解 析 や ク ロ ー ン 化 が 困 難 で あ っ た た め 解 析 さ れ ず に 残 さ れ て い た

、 l e t D

遺 伝 子 産 物 に 耐 性 と な っ て も 細 胞 の 増 殖 に 影 響 を 及 ぼ さ な い 型 の 変 異 株 、 増 殖 が 温 度 非 感 受 性 の 斗 止

( l o 1 e r a n c e t o   1 e t D   p r o d u c t   g r o w t h   i n h i b i  t i o n )

変 異 株 の 解 析 を 行 っ た 。 こ れ ら は

L e t D

耐 性 変 異 株の内、

99.5%

と大部分を占めるもので、

L e t D

蛋 白 質 に よ る 染 色 体 分 配 ・ 細 胞 分 裂 阻 害 の 過 程 に 於 て 最 も 主 要 な 位 置 を 占 め て い る 遺 伝 子 の 変 異 株 と 考 え ら れ る。この群の叫J!変異株は遺伝的な選択に使用可能な表現型がなかったために 解 析 さ れ ず に 残 さ れ て い た の で あ る が 、 本 研 究 に お い て

T n l

立を用いたトランス ポ ゾ ン ・ タ ギ ン グ 法 を 開 発 ・ 適 用 す る こ と に よ り 、 解 析 に 成 功 し た も の で あ る 。

‑ 1 0 0 ‑

mreDCB  t  7 1  

t l d O  

argR 

70 

serVargV 

groES&EL 

σ

3  

σ 3

3

 

E .  c o l i   Chromosome 

t l d E  

<0 

σ 3  

ヒー一一

(j) 

rscBC 

図 1 0 ‑ 1 I

θ

tO 遺伝子による染色体分配及び細胞分裂阻害に関与する宿主遺伝子 黒い線は、大腸菌染色体を示している。 l e t O 遺伝子による染色体分配及び細胞 分裂阻害に関与する遺伝子は太文字で示した。円の中に示した遺伝子は、染色体 分配に関与する遺伝子である。

‑ 1 0 1 ‑

そ の 結 果 、 足 旦 遺 伝 子 産 物 に よ る 増 殖 阻 害 に 、 そ れ ぞ れ

i l l

旦、

L

E

と 命 名 し た

2

つ の 新 し い 遺 伝 子 を 見 い だ す こ と が で き た 。 調 べ た

3 1

株 の 温 度 非 感 受 性 の

i l l

変 異 株 は 、 す べ て こ の ど ち ら か の 遺 伝 子 に 変 異 を 持 っ て い た の で 、

T l d

表 現 型 を持つ

L e t D

蛋 白 質 に よ る 増 殖 阻 害 に 関 与 す る 遺 伝 子 は 本 研 究 に よ り す べ て 明 ら かにすることができたと考えている。

1  d

遺伝子は、

T n

l Q の テ ト ラ サ イ ク リ ン 耐 性 遺 伝 子 を 指 標 に ク ロ ー ン 化 し 、 ク ロ ー ン 化 し た

D N A

断 片 を プ ロ ー プ に 小 原 ら の 大 腸 菌 整 列 ク ロ ー ン と の 雑 種 形 成 に よ り 大 腸 菌 染 色 体 上 に マ ッ ピ ン グ を 行 っ た 。 斗

d D

遺 伝 子 は 、 染 色 体 上

7 0 . 5

分 に 位 置 す る 新 し い 遺 伝 子 ( 図

1 0 ‑ 1 )

で、塩基配列より

4 8 1

ア ミ ノ 酸 残 基 か ら な る 分 子 量

5 , 1 0 0 0

の蛋白質をコードすることがわかった。

T l d D

蛋 白 質 は 等 電 点

7 . 6

の 疎 水 性 、 中 性 ア ミ ノ 酸 に 富 む 蛋 白 質 で 、 膜 蛋 白 質 と し て の 特 徴 は 持 た な い の で 細 胞 質 に 存 在 し て い る も の と 推 測 さ れ る 。 斗 且

E

遺 伝 子 は 、 染 色 体 上

9 6

分 に 位 置 し ( 図

1 0 ‑ 1 )

、 小 原 ら の 大 腸 菌 染 色 体 の 制 限 酵 素 地 図 の ギ ャ ッ プ 領 域 に か か っ て い る 点 が 特 徴 的 で あ る 。 塩 基 配 列 よ り

4 5 0

ア ミ ノ 酸 か ら な る 分 子 量

4 8 , 0 0 0

の蛋白質をコードしていると推定された。

T l d E

蛋 白 質 は 、 等 電 点

7

. 6

の 蛋 白 質 で 一 次 構 造 か ら 推 測 さ れ る 性 質 は

T l d D

蛋白質によく似ている。

T l d D

T l d E

両 蛋 白 質 の ア ミ ノ 酸 配 列 を 比 較 し た と こ ろ 、 両 者 の 聞 に ホ モ ロ ジ ー が 見 ら れ 、 同 一 ア ミ ノ 酸 レ ベ ル で

20%

、 近 縁 の ア ミ ノ 酸 を 含 め た 場 合 に は

69%

という 高 い 値 を 示 し た 。 こ れ ら2つ の 遺 伝 子 は 共 通 の 祖 先 か ら 進 化 し た 遺 伝 子 で あ る 可能性が考えられる。 蛋 白 質 デ ー タ ベ ー ス

S W I S S ‑ P R O TR e l  . 2 2

を 用 い て 類 縁 蛋 白 質 を 検 索 し た が 、 特 に 有 意 に 高 い ホ モ ロ ジ ー を 示 す 蛋 白 質 は 見 い だ さ れ な か っ た の で 、 こ の 面 か ら こ れ ら 蛋 白 質 の 機 能 を 推 測 す る こ と は で き な か っ た 。

t  1  d D

遺伝子、斗Ji1遺伝子を単独に遺伝子破壊を行っても、また、両遺 伝 子 を 共 に 破 壊 し て も 、 増 殖 、 構 造 等 特 に 変 化 が 見 ら れ る こ と は な か っ た 。 こ れ ら 遺 伝 子 は 大 腸 菌 の 増 殖 に と っ て 必 須 な 遺 伝 子 で は な い 様 に 見 受 け ら れ る 。

し か し 、 予 備 的 な 実 験 結 果 で あ る の で 本 文 に は 述 べ な か っ た が 、 低 コ ピ ー 数 の

i n i ‑ R

プ ラ ス ミ ド を 使 っ て 斗

d D

遺伝子を

2

倍 程 度 に 増 加 さ せ た 場 合 に は 、 細 胞 が

F

因 子

l e t A ( a r n )

変 異 株 (

L  e  t  0

蛋 白 質 ) に か な り 強 く 感 受 性 に な る こ と 、 ま た

t  1  d D

遺 伝 子 は

p B R 3 2 2

な ど 高 コ ピ ー 数 の プ ラ ス ミ ド に は ク ロ ー ン 化 で き な い こ と

‑ 1 0 2 ‑

などを考えると、少なくとも斗旦

E

遺 伝 子 は コ ー ド す る 蛋 白 質 の 量 を 変 化 さ せ る こ と に よ っ て 、 染 色 体

D N A

の 分 配 や 細 胞 増 殖 の 調 節 を 行 っ て い る 可 能 性 が あ る ように思われる。この点からも、以下に述べる以̲Q̲̲Q遺伝子の発現調節は興味深 し=。

t  1  d D

遺 伝 子 の 読 み 枠 と プ ロ モ ー タ ー 領 域 の 聞 に は 、 各

2

個の

R E P

配 列

( R e p e t i t i v e   E x t r a g e n i c   P a l i n d r o r n i c   S e q u e n c e )

配列

( S t e r ne t   a l .

, 

1 9 8 4 ;   G i l s o n   e t   a l .

, 

1 9 8 4 )

を 含 む 非 常 に よ く 保 存 さ れ た

9 1

塩 基 対 の 繰 り 返 し 配 列

( d i r e c t   r e p e a t s )

3 . 5

個 存 在 し て い た 。 こ れ ま で 報 告 さ れ て い る

R E P

配 列 は す べ て オ ペ ロ ン 聞 か 、 シ ス ト ロ ン 聞 に 位 置 し て お り 、 プ ロ モ ー タ ー と シ ス ト ロ ンの聞に見いだされた例は初めてである。

R E P

配 列 に は

D N A

ジ ヤ イ レ ー ス の

A

サ ブ ユ ニ ッ ト が 特 異 的 に 結 合 す る こ と が 知 ら れ て い る

( Y a n g &  A r n e s ,  1 9 8 8 )

の で 、 こ の 繰 り 返 し 配 列 は

t 1  d D

遺伝子のオペレーターとしての働きをもち、

D N A

ジ ヤ イ レ ー ス の

A

サ ブ ユ ニ ッ ト が こ の 遺 伝 子 の 発 現 を 調 節 し て い る 可 能 性 が 考 えられる。

D N A

ジ ャ イ レ ー ス が

t 1  d D

遺伝子の発現を調節し、

ιdD

蛋 白 質 は

L e t D

蛋 白 質 の

D N A

ジ ャ イ レ ー ス 活 性 調 節 を

r n o d u l a t e

す る と い う 形 の 調 節 の ネ ッ ト ワ ーク機構があるように思われる。

2

節 互主̲A遺伝子について

d D

、 斗 姐 変 異 株 解 析 の 際 、 こ れ ら の 変 異 を 抑 圧 す る 活 性 を 持 つ

T n l 0

挿 入 変 異 が 分 離 さ れ 、 こ れ を 解 析 す る こ と に よ り 新 し い 遺 伝 子 五 以

A

を 見 い だ す こ と が で き たo

z  f  i  A

遺 伝 子 は 染 色 体 上

5 8 . 2

分、

Uι2

遺伝子と立且

I

遺 伝 子 の 問 に 位 置 す る 遺 伝 子 で 、 塩 基 配 列 よ り

6 1

ア ミ ノ 酸 残 基 よ り な る 分 子 量

6

8 5 6

の蛋白 質をコードする。

Z f  i  A

蛋 白 質 は 、 分 子 量 が

6

8 0 0

と 非 常 に 小 さ い こ と 、 塩 基 性 ア ミ ノ 酸 が 比 較 的 多 く 等 電 点 が

8 . 0

と 塩 基 性 蛋 白 質 で あ る こ と な ど が 特 徴 で あ る 。 蛋 白 質 デ ー タ ベ ー ス か ら は ホ モ ロ ジ ー の あ る 蛋 白 質 は 見 い だ さ れ ず 、 こ の 面 か ら の 機 能 を 推 測 す る こ と は で き な か っ た 。 分 子 量 が 非 常 に 小 さ い 蛋 白 質 に は 、 大 腸 菌 の ヒ ス ト ン 様 蛋 白 質 と 言 わ れ る

H U

蛋白質、

H ‑ N S

蛋 白 質 、 コ リ シ ン

E

1  の 複 製 の プ ラ イ マ

‑RNA

R N A I I

との相互作用に関与する

R o p

蛋白質など、 核 酸

‑ 1 0 3 ‑

と相互作用を持つ蛋白質が見られるので、

Z f  i  A

蛋 白 質 も あ る い は 該 酸 と 相 互 作 用 を 持 つ 蛋 白 質 か も 知 れ な い 。 な お 、 斗 込 遺 伝 子 は

T n

lQ挿入変異として分離さ れ た の で 、 大 腸 菌 の 増 殖 に と っ て 必 須 で は な い と 推 測 さ れ る が 、

z i

Aι立~の

2

重 変 異 は か な り 強 い 増 殖 阻 害 を 示 す の で 、 こ の 点 に つ い て は 今 後 さ ら に 研 究 を進めることが必要であろう。

斗Jill、斗SlL、

ι

E

変異は、

L e  t D

蛋 白 質 に よ る 染 色 体

DNA

の 分 配 、 細 胞 分裂の阻害を抑圧する(これら変異株細胞中では、

LetD

蛋 白 質 に よ る 染 色 体 分 配・細胞分裂阻害が見られない)が、 t

1  d D

、斗益、

ι

E

変異と玉上凶変異の

2

重 変 異 株 で は 、 再 び

LetD

蛋 白 質 に よ る 染 色 体 分 配 ・ 細 胞 分 裂 阻 害 に 感 受 性 に な る 。 従 っ て 、 図

1 0 ‑ 2

のモデルに示したように、

4

込遺伝子が野生型である場合には、

LetD

蛋 白 質 の 大 腸 菌 染 色 体 分 配 阻 害 に

TldD

TldE

GroE

蛋白質が必要であるが、

zfiA

遺伝子 が 変異 し た 場 合に はこれらの蛋白質がなくても、

LetD

蛋 白 質 に よ る 染 色 体 分 配 阻 害 が 起 こ る と 推 測 さ れ る 。 こ の こ と か ら 、 私 は 、 野 生 型

ZfiA

蛋白 質は

LetD

蛋 白 質 の 染 色 体 分 配 阻 害 を 「 阻 害

J

す る 活 性 を 持 ち 、 こ れ を 抑 え る 機 能 を 野 生 型

TldD

TldE

GroE

蛋白質が持つものと考えている。即ち、五己主遺伝 子 と 、 以

J L Q

、斗姐、む立

E

遺伝子は互いに逆方向に働く

LetD

蛋 白 質 の 調 節 因 子 で あるという考えである。

L e t D

蛋 白 質 が

GyrA

蛋 白 質 に 直 接 作 用 す る と い う

Maki

( 1 9 9 2 )

の結果を考え併せると、

zfiA

t 1  d D

t 1  d  E

、紅旦

E

遺伝子は、

LetD

蛋白 質と

DNA

ジ ャ イ レ ー ス の 問 の 相 互 作 用 に 関 与 し て 、 こ れ を

r n o d u l a t e

す る 因 子 と 考 え る こ と も 出 来よう。 斗

A

変 異 の 一つ で あ る 立且変異は、

μjl

変 異 と

2

重 変 異 になってもし

etD

耐 性 の ま ま で あ っ た と い う 結 果 は 、 こ の 考 え を 支 持 す る も の と 思 わ れる。

本研究により、

F

因 子 の 江 民 遺 伝 子 、 江 民 遺 伝 子 に よ る 大 腸 菌 染 色 体 分 配 ・ 細 胞 分 裂 調 節 に 大 腸 菌 の 斗 丘

E

、叫且

E

i l l

企 と い う 新 し い 遺 伝 子 が 関 与 す る こ と を 見 い だ し た が 、 そ れ ら 遺 伝 子 が コ ー ド す る 蛋 白 質 の 分 子 レ ベ ル に お け る 機 能 の 解 析 に は 至 ら な か っ た 。 こ れ ら の 遺 伝 子 が し

etD

に よ る 細 胞 増 殖 阻 害 の 過 程 で ど の 織 な 役 割 を 果 た し て い る の か 、 さ ら に 、 こ れ ら の 遺 伝 子 が

F

因子を 持 た な い 細 胞 の 中 で ど の よ う な 役 割 を 果 た し て い る の か を 明 ら か に す る こ と が

‑ 1 0 4 ‑

LetD 機 能

の中和

⑪ 

A

J  @ 

活性型 ジャイレース

不活性型 ジャイレース

10

2 LetD

蛋白質による

DNA

ジャイレース活性調節の分子機構に関するモデル

LetD

蛋白質は、

LetA

蛋白質により作用が抑えられる。

LetD

蛋白質は、

LetA

蛋白 質が存在しない状態では、

DNA

ジャイレースに作用するが、この作用には丁

I d D

TldE

GroE

蛋白質が

Z f i A

蛋白質の機能を抑えることが必要である。

TldD

TldE

GroE

蛋白質が働かない状態では、

LetD

蛋白質の作用は

Z f i A

蛋白質により妨害され る。

‑ 1 0 5 ‑

ドキュメント内 九州大学薬学研究科薬学専攻 (ページ 53-65)

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